BENchmarkブログ

2021-08-11 18:18:00

【第246回】感謝力が下がると…

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

よく色々な自己啓発本で「感謝をする」という言葉が出てきます。

「感謝の必要性」を紹介している本は多々あるものの、正直私は最初理解出来ずにいました。

そもそも「感謝」とは「しなければいけない」と意識するものではなく、心から湧き上がるもの

だと思っていたので、どうもしっくり腹に落ちなかったのです。

どこかテクニックで感謝をしているように受け取ってしまっていたのです。

 

ただ、最近思ったのが「感謝力」は必要だなと思いました。

「感謝力」??

 

人間不思議なもので最初困っている時に助けてもらったときは当然ながら

感謝するのですが、助けてもらえるのが当たり前になると感謝しなくなるんです。

「有難いこと」」に慣れてしまっているんでしょうね。

「有難い」とは読んで字のごとく「有り難い」=「本来なら有り得ない」状況です。

 

ただ当の本人は「有難い」状況が「普通」になってしまっても、相手は違います。

当然「あいつ昔は感謝していたのに、最近変わったなぁ」と心のどこかで思ってしまう、これも人間です。

ただ、普段であれば気を遣っているので相手のちょっとした変化に気付き訂正出来るのですが、

感謝力が下がるとその相手の変化も感じられなくなってしまうので、人も離れ、お金も離れ、様々なチャンスも

離れてしまということを考えると、常に自分が今生きていられるのは「有り難いこと」として

注意していないと、真綿で自分の首を絞めることに繋がっていきます。

 

家族、友達、お客様、会社、同僚、取引先、どれ一つをとってもかけがえのない感謝の対象なのです。

「感謝力」が下がるということは「感度が下がる」ということです。

感度が下がれば当然何をするにしても良い結果を出すのが困難になってきます。

感謝出来ていること自体が感謝。

感謝して損なことなんて一つもないんじゃない?

2021-08-09 18:18:00

【第245回】あなたは今誰かの夢を叶えているのかもしれません

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

先日お会いさせて頂いた方は、素敵な女性で70歳を過ぎて資格を取り、

自宅の一角に事務所を構え起業された方でした。

結婚後専業主婦をやられ、お子さんも自立され、

可愛いお孫さんまでいらっしゃり、順風満帆の人生に見えるその方が、

何故今起業されたのか純粋に興味が湧き

 

「なぜ起業されたんですか?」とお尋ねしたところ

「死ぬまでに社長になってみるのが夢だったの」と、とても素敵な笑顔で答えて下さいました。

その方は続けて

「あなたは良いわねぇ、私の半分くらいの年で起業して、羨ましいわぁ」と

仰って頂いたときにハッとしました。

 

私は昔から起業したかった訳ではありません。

むしろサラリーマン時代からやっていることもそこまで変わらず、

企業に組しているか、個人でやっているかの違いくらいに思っていました。

でも、私が今やっていることは、彼女からしたら「ずっと想い続けていた夢」だったのです。

 

そう考えたら、たくさんの事を気付かせてくれました。

「今自分が五体満足で生きていられることは誰かの夢なのかもしれない」

「今車に乗って移動しているのは、どこかの誰かの夢なのかもしれない」

「今この仕事が出来て生計を立てられているのは、誰かの目指した夢なのかもしれない」

そう思うと、「自分の夢も誰かが叶えてくれている」という事に気付くと共に、

「自分自身も誰かの夢を叶えられているのだから、その人ががっかりしないようにしっかりしよう」と

心が引き締まる思いになりました。

 

きっとあなたも「誰かの夢」を叶えているんだと思います。

お互い、出来ればその「誰か」をがっかりさせないためにも

ずっとヒーローでいられるようにカッコつけていたくない?

 

2021-08-07 18:18:00

【第244回】変わることはアップデートすること

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

営業研修をさせて頂いた方からよく「お話しを聞いて意識が変わりました!」

「自分も営業を楽しめるように変わります!!」

「お客様のお役に立てるよう自分自身が変わります!!」

 

と、嬉しいお言葉を頂くのですが、「変わる」ということは

「アップデート」することなんだと思います。

 

「あのパソコンハイスペックだ!買い替えよう!!」といった感じで

我々人間も「あの出来る人カッコイイ!全身整形して全く一緒の人になろう!」

なんてやらないですよね。

 

人間においての「変わる」ということは「アップデートすること」なんです。

だからこそ、あなたはそのままでOKなんです。

変わる理由なんて一つもなく、そのままのあなたで「出来ることを一つずつ増やしていけばいい」のです。

自分の将来に期待しメラメラ闘志を燃やすもの素敵ですが、まずはあなたをあなた自身が受け入れてあげて、

認めてあげて、その上で着実にアップデートしていけばいいんじゃない?

2021-08-05 18:18:00

【第243回】会社に無断で副業する奴は…

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

最近副業を容認する企業がジワジワと増えてきました。

表向きには働き方の自由化を推奨しているのですが、

その背景にはコロナウィルスによる景気の低迷や業績不振によるものが

多いのが現実です。

 

ただ、まだまだ副業を容認している企業の数は多くありません。

在宅ワークも増え時間を持て余したり、給料が減ってしまって副業をせざるを

得ないという人も出てきている中で気を付けて欲し事は

「会社に無断で副業をしてはいけない」ということです。

どんな理由があろうが「会社に無断で副業をしてはいけません」。

 

なぜなら、当然のことですが会社はあなたにお給料を支払っています。

あなたの給料は日々の成果に対する対価+今後を期待する投資なのです。

サラリーマンは会社から投資されている状態なのです。

そんな中、投資家に黙って無断で違う事業をしていると、当然投資家からは

「おいおい、話がちがうじゃん!」ということになります。

また、無断で副業をしてしまった場合、一番迷惑をかけるのは「お客様」なんです。

 

良いと思って取り入れたサービスが実は悪い奴がやっていた。

こんな悲劇は有りません。

副業がダメなわけではないのです。会社に黙って副業するのが悪なのです。

いくら会社にバレないと思っていても、どんなに上手くやっても必ずバレます。

 

私は一度「会社から容認されているので副業を助けて欲しい」と言う人に手を差し伸べたことがあります。

結果大変なことになりました。

「会社から容認された」ということ自体が嘘。

いう事やる事全てが嘘、嘘、嘘。

私は悪事を手助けしてしまったのです。それ以上に自分の大切な人たちに悪者を紹介してしまい、

巻込み、とてつもないご迷惑をかけてしまったのです。

当然そんな人とは速攻で縁を切らせてもらいました。

そして関係各社にお詫びをして回りました。

 

会社に無断で副業をするということはたくさんの人に迷惑をかけます。

迷惑をかけて始まった事業は最初上手く行っても必ず継続出来ません。

だって応援してくれる人がいなくなるだけではなく、応援してくれていた人が

必死に足を引っ張るからです。

目先のお金に目がくらんで小銭稼ぎをするくらいなら、本業に本気を出していけばいいんじゃない?

2021-08-03 18:18:00

【第242回】ただ「紹介してくれ」と言う人は物乞いと一緒

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

良くも悪くも起業してからサラリーマン時代より、より沢山の人と出会うようになりました。

こんな素敵な人いままで出会ったことがない!こんな面白い人がこの世にいるとは!

とポジティブな出会いもありますが、意外に多いのが

「やれやれだぜ」と思う出会いです。

 

良くも悪くも弊社クライアント様は地域で活躍し、注目される方が数多くいらっしゃいます。

そして弊社自体も顧問数+顧問待ち顧客数が本当に有難いことにたくさんいて下さっています。

だからこそ、そんな人たちに簡単にアプローチ出来るのでは?と思ってか、

たくさんの人が「ベンチマークのお客さんを紹介して下さい!」と言ってこられます。

 

基本私は「紹介して下さい」と言う人には紹介しません。

何故なら「紹介して下さい」と言う人はある意味「物乞い」と一緒だと思っています。

 

紹介して下さい、楽をさせて下さい、時間を下さい、お金を下さい、こんな人を

大切なクライアント様に紹介出来る訳ないですよね?

こんな人を紹介してしまうと、こちらの信用問題に関わります。

それに「紹介して下さい」と言う人に限って、感謝が無い、礼儀が無い、常識が無い人が多いような気がします。

だからこそ「紹介して下さい」と言ってくる人はサラッと受け流し、

ただせっかくお会いさせて頂けたのも何かのご縁なので、「新規開拓の仕方」を

ちょろっとご案内させて頂きます。

 

では私がクライアント様にどんな人を紹介するかって?

それは「一緒に歯を食いしばってクライアント様の成功や夢をお手伝いしてくれる人」です。

それか「キラキラしていて良い運気を持っている人」です。

そういった人には共通点があります。

「私は〇〇の分野で人様のお役に立つことが出来るので、もし射場さんの大切な人で

〇〇について困っていらっしゃる方がいたら是非私を使ってください」と、

あくまで自分が楽になるのではなく、人様を楽にしようとしています。

 

だからこそ、あなたがもし本当に誰かに紹介をして欲しいと思うのであれば、

まずは「相手の成功にとことん尽力する」ことに徹すればいいんじゃない?