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【第836回】最低限のマナー
挨拶をしっかりする、身だしなみを清潔にする、時間を守る、約束を守る、感謝や謝罪を伝える、これが「最低限のマナー」であるにも関わらず、完璧に出来ている人はなかなかいらっしゃらないもの。全部出来ていない人は論外ですが、全部出来ている人もなかなかいなくて、挨拶はしっかりできるけど時間にルーズ、身だしなみは清潔だけど約束を忘れる、約束を破る、感謝は伝えられるけれど謝れないなどなど、どれかはできているけれどどれかができていない人と言うのはわたしも含めたくさんいます。完璧にはいきませんよね、だって人間だもの。ただ、「長期的にうまくいっている人」はこの全てが出来ていることが多いです。基本をしっかり出来る人や会社は強いもの。景気や市場の問題ではなく、こうして自分でも事業をやったりたくさんの経営者と携わらせていただくと結局今自分がやっていることがそのまま鏡となって自分に返ってきているんだなと思います。もし今現在、自分の環境に不満を持っているのであれば、ひょっとしたら自分自身の立ち振る舞いを振り返るチャンスなんじゃない?
【第830回】いちいち感動しようぜ
年を重ねるとたくさんの経験を経てか慣れによってか「感動する機会」が少なくなるものだと聞いたことがあります。はじめて食べた美味しいご飯も、最初は「ウマっ!!この料理すげぇ!!」と思っても何回も食べているとそれが「普通」になる。人様の気遣いや心遣いも同じで、いつの間にか有難い行為が「当たり前」になる。営業マンも初めて自分から商品を購入いただいたときは心から喜んだのに、いつしか買ってもらうことが当たり前になる。わたしは一番最初にバイトしたのがファミレスで、一番最初に作った料理は「お子様パンケーキ」というパンケーキにチョコソースでニコニコマークを描いてホイップとバナナを添えるという料理だったのですが、お皿が綺麗に空になって返ってきたときとても嬉しかったことを覚えていますが、バイトも終盤になると流れ作業で嬉しいとかではなくただ「作業」としてこなしていました。でも、今は毎回クライアント様のもとにお客様からお問合わせが入る度にいつも心から嬉しいし、なんならホームページのアクセス数がちょっとでも上がっただけでも嬉しいし、だからこそこの「嬉しい」が当たり前にならないように気を付けないといけないし、そのために必要なことは「本気で取り組む」ということかと思います。限られた時間、限られた人生、少しでも多く心を震わせ感動したいですもんね、なんかわかった気になって喜ぶことやキズつくことにも慣れて、全てをつまらなそうに生きるなんて耐えられない。死んだように生きるのなんて耐えられない、だって勿体ないもの!朝の気候が過ごしやすかった!卵がキレイに割れた!買い物行ったら駐車場が空いてた!ポテトチップスのコンソメ味の中でひときわ濃いやつと遭遇できた!人と苦楽を分かち合えた!人の成功に喜べた!勇気を出して自分から挨拶が出来た!雲がなんかいい感じの形だった!なんでもいいのです。いちいち感動していきましょうよ。人生と言う名の旅が終わって、振り返ったとき、愛しい人たちとあの世で出会ったとき、あの世でまで愚痴るのか?「いやぁ~、やり切りましたわ!完全に元とりましたわ!ひょっとして自分世界一人生を愉しませてもらったかもしれやせん!」と言えるのか?あなたは人生が終わった後なんて言いたい?
【第829回】神様は空白を埋めに来る
少し前にクライアント様先で新規のお問合わせが入り、「イエーィ!!」となっていたのですが、どうやらそのお問合わせ顧客と馬が合わないようで「だったらお断りしちゃってもいいんじゃないですかねぇ?」という話になり、そのクライアント様の素敵なところが本当にそのお客さんをお断りされて「これからどうしましょうかねぇ?」となっった途端に別の新規のお客様からのお問合わせをいただきとんとん拍子でご契約されて、やはり「ポケットを空けると新しいものが入ってくるもんだなぁ」と感心したことを違うクライアント様とお話ししていると「神様は空白を埋めに来るからねぇ」としみじみお話しされていた言葉が刺さりまくりました。わたしも起業したての際、顧問数もまだ少ない中でお金を稼ぐために本当に嫌な人と顧問契約を結んでしまって、結局それが我慢できずに秒で顧問契約を解除させていただいた際に、正直お金に対しての不安はあったもののそこから一気に違う会社から顧問依頼を怒涛の如く顧問依頼のお声がけをいただいた際に、「ポケットに空きをつくらないと、新しい物事は入ってこないものだな」と実感させていただきました。失うことを恐れると、おのずと動きも制限され心も固くなり生きづらくなるもの。新しい「ご縁」に出会うためにあえて「空白」を作ってもいいんじゃない?
【第827回】手放せば軽くなる、軽くなれば満ち足りる
生まれたときは体一つで生まれてきて、そこから目に見えるもの、目に見えないもの問わずたくさんの「モノ」を求めて、求めて身に付ければ身に付けるほど身動きが取れなくなり、それを人は「執着」と呼び、せっかく必死になって手に入れたものを手放せば手放すほど心が軽くなり満ち足りていき、そこで初めて「最初から満ち足りていた」ということを知り、それを人は「悟り」と呼ぶのかもしれません。弊社のクライアント様で「お金第一!」という方は非常に少なく、それよりも「自由」や「やりがい」や「貢献」ということに注力していらっしゃる方が多く、そういう人になればなるほど経済的にも精神的にも益々豊かになっていらっしゃるなと思います。最近わたしも「毎週10個何かを手放そう」と毎週書類やら服やらモノやらを意図的に手放しているのですが、非常に心にとって健康で過ごしやすくなっています。最期にはこの身体も手放し魂だけになったとき、とても満たされた気持ちになるのでしょうね。自分自身も支えてくださる人たちのお陰で、精神的にも経済的にも非常に豊かな状態が続いていて穏やかで健やかな毎日だからこそ、損得なく真摯な気持ちでクライアント様と携われていることは本当に有難いことだと思っています。起業したときの理念として「お金儲けをするのではなく、人の役に立つことだけしかしない」と決めたことを心から良かったと思えています。もし今窮屈に感じているのであれば、今のポジション、過去の栄光、小さなプライド、「こうあるべき」という考え方を勇気を持ってちょっとずつ手放していけば軽くなれるんじゃない?
【第818回】有難い人生
先日名古屋にて講師をさせていただきました。早速主催者様からセミナー参加者のアンケート結果をお送りいただいたのですが、ギャン泣きです。基本いつもはアンケートはあまり気にせず、というかアンケートを気にしてしまうとどうしても「自分が伝えたいこと」ではなく「相手の顔色をうかがったもの」に内容が変更してしまいがちになるので、出来る限りアンケート結果に目を向けないようにしていたのですが、参加者のみなさまの愛あるアンケート結果に思わず涙がこぼれました。今回名古屋で開催されたものの、来場者の方はかなり遠方からお越しいただいている方もいたのですが「新幹線に乗ってきてよかった」というお言葉や、明らかにわたしよりも人生経験も経営者経験も積まれた方から「建築を志したときの想いが蘇った」というお言葉も。わたしは起業したときに「人の役に立つことだけしよう」と自分や社会に誓いました。自分が「その人の役に立つ」と思ったことだけを提案して生計を立てていこうと決めたのです。それで誰からも必要とされなかったり、評価してもらえないのであれば自分の「役に立つ」という考え方がズレているので、その時は潔くサラリーマンに戻る、違うお役立ちの場に身を置こうと思っていました。「売れる」「稼ぐ」ではなく「人のお役に立つ」。人のお役立ちというのは、「売上を伸ばす」「業績をV字回復させる」ということはもちろんですが「誰かの心を少しでも軽くする」「人に希望を持っていただく」「人に「いけるかも!?」という勇気を持っていただく」こともお役立ちだと思っています。今回セミナーを通じてたくさんの人のお役立ちに貢献出来たことがとても嬉しく、今回の講師の仕事をさせていただき心から感謝しております。また、中には顧問依頼やセミナー研修依頼のご要望を主催者にお願いしてくださった方もいらっしゃるとのこと。本当に有難いです。ただ、現状弊社では新規の顧問契約においては既存のクライアント様最優先の考えから相当お待ちいただくことになるのですが、研修講師、セミナー講師であれば4ヶ月?5ヶ月先には対応させていただけるかと思います。その間しっかりパワーアップしてより良い内容の研修やセミナーにしていきますので、ワクワクしながらお待ちいただけましたら幸いです。「仕事がある」というだけでも幸せなのに、その仕事がやりがいがある、幸せである、自分の居場所を作っていただけている、というのは本当に有難い人生だと思います。しっかりわたし自身がより成長し、携わる方のお役立ちに益々貢献できるよう精進して参ります。改めまして主催者のみなさま、協賛企業のみなさま、支えていただいたみなさま、本当にありがとございました。お陰で最高の気分で週末を迎えさせていただきます。今日はアンケートを酒の肴に、ニマニマしながら呑みます!