BENchmarkブログ

2025-12-25 18:18:00

【第1046回】足るを知る

わたくしごとですが、今から22年前の12月24日に妻とお付き合いすることになりまして、初デートはアルトというゴリゴリの軽自動車で鳥羽水族館まで行きまして、しかも下道でして、終始グダグダの初デートだったにも関わらずなんやかんやで結婚できまして、そして今に至るわけですがあのときから比べると今わたしの身の回りにあるものは22年前にはなかったものばかりです。家族も自身を取り巻く人間関係も、家も車も、当時から持っているものといったら親が作ってくれた貯金通帳とジャケットを少々、靴が一足くらいです。妻と「今あるものはすべて出会ってから手に入れたんだねぇ」と感慨深い思いになっていたときに思ったことは「そっか、全部もともとなかったものだ」ということと「今とても恵まれているなぁ」ということです。人間不思議なもので「今あるもの」は気付かないうちに「当たり前のもの」になってしまっていて普段はなかなか上手に目を向けることができていないのですが、改めて今あるもの、そして「今」そのものが存在していることに有難い思いと「どうせなかったものだからこれからも何とかなるっしょ」という気持ちが強くなりました。裸で産まれてきた我々は「死ぬときにパンツ一枚履いていたら勝ち組」なのです。仮にパンツを履いていなくても産まれてきた時より少しでも「豊かな心」になっていたらその人生は富多き人生だと思います。どうしようもない過去を考えて反省したり、どうなるかわからない未来にビビッているよりも「今」をしっかり感じる。そうすることによって心も少し軽くなるのでは?みなさま良いクリスマスをお過ごしください。

2025-12-21 18:18:00

【第1044回】脱・効率

わたしは基本愛知・岐阜・三重の顧問先が大多数なのですが、有難いことに東京や大阪、和歌山、最近では鳥取でも顧問先があり、基本訪問する際は顧問先とのミーティングが終了し次第どこにも寄らずにすぐ家に帰っていました。理由は「家が一番落ち着く」ということと「少しでも時間があるのであれば家でゆっくり休むためにも移動中の車内で仕事をしておきたい」という理由で、観光地や名物料理などには一切目を向けず家と顧問先のみの活動範囲だったのですが、先日顧問先とのミーティングで人生初の鳥取県に行くことなり、その日は午前中違う顧問先とのミーティングを車中で行う予定だったのですが急遽スケジュール変更となって少し時間に余裕ができたので、顧問先との距離もそこまで遠くなかったのでせっかくだし「鳥取砂丘」に行ってみるかとなり一人で鳥取砂丘に行きました。アホなので革靴で砂丘を歩いていたら足を取られまくり砂が入りまくりだったので途中から裸足になって40代中年男性一人が汗をかきながら砂丘を登っていました。最近活躍していなかった肺胞が「ポピューポピュー」と今まで聞いたことのない音を出しながら、汗腺も最大限に動いていて、でもこの時期の砂丘は少しヒンヤリとして肌には気持ちよく、「あ~、生きてるなぁ。肌と心で感じているなぁ」と思い「これも悪くないな。むしろ良きだな。」と思いました。サラリーマン時代も今も基本「効率」「無理無駄の排除」を徹底しておりましたが、せっかくこの地球に生まれてきて今でも生きていられているので、もう少し「無駄な時間」「仕事以外の体験」も増やしていこうと思えました。ただ、この経験ができたのも鳥取市で三重県と距離が離れているものの顧問契約を結んでいただいたクライアント様、そのクライアント様をご紹介いただいたクライアント様のお陰です。しっかり「無駄」から学び、成長し、更なる貢献に尽くして参ります。

2025-12-13 18:18:00

【第1040回】目に入るものは「メッセージ」

SNSが主流になっている昨今、ブログはかなり時代遅れになりつつも毎回このブログは投稿するたびに「4000人~6000人」が閲覧してくださるようになりました。嬉しいことに閲覧してくださっている方から「背中を押された気がします」や「悩んでいたことの答えがありました」という声を直接メールやら場合によってはわざわざお会いしてお伝えいただきこれほど嬉しいことはないのですが、わたしは「特定の人」に記載しているわけではなく、過去の自分や、未来の自分への戒めとして記載しているのですが、もしこのブログを目にして「何かを感じることができた」というのであれば、それはその人の守護霊様か何かがご自身の伝えたいことをこのブログを通じて本人に知らせてくださっているのだと思います。いきなりスピリチュアル的な話になりますが、わたしはよくどうしようもなく悩んだときや答えが見つからず迷ったときに「答えを受け入れます」と心の中で念じると、移動中の電車のつり革広告の文言にその答えがあったり、たまたま流れていたテレビから答えが流れたり、何かしら「導き」を感じることが多々あります。そうやって「メッセージ」を授けていただいているんだなぁと思うと嬉しく、温かく、幸せな気持ちになります。なので、もしあなたがこのブログからなにかしらの気付きや答えを得たのであれば、それはあなたを守ってくれている人からのメッセージなんだと思います。愛されてるやん?

2025-12-09 18:18:00

【第1038回】語る思い出をつくろう

最近不思議なことに「ご無沙汰」な人と会う機会が重なりました。一番最初は大学時代の友人です。彼は三重県亀山市に住んでいて、先日TVで亀山市の水道水から泥水が出てしまい生活に支障をきたしているというニュースを見て久しぶりにLINEを送りました「水大丈夫?射場家から汲んでこか?」と、ただこのLINE6年ぶりのLINEでした。コロナ前は毎年年末に集まって呑んでいたのですが、コロナから集まることもなく、気付けばあっという間に6年。ただ嬉しかったのがすぐ折り返しの連絡をくれたのですが、その瞬間にお互い20年前の学生のころに戻った気持ちになり、早速翌週呑みにいくことになりました。

また、仕事の面でも7年ほど前にお世話になったお客様から共通の知人を通じて連絡を取ることになり、「お互い変わったんだろうけど変わってないねぇ」と懐かしく温かな時間を過ごすことができました。

また、先日は前職の同僚というか、わたしにとっては「サラリーマンって最高だな、仲間と一緒に仕事をするって最高だな」と教えてくれた恩人から「転職する」という知らせを受けて久しぶりに会うことになりました。6年ぶりに会ったにも関わらず、当時お互い職場にギターを持ち込んで仕事終わりに「エンドレス長渕剛のモノマネ」を誰一人得をしないにも関わらず本気でやっていたこと、当時コロナが流行りだして事務所でわたしが「コロナウィルスってやつがめちゃくちゃ流行ってるらしい」というと「…パンデミックだ…」という彼に「パンデミックってどういう意味?」と尋ねると「わかりません」とノリだけで話す姿勢に狂気を感じたことなど当時のことがまるで昨日のことのように蘇りました。トントントンと昔の馴染みの方と会って話をするのですが、やはり盛り上がるのは「過去の失敗した話」や「過去の苦しかった話」です。苦労は不幸ではなく、未来の語る思い出に変わるのです。これはAIの言うことばかりきいていて無難な人生しか過ごしてこなかったらきっと話せないことだし、体験できないことです。自分の未来を輝かせるためにも、自分の魂をより美しくするためにもがむしゃらに頑張って、失敗して、ちゃんと傷つくことが必要なのだと思います。この話を聞いて何を言っているか理解できない?それはまだお子様ってことじゃない?

2025-12-07 18:18:00

【第1037回】AIが普及されて起こること

AIの進化は目まぐるしく、特にここ最近では検索するにしてもAIを活用する人が当たり前になってきました。わたしたちの生活の中にしっかり浸透されているAIですが、AIが普及されて起こること、それは「個の消滅」です。AIで書く文章は綺麗に書かれているけれど「心」や「個性」が入っていない。AIで描かれるイラストは綺麗に描かれているけれど「狂気」や「怒り」が込められていない、そうなると思っているより短い時間で人はますます「こうあるべき」「こうじゃないといけない」という気持ちが強くなり息苦しく生きていくことになります。「AIがおすすめしているから」「AIがこれが良いって言うから」と自分の脳ではなく「AIの操り人形」である状態が心地良いと思ってしまうようになるのでしょう。考えない人生は楽です、でも楽しくはない。最近不思議と「ご無沙汰」な人と何人も合う機会がありました。そこで盛り上がった話題は…。AIでは作れないドラマばかりです。どんな話かって?次回に続くんじゃない?

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