BENchmarkブログ
【第1195回】居場所が人を強くする
「居場所」や「役割」を与えられると人は自身が持っている能力以上の力を発揮できるようになります。逆に「あなたじゃなくてもいいよ」という態度を示してしまうと、人は心が折れてしまいます。わたしはサラリーマン時代、土日も休まず働いていました。それはもちろん自分のため、家族のためでもあったのですが一番は「会社のため」でした。
ただ、社長がお亡くなりになり、代が変わった際に「休日出勤はダメ」と言われた際に「こっちだってやりたくてやってへんわぃ!」と思ったことは今でも覚えています。「もうここでは頑張りたくない」と思ったことが起業したきっかけになったのかもしれません。
逆に今の顧問先のみなさまにはとても愛情を注いでいただいております。「自分がいていいんだ」「自分が頑張らないとダメだ」と思わせてくださるクライアント様ばかりです。「あなたがいないとダメなんですよ」と相手にしっかり伝えることが、相手が気持ちよく頑張ってくれるレシピかもしれませんね。あなたは大切なスタッフやビジネスパートナーに対して「その必要性」をしっかり伝えられていますか?
【第1194回】親の「愚痴」は呪い
こどもにとって親は「神」です。特に小さい子であればあるほど、頼る先は「親」しかないので、その影響力は多大なものになります。
では、そんな「神である親の愚痴」はこどもにとってどんな影響があるのか?それはいわば「呪い」だと思っています。
例えば親が「A子ちゃんのとこの子とは一緒に遊んじゃダメ」と言った日には子供は素直に「遊んじゃだめだ」と認識し距離を取るかと思います。では、愚痴の相手が「親」であれば?お父さんがお母さんの愚痴を言う、お母さんがお父さんの悪口を言う。これはこどもにとっては最悪です。特にこどもはより近くにいる「母親」を慕う傾向があるので母親が父親の悪口を言うと、こどもは父親を憎み、父親を無下に扱うようになります。父親はどんどん居場所をなくして最終的には心が折れてしまいます。
それくらい親の愚痴はこどもにとって「呪い」になってしまいます。
弊社では顧問契約を結ぶにあたり、できる限り経営者のご夫婦にお会いさせていただくようにしています。そこで伴侶に敬意がない会社に関しては、基本的には顧問契約はお断りさせていただいています。だって上手くいかないから。「夫婦喧嘩は犬も食わない」とはよく言ったもので、逆に夫婦仲が良い会社はどれだけ業績が悪くても上手くいくようになっています。世界にはこれだけ人が溢れているにも関わらず、伴侶に不満があって周りに愚痴ばかりまき散らすくらいであれば「離婚」という選択肢も悪くないんじゃない?
【第1185回】成功事例をアップデートできているか
人にもよりますが人は基本「変化」を嫌うもの。より「安全な道」を選ぶことによって生存率を上げて今に至るので人間が持つ「本能」といってもいいかもしれませんが、この「安全な道を選ぶ」ということがそもそも「危険」になってしまうこともあります。
例えば広告を出したとして、一度成果が出たからといってずっと同じ手法を使うのは時として危険な場合があります。先日とある広告代理店の方とお話ししている際に「うちはこんな折り込みチラシでお客様の集客をお手伝いしているんです!このチラシは30組来たんですよ!」と言ったチラシを見ると「2016年」のチラシ。
「あ~、今から10年近く前のチラシを営業トークに持ってくるということは、この人は約10年これ依頼成果に繋げられていないんだ…。」と自分自身で「ダメっぷり」を相手に晒してしまっているのですが、当の本人は気付いていません。怖や怖や…。成功事例は常にアップデートしていかなければいけません。あなたの選んでいるその手法、最後に成果が出たのはいつですか?
【第1182回】少子高齢化を受け入れた上での戦略
少子化、高齢化が問題となっている日本ですが、世界のいろんな国で女性が生涯で子どもを産む出生率を調べると日本よりも韓国、中国、そしてシンガポールは実はもっと少ないのです。そして驚くべきことに、シンガポールでは日本の数倍の予算を使い少子化対策を40年に渡り続けてきたのですが、合計特殊出生率(女性が生涯で子どもを産む数)は一向に改善されていないといった状態です。例えばシンガポールでは、お子さんを一人生むと最大20,000シンガポールドル、第二子は最大23,000シンガポールドル、第三子以降は32,000シンガポールドルとかなり手厚い補助金が出ているのですが、合計特殊出生数は2014年の1.26から2024年の0.97と毎年、下がり続けているのです。(1シンガポールドルは約125円)
すなわち、少子化対策を40年に渡り、強化してきたシンガポールでは、結果として全く効果が出ていないということ。
そんな現実があるにも関わらず「日本はこれから出生率がガンガン上がる!」と思って戦略を練ってしまうとドツボにハマってしまいます。
しっかり現実を受け止めて「少子高齢化」を前提として戦略を練っていく。だからこそ売上や会社規模をどんどん大きくしていくのではなく年間のしっかりした事業計画を練った上で2年、3年先まで固い見込みがある「ストック型経営」を取り組んでいく必要があるんじゃない?
【第1181回】商品でも会社規模でもなく
仕事が薄くなってくると、どうしても「新商品」や「新しいサービス」「新しい取り組み」に目が向きがちですが、結局のところ「応援してもらえる人」なのかどうかが「鍵」なのかと思っています。
挨拶できない人に好感は持てないよね?お礼や謝罪が出来ない人を応援しようとは思えないよね?散らかった接客スペースでどれだけ「丁寧な仕事をします!」と言っても信用されないよね?「やります!」と言ったことをやらないだけではく、それを何もなかったかのようにしちゃう人に仕事は頼まないよね?
どれだけ大きな会社でブランドがあっても、結局担当者の「人となり」が残念であればなかなか仕事には繋がりません。
「商品のことはよくわからないけど、一生懸命な姿勢に心を打たれたから買うわ!」と言ってもらえる新入社員のなんと多いことか。人は「心」がある生き物です。どれだけ時代が変わっても人の「心」は全く進化していません。ただ、いろんなことのスピードが速すぎるので「心」をすり減らしている人、余裕がない人は増えています。だからこそ「心」を大切にしている人や会社はこれから益々たくさんの人に重宝されるんじゃない?
