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【第843回】社長たるもの世界で一番自社を愛すべし
基本「こうあるべし!」とは普段言わないようにしていますし、価値観は人それぞれかと思うのですが、その上で声を大にして思うことは「社長たるもの世界中の誰よりも自社を愛すべし!」ということは声を大にしてお伝えしたいです。世界中の誰よりも会社のこと愛してやってよ、会社のこと誰よりも大切にしてやってよ、会社のこと誰よりも興味持ってあげてよと切に願います。わたしは株式会社BENchmarkが大好きです。わたしは男性なので、「子を産む」ということができません。ただ株式会社BENchmarkはわたしがわたしの意思でこの世に生み出した存在です。この子のお陰でたくさんの人に出会えました、この子のお陰でたくさんの楽しいことに出会わせていただいています。この子のお陰でたくさんお金も預かることができました。すごく愛おしい存在です。死ぬときは一緒にあの世にまで付いてきてほしい相棒です。問合せがくるたびに「やったなぁ!BENchmark!!」と思うし、HPやブログのアクセス数が伸びるたびに「頑張ってるなぁBENchmark!」と一人ニマニマしています。自社のことが愛せない経営者、自社に興味を持てない経営者は「その会社の経営者を辞めてしまえ」と本気で思います。だって会社が可哀そうだもの。人も会社も愛情を注げば注いだだけ応えてくれるもの。あなたの会社を「擬人化」してみてください。あなたネグレクトしてませんか?
【第842回】その付き合い本当に必要?
夜遅くまで飲み歩く、異業種交流会やセミナーに頻繁に顔を出す、ゴルフコンペに精を出す。年に何回か、それも本当に親しい友人や苦楽を共にする仲間とするのであれば問題はないのですが、世の中には頻繁に夜遅くまで飲み歩き、「会」というものには顔を出し、「仕事」と称して遊んでいる経営者が山のようにいます。ただ、株式会社BENchmarkクライアント様にこのような人はほとんどいません。最初はやっていたかもしれませんが、弊社とお付き合いするようになってその頻度が減っている人がほとんどかと思います。なぜかというと、こんなことをやっていたらわたしから「遊んでんじゃねぇよ」「現実逃避してんじゃねぇよ」「見栄張ってんじゃねぇよ」「本気で働けよ」と結構キツイ口調で指摘されるからかもしれません。一日24時間365日はみんな平等です。「働く時間」というより「仕事に本気で向き合う時間」は成果に比例すると思っています。むしろ、経営をするのであれば、それも法人化している会社であれば世のため、人のため、次の世代のために汗をかき「より良い社会」を仕事を通じて作り上げていかなくてはいけません。呑んで遊んで良い格好して成果がでる!?世の中そんなにスウィートじゃねぇよ。本気でやろう!
【第837回】勉強したら実際に試してみる
子どものころから勉強が大好きと言う人はあまりいないのかもしれませんが、大人になると勉強が楽しくなる人は多いのかと思います。なぜなら大人は自分が好きな知識や技術を取り組むための勉強だから。自発的だからこそ本気で勉強できるし、自発的だからこそ身に付く、だからより楽しくなる。ただ、多くの人は「勉強して満足」という方ばかりです。仕事がら顧問契約を結んでいるクライアント様は「勉強する⇒行動に移す⇒移していないと指摘する⇒行動に移す⇒結果に繋がる」になるのですが、セミナー講師の際はこちらが一方的に話をしてその後のフォローをするわけではないので、あとから主催者の方に「この前セミナーに参加された方ですがその後どうですか?」とお尋ねすると「セミナー後はテンションが上がっていたんですけどねぇ…」と「参考書を買って満足するパターン」に陥りがちです。特に世の経営者は勉強が大好き。いろんなセミナーに行っては勉強、いろんな付き合いに行っては勉強、ただそこで満足している。やった気になっている。「知っている」のと「やっている」のは雲泥の差です。だからこそ時には高いお金を払って自分にプレッシャーをかけるのかもしれません。セミナー講師をさせていただいている立場でこれを言ってはお終いかもしれませんが、「実践に勝る学びなし」です。MOVE!MOVE!!MOVE!!!そうするときっとたくさんのことを学べるんじゃない?
【第835回】自分の意思で止められる経営をしているのか?
わたしが事業をするにあたり大切にしていることは「自分でコントロールできているかどうか」を意識しています。事業を大きくすることは意外に簡単で、ただそれを継続していくことやコントロールしていくことは本当に難しいことです。以前業界でも有名な経営者とお話ししている際に、表面上は「The成功者」としてきらびやかに見せていたのですが、二人きりになったときとても疲れた顔をしていらっしゃって「ここまで大きくなったら止められない…」とお話しされた際に「この人はなんて不自由なんだろうか」と可哀そうに思いました。自分のやりたいことをするために事業をしているんじゃないのか?自分が愉しむために事業をしているんじゃないのか?自分で決められる自由があるのが経営者の醍醐味じゃないのか?改めて「なんのために経営者をやるのか」ということに気付かせていただいた瞬間でした。だからこそ弊社では借り入れは一切しない、事務所を借りたり立派な社屋を建てて商売をしない、スタッフを雇うのではなく仲間を増やし協力してもらう、後継者は作らない、「こうあるべき」という常識を常に疑いすべては顧客と自分の自由のために商売をしていくことを大切にしています。するとどうでしょう。物心ともに非常に豊かな人生を歩ませていただいています。世の経営者のみなさん、人の目や評価を気にするのではなく、本当に自分自身と向き合って「幸せな人生」を歩むための経営ができているのか、一度立ち止まって自問自答してみてもいいんじゃない?
【第834回】どこまで時間とお金をつかっていいのか事前に決めておく
株式会社BENchmarkでは、よくクライアント様とミーティングする際に「いつまでに」ということを決めていきます。「売上をいつまでにどれくらいまで持っていくのか?そのために予算はどこまでかけるのか?」を事前に決めていきます。その「いつまでに」も人によっては「1ヶ月」「1年」「5年」「10年」と期間はまちまちです。ただ、なぜ事前に決めておくかと言うと「行き当たりばったりにしないため」です。仮に広告宣伝費を事前に「年間10万まで」と決めて広告宣伝費をつかうのと、「今回は¥1万くらいつかってみようか!?」「今回は3万くらいにしてみる??」とつかっていくのでは精神的負担が違ってきます。「まともな状態で経営をしていくため」に「経営計画書」があるのです。目標を達成するために事前にゴールを明確にし、そのための行動目標を決めて実行していく。すべては準備の段階で勝負はついています。行き当たりばったり経営での「ラッキー」に期待して経営をしていくのはギャンブルと一緒です。事業はたくさんの人を巻き込むもの。人の貴重な時間やお金をギャンブルでつかってはいけません。しっかり事前に計画し着実に実行していきましょう。