BENchmarkブログ
【第1077回】未来なんてわからない
この世に「未来」を知る人は一人もいません。預言者と言われる人だって完璧に未来を予測することはできません。だからこそ、「未来はなんとでもなる」のです。去年業績が悪かったからといって今年も業績が悪いかというとそうではありません。逆に去年業績が良かったからといって、その業績の良さが今年も続くかと言われればそんなことの確証はありません。わたしは経営難の経営者とお話しする際に「決算書」を見ません。正確には「最優先として見ない」と言いますか、なぜなら経営難という時点で決算書の数字が悪いことは分かり切っていること。悪い結果を変えることはできないので、であれば気持ちを切り替えて「未来を見る」、それも「輝かしい未来を想像して創造していく」ことの方がよっぽど大切だと思っているからです。うまくいっていない結果を見ても、そもそもうまくいかない取り組みをしているのでうまくいかないのであって、そこを分析することに注力していくとうまくいかない取組みをそのまま継続してしまう可能性もあるのです。うまくいっていないのあれば思い切って今までのやり方、考え方を変える。それが「良い未来」をつくることに必要なことです。ただ、一番必要なことは「きっと良い未来になる!」とまずは信じることなんじゃない?
【第1075回】バカは死んだら治る
「馬鹿は死んでも治らない」という言葉があります。これは「愚かさや悪癖は本人が改めようとしない限り、死ぬまで治らない、どうしようもない」という意味ですが、逆を言うとバカは本人が自身の愚かさや悪癖に気付き改めようと覚悟を決めると治るのです。それは例えるならば「一度今の自分を殺すこと」になります。相当な覚悟や人生観を変えるような気付きが必要になるかもしれませんが、人は「変わることができる」ということです。物事がうまくいかない原因は、特に大人になってからは自身に原因があることが往々にしてあります。その現実を受け止めて、なりたい自分、ありたい自分、求める環境を明確にしわがままを殺し生まれ変わる。そうするときっと臨んだ環境を手にすることができます。ずっと長いこと経営がうまくいっていない、成果が残せていないのであればプライドは捨て一度自分をしっかり殺して生まれ変わればいいんじゃない?
【第1074回】黒字リストラする会社
今まで「リストラ」は業績が悪い会社がするものとされていましたが、DX化に伴い昨年末から「黒字リストラ」をする企業がちょくちょくニュースで取り上げられるようになりました。これは簡単にいうと「AIとかで人がいなくても出来るようになったのでバイバーイ」ということです。ただ、個人的には「黒字リストラする会社」は「アホだなぁ」と思ってしまいます。一時的には「出ていくお金」が減って「残るお金」が増えるので経営的にはウッハウハになるのでしょうが、仕事はどこまでいっても「人ありき」です。既存のスタッフは「俺もいつ首になるかわからん」と、優秀な人材であればあるほど「次」を考えます。また、これから入社するであろう人材も「あそこはいつ切られるかわからん」とリスクを考え入社候補から外すでしょう。顧客も「あそこは人を大切にしない自分のことだけを考える会社」と思う人も出てきて、結果「マイナスイメージ」が付き人材や顧客が離れていき最終的には苦しい状態を自ら生み出してしまいます。だからこそ「黒字リストラ」は「リスク」なのです。と、思ってしまうわたしの考えは古いのでしょうか??「今の時代はそんなもんですよ」というのであれば、そんな時代F〇CK OFF!!じゃない?
【第1073回】取引先から取引停止を告げられたら?
2026年1月から「下請法」が「中小受託取引適正化法」に変わり、「下請け」という言葉がなくなりつつあります。本来元請けは「選ぶ立場」、下請けは「選ばれる立場」であり、これは「お金を支払う側が上の立場」ということが理由ですが、お金を支払っている、もしくは支払おうとしている下請け業者から「取引停止」と言われる企業がたまにあります。これは「あなたとはお金をもらっても仕事はしたくないです」という意思表示です。もし、取引先から「取引停止」を告げられたらすぐさま自社スタッフを集め「自社の何が悪かったか」を追求する必要があります。それだけ「お金をもらってもお付き合いしたくない」と思われることは自社に致命的な欠点があるのです。ただ、下請け業者から取引停止を伝えられる企業はそもそも配慮と敬意に欠けるので「振り返ること」ができません。だから取引停止宣告をされる訳ですが。会社を潰すのは景気でも市場でもなく、その会社で指揮を取る経営者、そこで働くスタッフの立ち振る舞いです。自分たちの感覚を真摯に疑い、改善していく。これができない会社は社会から淘汰されるんじゃない?
【第1071回】出来る人のミッション
勤めていた際有難いことに売上は社内でブッチギリ1位を誇っていたのですが、わたしが勤めていた会社は比べるものは他者ではなく自身の「前年対比」でした。いかに去年の自分よりも成果を伸ばせているかが主たる評価になるのです。だからこそ、毎年前年の粗利10%アップが自身の計画になるのですが売り上げが上がれば上がるほど翌年厳しい環境に追い込まれます。ただ、だからといってセーブすることはなく全力で仕事に携わっていたのですが、もうさすがに「限界じゃない」という数字になった際に、わたしの直属の上司が社長に「射場はただでさえ誰よりも売っているし、これ以上計画を上げると潰れてしまう」と意見してくださった際に社長はなんと言ったかというと「出来る人は出来るスキルを持って生まれてきたのでやるのです」の一言。当時は「んな殺生な」と思いましたが、人の能力は不思議なもので出来るものなのです。だからこそ出来る人は天からその能力を授かったからこそやるしかないのです。そしてその力は自身のためではなく世の為、人の為に使うのです。そうすることが出来る人のミッションなのです。自身の能力は自身のものではなく天から授かり人や社会に育まれたもの。だからこそ、驕ることはせず感謝の気持ちを持って世の為、人の為に活かすことがミッションじゃない?
