BENchmarkブログ
【第1064回】私利私欲を捨ててこそ経営者
規模の大小に関わらず代表取締役は無限の責任を負います。資金面では債務の連帯保証人となります。そう考えると自分自身の通帳と感情的に区分はできません。自費で給料を支払っているのと同じ感覚になります。社員が遊んでいて喜んで給料を払えますか?無駄なものを購入できますか?これは代表取締役にしか味わえない感覚です。また、現預金をみて自分自身をコントロールする必要があります。広告費、人件費に投資するのか?新しい事業に投資するのか?私利私欲を捨て自制する事も大切です。経営トップは資金と感情のコントロールを上手くやることが重要です。代表だからといって「自由にやったるぜぃ!」ではいけないのです。法人はあくまで「個人のもの」ではなく「社会のもの」なのです。個人的に規模を大きくする必要はないかと思いますが、事業を継続し、利益を出し続け納税し富の再分配をしていく。贅沢するのが「経営者」ではないのです。銀行借り入れが膨大で今にも債務超過になりそうなのに外食したり、おしゃれしたり、飲み歩いたりしていると近い未来に社会から淘汰されちゃうんじゃない?
【第1062回】今ある環境でなんとかできないかに知恵を出す
売上が上がると大体の企業が「忙しくなる」ので、一人当たりの業務量を減らそうとスタッフを入れようとします。ただ、新たにスタッフを増やすとなると、経費がグッと上がるので必要な利益の額も比例して上がっていきます。そうなると今度は「社員を雇用しないといけないから稼がないといけない状態」になり、更に忙しくしていく必要があります。運よく業績が上がると更に忙しくなるので、そうなるとまた一人当たりの業務量を減らすためにスタッフを入れようとします、これが無限地獄の入り口です。ずっと業績が右肩上がりであればこのやり方でもいいのですが、この世のものに「絶対」は絶対ないのです。業績が悪くなってしまうと、規模が大きい会社になればなるほどシンドクなってしまいます。だからこそ、業績が上がったときだからこそ「今ある環境でなんとかならないのか?」ということに社長を含める全スタッフが知恵を出さないといけません。大きな改革だけではなく、「会議資料っていちいち紙に印刷する必要あるの?」や「既存のお客様に直接訪問で一日3件ミーティングするんであればリモートで一日5件ミーティングできないの?」や、「今一生懸命あくせくやってることって本当に必要?」と疑問を持つことも大切です。「一時の楽」のためにブクブク組織を太らすのなんてナンセンス。今ある環境でなんとかできないかということに知恵を出し、実際に試してみる。これこそがイノベーションじゃない?
【第1057回】自社に合った宣伝広告方法
一言に「商売」といってもその中身は様々。扱う人の個性も違えば、扱う商品・サービスも違ってきます。また、会社組織になってくると会社のカラーと言いますか、ブランドと言いますか、それらも違ってくるので同じ業種といっても事業の進め方が違ってきます。例えば「宣伝広告の方法」もその一つ。大手のようにTVCMをガンガン出せば成果は出るのか?と言うと成果の前に予算が底を付いてしまいます。ではYouTubeやSNSに力を全力投球すればいいか?となると、こちらも客層によっては頑張っても全く意味のないものになってしまいます。ではポスティングや野立て看板が効果的かというと、こちらもそのエリアの特性によって効果的かどうかは中長期的に実践して分析して継続していくかどうかを決めていかなくてはいけません。弊社顧問先でいうと、年間の広告宣伝費が同業種でいくと¥500万~¥1000万ほどかかっているところを年間10万~30万以内で成果に繋げていらっしゃる企業がほとんどです。これにはからくりがあって、弊社が顧問契約を結んでいる会社に共通していることは「人間力がとんでもなく高い人」ということです。そうなると、広告宣伝の主な手段が「口コミ」や「紹介」になるので、無駄な宣伝広告費を使う必要がないのです。効果的に成果を出すためにも「集客」は必須項目になります。その集客を獲得するための手段で、自社に合った宣伝広告方法は何なのか?をいち早く掴むことが勝敗を握るカギになるんじゃない?
【第1053回】事業をする上で一番のリスクは?
事業をしていく上で一番のリスクとはなんでしょう?景気が悪くなること?資金ショートすること?人が辞めること?どれもこれも大変な状況に変わりはないかもしれませんが、一番のリスクは「経営者自身がやる気をなくすこと」です。アントニオ猪木の名言「元気があればなんでもできる」ではないですが「やる気」があれば大抵のことはなんとかなります。「企業30年説」という言葉があります。これは企業が繁栄を謳歌できる期間は平均して30年程度であり、その後は経営環境の変化や事業継承などの壁に直面し多くの企業が衰退・消滅するするという考え方で、1980年代に日経ビジネスが提唱した説です。ただ、現代のビジネス環境ではその期間は更に短くなっているとも言われています。ただ、この「30年」という期間、なんとなく経営者の「やる気」にリンクしている気がします。20代~30代に起業したとしたら30年後は50代後半か60代半ば、おそらく子供も手を離れ場合によっては住宅ローンも支払い切ったか、残債も少なくなりそれまで貯めた蓄えで支払える額にもなり「肩の荷がおりたタイミング」なのでしょう。だからこそ、「もう事業辞めちゃお」となるのでしょうね。一番のリスクは「やる気をなくすこと」。希望と期待、情熱を持ち続け一人で事業を続けていくのは結構しんどいことです。だからこそ、「一緒に走ってくれる存在」がいれば、過酷な旅も「貴重な思い出」になるんじゃない?
【第1042回】財布の中にお金が入っていないのに買い物をしてはいけない
年末になるにつれ何かとお付き合いやら年末年始の準備やらで財布の紐が緩むこの時期。ただ、くれぐれもお金の遣い方は計画的に。以前このブログでも紹介したかもしれませんが、輸入商社時代にお世話になった社長からの教えの一つで「財布の中にお金が入っていないのに買い物をしてはいけない」という言葉があります。「?当たり前じゃない??」と思われる方がほとんどだと思うのですが、この当たり前ができない経営者がこの世には五万といます。お金がないのに銀行から借り入れを繰り返し「債務超過に陥る会社」、お金がないにも関わらず無理・無駄な投資(人・モノ)をした結果倒産する会社。アホな経営者は「銀行からの借り入れは返さなくても大丈夫!」とか言っちゃう人もいるのです。そもそも「お金の貸し借りをしてはいけない」と学ばなかったのでしょう、「借りたものは必ず返す」と教えてもらえなかったのでしょう。それはそれで可哀そうな人ですが、そうした人でなしがこの世にはたくさんいるのです。YouTubeやSNSで税理士や会計士も色々なことを好きなように言っていて、見る側も好きなように解釈しているのですが、基本は「自分の財布の中ですべてやりくりできる人」が最強で、本来それが当たり前なのです。「お金を稼ぐこと」「お金を増やすこと」を優先順位の高いところに持って行ってしまうと、必ず「不幸になる人」が増えるのです。人の役に立つこと、社会に貢献することばかりやっていると、嫌でもお金は増えてくるのです。やりたいことがあれば、しっかりお金を貯めてやったらいいのです。年末年始はプライベートでも仕事でも何かとお金を遣う時期です、何度も言いますがくれぐれもご利用は計画的に。
