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2024-11-04 18:18:00

【第837回】勉強したら実際に試してみる

子どものころから勉強が大好きと言う人はあまりいないのかもしれませんが、大人になると勉強が楽しくなる人は多いのかと思います。なぜなら大人は自分が好きな知識や技術を取り組むための勉強だから。自発的だからこそ本気で勉強できるし、自発的だからこそ身に付く、だからより楽しくなる。ただ、多くの人は「勉強して満足」という方ばかりです。仕事がら顧問契約を結んでいるクライアント様は「勉強する⇒行動に移す⇒移していないと指摘する⇒行動に移す⇒結果に繋がる」になるのですが、セミナー講師の際はこちらが一方的に話をしてその後のフォローをするわけではないので、あとから主催者の方に「この前セミナーに参加された方ですがその後どうですか?」とお尋ねすると「セミナー後はテンションが上がっていたんですけどねぇ…」と「参考書を買って満足するパターン」に陥りがちです。特に世の経営者は勉強が大好き。いろんなセミナーに行っては勉強、いろんな付き合いに行っては勉強、ただそこで満足している。やった気になっている。「知っている」のと「やっている」のは雲泥の差です。だからこそ時には高いお金を払って自分にプレッシャーをかけるのかもしれません。セミナー講師をさせていただいている立場でこれを言ってはお終いかもしれませんが、「実践に勝る学びなし」です。MOVE!MOVE!!MOVE!!!そうするときっとたくさんのことを学べるんじゃない?

2024-10-31 18:18:00

【第835回】自分の意思で止められる経営をしているのか?

わたしが事業をするにあたり大切にしていることは「自分でコントロールできているかどうか」を意識しています。事業を大きくすることは意外に簡単で、ただそれを継続していくことやコントロールしていくことは本当に難しいことです。以前業界でも有名な経営者とお話ししている際に、表面上は「The成功者」としてきらびやかに見せていたのですが、二人きりになったときとても疲れた顔をしていらっしゃって「ここまで大きくなったら止められない…」とお話しされた際に「この人はなんて不自由なんだろうか」と可哀そうに思いました。自分のやりたいことをするために事業をしているんじゃないのか?自分が愉しむために事業をしているんじゃないのか?自分で決められる自由があるのが経営者の醍醐味じゃないのか?改めて「なんのために経営者をやるのか」ということに気付かせていただいた瞬間でした。だからこそ弊社では借り入れは一切しない、事務所を借りたり立派な社屋を建てて商売をしない、スタッフを雇うのではなく仲間を増やし協力してもらう、後継者は作らない、「こうあるべき」という常識を常に疑いすべては顧客と自分の自由のために商売をしていくことを大切にしています。するとどうでしょう。物心ともに非常に豊かな人生を歩ませていただいています。世の経営者のみなさん、人の目や評価を気にするのではなく、本当に自分自身と向き合って「幸せな人生」を歩むための経営ができているのか、一度立ち止まって自問自答してみてもいいんじゃない?

2024-10-29 18:18:00

【第834回】どこまで時間とお金をつかっていいのか事前に決めておく

株式会社BENchmarkでは、よくクライアント様とミーティングする際に「いつまでに」ということを決めていきます。「売上をいつまでにどれくらいまで持っていくのか?そのために予算はどこまでかけるのか?」を事前に決めていきます。その「いつまでに」も人によっては「1ヶ月」「1年」「5年」「10年」と期間はまちまちです。ただ、なぜ事前に決めておくかと言うと「行き当たりばったりにしないため」です。仮に広告宣伝費を事前に「年間10万まで」と決めて広告宣伝費をつかうのと、「今回は¥1万くらいつかってみようか!?」「今回は3万くらいにしてみる??」とつかっていくのでは精神的負担が違ってきます。「まともな状態で経営をしていくため」に「経営計画書」があるのです。目標を達成するために事前にゴールを明確にし、そのための行動目標を決めて実行していく。すべては準備の段階で勝負はついています。行き当たりばったり経営での「ラッキー」に期待して経営をしていくのはギャンブルと一緒です。事業はたくさんの人を巻き込むもの。人の貴重な時間やお金をギャンブルでつかってはいけません。しっかり事前に計画し着実に実行していきましょう。

2024-10-25 18:18:00

【第832回】すべては志あってこそ

起業する際や、新たに事業を起こす際に「儲かりそうだから」という理由で挑戦しようとする人はたくさんいるものの、そうした人になればなるほどあまり事業を上手に継続できなていない傾向にあります。例えば「これからは少子高齢化の時代だから、たくさん亡くなる人が増えてくる!葬儀会社は儲かるチャンス!」と参入した会社と、「自分の大切な人を亡くした際に、葬儀会社の対応が最悪だった。だからこそ同じ思いをする人を増やさないために、自分が頑張って遺族やお亡くなりになった人に寄り添った葬儀会社を立ち上げたい!」と参入する会社。どちらのお世話になりたいか?前者はキレイな言葉を並べたり立派なホームページを準備して表面的には立派に見せるかもしれませんが、人はアホではありません。薄っぺらい作り上げられたブランドはあっさり見破られます。そうなると応援してくれる人どころか、愛想を尽かされ人もお金も離れていきます。どれだけ見せ方は下手でも、本気で覚悟を持って一生懸命世のため、人のために働いていると、必ず「見てくれている人」はいます。すると、そういった人が必ず応援してくれて力強い味方になってくれます。そうなると事業は上手くいきます。「これ絶対儲かるから!」と言っている人と「自分のすべてをかけて人のために頑張りたい」と言う人。今の自分自身の立ち回りはどちらでしょう?

2024-09-15 18:18:00

【第812回】仕事ってなに?

少し前ロンドンブーツの田村淳さんが四日市市で開催された三重県の小中学生とその家族を対象とした講演に講師として出演されて、たまたま運よくその講演を聞かせてもらえたのですが、質疑応答の際とある参加者が「わたしの周りは仕事をサボる人ばかりで、どうすればいいか?」という質問に対して「仕事ってお金を稼ぎに来ているんでしょ?稼ぐために働いているんだから稼いでいる分働いてくださいと言えばいい」という回答に「でもそれだと波風が立つから」という返答、それに対して「職場は仲良くなる場でなく、仕事をする場です。仕事を円滑に進めるためには仲が良かった方がいいけれど、仲良くなることを優先させると仕事の概念からズレる」という非常に的を得たことをおっしゃっていてさすがだなと思いました。そう、仕事って「お金を稼ぐためにやっている」というのが基本にあって、その上で成長ややりがいにいかに繋げていくのか?ということなんだと思います。日本の有名な経営者の一人である日本電産の森永さんも「もし会社に来るのが楽しい!というのであれば、わたしは社員からお金をもらいたい。会社は遊園地ではなく、社員を楽しませる場ではない、辛いこと、嫌なことを時間を費やしてやってもらうからこそ、会社は社員に給料を支払う」という言葉があるよう、きれいごとなしで考えると本来仕事は「厳しいもの」「苦しいもの」なのです。それを踏まえて楽しさを自分で見出しながら輝ける人が「カッコいい大人」なのです。「会社は社員をもっと楽しませろ」「社長は社員をもっと楽をさせろ」というお客様目線で働いているような人が年々増えているように感じます。それが恥ずかしいこと、間違っていることだということを時に経営者はビシッと言う必要もあるんじゃない?まぁわたしであればそもそもそんなアホは採用しませんが。

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