BENchmarkブログ
【第152回】瞬時に夢や目標を語れますか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日とあるクライアント様の全社ミーティングに参加させて頂きました。
このクライアント様は平均年齢が30歳前半といった非常に若くて勢いのある会社です。
私は社長との戦略ミーティングの後に、全社ミーティングにも参加させて頂いています。
前回ミーティングに参加させて頂いた際、とても面白い場に立ち会わせて頂きました。
社長が「今年初めての全社ミーティングだからそれぞれ今年の目標を仕事編とプライベート編で
発表しちゃおうよ」とスタッフさんに投げかけたところ、全てのスタッフさんが、とっさのことにも関わらず
「明確に」ご自身の目標をお話ししていらっしゃいました。
最近私は新たにご縁を頂く方、特に自分より年下の方とお話しさせて頂く際、
マーケティング調査も兼ねて「どんな夢をお持ちですか?」とお伺いさせて頂いています。
ほとんどが「ポカーン」です。
そんな中でのこのミーティングだったので、より衝撃が大きかったのですが、
瞬時に明確に自分の夢や目標を話せるということは
「普段から自分のテーマと目標を意識している」ということです。
ご自身が何をしたいか、そのためにどうすれば良いか普段から考えている人とそうでない人では
叶うスピードも出る成果も全く違います。
私の目標?
去年はセミナー講師としての活動が21件だったので、今年はしっかり時間を作って最低40件は
セミナー講師の仕事もお受けして、より多くの「悩める経営者、悩める営業マン」の助けになれるような
一年にしていきたいと思っている所存でございます。
【第151回】過去の栄光は足枷
ベンチマーク代表射場(いば)です。
働かない大人が増えている中で、働かない大人の共通点としては
「過去の栄光にいまだにしがみついている」というところがあります。
「過去にこれだけの成果を出した」
「過去こんなにも会社に貢献した」
こういった過去の栄光、成果は足枷(あしかせ)にしかなりません。
大切なことはいつまでたっても「今」です。
どうにも出来ない過去を振り返るより、どうなるか分からない未来に不安を抱くより
大切なことは「今どう生きているか」だと思います。
明るい未来の為に今何が出来るのか?何をすればいいのか?
そもそも自分が描く明るい未来ってどんな未来よ?
ほらほら、今後のことを考えていく上で過去の栄光って必要ですか?
過去の栄光にしがみつくのはヒマだから、未来をしっかり考えられていないから。
手に入れたものに依存するくらいなら、過去の成果も断捨離しちゃっていいんじゃない?
【第150回】買ってもらえなければ負け、ただし…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
営業職たるもの、とにかくお客様に買って頂かなければいけません。
どれだけ知識があろうと、どれだけしゃべれようと、どれだけ褒められようと
買ってもらわなければ負けなのです。
ただ、そんな中で気を付けて頂きたいのが
「気持ちよく買ってもらわないと、もっと負け」であるということです。
何が何でも自分の利益のことだけを考えて押し売りすると、
ひょっとしたらその場では購入頂いても、後々返品であったり、
もしかしたら取引がなくなるかもしれません。
営業職は「継続して購入頂く」ことが最も大切なことなんだと思います。
その為には、お客様に常に「気持ちよく」買って頂くことが必要です。
ただ「気持ちよく」というのは、媚を売ったり、お世辞を言ったりすることでは
ありません。
お客様が心から、自分にとって必要なサービスを受けた、お得なサービスを受けた、
サービスを受けることによってとても助かったと思って頂くということです。
買ってもらえなければ負け、ただし気持ちよく買ってもらえなければ、もっと負け
このことに注意していけば、あなた自身も気持ちよく営業を続けられるんじゃない?
【第149回】嬉し泣き出来てる?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日学生時代の友人と話していたときのことです。
彼は私と同じ年になり、今年で37歳になる年齢です。
世間では中間管理職とし、上司と部下の板挟みになるような年齢です。
そんな彼と仕事の話をしたときです。
やれ「上司は分かっていない」「部下は使えない」などネガティブな話ばかりでした。
随分ストレスが溜まっているんだろうなぁと思ったのと、あまりネガティブな
話は聞いていても良いもんじゃないなぁと思い
「ところで最近仕事を通じて嬉し泣きしたことある?」と尋ねてみました。
結果としては「きょとん」です。
「何言っちゃってんの?」「やばめの宗教に入ったの?」的な感じでした。
そんな時、今自分が置かれている環境はとても恵まれている環境なんだということ、
大好きな友達が「つまらない大人」になっていることに寂しくなっている自分に気付きました。
どこまでいっても我々は人間です。
お金を稼ぐためでも、誰かに不満を感じる為に生まれてきたのではなく、
「幸せになる為に生まれてきている」のだと思います。
幸せと感じるのは心です。
だからこそ、心を豊かにするための人生を歩まなけばいけません。
同僚、クライアント様と同じ目標に挑戦する、良い結果があれば喜びを分かち合う、
例え結果が悪くても諦めずに互いを鼓舞し合って成果と成長に繋げていく。
それこそが仕事の醍醐味です。
せっかく仕事に携わるのであれば
「心のこもった仕事」に携わっていこうぜ!
【第148回】頑張ったからお金をもらえるのではない
ベンチマーク代表射場(いば)です。
コロナウィルスが猛威を振るい早くも一年が経過しました。
コロナウィルスが蔓延して少しした時、メディアである病院が取り上げられました。
「ボーナスを支払わない」
それに対して医療従事者の方々が一気に退職されるというニュースです。
最終的に病院側が「ボーナスを出す」というところで折り合いはついたのですが、
これは「雇用者」と「被雇用者」の考え方が違うことを露骨に知らしめた内容だと思います。
現場で第一線で働いている側からすると
「こんなに危険な状態で休まず、いつも以上のハードワークで貢献しているのだから給料が上がって当然だろう」
という考えがあったと思います。だからこそのボーナスカットはかなりショックなことは容易に想像出来ます。
ただ、これはあくまでプロセス重視の考え方です。
病院側としては
「コロナウィルス患者を受け入れると、今まで4人の患者を1人で看ていたものを
1人の患者を4人のスタッフで看なければいけない。だからこそ、売上(売上といって良いかは不明ですが)が
全然上がらない割に経費ばかりがかかって赤字になってしまい、資金が無いためボーナスを出せない」
といった結果重視の考え方です。
ここでお伝えしたいことは、現実は時には残酷で
「頑張った人=お金を貰える」ではなく「結果を出した人=お金をもらえる」なんです。
家で徹夜で没ネタを描きまくった漫画家がお金持ちになれますか?
手作りの作品をたくさん作った作家さんが、作った商品全部売れてお金持ちになれますか?
お金=プロセスとは決してならないのがビジネスです。
よく「こんなに頑張ったのに給料が上がらない」とぼやいている人がいます。
ただ、その頑張り「本当に成果が出た頑張り」なの?
どうせ頑張るのなら「成果が出る頑張り」にしていこうじゃん?
その為に戦略が必要なのです。