BENchmarkブログ
【第907回】テストで100点取るよりもモテるほうに全力出しなよ
こどもたちへ
忍たま乱太郎のエンディングテーマで「100点なんか、取らなくていい大事なのは女の子にもてることだよ0点チャンピョン」という歌詞がありますが、まさにそれでお兄ちゃんは最近塾にも通い出して夜遅くまで勉強頑張ってるけど勉強を頑張れずにいたものの今を生きているお父さんからしたら「そんなに頑張らなくてもよくない?」と思ってしまうのは親としてどうかと思うけど、お父さんは「100点取れた!」よりも「好きなこと付き合えた!」という報告のほうが1000倍嬉しいよ。お兄ちゃんが密かに彼女が出来ていたことも嬉しかったし、今年のバレンタインに弟の方がチョコもガチ本命チョコもらってたのも嬉しかったよ。君たちが思っている1000倍嬉しかったよ。女の子に限らず君たちが「心底分かち合える友達ができた」と聞いたら嬉しいし、「人と携わることによって幸せを感じることができた!」と聞く度にきっと涙が出るほど嬉しくなるよ。そこには「点数」は入ってこないんだよ。むかしお父さんが年収¥1000万稼いだときおじいちゃんは「ほ~、すごいなぁ」くらいであまり大きなリアクションはなかったけど、結婚する!や子供を授かった!と報告したときのおじいちゃんの「でかした!!」という喜びように「えっ!?そっち??」と当時は思ったけど、親になった今だからこそその気持ちが分かるよ。お父さんは君たちに「良い点を取ってほし」や「稼いでほしい」と思っている訳ではなくて、「幸せになってほしい」と思って育てているよ。育てているのか育てられているのかは分からないけど、君たちが「幸せ!」「このために生まれてきた!」と思う機会が多ければ多いほどお父さんもお母さんも幸せだよ。勉強を頑張っている君たちにこれを言うと酷かもしれないけど、大切なことは「勉強」ではなく自分や自分が好きな人を幸せにするための「学び」や「知恵」だよ。仮にテストで「0点」を取っても「ROCKだろぅ!?」くらい言える人になったらお父さんは強く抱きしめるよ。愛してるぜ。
【第906回】人を試すな、人を試す人と付き合うな
こどもたちへ
来月4月からはそれぞれクラス替えもあって新しい環境になって、これからも君たちはたくさんの人と付き合っていきます。良い人もいれば悪い人もいます。ただし世の中には100%良い人もいないし、100%悪い人もいません。みんなどこかしら良い面と悪い面を持っていますが、お父さんは「良い面が多い人」と付き合うようにしています。お父さんの思う「良い人」と君たちの思う「良い人」は違うかもしれないし、違ってもいいと思うのですが、「これは付き合わない方がいいよ?」という人の条件として「人を試す人」とは付き合わない方が良いと思うし自分自身も人を試すような人にはなっちゃいけないと思います。お父さんは「評論家になるな、絶賛家になろう!」をテーマの一つとしていますが、人を試すということはそれだけ相手を下に見ているということ。人を馬鹿にする人が一番馬鹿です。人の悪口を言う人が一番悪いのです。「あいつはこうしてくれると思ってたんだけどなぁ」や「あいつがどう出るか試してやったんだ」という人がいたらそいつはきっと「勝手に人に甘えて依存して想い通りにいかないと逆恨みしてくるヤバい奴」なので、「どんな人と付き合うか」も大切だけど「どんな人と付き合わないか」もそれ以上に大切だよ。
【第887回】推しは推せるときに推せ!黒夢横浜ぴあアリーナ最高でした。
こどもたちへ
お父さんは昨日2月11日横浜に「黒夢」というバンドのライブを見に行ったよ。黒夢はお父さんが中学1年生の時に出会って鬼のようにハマって、ときには学校を休んでずっと一日中CDを聴いていたにも関わらずそれからすぐ無期限の活動休止になって、ボーカルは新しいバンドを組んだりソロをしていたりしたものの「やっぱ黒夢と違う感」が否めなくて、そしたらなんやかんやで10年ぶりに活動再開とか言い出して、でもその際お父さんは社会人になりたてでそもそもライブに行くという余裕もなくて、そしたらまた活動休止して、とかなんとか言っていると今回の「一夜限りの復活」みたいなライブをやって。最初は「いいなぁ」くらいで考えていたらお客さんから「一緒に行こうぜ」と誘ってもらって、でも最初は「忙し過ぎて無理っすわぁ」と言っていたら「清春もう56歳やで?あのシャウトが聴けるのはこれが最期じゃない?」と言われ「おぉ!そう言われればそうかも!」となって運良くチケットが取れて昨日そのライブに行ってきましたが、中学校でハマったバンドのライブにあれから20年以上経ってようやく行けたことがとても嬉しくて、それも仲の良い人と一緒に行けて、そう考えると自分も「限り」はあるものの、自分の「好きな人・好きなモノ」にも「限り」があることを改めて実感しました。そこでお父さんが君たちに伝えたいことは「推しは推せるときに推せ!」です。今ハマっているもの、ハマっている人、人からしたら「無駄遣いして…」「あれの何がいいのか?」と言わることもあるかもしれません。でもそんなこと気にせずたくさん無駄遣いしてください。それは君たちにとってきっと無駄じゃないから。その時必要と思うのであればガンガンお金を払って自分と推しを応援していきましょう。あと、普段自分は贅沢をしないのに「黒夢のライブ行こうかなぁ」と言った際に「いいじゃん!」と言ってくれた妻の悠子さん。本当に有難うございました。
【第883回】困ったときは頼ろう、ただ困ったときだけ頼るのはよそう
こどもたちへ
これからたくさんの出来事が起こります。もし困ったときは自分一人で考えることも大切です。まずは自分で考えて、ただそれでもダメなら人様に頼りましょう。そのとき大切なことは「困ったときだけ頼る」というのはやめた方がいいよ。相手もアホじゃないから「こいつ困ったときだけ頼ってきやがる」と一度でも思われてしまうと本当に困ったときに助けてくれなくなるよ。これが一番困るよ。そして困ったときに助けてもらったときはしっかりお礼と感謝を伝えるんだよ。助けてもらったのにお礼や敬意を払えないと「こいつは助けがいの無い奴だ」と思うのが人だよ。小さいお願いごとでも相手に何かをお願いしてそれをやってもらったときは必ず丁寧に感謝とお礼を伝えて、しんどいとき、大変なときに助けてもらった恩は決して忘れてはいけないよ。何年経っても、何回でもお礼を伝えて損なことはないのでしっかり感謝の心を忘れずに伝えるんだよ。ただ、自分が誰かに恩を与えることができた場合は「恩を与えたこと」をすぐ忘れるんだよ。「あんときこうしてやっただろう!」と思うことが損だし楽しくないので与えた恩はすぐ忘れて、もし恩を与えて相手から何も見返りや感謝が無かった場合は「徳を積んだ」と思っていつでもご機嫌でいましょう。人生は「どれだけ得たか」よりも「どれだけ与えることができたか」だと思うよ。死んであの世であったとき、お父さんとどっちが人に与えることができたか?を競い合ってもいいかもね。
【第874回】十分幸せにしてくれています
1月17日は次男の誕生日。彼は中々ROCKな産まれ方をしてくれて、妻が長男を連れて里帰りをして久しぶりの一人暮らしを満喫していたのですが、1月16日はなぜか「今日はお酒を呑まないほうがいいな」と想い、案の定日付が変わって深夜に電話が鳴って「陣痛が始まったから病院へ向かうね」と妻から連絡があって「よっしゃ!こっちも向かうわ!」と準備をしていたら、実家から病院に運んでくれている妻のお姉さんから連絡があって「車の中で産まれた!」と聞いて「うぇ~!?そんなことってあるんです!?マッハで向かいますわ!」と急いで病院に向かったらピースサインで迎えてくれる妻と生まれたばかりの次男がいて、「とりあえず今日は会社休むわ」と言ったら「しっかり働いてきてぇ」と妻に言われ通常営業で働くとお客様や上司、先輩から「なんで働いてんの?早く帰りなよ」と言っていただいて、そこでやっと改めて頭が整理されて「妻が無事でよかった」「こどもが無事に産まれてきてくれてよかった」と安心しました。長男は4月から中学三年生になり受験生、次男は中学1年生。二人とも優しくて真面目すぎるところもありますが、彼らのお陰で「あと一歩」と頑張ること、踏ん張ることが出来てきました。もしかしたら妻や子供たちがいなかったら「もういいかな」と諦めていたこと、逃げていたことが五万とあったかと思います。本来であれば本日は東京でクライアントの役員のみなさまと新年会に誘われていましたが、事情をお伝えすると「じゃあ日を変えましょう!」と当たり前のように言ってくださり、尚且つ帰りの時間も考えてミーテイング時間も配慮していただけたたことが本当に有難く、こうして周りの人に恵まれているのも、それを感じることが出来ているのも幸せなことだと思います。今日は東京でケーキを買って帰ります。