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2024-11-20 18:18:00

【第845回】やってあげているのか?やらせていただいているなのか?

先日久しぶりに心がザワつくことがあり、建築材料を販売する営業マンの方とお話しする機会があったのですが、その方は営業マンではあるものの住宅や建築のことをとても勉強していらっしゃって、その知識を駆使して担当先の家づくりをお手伝いしているとのことだったのですが、しきりに「あそこの会社は俺が救ってやった」「あそこの誰それは俺が鍛えたやった」「あそこは俺が担当したから業績が伸びた」とおっしゃっていて、その度に器の小さいわたしはイライラしていました。たまにサムいコンサルでもこの手の人はいまして、人様の成果を自分の手柄として語る非常に厚かましい姿勢に「この人とはお付き合いしたくないし、この人とお付き合いしている会社が可哀そうだな」とさえ思ってしまいました。仕事がら弊社もクライアント様の「お手伝いをさせていただく立場」ではあるものの、成果が出たらそれは全て「クライアント様の手柄」なのです。「頑張った本人の手柄」なのです。どれだけジムのインストラクターが優秀でも、実際に歯を食いしばって筋トレして筋肉を付けた本人が凄いのです。株式会社BENchmarkはクライアント様のお手伝いを「してあげている」のではなく、お手伝いを「させていただいている」のです。しかも弊社に顧問依頼をしていただく方は「経営的に困っている人」が顧問契約を結ぶきっかけです。今でこそ2年、3年、4年先まで仕事が埋まっているクライアント様も、みなさん最初はどん底の状態で弊社と出会い、なけなしのお金と貴重な時間を預けていただいているのです。にも関わらず「やってやってる」や「あそこはわたしが助けてやりましたからね」とか調子こいて言っちゃう人が取引先にいるのであれば、その顧問先に「こんな人と付き合っていたら品が下がるから取引を停止したほうがいいですよ」とお伝えするかと思います。ただ、「俺がやってやった」と言う人に限って大したことないザコだし、本人も潜在的にそれが分かっているから自分自身で吹聴するしかないのかな?と思います。映画でも漫画でも、「あいつは俺が育ててやったんだよ」と言うキャラって大体ヤバいやつじゃない?

2024-11-18 18:18:00

【第844回】選べる自由を支えてくれているのは

サラリーマン時代から生意気ながらわりかし「お客様」を選んでお取引をさせていただいていました。ただ、やはり会社という組織の中では「選べないこと」も多々あります。出勤時間、各種申請手続き、取引条件、お給料などなど「自分で決められないこと」はあります。ただ、他の会社員に比べわたしが働いていた輸入商社はこちらの想いや意見を尊重してくださり自由に色々チャレンジさせていただけたのは感謝しかありません。逆に新卒で入った東証一部上場企業であった不動産会社は全てにおいてガッチガチに管理されていたので息苦しくてしょうがなかったからこそ、個人の責任感が重くなる中小企業ではあるものの大企業よりはやりがいを感じて働かせていただきました。ただ、起業して思うことは「完全なる自由」です。時間・人・お金すべてが自由に選べる贅沢。これも全て弊社クライアント様が顧問契約を継続してくださるからであり、いつも応援してくださる人が応援してくださっているからであり、弊社のような小さな小さな会社にも関わらず顧問契約のご要望をいただく新規のお問合わせいただく方たちのお陰です。わたしにとって顧問先は「お客様」ではあるものの、お客様という言葉は少し違って、「戦友」と言いますか、この人生で出会えて、一緒に時間を共有出来て、共に苦楽を分かち合える尊い存在です。いつも応援してくださる方たちは、わたしのことを「本気で良くなれ」と思って愛情を持って接してくださる方たちばかりです。毎月このブログや弊社セミナーに参加いただいたことがきっかけで顧問依頼のご要望をいただく方たちのお陰で既存のクライアント様に「忖度なくお付き合い出来る」ということに繋がっています。本音でお付き合いし、本気でお付き合いし、それで機嫌を損なわれたりして「顧問契約解除じゃい!」と言われても「まぁ待ってくださる人もいるし、依存する必要はないわなぁ」と「相手に好かれること」ではなく「相手に成果を出してもらうこと」に注力できるのはコンスタントに新規の顧問依頼をいただいているからこそです。このようにわたしが感じる「自由」というのは、たくさんの人によって支えられています。だからこそ、携わらせていただいている人が経済的にも精神的にも、より自由に選べることが増えるよう支えていくことがわたしのすべきことなのかと思っています。もしあなたが「自由」を求めるのであれば、だからこそ誰かの「自由」をつくれる存在になれれば素敵じゃない?

2024-11-12 18:18:00

【第841回】今より目標が高いのであれば、今より頑張らないといけない

あなたには「人生の目標」がありますか?もっと偉くなりたい!もっとお金を稼ぎたい!もっと休みを増やしたい!人によってその大きさや「いつまでに」という期限は違うかもしれませんが、「今より良い状態になりたいのであれば、今より頑張らばいといけない」という当たり前のことを見て見ぬふりしがちになってしまうのが人間です。例えば、今より偉くなりたいのであれば、人様に尊敬してもらえるような立ち振る舞いや成果を出さなければいけないし、今よりお金を稼ぎたいのであれば、もっと頑張らないといけない、もっと休みを増やしたいのであれば、休んでも今の生活基準を下げないような所得を稼ぐ方法や仕組みを考えないといけないし、今よりよくなるのであれば少なくとも「今のままじゃ何も変わらない」のです。わたしのこのブログもそう。最初はクライアント様の「メモ変わり」として活用していたものの、「せっかくやるのであれば将来このブログから成果に繋げたいなぁ」と思い継続してきたからこそ、今ではこのブログを経由して毎月20社以上の企業から顧問依頼、講師依頼をいただけるほどになりました。みなさんに理由をお尋ねしたら「このブログの量」「ブログの継続力」とおっしゃっていただきます。お酒を呑んでぐたーっと寝ていたほうが楽かもしれません。娯楽に興じていたほうが楽しいのかもしれません。でもわたしは「頑張ること」を選択しました。結果「やっていて良かった」と心底思っています。あなたの目標やなりたい姿はどんなものですか?それに見合う動き方ができていますか?

2024-11-10 18:18:00

【第840回】カッコつけすぎるのはカッコ悪い

見てくれや立ち振る舞いに全くかっこつけないのもどうかと思いますが、高校1年生のときバスケ部に所属しておりまして、「1年生大会」という1年生だけで試合をする大会がありまして、開催校が自分の高校で同級生やら憧れの先輩やらが見に来ていて、思いっきりカッコつけたプレイをしていたら先生に見透かされてタイムアウト中に「お前らカッコつけてんじゃねぇよ!カッコ悪ぃんだよ!!」と言われ滅茶苦茶恥ずかしくなり、そこから必死になって頑張ったにも関わらずまさかの1回戦1点差で負けて高校1年生にも関わらずギャン泣きしたことは今ではいい思い出です。中学生の時の文化祭の準備の際も、「真面目なことがちょっとダサい」と思って友達と廊下でエアギターをして遊んでいたところ、教室で一人黙々と準備をしている普段おとなしい鈴木くんの真剣な目で作業を進めている姿を見て自分がとても恥ずかしくなり、超絶自己嫌悪になったものの「俺もやるぜ」と言えずに罪悪感と情けない気持ちを抱えそのままアホなことをしていたり、そんな恥ずかしい思い出は一生消えませんね。いつからか真面目=なんか恥ずかしいという思いが真面目じゃない=ダサいと気付けて、むしろダサくても一生懸命必死になって物事に取り組んでいる姿が何よりもカッコいいと知り物事に携わる際の取り組み方が変わってきました。わたしはいつでも「本気でいたい」と思っています。本気で楽しむし、本気で喜ぶし、本気で悲しむし、本気で怒るし、だからこそその姿を見て応援してくださる人、共に歩いてくれる人、一緒にいたいと思ってくださる人と一緒にいられることができて本当に幸せだと思っています。株式会社BENchmarkのクライアント様、協力業者様は「本気の人」が非常に多いです。携わる人の8割強は本気で物事に取り組む人ではないでしょうか?残りの二割はやはりまだどこかでカッコ付けちゃってます。この人たちにいかに本気になってもらえるかがわたしの腕の見せ所。ただ、結局相手に本気になってもらうためには自分自身がとことん本気でお付き合いしていくしかないと思います。わたしの越えなければいけない壁は他の誰でもなく私自身です。ダサくても必死にもがいて「ダサかっこいい大人」を取りに行きます!

2024-11-06 18:18:00

【第838回】自分よりアホな人の下につくのは最大の屈辱

サラリーマンの方で「うちの経営者は無能なんですよ」「ほんとにうちの社長は残念なんですよ」という言葉を発する方は結構な数でします。「うちの上司最低なんですよ~」と言う言葉に関しては「じゃあ、あなたがしっかり成果を出して上司を追い抜いちゃえばいいじゃない」とお伝えさせていただくのですが、「社長が無能」というワードが出た際にお伝えさせていただくことは「辞めたほうがいいんじゃない?」とお伝えさせていただきます。だって「自分よりアホな人の下につくのは最大の屈辱」だからです。アホに指示される、アホに指摘される、アホに使われる、アホに養ってもらう、もうこれは地獄の苦しみかと思います。この世には優れた人がたくさんいます。優秀な経営者、優しい経営者、尊敬できる経営者がたくさんいます。小さい世界を全てだと思わず、せっかく働くのであればあなたが「付いていきたい!」と思える経営者の下で働いたほうが限られた人生をより豊かに出来るのかもしれません。もし「自分がすごいと思える経営者はいない」と思うのであれば、あなたが経営者になっちゃってもいいんじゃない?

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