BENchmarkブログ
【第871回】真似る相手は考えよう
「学ぶ」の語源は「真似ぶ」と言われているほど、誰かの真似をするということは自身の成長に欠かせないことかと思います。親から言葉を真似る、先生の書き順を真似る、ライバルの身振り手振りを真似るなどなど、ビジネスだけではなく日常生活の中でも「真似る」という機会は非常に多いのですが、気を付けないといけないことは「上手な人から真似る」ということです。「上手な人を真似るから上手になる」当然のことです。逆を言えば「下手な人を真似ると下手になる」のです。当然ですよね?「そんなことあるの~??」と思われるかもしれませんが大いにあります。例えば成果も出ていないのにやたらとマウントを取りたがる先輩の言われた通りにやったら成果が出ない、成果が出ない経営者ばかりの集まりに入り浸っていても成果が出ないということは多々あります。上手くやっている人は上手くやっている人の近くにいます。そしてそれ以上に上手くいっている人は「そもそも群れない」のです。もし会社の先輩が「ロープレしてやるよ」と言ってきてくれても、成果が出ている先輩であれば「おなしゃす!!」と言ってお願いするべきですが、成果が出ていない先輩からの声がけであれば「ノーサンキューです!」と言う勇気も必要かもしれませんね。今あなたの周りにいる人は「居心地のいい人」ですか?「成果を出している人」ですか?
【第868回】心が乱れると客層も乱れる
株式会社BENchmarkが推奨する「ストック型経営」。一度基盤が出来ると市場の影響を受けずに計画的に経営が出来るので経済的にも心理的にも安定し事業を続けることが出来るのですが、では一度ストック型の波に乗れたからといって安泰かというとそうではありません。ストック型経営で一番大切なことは「自分を厳しく律する」ということがポイントになります。人間誰しも初心を忘れがちです。安定が続けば続くほど安心は慢心になり、慢心は油断になります。そうなるとどうなるか?お付き合いしてくれる業者さんはもちろんですが、「客層」がガラリと変わります。わたしが新卒時代に入社した不動産屋で上司から教えていただいたことは「顧客は担当者に似る」ということ。自分が丁寧に仕事に接していれば「丁寧なお客様」と出会えるし、自分が仕事に対して雑な対応をしていたら「雑なお客様」が集まるとのこと。まさにこの言葉の通りかと思います。「類は友を呼ぶ」です。ストック出来ている、安定経営が出来ているのは人様の支えがあってこそです。そこんとこを勘違いして調子に乗ってしまうと一生懸命積み上げてきた信頼・実績・ブランドが一気に崩れてしまうのです。だからこそわたしも伴走者として「調子こいてますね!」「勘違いしていますね!」「つまらない大人になっちゃいましたね!」と好きな人にわざと厳しい言葉をお伝えさせていただきます。逆を言えば、こうしておけば私自身も調子に乗ったときに「偉そうなこというけど射場も調子こいてるよね!?」と言ってもらいやすくなります。「軌道修正が出来る環境」というのも大切です。もし最近自社に集まる客層が「なんか違う」と思うのであれば、それは誰のせいでもなくあなた自身の問題です。ただ逆を言えば、しっかり覚悟を決めて仕事に丁寧に向き合うと、理想以上のお客様に出会えるもの。それも1年や2年ではなく「すぐに」です。本当にすぐに出会えます。ヘタをすれば今日にも出会えるかもしれません。そんな奇跡を今まで何十回、何百回と見てきました。仕事始め。心を整えて素敵な一年にしていけるかどうかはあなた次第じゃない?
【第863回】今年もお疲れ様でした(仕事納め)
実は12月25日から株式会社BENchmarkは年末休暇になります。サラリーマン時代は12月28日もしくは29日からが仕事納めだったのですが、独立して普段は土日祝日もずっと仕事をしっぱなしなので、「せめて年末はいつも支えてくれている妻と子供たちのために時間を使いたい」という想いと「人様が働いている時間からビールが飲みたい!」という想いで早めにお休みさせていただいています。今年も色々ありました。新しいご縁に新しい出来事、良いことばかりではなく40歳の「前厄」になったとたん「パソコンが壊れる」「外国籍+追突事故+当て逃げに遭う」などなかなかスリルとサスペンスに溢れた一年となりました。プライベートでは、わたしのことをいつも大切にしてくれて応援してくださる方が名曲「深夜高速」を生み出したフラワーカンパニーズのメンバーのご親族ということもあり、ここぞとばかりにコネを使ってライブのチケットを取っていただき,さらにはファミリー席でビールを吞みながらライブを愉しむという貴重な体験をさせていただいたり、その時対バンでライブをしていたTHE COLLECTORSというバンドにドハマりして「やっぱロック最高!もっとライブに行こう!」と思って中高生時代にハマりまくった黒夢のライブが東京であるとのことでクライアント様のお力も借りてチケットを獲りにいったにも関わらずチケットが取れなくて、にも関わらず先走って「東京言って革ジャン買って、あそこで買い物して…」とTheおのぼりさん的な予定だけ組んでキャッキャッしていて、結局何が言いたいかと言うと、僕は何も人として成長していないのではないか?むしろ何かと理由を付けて諦めることを覚えたつまらない大人になるのではなく、IQが卵の白身のカロリーくらいしかなくても愉しんでものごとに取り組んでいる、それも一人でではなく一緒に愉しんでくれるクライアント様がいるということが「これでいいんだ」と思えて。若干お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこのブログを書いている今ギャンギャンに呑んでいて自分でも何を書いているのかわかっていないのですが、今年も一年、みんな頑張ったじゃん、みんなベストを尽くしたじゃんってことで、なんやかんやで今から「家庭内接待大乱闘スマッシュブラザーズ」が始まるので、とりあえずカービィを選んでこどもたちにボコられてきます。みなさん仕事納めまであと3日?4日?5日?最後までベストを尽くしましょう!僕はベストを尽くしました!だから気持ちよく休ませていただきます!!!あと、来年2月11日に黒夢の横浜アリーナ追加講演が当たりましたのでその日は全力でお休みさせていただきます。それ以外は全力以上に頑張りますのでガンガンお仕事を振っていただけましたら幸いです。
【第861回】ファンになってもらうためのレシピ
2024年は全国で倒産件数が1万件を超えるほどで非常に苦戦をした企業が多かったのかと思います。幸い弊社クライアント様は4割超絶絶好調、5割好調、1割死にそうなところを脱却するために全力で奮闘中という状況です。なぜ同じ国、同じ県、同じエリア、同じ業種にも関わらず絶好調な会社と絶不調な会社があるのでしょうか?それは一言で言うと「ファンがいてくれているかどうか」かと思います。「人手不足」は「一緒に働きたいと思ってくれるファンがいない」ということ、「売上不足」は「自社や自社のサービス、商品のファンがいない」ということ。ブランドが確立している大企業は別かもしれませんが中小企業に必要な「ファンになってもらうためのレシピ」としては「がむしゃら」「必死」「人の役に立とうとしている」そして隠し味は「ちょっと困っている」ということではないでしょうか?この「困っている」というのは「助けを必要としている」ということです。困っていない人には助けは必要としていません。だからこそ誰も助けてくれません。どんなに絶好調でも「ちょっとした隙」が必要かもしれません。あなたは今どれだけのファンに支えられていますか?
【第860回】業務報告はコミュニケーションではない
先日いつも大変お世話になっている方からのご要望でとある会のセミナー講師をさせていただき、ずうずうしく懇親会にも参加させていただきたくさんの経営者の方とお話しさせていただく中で、「スタッフとのコミュニケーションの取り方」の話題になり、みなさん「うちは毎週必ずミーティングをやって仕事の進捗確認はしている」とお話しされる方がいらっしゃったのですが、実はそれって上司や経営者はコミュニケーションを取っているつもりでも、スタッフからしたら「業務報告」なんです。コミュニケーションというのは「相手を知る」「相手とチューニングを合わせる」ということなんです。「最近食べたこの鍋の素がめっちゃ美味しくてさ」「一番最初に勝ったCDって何?今日それ流しながら仕事しよっか」「最近あった嬉しかったことは?」などなど、仕事以外のことがコミュニケーションなのです。弊社もクライアント様との毎月のミーティングの中で仕事のことは6割、コミュニケーション4割、日によってはコミュニケーション5割ほどのときもありますが、その話の中から新しいアイデアが生まれてくることは多々あるので「無駄話」を大切にしています。年末も近くなり、忘年会を企画される方もいらっしゃるかと思います。せっかくの機会ですのでしっかりコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?