BENchmarkブログ
【第1097回】経営者の一番のリスクとは?
経営者の「リスク」とはなんでしょうか?借り入れを増やすこと?身の丈に合わない挑戦をすること?むしろ石橋を叩いて挑戦しないこと?年齢を重ねること?会社規模やその人の性分によっても「リスク」とはなかかな「これ!」とは言いづらいものですが、間違いなく言えることは経営者の一番のリスクは「やる気をなくすこと」だと思います。
「もうやりたくない」こうなってしまうと事業を継続することは困難です。「もうやりたくない」という気持ちはポジティブなものとネガティブなものがあります。ネガティブなものでいうと、わかりやすいものは「ストレス」。プレッシャーやうまくいかないことに対して「もうやりたくない」と思って事業を辞める場合もあれば、「もう十分お金も稼いだし、こどもたちも無事巣立ったし」というポジティブな「やる気のなくしかた」もあります。ただ、どちらにしても事業は辞めてしまうことに変わりないので、もし「事業を続けたい」「事業を続ける必要がある」というのであれば、やはり「やる気をなくす理由」を潰していくことが大切じゃない?
【第1096回】10代20代で持てるカード
こどもたちへ
10代、20代で「持てるカード」は非常に少ないモノ。「学歴」であったり「資格」であったり、スポーツかなにかの「賞」であったり場合によっては「ルックス」だったりと、色々あるのかもしれませんが、「持てるカード」は非常に少ないのです。だからこそ、そこにフォーカスしがちになってしまうのですが、大人になると「持てるカード」がどんどん増えていきます。「お金」であったり、「地位」であったり「実績」であったり、ただそういった「ポジティブに見えがち」のものよりも「過去の失敗」や「悲しいできごと」「辛いできごと」「屈辱的なできごと」というカードの方が自分自身を救う最強の「ジョーカー」になったりするものです。
何を伝えたいかというと今君たちの周りを囲っていることは将来「あまり使わないカード」になる可能性が非常に高いということです。40代~60代といういい年こいて「俺〇〇大学出てるんだよね」や「ぼく中学の時部活で最優秀賞とったんですよ」と言っている奴は「過去の栄光にすがる痛い奴」なのです。
この春から二人とも「高校入学」「進級」となりますが、どんどん「カード」を増やしていきましょう。お父さんは「こんな音楽に影響を受けた」や「こんな映画を知れた」や「こんな景色を見ることができた」みたいに、とにかく「こんな経験を魂に刻めた」という「カード」が増えればいいなと思っています。世露死苦!!
なんでええ奴から先死ぬねん
親友が死んだ。正確には死んでた。1月13日。分かったのは今日。慣れ合う訳でも必要以上に絡む訳でもなく、ただいつも気にかけてくれてて毎年4月1日のエイプリルフールにバレバレの嘘のLINEを送ってくれてツッコんで「ではまた来年」と言い合う親友。高校のときに出会って、大学は違う大学に進んで、地元の友達でもなかったもののいつも一緒に遊んでいて。頭が良くて、昔から大人で達観していて、誰からも好かれていて、もちろん人からの悪口なんて聞いたこともなくて。結婚式も出てくれて、起業するときもたまたま連絡をくれて信用金庫で働いていたから経理を教えてほしいと言ったら自分も転職して間もなくて忙しい中でわざわざ夜仕事終わりに家まで来てくれて。
いつも4月1日だけやりとりしてたのに去年の10月いきなりめずらしく電話があって「俺らもう40やで、あっという間に50、60になってこのまま行ったら次に会うのお互いガン宣告されたときやで、飯でも行こうぜ」と誘われて。でも忙しくて行けなくて、「来年3月ころにスケジュール合わせていこうぜ」と伝えて電話を切って。そして昨日4月1日にも関わらず連絡がなくて、こっちからしょうもないLINEを送っても既読が付かなくて。営業マンでもないのにいつもレスポンスが早いくせに今朝になっても既読が付かなくて。胸騒ぎがしてネットで名前を検索すると「事故」の情報が出てきて。まさかの同姓同名かと思って仕事中かなと思って連絡したら転送先の番号のアナウンスがあって。「連絡先変えたんかいな。」と半分理解して半分理解したくなくて転送先に連絡をしたら出なくて。「良かった、やっぱ仕事中やんね」と思ったら初めて聞いた女性の声で「主人のご友人の方ですか?」と、なんでなん、なんでやねん、お前まだ子供小さいやん、お前めっちゃ奥さん大切にしてたやん、オレまだ何も返せてへんやん。もらってばっかやん。3月会うって言うてたやん。
怖かったやろ、いつもしんどいとき何も言わんとずっと一緒におってくれたのになんもできやんくてごめん。一番しんどいとき救いに行ってやれなくてごめん。亡くなったことに気付くまで時間がかかってごめん。もう全部ごめん。神様がいるなら僕の寿命を半分にしてもいいからあいつに分けてあげてほしい。もし時間を巻き戻して戻れるのであれば10月電話があったあのときに戻してほしい。すべての予定をかなぐり捨てて会えばよかった。「来年3月が当たり前にくる」と思っていた自分を殴りたい。結局この年になっても命の繊細さを何も学んでいない。奇跡的なことの積み重ねで生かされているこの命になんと慢心していたことか。
帰って妻に伝えたらわんわん泣いてた。そんなに絡んだこともなかったのに「何もお返しできていない」とすごく泣いてた。やっぱりお前はすごいよ。みんなファンにする。だからみんなが寂しい。みんなが悲しい。お前がいないと笑えない。きっとずっと悲しい。ずっとずっと悲しい。会わない時間が長くても会ったとたんに昨日会ってたかのように絡める、こういうのが「親友」って教えてくれた存在。感謝しかない。
奥様も「またお越しください」って言ってくださった。すごいよお前の奥さんは。お前に返せやんだぶんお前の家族にできることをすべてやるよ。死んだとき「お前と友達でよかったわ」っていってもらえるようにとことんやるよ。 ちゃんと空気もよんでやるよ。今更気付いたけどお前とオレイニシャルいっしょやんけ!なんで今やねん。夢枕出てきてくれ、わがまま言ってくれ、困らせてくれ、なんでも言うこと聞くよ。今までわがまま言う人じゃなかったやん、死んだあとくらいわがまま言いや。オレが死んだらまた遊んでや。ちゃんとあっちでゆっくり休みや。生まれ変わるときはまた一緒の時代に生まれよな。来世も友達でおらしてな。
【第1095回】父から与えられたもの
わたしの父は高校教師として家族を養ってくれました。母の節制もあり子供4人を奨学金も使わず大学に行かせてくれて、贅沢もせずお酒も呑まず(呑めず?)、たばこも吸わない、ギャンブルもしない、「真面目」を貫き通せる人です。また、父は母にはどうかわかりませんが子供たちの前では仕事の愚痴や人の悪口を一切言わず、弱音も聞いたことがありません。「今日行きたくない」や「もう仕事やめたい」など聞いたことはありません。だからといって「うぉ~!仕事楽しいぜ~!!」や「ワクワクするぜぇい!」というタイプでもなかったので、今思えば毎日歯を食いしばり本当にコツコツ真面目に働いてくれていたんだなぁと自分が仕事をするようになってから知りました。そのお陰で何不自由なく生きてこれました。小さいときは己の幼さから理不尽を感じたり、理解できなかったこともしばしばありましたが、今の自分と比べると父のほうがよっぽど立派な大人であり、良き父であったなと思います。今年1月に誤嚥性肺炎で死にかけて、そのときはに「毎月最低1回ミーティングをする」ということを自分で決めておいて約半分以上のクライアント様にミーティングの中止、延期をお願いし、その分ミーティングが出来なかったから顧問料も請求しなかったのですが、内心昨年末の納税額の多さとこどもの受験費用やら進学費用もあって収入が減ることにビクビクしていたのですがほとんどのクライアント様が「いつも費用以上によくやってくれているからいつも通り請求してください」とおっしゃっていただき、これも真面目にコツコツ顧問先や仕事に向き合えてきたからかなと思い、ここにも父や母からの教育のお陰、そして何より素敵な方と人生を共にさせていただけていることに心から感謝する機会になりました。父も無事退院出来て今日は父の誕生日。今年も父の誕生日に「おめでとう」と伝えることが出来て本当に幸せです。自分はお酒は呑むし「あ~今日は寝てたい~」と言うし、まだまだ大人になり切れていませんがちゃんとした大人になって親孝行していきますのでもう少し一緒にいてね。
【第1094回】芽吹く春
あっという間に3月も終わりもう4月。寒く長い冬の季節、葉を落とし一見枯れたように見える植物たちもしっかり栄養を蓄え新芽が顔を出し始めます。この地球に生きている限りどこまでいっても人間も自然の一部。春に芽吹き、夏に葉を茂らせ、秋に実を結び冬に葉を落とす。このサイクルは変わりません。冬は一見辛く、寂しい時期かもしれませんが実はこの季節があるからこそ、栄養を蓄えることが出来るだけではなく、来るべき春を愛おしく思い夏に喜びを覚え秋に充実感を味わうことができるのかもしれません。生きていると良いことも悪いこともありますが、辛く厳しい「冬の時期」もいつしか必ず芽吹くもの。「もう枯れてしまった」「もうダメだ」と思って木を抜いてしまったり、育てることを諦めてしまうのはもったいない。辛い状態が続けば続くほど「春」に近づいている証拠です。もし今、そして今まで辛い状態、キツイ状態が続いたのであれば、今からが「ご褒美タイム」なんじゃない?

