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【第840回】カッコつけすぎるのはカッコ悪い
見てくれや立ち振る舞いに全くかっこつけないのもどうかと思いますが、高校1年生のときバスケ部に所属しておりまして、「1年生大会」という1年生だけで試合をする大会がありまして、開催校が自分の高校で同級生やら憧れの先輩やらが見に来ていて、思いっきりカッコつけたプレイをしていたら先生に見透かされてタイムアウト中に「お前らカッコつけてんじゃねぇよ!カッコ悪ぃんだよ!!」と言われ滅茶苦茶恥ずかしくなり、そこから必死になって頑張ったにも関わらずまさかの1回戦1点差で負けて高校1年生にも関わらずギャン泣きしたことは今ではいい思い出です。中学生の時の文化祭の準備の際も、「真面目なことがちょっとダサい」と思って友達と廊下でエアギターをして遊んでいたところ、教室で一人黙々と準備をしている普段おとなしい鈴木くんの真剣な目で作業を進めている姿を見て自分がとても恥ずかしくなり、超絶自己嫌悪になったものの「俺もやるぜ」と言えずに罪悪感と情けない気持ちを抱えそのままアホなことをしていたり、そんな恥ずかしい思い出は一生消えませんね。いつからか真面目=なんか恥ずかしいという思いが真面目じゃない=ダサいと気付けて、むしろダサくても一生懸命必死になって物事に取り組んでいる姿が何よりもカッコいいと知り物事に携わる際の取り組み方が変わってきました。わたしはいつでも「本気でいたい」と思っています。本気で楽しむし、本気で喜ぶし、本気で悲しむし、本気で怒るし、だからこそその姿を見て応援してくださる人、共に歩いてくれる人、一緒にいたいと思ってくださる人と一緒にいられることができて本当に幸せだと思っています。株式会社BENchmarkのクライアント様、協力業者様は「本気の人」が非常に多いです。携わる人の8割強は本気で物事に取り組む人ではないでしょうか?残りの二割はやはりまだどこかでカッコ付けちゃってます。この人たちにいかに本気になってもらえるかがわたしの腕の見せ所。ただ、結局相手に本気になってもらうためには自分自身がとことん本気でお付き合いしていくしかないと思います。わたしの越えなければいけない壁は他の誰でもなく私自身です。ダサくても必死にもがいて「ダサかっこいい大人」を取りに行きます!
【第839回】自由になる
こどもたちへ
これから君たちはたくさんの人と会っていきます。その中には「この人大好き!」と思える人もいれば「こいつの顔は二度と見たくない!!」という人もいるかと思います。もしかしたらもう既にいるかもしれません。人間不思議なもので「嫌いな人」のことの方が頭に残るもの。それだけ「怒り」や「悲しみ」「憎しみ」の想いは強いのです。ただ、君たちがいくら相手のことを憎んだり、怒ったり、呪ったりしても相手は何も変わりません。君たちがイライラ・モヤモヤしている時間も空いてはグースカ寝ています。もしかしたらパフェでも食べてご機嫌かもしれません。そう考えるとどうでしょう?なんか損した気持ちになりませんか?「あいつは気持ちよく寝ているのに、なんで俺だけこんなにイライラしてるんだ?」と思うとアホらしくなりませんか?限られた命、限られた時間、そんな貴重な時間の中で嫌な奴のことを考える時間はとても勿体ないもの。だからこそ、そんな負の感情は捨てる、捨てると相手から解放されるので自分自身が自由になれるのです。誰にも心を縛られない自由。自分の好きな人、自分の好きなもの、自分の心ときめくものだけで自分の心と頭を満たす。君たちの心を支配できるのは他の誰でもなく君たち自身です。だからこそ人に心の舵を奪われないよう、自分の心を自分で操作して自由な人生を歩んでほしいと思います。もし嫌いな相手が出てきて、心や頭からその人を消せたとき「これで自由になったぞ!!」と思いっきり叫んでみてください。きっと心の自由を実感できてなんとも言えない解放された気分になるはずです。
【第838回】自分よりアホな人の下につくのは最大の屈辱
サラリーマンの方で「うちの経営者は無能なんですよ」「ほんとにうちの社長は残念なんですよ」という言葉を発する方は結構な数でします。「うちの上司最低なんですよ~」と言う言葉に関しては「じゃあ、あなたがしっかり成果を出して上司を追い抜いちゃえばいいじゃない」とお伝えさせていただくのですが、「社長が無能」というワードが出た際にお伝えさせていただくことは「辞めたほうがいいんじゃない?」とお伝えさせていただきます。だって「自分よりアホな人の下につくのは最大の屈辱」だからです。アホに指示される、アホに指摘される、アホに使われる、アホに養ってもらう、もうこれは地獄の苦しみかと思います。この世には優れた人がたくさんいます。優秀な経営者、優しい経営者、尊敬できる経営者がたくさんいます。小さい世界を全てだと思わず、せっかく働くのであればあなたが「付いていきたい!」と思える経営者の下で働いたほうが限られた人生をより豊かに出来るのかもしれません。もし「自分がすごいと思える経営者はいない」と思うのであれば、あなたが経営者になっちゃってもいいんじゃない?
【第837回】勉強したら実際に試してみる
子どものころから勉強が大好きと言う人はあまりいないのかもしれませんが、大人になると勉強が楽しくなる人は多いのかと思います。なぜなら大人は自分が好きな知識や技術を取り組むための勉強だから。自発的だからこそ本気で勉強できるし、自発的だからこそ身に付く、だからより楽しくなる。ただ、多くの人は「勉強して満足」という方ばかりです。仕事がら顧問契約を結んでいるクライアント様は「勉強する⇒行動に移す⇒移していないと指摘する⇒行動に移す⇒結果に繋がる」になるのですが、セミナー講師の際はこちらが一方的に話をしてその後のフォローをするわけではないので、あとから主催者の方に「この前セミナーに参加された方ですがその後どうですか?」とお尋ねすると「セミナー後はテンションが上がっていたんですけどねぇ…」と「参考書を買って満足するパターン」に陥りがちです。特に世の経営者は勉強が大好き。いろんなセミナーに行っては勉強、いろんな付き合いに行っては勉強、ただそこで満足している。やった気になっている。「知っている」のと「やっている」のは雲泥の差です。だからこそ時には高いお金を払って自分にプレッシャーをかけるのかもしれません。セミナー講師をさせていただいている立場でこれを言ってはお終いかもしれませんが、「実践に勝る学びなし」です。MOVE!MOVE!!MOVE!!!そうするときっとたくさんのことを学べるんじゃない?
【第836回】最低限のマナー
挨拶をしっかりする、身だしなみを清潔にする、時間を守る、約束を守る、感謝や謝罪を伝える、これが「最低限のマナー」であるにも関わらず、完璧に出来ている人はなかなかいらっしゃらないもの。全部出来ていない人は論外ですが、全部出来ている人もなかなかいなくて、挨拶はしっかりできるけど時間にルーズ、身だしなみは清潔だけど約束を忘れる、約束を破る、感謝は伝えられるけれど謝れないなどなど、どれかはできているけれどどれかができていない人と言うのはわたしも含めたくさんいます。完璧にはいきませんよね、だって人間だもの。ただ、「長期的にうまくいっている人」はこの全てが出来ていることが多いです。基本をしっかり出来る人や会社は強いもの。景気や市場の問題ではなく、こうして自分でも事業をやったりたくさんの経営者と携わらせていただくと結局今自分がやっていることがそのまま鏡となって自分に返ってきているんだなと思います。もし今現在、自分の環境に不満を持っているのであれば、ひょっとしたら自分自身の立ち振る舞いを振り返るチャンスなんじゃない?