BENchmarkブログ
【第1045回】AIはジャンクフード
chatGPT、Google gemini、copilotその外にも爆発的な速さで日々の生活に溶け込んでくるAI。
今後ますます生活に「なくてはならないもの」になってくるのかと思います。現にわたしも画像の生成、修正にガンガン活用しております。文章をAIに書かせる人、プレゼン資料をAIに作らせる人と、その用途は人によって様々かと思いますが、まだ現段階ではAIは「ジャンクフード」だと思っています。例えば「12月の暮らしの注意点についてブログを作成してください」という簡単なお願いに対し、2秒ほどでズラ~っと文章を作成してくれるのですが「量は多いけれど中身がない」のです。依頼の仕方にもよるのですが、「心に響く言葉」「熱のこもった文章」にはその人の想いや経験、哲学があってこそ人の胸を打つものになるので、「AI楽だわ~」と言ってAIにすべてやらせていたら、人の心は動かせないし何より自分自身を鍛えることができません。先日ノーベル賞を受賞された北村進氏も今後のAIについて問われた際「じっくり考える力が育まれない、研究に関しては物事をじっくり考えることによって新しい発見が生まれる」ということをおっしゃっていました。まさにその通りなのです。悩むから脳が活性かされる、考えるから良い案が生まれる。わたしが「AIはジャンクフード」と言う理由としては、発信する内容に個性がこもらないという理由と、もう一つは活用する側がやってはいるもののなんの成長にも繋がらない、むしろ劣化していくということがその理由です。得意がって「AIの達人です~」と言っていると、万が一AIが使えない状況になった途端「エゲツナイポンコツ」になり下がるんじゃない?
【第1044回】脱・効率
わたしは基本愛知・岐阜・三重の顧問先が大多数なのですが、有難いことに東京や大阪、和歌山、最近では鳥取でも顧問先があり、基本訪問する際は顧問先とのミーティングが終了し次第どこにも寄らずにすぐ家に帰っていました。理由は「家が一番落ち着く」ということと「少しでも時間があるのであれば家でゆっくり休むためにも移動中の車内で仕事をしておきたい」という理由で、観光地や名物料理などには一切目を向けず家と顧問先のみの活動範囲だったのですが、先日顧問先とのミーティングで人生初の鳥取県に行くことなり、その日は午前中違う顧問先とのミーティングを車中で行う予定だったのですが急遽スケジュール変更となって少し時間に余裕ができたので、顧問先との距離もそこまで遠くなかったのでせっかくだし「鳥取砂丘」に行ってみるかとなり一人で鳥取砂丘に行きました。アホなので革靴で砂丘を歩いていたら足を取られまくり砂が入りまくりだったので途中から裸足になって40代中年男性一人が汗をかきながら砂丘を登っていました。最近活躍していなかった肺胞が「ポピューポピュー」と今まで聞いたことのない音を出しながら、汗腺も最大限に動いていて、でもこの時期の砂丘は少しヒンヤリとして肌には気持ちよく、「あ~、生きてるなぁ。肌と心で感じているなぁ」と思い「これも悪くないな。むしろ良きだな。」と思いました。サラリーマン時代も今も基本「効率」「無理無駄の排除」を徹底しておりましたが、せっかくこの地球に生まれてきて今でも生きていられているので、もう少し「無駄な時間」「仕事以外の体験」も増やしていこうと思えました。ただ、この経験ができたのも鳥取市で三重県と距離が離れているものの顧問契約を結んでいただいたクライアント様、そのクライアント様をご紹介いただいたクライアント様のお陰です。しっかり「無駄」から学び、成長し、更なる貢献に尽くして参ります。
【第1043回】「お金がない人とは付き合わない」と言う人が嫌
わたしが好きな言葉は「逆算」「成果」「効率」「スピード」です。ただ、それと同じくらいに好きな言葉は「配慮」「思いやり」「敬意」「愛情」「期待」です。自分では「温かさを持った成果主義者」でありたいと思っています。そしてそれと同じくらい大切にしていたいことは「人を人として見てお付き合いしていく」ということ。今でこそ相当お付き合いする人を選んで仕事をさせていただいているので、自分の周りにそこまで変な人はいないのですが、勤め時代や今でもたまにセミナー講師後の懇親会であいさついただく方で「お金があるかないかで人と付き合う人」と出会うとゲンナリします。「あの人お金持ってるから」「あの人羽振り良いから」など、「その人」ではなく「その人の持つお金」に重きを置く姿勢はわたしには合いません。だってわたしはお金は「たまたま今自分の手元にあるだけ」だと思っているからです。お金は「国」のものです。あなたの財布に入っているお金も、あなたの名前や住所なんて一切書いていなくて、記載されているのは「日本銀行券」としか書かれていません。今日¥1,000万持っている人が来年の今¥1,000万持っているとは限らないのです。そして逆を言えば今日無一文の人が来年の今頃¥10億を手にしているかもしれないのです。お金ってそれだけ「流動的なもの」なのです。だからこそお付き合いしたい人は「お金を持っている人、持っていない人」ではなく、「一緒に苦楽を共にしたい人」ということを大切にしています。あなたが人とお付き合いする際に大切にしていることはなんですか?
【第1042回】財布の中にお金が入っていないのに買い物をしてはいけない
年末になるにつれ何かとお付き合いやら年末年始の準備やらで財布の紐が緩むこの時期。ただ、くれぐれもお金の遣い方は計画的に。以前このブログでも紹介したかもしれませんが、輸入商社時代にお世話になった社長からの教えの一つで「財布の中にお金が入っていないのに買い物をしてはいけない」という言葉があります。「?当たり前じゃない??」と思われる方がほとんどだと思うのですが、この当たり前ができない経営者がこの世には五万といます。お金がないのに銀行から借り入れを繰り返し「債務超過に陥る会社」、お金がないにも関わらず無理・無駄な投資(人・モノ)をした結果倒産する会社。アホな経営者は「銀行からの借り入れは返さなくても大丈夫!」とか言っちゃう人もいるのです。そもそも「お金の貸し借りをしてはいけない」と学ばなかったのでしょう、「借りたものは必ず返す」と教えてもらえなかったのでしょう。それはそれで可哀そうな人ですが、そうした人でなしがこの世にはたくさんいるのです。YouTubeやSNSで税理士や会計士も色々なことを好きなように言っていて、見る側も好きなように解釈しているのですが、基本は「自分の財布の中ですべてやりくりできる人」が最強で、本来それが当たり前なのです。「お金を稼ぐこと」「お金を増やすこと」を優先順位の高いところに持って行ってしまうと、必ず「不幸になる人」が増えるのです。人の役に立つこと、社会に貢献することばかりやっていると、嫌でもお金は増えてくるのです。やりたいことがあれば、しっかりお金を貯めてやったらいいのです。年末年始はプライベートでも仕事でも何かとお金を遣う時期です、何度も言いますがくれぐれもご利用は計画的に。
【第1041回】転職しやすい環境は年収が上がらない
1人1台スマホを所有していて、外の世界とグッと繋がりやすくなっていて、少子高齢化にも拍車がかかりひと昔前に比べるとうんと「転職しやすい環境」になっております。実際わたしも今の仕事は3社目?になります。新卒で不動産会社、26歳のときに輸入商社、そして36歳のときに起業しました。わたしはありがたいことに、1社ごとにスキルアップできたので年収もそれに比例して上がっていったのですが、今の転職は人にもよりますがもっと「ラフ」なもので、中には「バイト感覚」で転職される方もいらっしゃるのですが、そうなってしまうと大したスキルも身に着けていない上での転職は年収が上がるどころか下がる可能性の方が高くなってしまいます。企業がお金を支払えるのは「お金を稼いでくれる人材だからこそ」です。素人で大して成果も出せていない人に高いお給料を払えるわけがないのです。だからこそ年収を上げるための転職をするのであれば「前職の知識や技術が活かせる仕事」を狙っていかなくてはいけません。悲しきかな、義務教育では「お金の仕組み」や「社会の成り立ち」を教えてもらえません。なぜなら教育者側が「社会とは隔離された環境」で働いているからです。教員採用試験の受講資格に「社会人経験10年以上」と追加してもいいくらいかと思います。それほど「無知な状態」で我々は社会に放り出されていると思ったほうがいいのです。どうしたら給料が上がるのか?自分自身のライフプランの組み立て方は?いつまでにどれくらい稼がないといけないのか?そういった知識は学校では身につかないので、自分自身で学んでいくしかないのです。学び方がわからないのであればいつでも頼ってくださいね。

