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【第309回】自分も欲しいと思える商品を取り扱えているか
ベンチマーク代表射場(いば)です。
商品を売るにしてもサービスを提供するにしても共通している大切なことは
「自分も欲しいと思えているか」が大切になってきます。
「こんなもの誰が買うのか」
「お金をもらってもこんなものいらない」
「コスパ悪い」
などなど、自分が「いらない」と思う商品やサービスを
「売上が必要だから」「ノルマがあるから」等の理由で販売・提供することは
商品やサービスを販売・提供する者にとってあってはいけないことです。
我々は「営業マン」「販売員」「経営者」の前に「人間」です。
お金を稼ぐために生まれてきたわけでも、売上を作るために生きているわけでもありません。
ちなみに今私がクライアント様に提案しているサービスはどうかって?
もし私以外で私と同じサービスをしている人がいれば弊社への顧問料の
5倍払ってでもお願いしたいと思っています。
ただ、そんな人誰もいないからこその「差別化」じゃない?
【第308回】気配りは社内ではなく社外に
ベンチマーク代表射場(いば)です。
なんやかんやでサラリーマンの皆様はボーナスの時期ですね。
今年はいかがでしたでしょうか?
あなたの周りにもボーナス時期の前後は「社内営業」を頑張るサラリーマンも
いるのではないでしょうか?
私が輸入商社時代お世話になった社長からの金言でこんな言葉がありました。
「気配りは社内ではなく社外に」
当時東京で大きな展示会がありました。
名古屋に所属していた私も駆り出され普段会わない先輩や後輩たちと
一緒にお仕事をさせて頂いた際に、本社から社長も様子を見に来られました。
社長がご高齢だったこともあって、私は社長に「お昼は召し上がられましたか?」
「何か買ってきましょうか?」「新幹線のチケットは取られましたか?」と
自分なりの最高のおもてなしをしていたのですが、ふいに社長から
「射場くんは私に気を遣っていますか?」と聞かれました。
当然「もちろんです、社長ですから」とお応えすると、
「射場くんは会社を潰す気ですか?」と言われました。
「???」褒められると思ってやっていたことなのに、むしろお叱りを受け
当時の私は軽くパニックになっていると
「社内に目を向けてばかりいる社員が増えると会社はすぐに潰れてしまいます。
その気配りは全て社外の人に向けて下さい。」と仰って下さいました。
確かに仰る通りです。
社内にばかり目を向けているとロクなことがありません。
ただ、この言葉を企業のトップが言えるとは…
社長、私はまだまだあなた様の足元にも及びません…
出来ることが増えれば増えるほど、あなたとの力の差に愕然とします。
ただ、社長から与えて頂いた言葉は今でも鮮明に私の心に刻まれて
私の生きる上での財産になっています。
しっかり成長しクライアント様の成功に貢献して参ります!
みなさんも、気配りは社内ではなく社外へ!
そうするときっと良い成果が生まれて、結果良い評価に繋がりますよ。
【第307回】上手な人はリズムが良い
ベンチマーク代表射場(いば)です。
営業でも職人でも、上手な人に共通して言えることは
「リズムが良い」ということです。
「リズムが良い」という事は「見ていて、聞いていて心地良い」という事、
それは結局「安定していて安心する」ということです。
見ている人に安心してもらうために必要なことは
その物事に取り組んできた「圧倒的な覚悟と時間の量」です。
それこそが実績に比例していくのだと思います。
逆に「自信が無い」「自分自身がない」「不慣れ」な状態では
買ってもらえるものも買ってもらえなくなります。
費やしてきた想いと時間は決して未来の自分を裏切ることはありません。
進む道を決めたのなら、とことんやり込んでいってもいいんじゃない?
【第306回】ルーズな人はナメられる
ベンチマーク代表射場(いば)です。
人からナメられる人というものが一定数います。
自信がなさそう、容姿が幼い等々様々な要因がありますが、
ビジネスの世界で、特に経営をしている人は取引先からナメられると
仕事に支障を来す恐れもあるので要注意です。
ただ、だからと言って圧をかけて脅して恐怖で支配するというやり方も
良い人が離れていく、陰でバカにされて誰もついてこないといった悪循環を
生み出します。
ナメられない方法は
・約束を守る(時間もお金も口約束でも)
・納期を確認する
・敬意と愛情を持って接する
これだけを意識して実行するだけでもナメられないどころか、
相手に重宝してもらいながら一緒にビジネスが出来るようになります。
ナメられる一番の原因は「ルーズ」です。
なんだかんだ一番の敵は自分自身の「まぁいっか」と思う
心の隙じゃない?
【第305回】今お時間よろしいでしょうか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん、新規開拓で初めて新規先に電話する際、
「今お時間よろしいでしょうか?」と相手にお尋ねしていますか?
先日弊社クライアント様とミーティングしている際のことです。
ミーティング中にクライアント様の携帯がガンガン鳴るのです。
1時間で5~6件電話がきていたかと思います。
その全てが「営業の電話」でした。
そのクライアント様は自社のHPに自身の携帯の番号も記載されていたので
営業マンからすれば直接キーマンに電話出来るチャンスと電話をしてくるのです。
クライアント様も、登録していない番号は「お客様なのか?」か「営業の売込みなのか?」分からないので
とりあえず出たら「売込み」と言った感じで、電話がなる度に打合せが中断し中々集中出来ていない様子。
色々問題はあるのですが、一番の問題は電話をかけてきた営業マンが全員
「いきなり商品説明を始め出す」というなんとも迷惑な方ばかりでした。
一方的に電話をかけてきて、相手の状況も考えず自分が気持ち良くなるために
一方的に話まくる。電話の相手に興味を持てていない人に相手が興味を持つわけがありません。
こんなことも分からない人ばかりなのかと、ずっと営業の場に身を置いている自分としては
何とも寂しい気持ちになりました。
初めましての相手だからこそ気を遣う、これって当たり前の事じゃなくなっちゃったのかぃ?