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【第251回】部下と思わなくていい
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日とあるクライアント様のスタッフの方からこんな相談を受けました。
「部下が育たない」「部下がなかなかいう事をきかない」
部下を持つ経営者、管理職あるあるの悩みですが、この悩みは
そもそも相手を「部下」と思っているからこそ起こる悩みです。
「部下は自分のいう事を素直にきくべきだ」
「部下は自分より下の立場だ」
心のどこかにこの考えがあると「自分のいう事をきかせてやろう」と
いう気持ちになり、益々高圧的になり、相手もいう事をきかなくなるから
益々イライラするようになります。
サラリーマン時代私自身も部下を授けられた時
「上司として導いてやるんだ!」「上司たるもの~」の
ように鼻息荒く全力で誰が作ったかも分からない「理想の上司像」に
沿って後輩の指導をしていたのですが、ある時ふと正気に戻りまして
「そもそも不完全な自分が人様を導くといった考え自体がおこがましい」と
いうことに気付きました。
それからというもの、「上司でいさせてもらえているのは後輩たちのお陰」
「役職が付いて責任感のある仕事をさせてもらえているのは自分より年下の世代が入ってくれたお陰」
という当たり前のことに気付かせて頂き、そこからのマネージメントは非常に気軽な気持ちで
やらせてもらえました。
「部下」と思わなくていいんです。
福沢諭吉の学問のすすめ冒頭にもあるように
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言う言葉があるように
自分より下の人なんて一人もいないんです。
上や下ではなくて、「ステージが違うだけ」。
そう考えたら、部下に対してリスペクトする点も見えてくるんじゃない?
【第248回】相手の名前は憶えていますか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
あなたは相手の名前をしっかり憶えていますか?
よく営業で「相手の名前を覚えるのが苦手」と言う人がいます。
これは営業をしていく上で非常に致命的です。
なぜなら営業はどこまでいっても「お客様の問題解決」が仕事。
その為には「お客様を知る」ということが必要不可欠です。
だからこそ、お客様の名前は本当に大切にしていかなければいけません。
相手の名前を覚えるコツですが、「初めましてで自己紹介ないし名刺交換した後、
とにかく意識して相手の名前を連呼しまくる」これに尽きます。
名前を覚えないということは「相手に興味を持てていない」ということです。
これから助ける相手の名前も知らないのに何のお役に立つことが出来るのか?
せっかく意味あって出会えたご縁なんだから、限られた人生、限られた出逢い、
限られた機会、そう思って、一人一人大切にしていく為にまずは「名前を覚える」を
呼吸レベルで身に付けていく必要があるんじゃない?
【第243回】会社に無断で副業する奴は…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
最近副業を容認する企業がジワジワと増えてきました。
表向きには働き方の自由化を推奨しているのですが、
その背景にはコロナウィルスによる景気の低迷や業績不振によるものが
多いのが現実です。
ただ、まだまだ副業を容認している企業の数は多くありません。
在宅ワークも増え時間を持て余したり、給料が減ってしまって副業をせざるを
得ないという人も出てきている中で気を付けて欲し事は
「会社に無断で副業をしてはいけない」ということです。
どんな理由があろうが「会社に無断で副業をしてはいけません」。
なぜなら、当然のことですが会社はあなたにお給料を支払っています。
あなたの給料は日々の成果に対する対価+今後を期待する投資なのです。
サラリーマンは会社から投資されている状態なのです。
そんな中、投資家に黙って無断で違う事業をしていると、当然投資家からは
「おいおい、話がちがうじゃん!」ということになります。
また、無断で副業をしてしまった場合、一番迷惑をかけるのは「お客様」なんです。
良いと思って取り入れたサービスが実は悪い奴がやっていた。
こんな悲劇は有りません。
副業がダメなわけではないのです。会社に黙って副業するのが悪なのです。
いくら会社にバレないと思っていても、どんなに上手くやっても必ずバレます。
私は一度「会社から容認されているので副業を助けて欲しい」と言う人に手を差し伸べたことがあります。
結果大変なことになりました。
「会社から容認された」ということ自体が嘘。
いう事やる事全てが嘘、嘘、嘘。
私は悪事を手助けしてしまったのです。それ以上に自分の大切な人たちに悪者を紹介してしまい、
巻込み、とてつもないご迷惑をかけてしまったのです。
当然そんな人とは速攻で縁を切らせてもらいました。
そして関係各社にお詫びをして回りました。
会社に無断で副業をするということはたくさんの人に迷惑をかけます。
迷惑をかけて始まった事業は最初上手く行っても必ず継続出来ません。
だって応援してくれる人がいなくなるだけではなく、応援してくれていた人が
必死に足を引っ張るからです。
目先のお金に目がくらんで小銭稼ぎをするくらいなら、本業に本気を出していけばいいんじゃない?
【第242回】ただ「紹介してくれ」と言う人は物乞いと一緒
ベンチマーク代表射場(いば)です。
良くも悪くも起業してからサラリーマン時代より、より沢山の人と出会うようになりました。
こんな素敵な人いままで出会ったことがない!こんな面白い人がこの世にいるとは!
とポジティブな出会いもありますが、意外に多いのが
「やれやれだぜ」と思う出会いです。
良くも悪くも弊社クライアント様は地域で活躍し、注目される方が数多くいらっしゃいます。
そして弊社自体も顧問数+顧問待ち顧客数が本当に有難いことにたくさんいて下さっています。
だからこそ、そんな人たちに簡単にアプローチ出来るのでは?と思ってか、
たくさんの人が「ベンチマークのお客さんを紹介して下さい!」と言ってこられます。
基本私は「紹介して下さい」と言う人には紹介しません。
何故なら「紹介して下さい」と言う人はある意味「物乞い」と一緒だと思っています。
紹介して下さい、楽をさせて下さい、時間を下さい、お金を下さい、こんな人を
大切なクライアント様に紹介出来る訳ないですよね?
こんな人を紹介してしまうと、こちらの信用問題に関わります。
それに「紹介して下さい」と言う人に限って、感謝が無い、礼儀が無い、常識が無い人が多いような気がします。
だからこそ「紹介して下さい」と言ってくる人はサラッと受け流し、
ただせっかくお会いさせて頂けたのも何かのご縁なので、「新規開拓の仕方」を
ちょろっとご案内させて頂きます。
では私がクライアント様にどんな人を紹介するかって?
それは「一緒に歯を食いしばってクライアント様の成功や夢をお手伝いしてくれる人」です。
それか「キラキラしていて良い運気を持っている人」です。
そういった人には共通点があります。
「私は〇〇の分野で人様のお役に立つことが出来るので、もし射場さんの大切な人で
〇〇について困っていらっしゃる方がいたら是非私を使ってください」と、
あくまで自分が楽になるのではなく、人様を楽にしようとしています。
だからこそ、あなたがもし本当に誰かに紹介をして欲しいと思うのであれば、
まずは「相手の成功にとことん尽力する」ことに徹すればいいんじゃない?
【第238回】自分との闘いゲーム(時間編)
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん日々お仕事の中に楽しさを見出していらっしゃいますでしょうか?
楽しいことは自分で見つけたもん勝ち!
ということで、今回は私が普段仕事中にやっている密かな一人遊びゲームを
ご紹介させて頂きます。
それは「自分との闘いゲーム」。
それも今回は「時間編」。
やり方は簡単です。
見積書の作成、ツールの作成、掃除、なんでもいいので
自分がその仕事を手掛ける前に時計をチェック。
そして自分の予測を立てます。
この仕事であれば5分?10分?30分以内に終わらせる!と予測と目標を
たてて、よーいドンです。
コツとしては、自分が思っている予測時間より若干目標時間は短く設定すること。
そうすると作業時間がかなり早くなります。
それを繰り返すことによって、時間の使い方が抜群に上手くなります。
また目標を達成したときのプチ自己満足。
是非取り入れてみてください。
なんでもかんでもゲーム感覚で楽しんでやることも必要じゃない?