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【第320回】準備をしないということは…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん仕事始めはいつからでしょうか?
明日から仕事と言う方もいらっしゃるかとは思います。
休みボケで鈍った頭とたるんだ身体をリセットしないといけませんね。
先日お世話になっている方からこんな金言を頂きました。
「準備をしないということは、失敗する準備をしているということ」
深いですね。
準備をしないということは、失敗する準備をしている、まさにその通りだと思います。
準備というのは、忘れ物のチェックをする、書類を作成するということばかりではありません。
まず大切なことは「心の準備をする」ということです。
事前に起こりうるべきことを想像し、頭の中で何度もシュミレーションして本番に臨む。
挨拶一つにしても丁寧に。
逆を言えば「準備をするということは、成功する準備をしている」という事になります。
あなたはどんな準備をして仕事始めの日を迎えますか?
【第316回】仕事納め
ベンチマーク代表射場(いば)です。
皆様今年の仕事納めはいつでしょうか?
今年はお仕事の調子はいかがでしたでしょうか?
去年よりも成果は出ましたか?
新しいことにチャレンジ出来ましたか?
過去を振り返って今の自分の立ち位置を確認することも大切ですが、
「未来への種蒔が出来ているか」もそれ以上に大切かもしれません。
今年あまり思うように上手く行かなくても
来年良い成果が出るように「種蒔」していたのであれば、
それは立派な「戦略」です。
人生もビジネスも「長距離走」です。
時にはペース配分も考えて、その場その場でやるべきことを明確にしていくことも
大切なことです。
来年1月で弊社も3期目になります。
起業する際、10年間の目標を1年毎に立てました。
かなり細かく計画を立てたことと、クライアント様、
支えて頂いている方々のお陰で丸々2年経過する中で結論としては
「立てた計画よりもちょっと良い状態」になっています。
計画よりも悪いのは論外、計画よりも良過ぎることもあまり良くありません。
計画を立てるということは、「自分の読み」がどこまで正確かも
確かめるいい機会かもしれません。
もし自身の立てた計画に対して成果とのズレがあまりにも大きいようであれば
ちょっと計画の立て方自体を見直してみてもいいんじゃない?
【第313回】大掃除はどこから?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
年末のやることリストの一つとして挙げられるのが「大掃除」。
掃除の基本は「上から下へ」です。
初めて洗車をしたとき、車の足元から洗い出した私を見かねて
「下から洗っても上を洗ったら汚れが下に流れてまた下も洗わないといけないから
二度手間だろ!想像しろ!!」と叱ってくれた先輩との思い出も懐かしいものです。
掃除の基本は「上から下へ」。
これは組織でも全く同じことが言えます。
部下に「日報を書け!」と言っている管理職が日報を書いていなかったり、
「社員として会社のブランドに傷を付けるな!」という経営者がお金や異性関係にだらしなかったり。
そんな組織だと当然出来る社員はやる気をなくし、他社へ流出していきます。
そうなると、そんな会社に残った社員も言葉は悪いですが「ゴミ」ばかり残ってしまいます。
会社も掃除もまず手を付けるべきは「上から」です。
もし後輩や部下がいるのであれば、まずは自分自身をピカピカに磨いてあげて
模範となる大人を目指してもいいんじゃない?
【第312回】呑みの席
ベンチマーク代表射場(いば)です。
コロナウィスルがまだまだ油断出来ない状況ですが、本来ならこの季節は忘年会シーズンですね。
個人になってから「会社の忘年会」というものが無くなりなんとも寂しい今日この頃。
ただ、私はもともとあまり夜の呑みはいかないタイプなので、そんなに支障のない今日この頃。
サラリーマン時代に思ったことの一つとしては、
「出来ない奴ほどよく呑みに行く」というイメージでした。
かなり偏見かもしれませんが、出来る奴はそもそも人と群れません。
また、お酒が入るとどうしてもアルコールの影響が大なり小なり出るので
「楽しそうなその場の雰囲気」は作れても「しっかり話をする時間」は作れません。
せっかく大の大人がお金と時間を遣うのであれば、少しでもお互いにとって利益のある時間に
したいと思ってしまうので、私は昔から夜の呑みよりランチミーティングばかりでした。
仕事の話ばかりでつまらなくないの?
仕事ばかりで大変ですね?
こう思われた方にお伝えしたいこの言葉、「大人が本気で仕事をするとそれは遊びになる」。
とことん本気で仕事をしてみてください。
何よりも楽しい遊びになります。
ギャンブルよりも刺激的で、映画よりもロマンがあって、ゲームよりも面白い。
ダラダラどうでもいい人との呑んでる時間があるのであれば、一回仕事にのめり込んでみても良いんじゃない?
それをした上で「一緒に時間を共有したい」と思える人と出会えてお互いの成長と成功を祝して呑むお酒程
美味いものはないんじゃない?
【第311回】漁師とコンサルタント
ベンチマーク代表射場(いば)です。
ちょっと面白いお話を。
メキシコの海岸沿いの小さな村に、MBAをもつアメリカのコンサルタントが訪れました。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れています。
コンサルタントは尋ねました。
「いい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」
「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、
夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」
それを聞いてコンサルタントはさらに質問をしました。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」
漁師は聞き返しました。
「どうして?」と。
「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。
そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」
「それで?」と漁師は聞きます。
コンサルタントは答えます。
「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。
そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く
。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」
「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞きました。
コンサルタントは満面の笑みでこう答えました。
「そこからが最高だ。企業をIPOさせて巨万の富を手に入れるんだ。」
「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問しました。
「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、
午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。
のんびりした生活を送れるのさ。」
漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えました。
「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」
これはビジネスジョークですが、幸せとは何か、人生とは何か立ち止まって考えさせてくれる
良い話じゃない?