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【第423回】新規顧客は大切だけれども…
最近問合せが増える中で、少しでも誰かしらのお役に立てるのであればとご紹介頂いた先に限り、時間の許す限りお会いしている中で思うことは、みなさんこぞって「新規顧客の集客方法を教えてくれ」と私に求められる方が非常に多いのです。「新規」「新規」「新規」!もぅ耳にオクトパスです。
ただ株式会社BENchmarkクライアント様には口を酸っぱくしてお伝えしていることは「新規はお客様じゃないよ」ということです。お金を¥1でもお預かりしていない人は「お客様候補」ではあるものの「お客様」ではないのです。
だからこそ、成果が出ない、行き詰まっているという状態であればあるほど、「既存の顧客を大切にする」ことが大切なのです。
何故なら既存のお客様は、既にあなたの会社やサービス、あなた自身のファンになってくれている方たちです。まだ会ってもいない架空の人を想い焦がれるのであれば、あなたを好いてくれている人を大切にした方がよっぽど有意義な時間になります。
最近連絡はしましたか?何か手土産は持って行った?相手の現状は把握出来てる?相手を未だに想えてる?ちゃんと愛せてる?これを聞くと、みんなこぞって「??」という顔になります。
弊社クライアントの皆様は、そんな際に私が何を言うかもうだいたい予想が付くかと思います。
そう、私がお伝えすることは「そんなんだからあなたの会社はパッとしねぇ~んですわ!」です。
困った時こそ既存のお客様のところをに足を運ぶ。その際にやるべきことは「泣きすがる」のではなく「お役にたつ」。
そうすることによって、きっと手を差し伸べてくださるお客様が現れるはずです。
嘘だと思うなら一回試してみてもいいんじゃない?
【第418回】買っているのに来てくれない…
前回のブログでは、買ってもいないのに「最近営業マンが全然来てくれない」というのは超絶勘違いとお伝えさせていただきましたが、「買っているのに営業マンが来てくれない」と言う場合はどうしたらいいかとご相談をいただきました。みなさん、よくこの良く分からんブログを毎度読んで頂いているなぁと、感謝しかありません。
さて、話は戻りまして「買っているにも関わらず営業担当者が対応(来社・連絡など)が来てくれない」場合の主な理由は2点。
営業担当者に嫌われているか、その営業担当者がとんでもなくポンコツかの2点のみです。
何か横柄な態度は取っていないか?買う側だからといって「買ってやっているんだ」という態度を出す人であれば、当然優秀な営業マンは相手にしません。だってそんな人「害」でしかありませんから。
特に商売は「お互い様」なので、「買わせていただく」「サービスをうけさせていただく」という気持ちがないと相手にもすぐ伝わってしまいます。ただ、実はそんな勘違いさんは一部の人のみです。だってそんな勘違いさんのビジネスでの寿命は短いですから、世間から抹消されてしまいます。
逆に、横柄な態度も取っていない、定期的に商品を購入したりサービスを受ける「お得意様」になっているのに営業担当者からの反応が無いのであれば、その営業マンの「怠慢」です。
一度他社商品への見直しを考えても良いかもしれません。ただ、もしあなたに少しでも「愛情」があるのであれば、その営業マンに直接「もうちょっと贔屓にして欲しいよ」という旨をお伝えいただければ幸いです。それでも全く反応がなければ担当者変更も含め「もっと良いサービスをしてくれる会社」に乗り換えちゃってもいいかもしれません。
と、いうようなことを私は日々クライアント様にお伝えして回っているので、サボり癖が付いてお客様に甘えている営業マンはすぐさま襟を正した方がいいんじゃない?
【第417回】来てくれない…
先日前職でご縁があった方から連絡をいただき、互いの近況や思い出話に花を咲かせていたのですが、その際にその方が「最近〇〇の人、全然来てくれないんだよね~」と、とある営業マンの話になりました。こういったことを言っちゃうからこの人は「パッとしない」旨を、せっかくなので失礼は承知ながらご本人にお伝えさせていただきました。
本人のリアクションは「??」でした。
そもそも営業マンの仕事はお客様のもとへ訪問するのが仕事ではなく、「買ってもらう」ことが仕事です。買ってもらえない先に何度も足を運んでいるとどうなるか?私が上司だったら叱ります。「他を行け」と。特に優れた営業マンになればなるほど「お客様候補は無限にいること」を知っているからです。買ってもらえない先に何度も無駄に経費をかけるくらいならば、買ってくださる先に行くのが営業マンの鉄則です。
そして何より、「来てくれない」と言っている時点で「超絶勘違いさん」なのです。自分のことを「アイドル」か「スーパースター」だと思い込んでいるのでしょうか。アイドルやスーパースターですら「お客様が会いにきたい」と思ってもらえるよう努力しています。
「来てくれない」「だから買わない」は完全な言い訳であるとともに、一番の問題は第三者の私に「愚痴を言っちゃってる」と言う状況です。これも一つの「風評」です。
悪口を言う人、言われる人、どちらに問題があるかと言うと当然ながら悪口を言う人なのです。こんなの小学生で教わることです。
その言われている営業マンを知っているからこそ、私も苦言を呈したのですが、そもそもこういった人にはしっかりお伝えしておかないと私自身のこともあちらこちらで「来てくれない」と言われてしまうので先に芽を潰しておいたところもありますが。
人に来て欲しかったら「自分からアプローチする」、「来てくれる人にメリットがある話を用意しておく」これがビジネスにおける基本です。
一通りお伝えした後に「実は顧問をお願いしたくて…」と仰ってくださったのですが、こちらのアンサーは「悪口を言わない人になったら半年後に再検討」という条件付きです。
改めまして株式会社BENchmarkが顧問契約を結ばさせていただく第一条件は「ハートが綺麗な人」です。
売上規模、過去の実績等は全く関係ありません。成果が出ていようが、出ていまいが、ハートが綺麗な人とのみお仕事をしていく。
そうやって付き合っていく人を選んでいくことも大切じゃない?
「顧客候補」は無限にいるのですから。
【第416回】時間配分の色分け
前回ブログの続きですが、全スタッフに一日の行動スケジュールを細かく記載し無理・無駄をあぶり出した会社の社長。この人が非常に素晴らしかったのが、スタッフだけにやらせるのではなく、自身も率先して取り組んだだけではなく、自分の時間配分にマーカーで色分けしたとのことでした。例えば業者との商談は赤、お客様との商談は青、役場への申請業務等は…というように、色別に時間を明確化することによって、更なる分析をされたとのことでした。この時点で既に「出来る人」なのですが、その社長の凄いところは「やってみたけど『会社の将来のための取組み』をした時間が1週間で30分なかったんですよ~。」と仰られているのを聞いて、私自身も「確かに!!」と思わせていただきました。
日々の業務に追われて「未来の自分の為の時間」「未来の会社の為の時間」に頭を使えていない人がなんと多いことか。また、頭の中では常に未来のことを考えていても「実行に移せていない人」は自分も含めどれだけ多いことか。ここに気付くこの社長は天才だと思いました。
あなたはどうです?自分の未来の成功の為に頭を使い行動に移せていますか?
結構「ドキッ」とするんじゃない?
【第415回】自分の時間配分分かってる?
先日とある企業にて研修の講師としてお呼ばれした際に、一人のスタッフが「今仕事量がパンパンで、これ以上仕事量を増やせません」と言う声を聞いたので、一つ提案をさせていただきました。
それは、「一週間分一日の自分の時間配分を細かく記載してもらう」ということです。この会社は有難いことに社長発信で社長含め全社員がこの取り組みをやってみようということになりました。
1週間後、その社長から連絡をいただきました。結論としては「やってめちゃくちゃ良かった!」とのことでした。
各々が朝〇時起床、〇時通勤、〇時~〇時見積もり~件作成、〇時~移動のような感じで細かく細かく記載していただいたとろこ、本当に集中して仕事をしている時間は一日の中で「4時間」程だったのです。「机に向かっている時間」ではなく「集中し利益を出すための仕事に取り組んだ時間」と考えるともっと少ないかもしれません。
そこで分かったのは、一番最初に「仕事量がパンパン」と言っていたスタッフの一日の流れは「ほぼ移動」でした。ただその移動も「必要ない移動」が非常に多かったとのことでした。改善策としてテレワークの導入やメールやLINEを活用することによって、移動時間の6割ほど削減できそうとのことでした。
そう、大体の人が忙しいと思っているその理由は「無理・無駄が多い」ことが原因であることがほとんどなのです。
まずは現状の課題を明確にし、改善策を練り、実際にやってみて更に課題をあぶり出していく。これこそがイノベーションであり、成長なのです。
そして何よりここの社長がスーパー頭の賢い方で、私自身非常に勉強させていただきました。
何をって?それは次回に続くながれじゃない?