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【第521回】お客様を迎える入れる準備は出来ていますか?5-5
お客様にファンになってもらえている会社は、何も「ミラクルプラン」を実施している訳ではありません。相手をお金として見るのではなく、人として、自社に希望と期待を胸に秘めお越しいただいたことに対し、感謝と敬意をお伝えし、せっかくのご縁だからこそ、その人の抱える問題を本人以上に考えて、お客様がより良い状態になれるよう尽力していく。「おもてなし」と称して「これはドヤ!」といった自己満足のサービスを押し付けるのではなく、本当に相手に寄り添った携わり方をしていく。だから相手もこちらをただの「売り子」として見るのではなく、人として見て接してくれる。とてもシンプルなことなのです。ただ、このシンプルなことが出来ないのが人なのです。このシンプルなことが大切で難しいからこそ、義務教育の中に「道徳教育」があるのです。「挨拶しなさい」「有難うと言いなさい」「ごめんなさいと素直に謝りなさい」、小さい時から学んでいるにも関わらず出来ない。これが人なのです。だからこそ、自分を律して相手を思って立ち振る舞うことが出来る人が「大人」であり、魅力的な人なのです。そんな人たちが一人でも多く働いている組織が「お客様にファンになってもらえている会社」なのです。第5回に渡って記載している「お客様を迎え入れる準備は出来ていますか?シリーズ」ですが、結局伝えたかったことは「当たり前のことを当たり前に出来るようにしようぜ?」ということなのです。ただ、ブログなのでサラッとお伝えしていますが、私は弊社クライアント様に関しては更に細分化して30個近くに細分化してご案内しています。それだけ「お客様が来てくれること」は有難いことで、貴重なことなのです。1回1回の接客の機会、一人一人の人を大切に出来ない人が、営業機会をどれだけ増やしても、どれだけ多くの人に会おうとも、結果はロクなものではありません。ただ不快な思いをする人を増やすだけです。一人一人を、一回一回を大切に出来る人や会社こそ、良い結果を引き寄せるんじゃない?