BENchmarkブログ
【第620回】はい!喜んで!!
先日クライアント様先でのミーティングの際、そのクライアント様では毎月全社でミーティングをするのですがこんなご時世にも関わらず業績は絶好調で、集客も止まらずどんどん新規のお客様からのお問合せが増えているのですが、そうしてくると嬉しい悩みと連動して出てくる悩みが「忙し過ぎる」という状態。各々が今までにない忙しさにまだ順応できていない状況なので、上司から「これやれる人~?」と聞かれてもみんな「……。」といった状態に。わたしがまだご縁をいただいたばかりでまだ全然仕事が無いときはそうではなかったのですが、よほど忙しいのでしょう。早速そこでマインドチェンジ。お伝えさせていただいたことは「忙しいときに「忙しい、忙しい」と言っていると脳が「俺は忙しいんだ」と益々錯覚して新しいことをシャットアウトするようになるよ。そうすると知恵や工夫が出なくなるよ。基本脳はサボりたがりだから「忙しい」「もう限界」と思った瞬間にサボることを考え出すよ。だからこそ大変なときこそ頼まれごとをされたときは「はい!喜んで!!」と言葉に出してみようぜ、そうすると脳は単純だから「俺頼まれて喜んでる!」とポジティブな勘違いをするようになるよ。すると喜んで出来る状態になるよう知恵や工夫をしてくれるようになるよ。まずは自分の脳に「喜んでいる」というポジティブな情報を与えてやろうぜ」ということをお話しさせていただき、今月1ヶ月は「はい!喜んで!!」月間にすることが決まりました。3日ほど経ち、その会社の社長から言っていただいたことは「社内の雰囲気がたった3日でめちゃくちゃ良くなった」とのこと。そりゃそうでしょう。だって社内で「はい!喜んで!!」という言葉が飛び交っているんですもん。居酒屋に活気があるのはこの影響ですよね。もしこのブログを読んでくださっているあなたも、今日一日だけでもいいので誰かに何かを頼まれることがあれば「はい!喜んで!!」と言ってみると相手からの印象も、自分のモチベーションも変わってくるんじゃない?
【619回】何年より何時間
先日クライアント様とお話ししていた時に、その方はプライベートでバンドのボーカル・ギターをやっていらっしゃって、コンサート会場なども使ってライブを行うほどのセミプロのような感じで趣味を楽しんでいらっしゃるのでそんな生き方が素敵ですねという話をしていた中で、私も中学生の時に父のフォークギターを触り出して、でもいまだに軽くは弾けるものの弾ける人から見たらまだ全然で、「なんやかんやで20年くらいギター触ってるんですけど全然弾けないんですよね~」と話していたら「何年はあてにならない、大切なのは何時間のめりこんだか」ということをおっしゃっていただき「確かに」とは腹に落ちました。ちなみに飛行機のパイロットは何年やっていたか、何回フライトしたかではなく「何時間フライトしたか」が評価基準になるとのことです。私自身も独立してまだ4年ですが、この4年で仕事に携わってきた時間でいうとそこいらの人とは比べものにならないくらいだと思います。いろんな見方によって評価が変わる。そう考えると世界はまだまだ広いんじゃない?
【第614回】表面的な数字にご注意
「数字が大きいと人は安心するもの」です。売上など最たるものですが、例えばSNSもそうです。「フォロワーが何人いる」「閲覧者数が何人いる」というのが明確に見れるので、数字が増えれば増えるほど承認欲求が満たされるのですが、個人的な楽しみでやっている場合であれば問題ないのですが、商売として取組んでいる場合は「成果に繋がる数字か」も意識していかないといけません。仮に日本の三重県の地域密着のエリアで商売をしている場合、閲覧者が10億人いたとしても、その見ている人がブラジルやイギリスだと成果には繋がりませんよね?インスタのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数も数も大切かもしれませんが「中身」を把握できているか?もとても大切なことです。企業の業績を報道するメディアもそうです。基本メディアは「売上」を報道しますが、どれだけ多くの売上があっても「利益」が出ていないとなんの意味も成しません。インスタグラムのフォロワー数100万人だとしても認知されているのは世界の人口で考えると0.01%しかありません。大きな視野で見ると表面的な数字がとてもちっぽけに見えてきます。これも悟りの境地じゃない?
【第597回】コツコツ筋トレ
正直2023年は1月から値上げや実質的な増税の影響で市場としてはかなり冷え込んだスタートを切り、業種によっては1月よりも更に業績が厳しくなっている会社も少なくないかと思います。弊社クライアント様も集客の面で行くと悪くはなかったのですがと特別良くもなくといった感じでした。ただ、みなさんストック型経営を取り入れてくださっているのもあって、若干市場の動きが悪くても特に影響を受けずに商売できていたのですが、ここにきて集客に苦戦されていた会社さんが徐々に目に見える成果が出てきました。来場者にお話しを聞くと「半年前に見つけてずっと気になっていた」と仰るわけです。そう、「一本釣り」が難しくなってきているということと、逆を言えばコツコツ筋トレに励んでいたところは成果に繋がっているということです。ピャっとやってピャっと成果が出るのはファンタジーの世界です。やはりコツコツ地道な努力を継続することによって認知に繋がり、成果に繋がる。当たりまえのことですが、なかなかこれが出来ない人、出来ない会社が多い中で、希望を持ってコツコツ一緒に伴走させていただいているクライアント様たちの姿を通じて「コツコツやることの大切さ」を改めて実感させていただいている今日この頃。あなたは諦めず腐らず成果に向かって継続的に頑張れていますか?
【第595回】パクられたら勝ち
先日とあるクライアント様が「〇〇って会社、うちのやり方をめっちゃパクってくるんだよね!」とプンスカしていらっしゃる姿を見て私がお伝えさせていただいたのは「やったね!」です。相手がキョトンとされていたのですが、なぜ私がそうお伝えさせていただいたかと言うと、パクる人はその相手に「魅力があるからパクる」のです。成果が出ていそう、オシャレ、カッコいい、センスが良い、色んな理由はあるのですがパクる理由はポジティブです。「あんな会社になりたくない」と思うところのノウハウをパクる人なんていませんよね?パクられることは光栄なことなのです。私も相当色んな会社にチェックしてもらえているので相当パクられます。ただその時は純粋に嬉しいです。むしろ「これに気付くとはなかなかやるな」と「これをパクるとは、この人分かってるな」と、若干悦に浸っていてパクってくださる人に親近感すら感じます。パクられて怒るのは「新しいものをつくる自信がないから」。ただそれだけなんです。新しいものをどんどん作っていたら、むしろ「それパクるの!?それもう遅いよ!パクるならこっちよ!」とさえ思えてきます。自分のノウハウやアイデアを全然知らない人が「これだ!!」と言ってパクってくる。これってなかなか光栄なことじゃない?
