BENchmarkブログ

2023-09-04 18:18:00

【第623回】人の役に立ちなさい

わたしは教師の父と専業主婦の母のもとに生まれ育てられたこともあり、小さいとき母に「人の役に立たなくてもいいから人に迷惑をかけないように生きていきなさい」と何度か言われたことがあります。「人の役にたつ」というのは、聞く人からすれば献身的、貢献、といったイメージがあるのかもしれませんが、商売をやっているわたしは自分の子供たちに「人の役に立ちなさい」という教育をしています。正確には「人の役に立つと、人から必要とされ愛され大切にしてもらえるので、結果あなたの人生がとても豊かになるので人の役に立つことによって自分の人生を豊かにしなさい」という教えです。ここまで嚙み砕かないと「人の役に立ちなさい」は「人のために生きなさい」というところで終わってしまうので勘違いが発生してしまいます。「自分の人生のために人の役に立つ」。わたし自身クライアント様に「役に立たないものは即リストラ、その中には当然わたしも入れてくださいね」とお伝えしています。基本コンサルタント会社は加盟金や契約期間途中の解約に関して違約金をお客様に求める会社がほとんどですが、株式会社BENchmarkの場合は一切それを求めていません。「成果が出ず役に立たなければ好きな時に辞めてね」というスタンスです。違約金という名目でお客様からお金をお預りすると、目先の利益だけを考えると楽かもしれませんが、それは相手を楽にする行為ではなく自分を楽にする行為です。これは人様のお役に立っていませんよね?有難いことに起業してもう少しで約4年。顧問契約を結んでくださっているクライアント様たちは卒業どころか有効期限の無い永久顧問契約をご所望されるクライアント様も全体の8割以上になっています。だからこそ、現在新規顧問の受付が2年先というこのご時世でとても有難い環境でお仕事をさせていただいております。ただ、永久顧問契約はとても嬉しいことで誇らしいことなのですが、弊社はこれをお受けしていません。なぜならこれも「クライアント様が解約しづらくなるから」です。起業する際決めたことは「人の役に立つことだけしよう」ということ。それで自身の生計が建てられないのであれば、それは役に立てていなかったというだけのこと。自分自身緊張感を持って仕事に携わるために決めたことですが、実はこの取り決めが今の株式会社BENchmarkを救ってくれています。自身の利益ではなく、純粋に「人の役に立つ」ことだけ考えて生きていけるって結構幸せじゃない?

2023-09-02 18:18:00

【第622回】最近良いサービスを受けましたか?

最近あなたは「良いサービス」を受けましたか?気持ちの良い挨拶、丁寧な対応、親切な立ち振る舞い、思わず心が揺さぶられ「感動するほどのサービス」を受けたことがあるでしょうか?大体多くの人はあまりそういった体験を受けたことが無いかと思います。わたしも今までで心が震えるほどのサービスを受けたのは10回にも満たないくらいではないでしょうか?ただ、自身のサービスによってお客様が涙を流して喜んでくださったことは1000回以上あります。こういった仕事柄人を見る目が厳しくなりがちなのですが、世の中は「普通のサービス」で成り立っています。時には普通以下のサービスも横行しています。例えば最近スマホを機種変更する機会があったのですが、販売員はこちらの要望を聞くのではなく自身のノルマの為のプラン変更ばかり進めてきて、会話にすらなっていない状況にゲンナリして店を後にした後も嫌な気持ちになってしまったり。そんなとき思ったことは「あぁ~良かった」です。何が良かったかと言うと、周りがスペシャルな接客をする人ばかりだとわたしのスキルをもっと上げないといけないから、目立てなくなるからです。世の中「良いサービスを提供したい」と心底思っている人はなかなか少ないもの。いくら個人で強く思っていても、組織となると一人が足を引っ張ると一気に組織全体の評価が下がるもの。そう考えると、基本自分一人でサービスを提供できる人で、お客様のお役立ちに貢献したいと思え実行できる人はどんどん他社との差別化に繋がり成果に繋がります。もしあなたが最近「良いサービスに出会えていない」と思うのであれば、それは完全なるチャンスなんじゃない?

2023-08-31 18:18:00

【第621回】最期の仕事はなんだろう

生きとし生けるものすべてに最期があって、その最期はいつになるか誰もわからなくて、もしかしたらその最期は50年後かもしれないし、10年後かもしれないし、明日、ひょっとしたら1時間後かもしれないし、そうなったときふと思ったことは「自分の最期の仕事はなんだろう?」という疑問でした。誰と会うのが最期だろう、どんな提案をするのが最期だろう、どんな場所でミーティングするのが最期だろう、そう考えると大袈裟かもしれませんがこの一瞬一瞬がとても愛おしく思えてきました。本日ミーティングさせていただいたクライアント様、明日ミーティングさせていただくクライアント様、どのタイミングで最期になっても幸せな気持ちで終わるんだろうなぁと思える環境にあるのはとても幸せなことです。まだまだ行きたいところもある、体験したいこともある、でももし次が最期の瞬間でも「まぁいいか」と思えるのは冷めているだけなのか、執着がないからなのか。いずれにせよ気持ちは軽く生きていられることは私にとっては合っていて、今の人生がとても幸せです。明日死ぬと思って毎日を全力で生きていくというのは大変ですが、明日終わっても後悔がないように生きていくと考えると何を選ぶかと言うことが明確になっていくかもしれません。あなたは充実した毎日を過ごせていますか?

2023-08-29 18:18:00

【第620回】はい!喜んで!!

先日クライアント様先でのミーティングの際、そのクライアント様では毎月全社でミーティングをするのですがこんなご時世にも関わらず業績は絶好調で、集客も止まらずどんどん新規のお客様からのお問合せが増えているのですが、そうしてくると嬉しい悩みと連動して出てくる悩みが「忙し過ぎる」という状態。各々が今までにない忙しさにまだ順応できていない状況なので、上司から「これやれる人~?」と聞かれてもみんな「……。」といった状態に。わたしがまだご縁をいただいたばかりでまだ全然仕事が無いときはそうではなかったのですが、よほど忙しいのでしょう。早速そこでマインドチェンジ。お伝えさせていただいたことは「忙しいときに「忙しい、忙しい」と言っていると脳が「俺は忙しいんだ」と益々錯覚して新しいことをシャットアウトするようになるよ。そうすると知恵や工夫が出なくなるよ。基本脳はサボりたがりだから「忙しい」「もう限界」と思った瞬間にサボることを考え出すよ。だからこそ大変なときこそ頼まれごとをされたときは「はい!喜んで!!」と言葉に出してみようぜ、そうすると脳は単純だから「俺頼まれて喜んでる!」とポジティブな勘違いをするようになるよ。すると喜んで出来る状態になるよう知恵や工夫をしてくれるようになるよ。まずは自分の脳に「喜んでいる」というポジティブな情報を与えてやろうぜ」ということをお話しさせていただき、今月1ヶ月は「はい!喜んで!!」月間にすることが決まりました。3日ほど経ち、その会社の社長から言っていただいたことは「社内の雰囲気がたった3日でめちゃくちゃ良くなった」とのこと。そりゃそうでしょう。だって社内で「はい!喜んで!!」という言葉が飛び交っているんですもん。居酒屋に活気があるのはこの影響ですよね。もしこのブログを読んでくださっているあなたも、今日一日だけでもいいので誰かに何かを頼まれることがあれば「はい!喜んで!!」と言ってみると相手からの印象も、自分のモチベーションも変わってくるんじゃない?

2023-08-27 18:18:00

【619回】何年より何時間

先日クライアント様とお話ししていた時に、その方はプライベートでバンドのボーカル・ギターをやっていらっしゃって、コンサート会場なども使ってライブを行うほどのセミプロのような感じで趣味を楽しんでいらっしゃるのでそんな生き方が素敵ですねという話をしていた中で、私も中学生の時に父のフォークギターを触り出して、でもいまだに軽くは弾けるものの弾ける人から見たらまだ全然で、「なんやかんやで20年くらいギター触ってるんですけど全然弾けないんですよね~」と話していたら「何年はあてにならない、大切なのは何時間のめりこんだか」ということをおっしゃっていただき「確かに」とは腹に落ちました。ちなみに飛行機のパイロットは何年やっていたか、何回フライトしたかではなく「何時間フライトしたか」が評価基準になるとのことです。私自身も独立してまだ4年ですが、この4年で仕事に携わってきた時間でいうとそこいらの人とは比べものにならないくらいだと思います。いろんな見方によって評価が変わる。そう考えると世界はまだまだ広いんじゃない?