BENchmarkブログ

2023-02-02 18:18:00

【第514回】試用期間はなぜ3ヶ月なのか?

2月、3月になるにつれて増えてくるものの一つとしては「転職」です。春に向けて心機一転、新しい環境で自身の可能性に挑戦してみる人も少なくないと思います。ただ、中途社員に関してはどこの会社もお試し期間として「試用期間」を設けている会社は多数あります。それも期間はだいたい「3ヶ月」です。なぜ3ヶ月なんでしょうね?これは前職も踏まえて数多くのスタッフの研修に携わっている者としては「3ヶ月あればだいたいその人の人となりが分かる」ということです。人は転職して大体最初の1ヶ月は緊張感を持って一生懸命取り組みます。2ヶ月からは人間関係も徐々に出来て、仕事の流れなんかも把握しながらちょっとした余裕が出てきます。そして3ヶ月目。ここで完全に慣れ・ダレ・舐めが出てきます。そこで大体その人の人間性が見えてきます。なので企業としては1ヶ月じゃあちょっとまだ判断し兼ねる、2ヶ月も、もうちょっと様子を見たい、3ヶ月あれば大体その人が分かるから3ヶ月という試用期間を設定している会社が多いように思います。また、雇われる側も試用期間がさすがに1年とかになると「いやいや、いつになったら正社員になれるの?」と不安を抱き永く働くことが困難になる場合もあります。なので3ヶ月という期間はお互いにとって絶妙な期間だと思います。逆に転職して最初に1ヶ月、2ヶ月で手を抜く人、一生懸命頑張れない人は正直試用期間中に解雇した方がお互いのためだと思います。前職でも最初の一ヶ月で「こりゃダメだ」と分かり切っているにも関わらず、採用にあたってお金も手間もかかっているから、離職率が上がってしまうからというバリバリ忖度で正社員に採用してしまうと、やっぱりハマってしまうことになりました。基本働かない、働かないから成果が出ない、成果が出ないのにダラダラ在籍させてしまうから赤字社員にしかならない、結局赤字を回収する前に辞めていく。仲良くなるための3ヶ月ではなく、「この人はこの会社で成果が出せるかな?」「自分はこの会社で成果が出せるかな?」とお互いが見極め合うための試用期間です。転職する側は本気で必死になって成果を出していきましょう。転職を受け入れる側は、しっかり3ヶ月で適正を見極め、会社もあなたも転職者も不幸にならないように良い結果だろうが悪い結果だろうが早々に見切りを付けていきましょう。それこそが「優しさ」ってもんじゃない?

2023-01-31 18:18:00

【第513回】効率を考えるのは圧倒的に数をこなしてから

効率、効率、効率、最近年のせいなのか、昔に比べ市場を取り巻く環境が物凄いスピードでサイクルしていると思うのは私だけでしょうか?私は普段クライアント様には「無理・無駄をなくしていこう」とは言うものの、自分自身は結構「無駄」が好きだったりします。それは、そこから学ぶことがあることを知っているからです。ある程度の効率を求めるためには、ある程度の無駄を体験しないことには効率を追求できないとさえ思っています。だからこそ、慣れてもいない状態、成果も出ていない状態で「効率」と言う人を見ると「いやいや、もっとがむしゃらに無駄を体験しやんかい!」と思ってしまいます。手を抜くためには圧倒的仕事量をこなさないと、力の抜き方もわかりません。仕事量をこなす前に手を抜くのは、ただの「怠慢」であり「手抜き」です。効率を求めるなら無駄を知る、無駄から学ぶことによって効率を知る、これってなかなか深くない?

2023-01-29 18:18:00

【第512回】ジーンズの販売員

昔輸入商社時代の話ですが、仕事柄「現場」に足を運ぶ機会も少なくありませんでした。ここで言う現場とは、新築やリフォームを施工している現場のことです。職人さんとも関係を築き「ここの住宅会社はこれから仕事量が増えるらしいぞ」「ここは最近支払いが悪い」などなど情報取集も兼ねて、時には体も動かし現場の職人さんからも色々教えてもらっていたのですが、その際現場の職人さんたちはスーツで現場にお伺いすることを嫌う傾向がありました。理由は「汚れないか心配してしまうから」です。なので、現場に行く際は作業着や、当時から「作業着=ダサイ」と思っていたので基本ジーンズやスキニーパンツでお伺いしていたのですが、私はジーンズに特にこだわりがなく、それこそ無難にEDWINの503でも購入するかなと思って入った洋服屋さんで、若い販売員が「何をお探しですか?」と対応してくれたので、作業着用で安いジーンズを探している旨をお伝えしたところ目をキラキラさせながら「ジーンズうんちく」を教えてくれました。「このブランドはこんなストーリーがあって…」「このデザインはこうした過程から生まれた芸術で…」聞いていて飽きることはなく、「この人は本当にジーンズが好きで、この仕事が好きなんだなぁ」と感じさせていただきました。よくわからないなりに「じゃあオススメ買います」と言って購入したことを思い出しました。今あの若者はどうしているんでしょう、今でも好きなものを目をキラキラさせながら取り扱ってくれていたら嬉しいなぁとふいに思い出した今日この頃です。

2023-01-27 18:18:00

【第511回】自分の武器は把握できていますか?

みなさん自身の「強み」「武器」は把握出来ていますか?全く分かっていない人、ぼんやりと分かっている人、それぞれの程度はあるかと思いますが、一度自身の強みや武器を「棚卸」してみることも必要です。ここで言う「武器」とは営業するにおいての「提案内容」です。例えば私で言うと、「開業・・新事業・新商品のつくり方」「お金をかけずにする発信の仕方」「集客出来た際の接客対応の仕方」「ファン化・リピーター化の方法」「紹介率upの方法」がざっくりとしたカテゴリーになり、各カテゴリーで細かく提案する内容があります。提案数だけで言うと、200は余裕で越えます。これを必要な時に必要な人に、必要なだけ活用し成果に繋げていきます。この「自身の武器」を分かっているかどうかで成果は大きく変わってきます。仮にあなたが山にサバイバルに行くとしましょう。リュックの中に何があるか知っているのと知らないのとでは、心持ちも山での立ち振る舞いも変わってきますよね?一度自身の「武器」がどんなものがあるのか?どれくらいの量があるのかを棚卸してみてもいいんじゃない?

2023-01-25 18:18:00

【第510回】お陰様で3周年

2020年1月22日、「ベンチマーク」を開業してみなさんのお陰で起業して3周年を迎えることが出来ました。35歳で起業してあっと言う間に4年目に突入です。この3年でまたもや成長出来ました。今までできなかったこと、知らなかったこと、出会わなかった人。たくさんの人からの愛情と優しさに支えられ3年前とは全く違う景色を見させてもらえています。2023年は去年にも増して景気としては全体的に厳しい年になることが予想されます。みなさんが思っているより低迷します。だからこそ、既存のクライアント様がそんな中でも成果が出るように、精神的にも経済的にも豊かになれるように一緒に全力で伴走し、共に成長し共に成功していけるようまずは私がパワーアップしていきます。有難いことに、現状のクライアント様は起業当初からご縁のある方ばかりです。クライアント様とは言うものの、「お客様」という関係よりは近しくて、「友人」かと言われればもっと高い位置にいて、「家族」と言われればそれに近しい存在の方ばかりです。景気が悪くなっても「全員が平等に不景気になる」ことはあり得ません。知恵を出し、手を動かし、足で稼ぐ。そうすればきっと「成功」を自分たちで掴みに行けると信じています。ここからが力の試されどきですね。へっへっへ、楽しくなってきやがったぜ。