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【第697回】とりあえず一回ググろうぜ
お金、地位、名誉、名声、信用、こんなものは最初なかったものなので、無くしてしまってもまた作ればいいのですが、「時間」と「お金」は二度と戻ってこないので本当に大切にしなければいけません。それは自分の時間と命はもちろんですが、人様の時間と命も大切にしなければいけません。先日クライアント様のオフィスで幹部ミーティングをして休憩時間にオフィスの様子をポケ~っと眺めていた際に、後輩社員が先輩社員に「これ教えて欲しいんですけど…」と質問していたのですが、その内容が少し調べたらすぐ分かることでした。というか、今の世の中誰もがインターネットに簡単にアクセスできるので、一度ググってしまえばすぐ答えは出てくるのです。ホームページの作り方、スマホの操作の仕方、相続手続きの云々かんぬん、税金のこと、ときには生き方についてもご丁寧にどこかの誰かが答えてくれています。もうこの世界で「誰も体験したことない悩み」というのはないのかもしれません。それくらいある程度のことは答えが用意されています。だからこそ、分からないことがあった場合、まず自分で調べる。その上で分からなかったら相談する。そういった癖を付けないと「時間泥棒の無礼な人」になってしまい、優秀な人からどんどんかまってもらえなくなってしまいます。優秀な人は、優秀な人だからこそ忙しいのです。そこら辺を若手スタッフに教えてあげないと、いつまでたってもかまってちゃんになってしまうので、ときには厳しく突き放すのも先輩の仕事なんじゃない?とお節介な私が先輩スタッフに言ったことは容易に想像つくんじゃない?
【第696回】景気回復見込み14.1%
年明け早々にNHKで報道されていたのですが、帝国データバンクが2024年の景気動向について愛知・岐阜・三重・静岡の企業にアンケートをとったところ、2024年の景気回復を見込んでいる企業は14.1%とのこと。景気は「気分」です。そりゃあ景気が悪くなるはずです。14.1%の企業の代表が景気が回復する!と言っているにも関わらず残りの約86%の企業は「回復しない」と言っているんですから。輸入商社時代、役職と部下をつけてもらったとき上司に教えていただいたことは「会社を潰すのは簡単です。それは会社のトップが「もうダメだ」と言い続ければ簡単に会社は潰れます。だから射場君は良いチームにするために率先して元気を出してチームを引っ張っていってください」ということを指導いただきました。本当にその通りです。本音かどうかは置いておいて、未来に「希望」を持って頑張っている大人が14%しかいない。どうかしてるぜです。嘘でも強がらんかい!特に社員を抱えている経営者は社員に希望を持たせんかい!大の大人は子どもたちに夢を与えるのです。子どもたちを安心させるのです。若い世代が「将来が楽しみ!」と思ってもらえるように立ち振る舞うのが大人なのです。今業績が悪いからと言って、それはあくまで「今」の話。未来はどうなるかなんて誰にも分からないのです。いつか「今年、景気回復見込みと答えた企業は90%です」と報道された日が来たとしたら、その時は本当にイケイケの状態になってるんじゃない?
【第698回】ヒーローの真似しててもヒーローになれないぜ?
ビートルズのコピーバンドをして、どれだけ上手くなってもビートルズを越えることはできません。それと同じで経営の神様松下幸之助を真似して松下幸之助を越えることはできません。スリムドカンの斎藤一人さんを真似しても斎藤一人さんを越えることはできません。要はヒーローを真似してもヒーローにはなれないし、その人を越えることはできないのです。よく「○○式」や「○○経営」を取入れています!という文言でPRしている会社を見ますが、申し訳ないのですが「超絶ダセィ」としか思えません。「お前経営者じゃないのかよ?」「お前会社の長じゃないのかよ?」「人の名前使って虎の威を借りる狐してんじゃねぇよ!」と思います。リスクを取った上で経営をしているのであれば、人の名前を使っているのは本当にダサイし軽蔑します。何故なら「お前の可能性は無限なんだぜ?」「お前はお前が憧れている人を越える可能性があるんだぜ?」「お前も歴史に名を遺す可能性があるんだぜ?」と思うからです。あなたには無限の可能性があります。それはあなたはもちろん、他の誰にも分からないことです。もしかしたらイーロンマスクを越えるかもしれません。ただ、そうなれるのは「そうなることを望んだ人のみ」です。もし必要であれば手を貸します。高みを目指してみてもいいんじゃない?
【第711回】他社から学ぶ
みなさん同業他社はもちろん、時には異業種も含め「他社」から情報収集をしていますでしょうか?うまくいっている会社、うまくいっていない会社にはそれぞれ理由があります。ただ「これだ!」という明確な理由はときとして分かりづらい場合があるので、とにかくうまくいっている会社を何社も調べて調べて調べ尽くして「共通点」を見つけていく必要があります。そうすると「ひょっとしてこれがうまくいっている秘訣なの?」ということに出くわします。それを自社でも取り入れていくのです。ホームページの発信の仕方、使っている色は?文字のフォントは?ターゲット層は?どんな写真を使ってどんな文言を選んでいるの?と、分析する項目は多岐に渡るかもしれませんが、それでも分析をしまくるのです。幸い私はサラリーマン時代多くの会社の決算書を見られる立場にいました。そうなると、益々うまくいっているようで儲けていない会社、うまくいっていないようでめちゃくちゃ儲けている会社を知ることができました。そうなると勘の精度が格段に上がります。「勘が良い」の勘を冴えわたらせるためには、たくさんの情報や知識を入れていかなくてはいけません。ときには同業者ではなく異業種からも学べることがたくさんあります。もし、今ちょっと行き詰まっているのであれば、一旦今ある仕事の手を止めて目線を変えてみてもいいんじゃない?
【第695回】一番手っ取り早い稼ぎ方は
起業して5年目。輸入商社時代に「商売のいろは」を教えていただき有難いことに起業してから¥1も借入することなく、年間の広告宣伝費もホームページのサーバー+ドメイン代のみで¥15,000くらいでしょうか?それで自身で新規開拓を一切しないにも関わらず協力してくださる方、応援して下さる方のお陰で顧問数50社限定、新規顧問に関しては最短でも2年後というなんとも強気な経営が出来ているのですが、去年から経営コンサルを生業としている方から指導依頼をいただいたりする「コンサルのコンサル」という自分でもよくわからない立ち位置になってきているのですが、上手くいっていない人になればなるほど「稼ぎ方を教えて欲しい」という何ともサムい質問をしてくるので、その際にいつもお応えするのが「一番手っ取り早い稼ぎ方は人より多く働くこと」ということをお伝えしています。一日24時間の中で仕事に向き合っている時間は何時間?お客様のお役立ちのために心と頭は何時間使っている?成果が出ない人になればなるほど、「ちゃんと働いていない」のです。その割にのんびりお昼ご飯を食べたり、一日に何本もタバコをポカーンと吸ったり、時間を無駄遣いしていることに気付いていません。1分、1秒をしっかり意識し仕事に向き合えば嫌でもある程度の成果は出てくるのです。資産100億~とかのエゲツナイ資産家を目指すのであれば話は違いますが、年収¥1,000万~¥2,000万くらいであれば一生懸命働きさえすれば何とかなるのです。一度自分の一日の動き方を1週間分可視化してみて無理・無駄を洗い出してみてもいいんじゃない?