BENchmarkブログ

2024-10-17 18:18:00

【第828回】やらかしたときは…

こどもたちへ

人生において間違いや失敗をおかすことは多々あります。先日お父さんは9:00にアポイントを取っていたにも関わらずなぜか10:00からと思いこんで思いっきり遅刻しました。そんなとき、もしかしたら「渋滞に巻き込まれまして…」「車が故障しまして…」「困っていたおばあちゃんを助けてまして…」と、嘘を付こうと思えばいくらでもつけるかもしれませんがお父さんは「さーせん!思いっきり10:00と勘違いしてました!着いたら膝小僧をかち割ってください!」と正直に言いました。なぜか?それは「嘘はいつかバレるから」そして「嘘をつくことは苦しいことだから」です。君たちのおじいちゃん、おばあちゃんはお父さんに「嘘は付いたらダメ」と厳しく教えてくれました。逆に、お父さんが何からしらやらかした時に、勇気を出して正直に自分から「あれこれやらかしました、ごめんなさい」と言うと一切怒らずいてくれました。嘘を付くと、その嘘を隠すためにもっとたくさんの嘘を付かなくてはいけません。だからこそ、なにかしらやらかした時は正直に相手にお伝えし、心底謝る。するとどうでしょう、相手からの信頼度が増すというミラクルが起きるのです。「この人は裏表がないな」「この人は嘘を付かないな」「この人が言うことであれば大丈夫だろう」とチャンスに変わるのです。相手は自分より賢いもの。だからこそ小手先でどうこうしようとしても、相手には丸わかりです。もしバレていないのであれば、それは相手が「バレていないフリ」をしてくれているだけで、着実に自分の「信頼貯金」は無くなっていきます。自分を守るために嘘を付いてしまうことは必ずしも悪いことではありません。ただ、そこを踏まえて勇気を出して「ごめんなさい」と言えた先には、きっと君たちにとって「良かった」と思える未来があります。何より正直に生きることが出来れば、何の後ろめたさもなく生きることができます。世界は自分で広げていくもの。後ろめたい気持ちは自分の世界を自分で狭めてしまいます。君たちの世界は無限です。どんどん世界を広げていくためにも「勇気ある正直者」を貫いてください。

正直イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

2024-10-15 18:18:00

【第827回】手放せば軽くなる、軽くなれば満ち足りる

生まれたときは体一つで生まれてきて、そこから目に見えるもの、目に見えないもの問わずたくさんの「モノ」を求めて、求めて身に付ければ身に付けるほど身動きが取れなくなり、それを人は「執着」と呼び、せっかく必死になって手に入れたものを手放せば手放すほど心が軽くなり満ち足りていき、そこで初めて「最初から満ち足りていた」ということを知り、それを人は「悟り」と呼ぶのかもしれません。弊社のクライアント様で「お金第一!」という方は非常に少なく、それよりも「自由」や「やりがい」や「貢献」ということに注力していらっしゃる方が多く、そういう人になればなるほど経済的にも精神的にも益々豊かになっていらっしゃるなと思います。最近わたしも「毎週10個何かを手放そう」と毎週書類やら服やらモノやらを意図的に手放しているのですが、非常に心にとって健康で過ごしやすくなっています。最期にはこの身体も手放し魂だけになったとき、とても満たされた気持ちになるのでしょうね。自分自身も支えてくださる人たちのお陰で、精神的にも経済的にも非常に豊かな状態が続いていて穏やかで健やかな毎日だからこそ、損得なく真摯な気持ちでクライアント様と携われていることは本当に有難いことだと思っています。起業したときの理念として「お金儲けをするのではなく、人の役に立つことだけしかしない」と決めたことを心から良かったと思えています。もし今窮屈に感じているのであれば、今のポジション、過去の栄光、小さなプライド、「こうあるべき」という考え方を勇気を持ってちょっとずつ手放していけば軽くなれるんじゃない?

2024-10-13 18:18:00

【第826回】やらない人、出来ない人ほど口を出す

たくさんの企業やそこで働かれる人と携わらせていただいていると、人というものの共通点と言いますか、ある一定の属性というものが見えてくるようになります。特に仕事においては顕著で、成果を出し続ける人はひたむきに黙々とやるべきことをやり続けることが出来るのに対し、成果がなかなか出ない人は「やらないくせに、出来ないくせに一丁前以上に口を出す」ということがあります。「俺だったらこうするけど」「わたしはこれはどうかと思う」などなど、重箱の隅をつつくように評論家気取りでダメ出しをしてきて、それに対してキズついたりやる気が削がれた頑張り屋さんから相談を受けた際にお伝えさせていただいていることは「雑音だから気にしなくていい」ということです。出来ない人、やらない人になればなるほど自信の無さなのか、マウントを取ることによってしか自分の居場所を確立できないからなのか声が大きいもの。だってそれがその人たちができる唯一の自己表現だから。中には悪意を持ってキズ付けてくる人もいます。わたしはそういった人たちの言葉は「雑音」だと思っています。だからこそ、そんな時に雑音に耳を傾けてしまうと軸がブレる、軸がブレるから成果が出ない、楽しくないという負のスパイラルに陥ってしまうので、もし雑音が耳に入ってくるときこそ、耳を傾けるべきは「自分自身」なのです。ゴールはどこなのか?今自分がやっていることは着実に確実にゴールに向かっているのだろうか?もっと早くゴールに辿り着くにはどうすればいいのか?求めてもいないのにアドヴァイスを言ってくる人にロクなものはないし、だいたいそんなアドヴァイスは的外れでクソの役にもたたないものばかりなので、もしやっても無い人があーだこーだ言ってきたら「そうなんですね、じゃあそれでやってください、では!」と言ってみてください。きっとそれっぽい理由を付けて逃げていくはずです。ただ、年を重ねると体力や気力も衰えて自分もやらないのに口だけは一丁前のサムい大人にならないように自分自身も気を付けていく必要があるんじゃない?

2024-10-11 22:30:00

【第825回】鍛えるべきは我慢する力ではなく嫌なものを嫌と言える勇気

こどもたちへ

ステップアップ、成長、スキルアップ、生産性向上などを目指す ...

我慢は大切です。例えばお金であれば、ある時にあるだけ使ってしまうと本当に必要なときに困ってしまうし、食べ物もある時にあるだけ食べてしまうと肥満に繋がって健康を害すだけではなく時には人から「だらしない人」と認識されて貴重な機会を自分で潰してしまうかもしれないので我慢は必要ですが、「人付き合い」においては「我慢」ではなく「嫌なことを嫌と言える勇気」や「嫌なことを相手に伝える技術」を鍛えていくことが大切です。一番もったいないのはこの広い世界で、無限と言ってもいいほどたくさんの人がいる世界で好きでもない人とずっと一緒にいて、心を壊す、身体を壊すことがもったいないとお父さんは思うよ。ただ、「俺はこれが嫌だ!」といきなり言うと相手にも言い分はあるし、ただのわがままになってしまうと「サムい人」になってしまうから「伝え方」や「伝える場面」は考えないといけないよ。「討論」でどちらかが良い、悪いを決めるのではなく相手の言い分もちゃんと聞いて「議論」をしないといけないよ。最初は上手くいかないかもしれないけど、何度も何人も議論をすることによって年を重ねて体力も精神力も衰えてきたときに、自分の周りには自分の好きな人ばかりがいる環境こそが豊かな老後になると思うよ。もし「一人の方が楽」なのであればそれも良しだよ。お父さんもお母さんも、お前たちが「これぞ俺の幸せ」というものを見つけて、それを大切にして「あ~幸せ」と思える人生を歩んでくれたら最高にハッピーだよ。

2024-10-09 18:18:00

【第824回】成果が出せない人はコンサルやっちゃダメ

少し前の記事で紹介されていましたが、東京商工リサーチによるとここ最近「経営コンサルタント業」の倒産が過去最多とのこと。理由は顧問先の仕事がコロナ後から著しく悪くなったこと、ウィルス感染対策におけるリモート対応が出来ずに業績不振になったこととのこと。コンサル業は起業する際に比較的資金や資格を必要としない兼ね合いから新規参入がしやすい業種とされていますが、だからこそポンコツや詐欺師のようなコンサル会社が横行して「コンサル」という職種が非常に胡散臭いものとみられるのでしょう。「コンサル業」というカテゴリーに位置する弊社ですらも、いまだに「コンサル会社とは契約しちゃだめだよ」と顧問先問わずにお伝えしています。弊社の場合は「伴走者」というカテゴリーをお世話になっている人から見出していただき、未だに自社のことを「コンサル会社じゃない」と言っているので、時にはお客様を混乱させるかもしれないのですが、やはり「コンサル」という言葉にどうしても抵抗があるのです。にも関わらず、そんな会社に最近いつにも増してコンサル業を生業としている会社から多数お問合わせをいただきます。「貴社のコンサル業のノウハウをレクチャーしてください」「弊社と組んで貴社のノウハウを販売しませんか?」と、コンサル会社からたくさんお問合わせをいただきます。中には「弊社顧問先を貴社の新規開拓の場として活用しWin-Winの関係を築きませんか?」と図々しい提案をしてくる会社もあります。「新規困ってねぇよ」「新規する暇があったら既存の顧問先に全力を費やすよ」「そもそもコンサルじゃないし、その人、その会社に合った戦略を一緒に考えてるんだからノウハウ化出来るわけねぇよ」なのです。本当に優秀なコンサルであればそもそも困らないのです。無駄な広告を発信することもないし、新規開拓をする必要もない、資金繰りに疲弊することもなければいかなる状況でも打開策を見出していくものです。現に弊社はリモートのお陰で沖縄や和歌山、東京や北海道のクライアント様ともお取引が出来ています。チャンスに出来るかどうかは自分次第なのです。今まで何人かのコンサルに「コンサル方法を教えてくれ」と直接言われたこともありますが、こちらのアンサーとしては「相手のためにもあなたのためにも、その時点でコンサル辞めたほうがいい」という言葉をお伝えしてきました。本当は困っている癖にその状況を隠してお客様の前では偉そうにそれっぽいことをそれっぽく言う、「詐欺」でしかありません。現状仕事に困っているコンサル会社、そしてその社員の方々、世の中に仕事はたくさんあります。コンサル業に依存する必要もありません。人生は思ったよりも短いもの。自信と誇りを持って携われる仕事をしませんか?