BENchmarkブログ
【第899回】悪いときこそチャンス
地球の水分の割合は70%と言われています。人間も含め多細胞生物の水分量も70%と言われています。地球には地域にもよりますが春・夏・秋・冬といった四季があります。人間にも四季ではないですが波があります。良い時は当然良いのですが、実は後から振り返ると「悪いとき」が今の良い結果に繋がっていることは多々あります。チャーリーチャップリンの言葉で「人生は短期で見ると悲劇、長期で見ると喜劇」という言葉があります。どこで切り取るかによって見え方が違うもの。坂道でも下り坂は楽に感じるけれど着実に降下しています。体力的にも精神的にもシンドイ上り坂の方が着実に上がっています。という「この世の摂理」を知ると悪いときでもジタバタする必要はありません。「ははぁ~ん、これは未来のための肥やしになっちゃうんだね」や「ほほ~ぅ、これ以上また成功しちゃうんですか」と恐怖の中にも期待を感じていればいいんです。ただ、時に「正しく怖がること」も必要なので、調子が悪いときこそしっかり慎重になって、パワーアップする自身の未来にワクワクして背伸びしておけばいいんじゃない?
【第898回】どう生きるか?よりどう死ぬか?
20代は「どれだけ人より稼いでやるか」や「どれだけ力を見せつけてやるか」というのが仕事のモチベーションであり、闘争本能に火を付ける理由としていましたが、30代になるとテクニックも身に付け、仕事に対して自信と余裕も身に付きがむしゃらに「稼ぐ」だけではなく「どう生きるか?」を頭の片隅に置きながら仕事に携わっていましたが、40代になって少し早いかもしれないのですが周りの大切な人の死に携わるようになり「終わりがあること」をリアルで知ると「自分はどう死ぬか?」ということを考えるようになり、どう死ぬか?そのために今何をするべきか?と考えて動くようになっています。わたしも含め、このブログを読んでいただいている方、読んでいただいていない方も120%死にます。いつかは必ず死を迎える上で、自分はどんな最後を迎えたいのか?何を残して、逆に何を残さずこの世を去るのか?「まだ40歳なのに?」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、健康寿命を考えると「もう40歳」です。この気力、体力があるうちに準備しておかないと誰かの助けを必要とします。そうなると、もしかしたら自分が本当に望んでいる最期にならないかもしれない。そんなの耐えられない!だって僕の人生だもの!どれだけ思い通りになるか分かりませんが、出来る限り想い通りの最期を迎えられるようやるべきことを明確にして一つずつ丁寧に着実に進めていき、臨んだ最期を迎えることが人生の最高の贅沢じゃない?
【第897回】テストで100点取るよりもモテるほうに全力出しなよ
こどもたちへ
忍たま乱太郎のエンディングテーマで「100点なんか、取らなくていい大事なのは女の子にもてることだよ0点チャンピオン」という歌詞がありますが、まさにそれでお兄ちゃんは最近塾にも通い出して夜遅くまで勉強頑張ってるけど勉強を頑張れずにいたものの今を生きているお父さんからしたら「そんなに頑張らなくてもよくない?」と思ってしまうのは親としてどうかと思うけど、お父さんは「100点取れた!」よりも「好きなこと付き合えた!」という報告のほうが1000倍嬉しいよ。お兄ちゃんが密かに彼女が出来ていたことも嬉しかったし、今年のバレンタインに弟の方がチョコもガチ本命チョコもらってたのも嬉しかったよ。君たちが思っている1000倍嬉しかったよ。女の子に限らず君たちが「心底分かち合える友達ができた」と聞いたら嬉しいし、「人と携わることによって幸せを感じることができた!」と聞く度にきっと涙が出るほど嬉しくなるよ。そこには「点数」は入ってこないんだよ。むかしお父さんが年収¥1000万稼いだときおじいちゃんは「ほ~、すごいなぁ」くらいであまり大きなリアクションはなかったけど、結婚する!や子供を授かった!と報告したときのおじいちゃんの「でかした!!」という喜びように「えっ!?そっち??」と当時は思ったけど、親になった今だからこそその気持ちが分かるよ。お父さんは君たちに「良い点を取ってほし」や「稼いでほしい」と思っている訳ではなくて、「幸せになってほしい」と思って育てているよ。育てているのか育てられているのかは分からないけど、君たちが「幸せ!」「このために生まれてきた!」と思う機会が多ければ多いほどお父さんもお母さんも幸せだよ。勉強を頑張っている君たちにこれを言うと酷かもしれないけど、大切なことは「勉強」ではなく自分や自分が好きな人を幸せにするための「学び」や「知恵」だよ。仮にテストで「0点」を取っても「ROCKだろぅ!?」くらい言える人になったらお父さんは強く抱きしめるよ。愛してるぜ。
【第896回】人を試すな、人を試す人と付き合うな
こどもたちへ
来月4月からはそれぞれクラス替えもあって新しい環境になって、これからも君たちはたくさんの人と付き合っていきます。良い人もいれば悪い人もいます。ただし世の中には100%良い人もいないし、100%悪い人もいません。みんなどこかしら良い面と悪い面を持っていますが、お父さんは「良い面が多い人」と付き合うようにしています。お父さんの思う「良い人」と君たちの思う「良い人」は違うかもしれないし、違ってもいいと思うのですが、「これは付き合わない方がいいよ?」という人の条件として「人を試す人」とは付き合わない方が良いと思うし自分自身も人を試すような人にはなっちゃいけないと思います。お父さんは「評論家になるな、絶賛家になろう!」をテーマの一つとしていますが、人を試すということはそれだけ相手を下に見ているということ。人を馬鹿にする人が一番馬鹿です。人の悪口を言う人が一番悪いのです。「あいつはこうしてくれると思ってたんだけどなぁ」や「あいつがどう出るか試してやったんだ」という人がいたらそいつはきっと「勝手に人に甘えて依存して想い通りにいかないと逆恨みしてくるヤバい奴」なので、「どんな人と付き合うか」も大切だけど「どんな人と付き合わないか」もそれ以上に大切だよ。
【第895回】自分が発信したいことではなく、自分のターゲットが見たいことを発信する
あなたの会社はホームページやSNSを使って情報を発信していますか?その発信内容は「自分が発信したいもの」を発信していますか?それともちゃんと「自社のターゲットが見たいこと」を発信していますか?だいたいの会社が前者で、自身の見せたいことばかり発信しています。ただ、マーケティングはそうではありません。「自身のお客様になる人が見たい内容、見ていて心地良い内容」を発信しないといけません。アイドルをイメージしてください。「わたし彼氏いません!」「キャラメルマキアートが大好き♪」って言うでしょ?あれが「いやぁ~、今まで100人くらい付き合ってきましたねぇ」や「休みは昼間っから呑んでます」というアイドルであればファンはできないでしょ?(わたしは逆にそっちのほうがハマるかもしれませんが)「顧客のイメージを壊さないこと」を徹底しているかと思います。弊社もそうです。わたしのことを知っていらっしゃる方であればご存知かと思いますが、このブログでのわたしと実際のわたしにはギャップがあります。ブログの方が「より厳しめ」です。これは「経営者からセミナー・講師の依頼をいただくため」にわざと厳しいことを書いているので、実際にこのホームページを見てからお会いする方は「もっと怖い方と思っていました」とほぼほぼ100%言われます。でも、なんだかんだこのブログからセミナーや講師の依頼をいただいた件数はこの5年で50件以上になるのではないでしょうか?発信するのであれば「意味を持たせる」「ターゲットが好む内容を発信する」このポイントを押さえておけば、きっと成果に繋がっていくんじゃない?