BENchmarkブログ

2022-04-22 18:18:00

【第373回】調子の良い時でも…

弊社クライアント様の中で、来年、再来年、その先までも仕事が埋まっていて、順風満帆な人ほど「調子に乗る人」がいません。

みなさん最初かなり苦労されていたご経験があったからこそ、その時に戻らないように成果が出れば出るほど襟を正していらっしゃいます。先日も去年からご縁を頂いた方が、なんだかんだ今年はもう仕事がパンパンで、来年もある程度数字が見えていて、売上や利益も超絶絶好調モードになられている状態にも関わらず「怖くてしょうがない」「まだまだビビッています」と仰られる姿を見て、「この人はきっとずっと成功されていくんだろうな」と思い、素直に尊敬しました。

逆にちょっと調子が良いからとすぐ調子に乗ってしまう人は、成果を出せる期間が短くなります。ちょっと調子が良くなると、これがずっと続くのだと思ったり、自分は成功者と勘違いして後先考えずお金を使う、自身の成功は周りの人の支えや助けがあってのことだということを忘れ傲慢になり、人を大切にしなくなる。こういった「なんちゃって成功者」になってしまうと、その末路は悲惨なものになります。

前述のクライアント様は、成功しても言葉の節々に「~さんのお陰」「○○さんのお陰」「周りの人のお陰」とお話しされています。その中には大変有難いことに「射場さんのお陰」と言う言葉もご配慮頂いています。益々私自身がその方のファンになってしまいますよね?ファンになるからこそ、もっとその人の為に出来ることをしたい!と思える、だからこそ、その人の周りに良い情報や良い人が集まってくるという非常に好循環を生み出す環境が出来ているのです。現に私もその人のことを「一生涯のパートナーでいたい」と強く思っています。

「調子の良い時でも調子に乗らない」、ベンチマーククライアント様はみなさん超絶成功されていらっしゃるにも関わらず謙虚な方が非常に多いので、逆にそれが当たり前になって私自身マヒしていましたが、これをしっかり意識して守っている人って案外少ないんじゃない?

2022-04-20 18:18:00

【第372回】景気って何よ?

「景気が良い」「景気が悪い」など言いますが、「景気」ってそもそもなんなんでしょう?

景気(けいき)とは、売買や取引などの経済活動全般の動向のこと。

日本語における「景気」という言葉は、中世に和歌の批評における余情意識を表現する用語として用いられており、景色・雰囲気などの意味合いを込めて使われてきた。(『方丈記』など)転じて評判や人気などの意味にも用いられる場合があった。

経済用語としての「景気」にも実体経済の動向のみならず、これに伴った世間一般の社会的心理をも含めて捉えるケースも多く、英語などの他言語には正確に合致する単語はないと考えられている。

※wikipedia参照

 

何のこっちゃです。

ただ、漢字や日本語はとても素晴らしく、その文字である程度の意味のことが理解出来ます。

景気の「景」という漢字は「京の都に日が差す」という成り立ちをしています。そして気持ち、気分の「気」です。

景気というのは「京の都に日が差すような気持ち」なのです。

経済を動かしているのは人々の「気分」なのです。

だからこそ、どんな時でも希望と期待を持った明るい気持ちでいることが、良い成果が出る条件なのだと思っているのは私だけではないんじゃない?

 

2022-04-18 18:18:00

【第371回】「忙しい」で終わらせないぜ

有難いことですが、起業してからずっと忙しくさせて頂いております。顧問契約を結ばせて頂いているクライアント様、「経営的に困っている人がいたら、まずはベンチマーク射場を紹介」と動いて下さり協力して下さる方々、口コミやHPで弊社を見つけてお問合せをして下さる方、いつも全力で支えてくれる家族。私に携わるたくさんの方のお陰で日々慌ただしく、それ以上に充実した毎日を過ごさせて頂いているのですが、中々忙しいくてせっかく新規でご紹介頂いた方、お問合せ頂いた方に現状「待って頂いている状況」がなんだかんだ起業してから続いております。

待って頂いている人の「待って頂いている理由」としては「経営的にまだそこまでピンチではない人」です。

だからこそ、私が「待ってもらっている」時点では、まだ経営的に大丈夫ということなのですが、ここ最近待って頂いている方たちから頻繁に連絡を頂くようになりました。

結論から言うと「経営的にピンチになってきたから本気で助けてくれ」というお声掛けが増えております。こりゃあ頑張らせて頂くしかないです。だからこそ年始から準備を進めてきたプロジェクトがもう間もなく世に出せそうです。

「頼まれごとは試されごと」とは良く言ったもので、忙しい中で頼って下さっているのは、ある意味試されているのだと思います。誰から試されているのか?それは頼って下さっている人ではなく、天の神様的な何かから、もしくは他ならぬ「自分自身」からかもしれません。

「お前は困っているとき、たくさんの人に助けられ救われてきたけれど、困った人が目の前に現れたらお前はどうする?」「自分だけよければ良いのか?違うだろ?」そう自分自身に言われているようで、より一層力が入ります。また、忙しい状況を「忙しい」で終わらせないことによって、またしても成長することが出来ました。この年で成長出来る、限界を超えられるというのは非常に有難いですし、何より楽しくてしょうがないですね。

仮に今「忙しい日々」に追われている方、自身の成長や成功に繋がるチャンスと思って限界を超えてみてもいいんじゃない?

※ただしくれぐれもお体はご自愛下さいね。

2022-04-16 18:18:00

【第370回】社員を食わしてやるより

ある一定数のスタッフがいる会社の経営者の方とお話しをしていると、たまに「社員をくわしてやらないといけないから…」という言葉をおっしゃる方がいらっしゃいます。社員がいなくても「お付き合いしている会社を食わしてやらないと…」という言葉を出される方もいらっしゃいます。ただ、個人的な考えですが「社員や協力業者を食わしてやる」よりも、「食っていけるスキルを身に付けてもらう」ほうがよっぽどそのスタッフさんや協力業者にとってはいいんじゃないかな?と思うのは私だけでしょうか?むしろ、ずっと社長が社員を「食わしてやる状況」が続いてしまうと、万が一社長がいなくなった場合、残された社員は「食えない状況」になってしまいます。それこそ悲劇。過度な「過保護」は毒でしかありません。たまに私に対しても「食わしてください」「紹介してください」と言ってくる方がいらっしゃいますが、私のアンサーは「食えるようになるような知識や技術は与えますよ」とお伝えさせて頂いております。だって誰かに食わしてもらうよりも自分で食えるようになるまで成長した方が絶対楽しいじゃないですか?これこそが相手を想っての愛情じゃない?

2022-04-14 18:18:00

【第369回】取引業者から好かれていますか?

日に日に少子高齢化の流れを肌で感じる今日この頃。

ベンチマーククライアント様の約8割は「建築業」に携わる人たちです。いわゆる「工務店」といった新築やリフォームを手掛ける会社、またはそれに付随する会社が弊社クライアント様の8割になるのです。建築業界も「人不足」は問題になっていて、その中でも「若手不足」は更に深刻な問題です。家を建てて欲しいという人は集客出来ても、家を建てる際に必要な職人が不足している。若くて良い職人は人気があり、引く手あまたなのでなかなか捕まらない、もしくは非常に高額というように、一昔前までは「元請けが仕事を振ってやっている」という状況ではなく、「元請けの仕事を下請けがやってあげている」という状況になっており、それは今後益々顕著になってきます。供給側(職人)が仕事がパンパンになるとどうなるか?答えは「仕事を選ぶようになる」のです。それはもちろん料金もですが、特に今の若い職人になればなるほど「人」で選ぶ傾向が非常に高いです。だからこそ元請け、下請けという考えを捨て「チーム」として付き合っていくことが必要になりますし、何より職人含む取引業者から好かれないといけません。幸いベンチマーククライアント様での職人不足はほとんど聞きません。なぜならみなさん「人を大切に出来る人」だからです。逆に「俺は客だぞ」くらいの人は今後仕事が取れても、それをこなしてくれる取引業者がまったく捕まらないことによる経営悪化が予想されます。「喜んで仕事をお願いして喜んで請けてもらう」そのためには、人間力も必要なんじゃない?