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【第308回】気配りは社内ではなく社外に
ベンチマーク代表射場(いば)です。
なんやかんやでサラリーマンの皆様はボーナスの時期ですね。
今年はいかがでしたでしょうか?
あなたの周りにもボーナス時期の前後は「社内営業」を頑張るサラリーマンも
いるのではないでしょうか?
私が輸入商社時代お世話になった社長からの金言でこんな言葉がありました。
「気配りは社内ではなく社外に」
当時東京で大きな展示会がありました。
名古屋に所属していた私も駆り出され普段会わない先輩や後輩たちと
一緒にお仕事をさせて頂いた際に、本社から社長も様子を見に来られました。
社長がご高齢だったこともあって、私は社長に「お昼は召し上がられましたか?」
「何か買ってきましょうか?」「新幹線のチケットは取られましたか?」と
自分なりの最高のおもてなしをしていたのですが、ふいに社長から
「射場くんは私に気を遣っていますか?」と聞かれました。
当然「もちろんです、社長ですから」とお応えすると、
「射場くんは会社を潰す気ですか?」と言われました。
「???」褒められると思ってやっていたことなのに、むしろお叱りを受け
当時の私は軽くパニックになっていると
「社内に目を向けてばかりいる社員が増えると会社はすぐに潰れてしまいます。
その気配りは全て社外の人に向けて下さい。」と仰って下さいました。
確かに仰る通りです。
社内にばかり目を向けているとロクなことがありません。
ただ、この言葉を企業のトップが言えるとは…
社長、私はまだまだあなた様の足元にも及びません…
出来ることが増えれば増えるほど、あなたとの力の差に愕然とします。
ただ、社長から与えて頂いた言葉は今でも鮮明に私の心に刻まれて
私の生きる上での財産になっています。
しっかり成長しクライアント様の成功に貢献して参ります!
みなさんも、気配りは社内ではなく社外へ!
そうするときっと良い成果が生まれて、結果良い評価に繋がりますよ。