最新ブログ
【第164回】競争よりも協力
ベンチマーク代表射場(いば)です。
世の中には「欲求」が強い人が沢山います。
もっとお金が欲しい、もっといい生活をしたい、もっと有名になりたい等々、特に経営者の中には、私のように昔から「経営者になる!」と1mmも思っていなかった奴に比べるとその欲求は非常に強いです。
欲求は人を動かす原動力になるので、それ自体は悪いものではありません。
ただ、ある程度その欲求を満たすと、今度は今手に持っているものを
守りたくなるのが人の性。
そうすると、誰かから何かを奪うことはあっても、与えることをしなくなる人が
結構います。
それどころか、勝手に自分より高い位置にいる人を見つけて競争しようとします。
ただ、ビジネスでも人生でもそうですが、幸せな人は幸せを周りの人に「シェア」します。
だからこそ、競争よりも協力が必要になってくるのです。
幸せはシェアすればするほど長続きします。
あなたは誰に何をシェアしますか?
【第163回】人の為に勉強しよう
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日セミナーの講師をさせて頂いた先で、質疑応答の際に
「射場さんはどんな本を読まれますか?」と質問頂き
何冊か本をご紹介させて頂きました。
ただ、続いて出た質問が
「何故その本を選んだのですか?」というものでした。
この質問は非常に有難い質問で、改めて自分の行動モチベーションの原点を
分析する機会を与えて頂きました。
そうすると分かったのが、私が本を読んでいる動機としては
「クライアント様のお役に立つ為」ということが判明しました。
「あの人こんなことに悩んでいたからこの本をプレゼントしたら喜んでくれるかも?
でも的外れな本だったら申し訳ないので先に自分でも読んでおこう」や、
「この本の内容はあの人にお話ししたらきっと心が楽になるだろうな」とか、
「この本に載っている内容は、きっとあの会社の今後の戦略に役立つぞ!」などが
私が本を読むきっかけです。
上記からも分かるように、人は自分のためにはなかなか勉強出来ないものの、
誰かのためであれば、結構喜んで勉強出来るという事です。
また、最初から相手に「伝える前提」で勉強しているので、理解力も向上し
助けたい人がたくさんいる場合は、その分「沢山勉強する機会がある」ということです。
その結果として、知識量が非常に増え益々パワーアップ出来るという事です。
なので、今の私があるのは私に「この人を応援したい!」と思わせて頂けている
クライアント様のお陰なのです。
クライアント様に与えて頂いた成長の機会、それによって培った知識はしっかりクライアント様にお返ししていく。
だからこそ、もっと知識を蓄え人様のお役に立てる人財になり
「あいつ育てたん、ワシやで?」とクライアント様が自慢して
吹聴して頂ける人物になるのが、最高の恩返しじゃない?
【第162回】相手の夢をちゃんと聞こう
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさんビジネスにおいて「応援したい人」に出会えていますか?
出会えていたら、それは超絶ハッピー。もしまだ出会えていなくても
心配はいりません。今から出会えば良いだけです。
今回のブログは応援したい人に出会えた際に行うことです。
それは、「相手の夢を聞く」ということです。
私もたくさんの営業マンと携わらせて頂いたり、実際に営業を受けたりする中で、
ちゃんと夢を聞いてくれる人はほとんどいません。
「射場さんは10年後売上をどれだけ伸ばしていきたいと思っているのですか?」
「社員は何人くらいに増やす予定ですか?」
良かれと思って聞いて頂いているのですが、そもそも
「売上を伸ばす」「社員を増やす」前提での質問なので、真意を汲もうとはしていません。
今はとても自由な時代です。これからの未来、その自由度は益々高くなっていきます。
結婚しなくても幸せ、子供がいなくても幸せ、年収が高くなくても幸せ、モノを持たなくても幸せ、
それこそ十人十色の幸せの形があります。
だからこそ、応援したい人と出会えたときにはしっかりとその人の「夢」を聞いてから
その夢を叶える応援をしていくのです。
でないと、自分の先入観だけで良かれと思ってやっていたことが、
結局自分も相手も傷付けてしまうんじゃない?
【第161回】誰の成功をお手伝いするのか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
お客様は神様です。ただし神様の中には貧乏神も疫病神もいるので要注意。
前回のブログにて「人様の成功が自身の成功にも繋がる」という旨のブログを
書きましたが、だからと言って全ての人の成功の手助けをしろということかと聞かれたらそうではありません。
代表的なところで言うと詐欺師。
他にも人を傷付ける人、自身の利益しか考えられない人、情報操作をする人、
自分を擁護するためのウソをつく人、なんだか感じが合わない人、などなど。
人間はどれだけ恵まれた体を授かっても足は2本で腕も2本。
助けられる人の数も有限なんです。
だからこそ、成功のお手伝いする人はよく吟味しなければいけません。
私もそこらへんは非常にわがままにやらせて頂いています。
不真面目な人、ルーズな人、他人任せの人等も基本携わることをお断りしています。
悪い人の手助けは共犯になる、不真面目な人の手助けは過保護になる。
だからこそ、夢を持って、頑張って、努力している人、あなたを本当に必要として
くれる人にのみ、限られた時間と無限の可能性を捧げていきましょう。
それが充実した人生ってやつじゃない?
【第160回】人様の成功が自身の成功であることを知ることから始まる
ベンチマーク代表射場(いば)です。
若い営業マンに「ベンチマーク営業塾」をやっている時に
お伝えさせて頂いていることですが、
「人様の成功が自身の成功であることを知る」
ということがまずは営業という仕事の第一歩なのだと思います。
ちょっと分かりづらいでしょうか?
もうちょっと噛み砕いてご説明すると、正確には
「人様の成功に貢献すると、自身の成功にも繋がりやすい」という事です。
まだまだ分からない?
カンの良い方はなんとなくお分かりになりますでしょうか?
ただ、商売をしていく上でこのことが根本的にあるのとないのとでは
向かう方向も、進め方も、最終的に起こる物事も全く違ってきます。
今回のブログで「ちょっと何を言っているか分からない」という方。
考えることはとても大切です。
ちょっとじっくり自分なりに考えてみてください。
答えは常に己の中にあるんじゃない?