BENchmarkブログ
【第278回】「頑張ってます」は最低ライン
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日、クライアント様の社内での出来事。
上司が成果の出ていない部下に「どうしたら成果がでるのか?」と
話ている際に、部下が言った一言が
「私だって頑張ってますもん」でした。
こんな部下を持った上司はかわいそうだなぁと思いました。
仕事なんだから「頑張る」のは当然です。
頑張っていることをどや顔でアピールしてくる人に限って
本当はそんなに頑張っていないですよね。
ただ、仮に本当に頑張っていても成果が出ないのであれば、この部下の
人もかわいそうですね。ただ、その際の問題解決はそんなに難しくなく
「頑張り方を変える」だけで成果が出る場合がほとんどです。
成果を出すためには、どっちにしろ頑張らないといけません。
ただ、ここで間違って欲しくないことは
評価が上がる人は「頑張っている人」ではないのです。
「成果を出している人」なのです。
どれだけ頑張っても成果が出ていなければ評価されません。
物事はシンプルです。プロセスも大切ですが、それはあくまでゴールありきの話です。
成果を出している人はみんなそれぞれ頑張っています。
だから仕事で「頑張っている」ということは、厳しいかもしれませんが
最低ラインじゃない?
【第277回】飯の種を大事に育んでいるか
ベンチマーク代表射場(いば)です。
あなたはご自身が扱う商品のことをどれだけ知っていますか?
実際に手で触れていますか?
匂いは嗅いでいますか?
使い心地はどうですか?
その商品が生まれた歴史的背景は?
しっかり愛せていますか?
自身が扱う商品やサービスはあなたの「飯の種」なのです。
そこ子たちがあなたにご飯を食べさせてくれるんです。
だからこそ、商品を扱う際、サービスを提供する際には、
とことんその取り扱うものを知って、愛して、
自信満々でお客様にご提案する。
そんなに知りもしないものを「良いですよ!」と言うのも無責任だし、
そんなに知りもしないものを「悪いですよ!」と言うのも言語道断。
自分の飯の種を大事に育ててみてはいかがでしょう?
【第276回】持てば持つほど不安は増える
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日紹介を頂いてお会いした方で、年商100億円規模の会社の社長とお話ししてきました。
当然まだ¥1もお預かりしていない方なので私の中では「お客様」ではなく
「なんか大きい会社を経営しているダンディーなおっちゃん」という認識でお話し
させて頂いていたのですが、突然先方から
「楽しそうに仕事してるねぇ」と言われました。
「そりゃ楽しいですよ、楽しくないんですか?」とお尋ねすると
「楽しくない」とのこと。
会社が大きくなればなるほど不安の方が大きくなるとのことでした。
人間不思議なもので何かを得るとそれを守りたくなるもの。
お金をたくさん稼げば、今度は増やすことには力を注ぐものの、減ることに対して
必要以上にストレスを抱えるもの。
持てば持つほど、それに比例して不安も大きくなるものなんだなぁと学ばせて頂きました。
我々は幸せになる為に生まれてきているのだと思います。
幸せになる為にやっていたことが、自分を苦しませることに
なってしまってはもったいないですよね。
今は富も地位も名声も
「何も持っていない状況」だとしたら。
実はそれって最強なんじゃない?
【第275回】テレアポを取る際の魔法の言葉
ベンチマーク代表射場(いば)です。
今回のブログでは、法人営業で、
特にルート営業をしている方に使える魔法の言葉を伝授します。
みなさんどんなトークでお客様にアポを取っていますか?
「新商品が出ましたので!」
「今回お得なキャンペーンをやりますので!」
等々色々アポと取るための口実はあるかと思います。
ただ忙しい経営者からしたら「商品PRはいらん」
「売込みはいらん」のです。
ただあなたは直接先方とお会いしたい。
ここで多くの営業マンは電話で口頭にて会った際にお話しする内容を
話してしまいます。
これが失敗です。
相手からすると「じゃあ話聞いたからわざわざ会わなくていいね」となります。
私はサラリーマン時代、忙しい取引先でも100%アポは取らせえて頂きました。
大げさではなく100%です。
その際のトークは
「〇〇社長にめちゃくちゃ合う楽しい話が見つかったので是非お時間ください」
でした。
「何それ?」と思うでしょう。
でもこのトークは間違いなくアポが取れます。
ちなみに先方が「どんな話?」と聞いてきても
「それは聞いた時のお楽しみです!ワクワクしながら待っていてください!」
この一点張りです。
間違いなくこれでアポが取れます。
ただ、ここで気を付けないといけないことは「○○社長に合う楽しい話をします!」と
言った以上は相手にとって「為になる楽しい話」を持っていかなくてはなりません。
その話のつくり方はまた別の機会にご案内出来ればと思います。
多くの営業マンが苦戦するアポ取り。
ただ「会うだけ」って実はそんなに難しくないんだぜ?
【第274回】必死とは
ベンチマーク代表射場(いば)です。
当ブログで以前「どこかで必死にならないといけない」という
ブログを掲載したことがあります。
ただ、間違ってはいけないことは
「常に必死になっていてはいけない」ということです。
なぜなら「必死」とは読んで字のごとく「必ず死ぬ」からです。
「ずっと必死にならない」ために短期集中で「必死になる」。
私は前職の輸入商社時代「1ヵ月間の必死」のお陰で
10年間飯を食うスキルを身に付けさせてもらいました。
逆を言えば、10年間営業として成果を出し続けるにあたって
必死になって頑張ったのが最初の1ヵ月だけということなのです。
必死に頑張って成長しなければ成功には近づけない、
ただ、ずっと必死になるのは心身共に良くない。
成果を出すためのプロセスが「必死」なだけであり、
ゴールが「必死」にならないように気を付けないといけないんじゃない?