BENchmarkブログ
【第382回】相手に「売込みの人」って思われたいの?
人間は相手に「イメージ」を持つ生き物です。
いつもニコニコしている人には「あの人はいつもニコニコしている人だな」、プンプンしている人には「あの人はいつも怒っていて近寄りがたいな」等イメージを「定着」させてしまいます。
現に私もサラリーマン時代、とある部下から電話の報告で「悪い結果」ばかり聞かされていると、その部下から電話がある度に「また悪い報告かぁ」とゲンナリしていました。実際10回に7回くらいが悪い報告で、内3回くらいは良い報告もあるのですが、いかんせん比率が悪い方に偏りがちなので「その部下=悪い報告をしてくる人」というイメージが定着していました。
営業マンも一緒で、いつも自分勝手に一方的に商品を売り込んでくる人は「売込みの人」と思われます。
一度「売込みの人」とイメージを持たれてしまうと、あなたがどれだけ良い情報を持っていこうとも「売込みの人」というイメージが付いている分、相手は会ってもくれません。
あなたは相手にどう思われたいのか?
「売込みの人」?それとも「あの人は良い情報を持ってきてくれる人」と思われたいでしょうか?
「あの人と会うと希望が持てる」「あの人と会うと元気と勇気がもらえる」「あの人と会うと頑張れる」お客様に支持され売れている営業まの共通のイメージです。
あなたはどんなイメージを持たれたいですか?
【第381回】目先の売上に気を取られるな
商売をしている人間は誰しも「お金フィルター」が多少なりとも掛かってしまいます。
今月中に売上を作らないと、今月利益をここまで出さないと…。
ただ、こうした「目先の売上・粗利に気を取られる」ことが一番危険です。
明確な数値目標は必要ですが、人生も仕事も「長距離走」です。
目先の成果に気を取られていては、良い戦略は決して生まれません。
一度お金フィルターを外して、「正しい事」「人様が喜んでくれること」を本気で追求し実行すると、嫌でも成果は出てきます。
自分以外の人をとことん「幸せにする」。
このことだけ考えていれば、きっと行動が変わって成果も変わってくるんじゃない?
【第380回】法人化
2020年1月に個人事業主として開業したベンチマークですが、なんやかんやで2022年6月に法人化することになりました。
会社名の読み方は変わらないのですが、表記は「株式会社BENchmark」になります。
大文字と小文字の理由は、なんとなくのノリです。
本来であれば「ずっと個人事業主」「全国フリーランス部門1位」を生涯をかけて目指していたのですが、顧問税理士さんや普段お世話になっている人ともお話しし、私のやりたいことをやっていく為には「法人化」したほうが良いという話になり粘りに粘って6月に法人化することになりました。
法人化のお話しをその都度各クライアント様にお話しすると、みなさん「おめでとう」と仰って下さるのですが、当の本人の私は「個人のままが良いんだけどなぁ」と、なんとも複雑な気持ちになりますが、よちよち歩きだった事業がちゃんと形を成していく姿を見ると、今まで助けて下さった方、導いて下さった方の顔が思い浮かび感謝しかありません。
会社の規模を大きくしていくか縮小させていくかを決めるのは社長ではなく「社会」です。
社会に必要とされれば自ずと大きくなっていきますし、お役に立てていなければ衰退していくもの。
今まで助けて下さった方、信じて託して下さった方に少しでも多く貢献できるように私自身より尽力して参ります。
【第379回】連休なにしてるんです?
皆さん今年のG.Wはいかがお過ごしでしょうか?人によっては10連休という人もいらっしゃるかと思います。
コロナウィルス対策をしながら旅行を楽しんだり、家でゆっくり過ごしたり、撮りためていたドラマを一気に見たり…。
休むときはとことん休む!!
これも「良い仕事」をするために、「良い人生を過ごすため」に必要なことです。
結構いろんな成功者の本に「睡眠」の大切さが書いてあります。
私が新卒で入社した東証一部上場企業にも、社訓のようなものに「しっかり睡眠を取ること!」と書いてありましたが、まさかの勤務時間が朝7時出社の就業時間が夜の11時~夜中1時という禅問答のような激務だったのは今となってはギャグでしかありません。
「休みだからなんかしないと!」と思ってアクティブに動くのもいいですが、休めるときはゆっくり休んでいいんじゃない?
【第378回】悲しきかなですが…
クライアント様問わず、部下や後輩がいる方に相談を受けることの一つとして、「部下が育たない」「後輩が全然成長しない」という相談を受けるのですが、これを言っては本末転倒なのかもしれませんが、「そもそも人は変わりません」。まだ小さな子供ならともかく、就職するとなると18歳~22歳くらいですかね?そこまでくるとある程度人格が固まっています。だから「頑張る人はずっと頑張る」し、「サボる人はずっとサボる」し、「嘘を付く人はウソをつき続ける」し、「素直な人はずっと素直」と言った感じで、最初から「良い人」が入ってくる仕組み作り、悪い人が入ってこないもしくは入ってきても長居できない仕組みを作っていかないと、なかなか成長を促すのは大変なことです。新卒ならまだしも、ある程度社会人経験を積んできた中途社員となると益々「教育」となると手が掛かります。
また、「一度入社してくれたからにはずっと養っていく」という考えもあまり宜しくありません。必要なのは「頑張る社員」「成果を出す社員」です。「成果を出さない社員」「頑張らない社員」をずっと雇い続けると利益がどんどん削られるだけではなく、頑張っている社員の士気を大幅に下げてしまいます。これこそが一番のリスクです。
だからこそ、必要なのは「いかに良い人が魅力的と思える会社にするのか」と「いかに頑張る仕組みを作るか」なのです。逆に会社に不利益な社員、害を及ぼす社員を残していてことは、臭い物に蓋をしているだけなので、何の解決にもなりません。
一生懸命社員の教育に力を注ぐのも大切ですが、それはあくまで「頑張る社員」に対してです。
頑張っていない社員に一生懸命手をかけていると、いつの間にか会社潰れちゃうんじゃない?