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【第229回】あなたがしたいのは経営ですか?教育ですか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
社員を何人も雇用しているクライアント様に必ず共通する問題が「人」です。
なかなか成果が出ない、なかなか成長してくれないならまだしも、
社員がちゃんと挨拶をしない、嘘をつく、お金をちょろまかす等々、
人が増えれば増えるほど抱える問題も様々です。
そんなクライアント様にお尋ねすることがあります。
「社長がやりたいことは経営ですか?教育ですか?」
そうお尋ねするとみなさんハッとした顔になられます。
会社は学校ではないのです。
ちゃんと挨拶をする、嘘をつかない等々、そもそも会社で学ぶことではないのです。
学校ですら学ぶためにお金を払いますよね?
何故社会人にもなった社員に教育して、お金まで払うのでしょう?
究極のドMなのでしょうか?
戦前戦後の日本はまだまだ「人を育てる余裕」があったのかもしれません。
ただ、時代は令和。ましてやコロナウィルスの影響で社会の仕組みそのものが
ガラッと変わった状況で、過去の美談も大切ですが、もっと大切なことは「今」を見ること。
時代に残ってきたのは体が大きいものでも力が強いものでもなく、
「進化出来たもの」じゃない?
【第228回】そもそも営業するって何よ?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
営業するってどういうことでしょう?
お客様にモノやサービスを「売り込む」こと?
お客様が欲しいと言ったモノやサービスをそのまま提供すること?
当ブログでも何度も書いてきましたが、そんな営業マン「ファ〇クユー」です。
営業と言う仕事はお医者さんと似ているかもしれません。
患者さんの様子・容体を見て本人も気付いていない病気を発見し適切な処置をしていく。
時には患者さんが「インターネットを見て私の症状はきっとこれで、この薬を処方して欲しい」
と言われても鵜呑みにせず、プロとしての目線でちゃんと適切な診断をし適切な薬を提案していく。
ゴールとしては患者さんの病気を治し健康になってもらう、ということです。
営業マンも一緒で、お客様の抱える問題を解決していくことがお仕事です。
それも、お客様ご本人でも気付いていない問題と課題を見つけ、時には
お客様自らが望んだサービスでも、もっとそのお客様に合ったサービスや
商品があればそちらを提案していく。
それによって、もっとお客様が幸せになって頂くお手伝いをするのが営業の仕事であり、
醍醐味であり、楽しみではないでしょうか。
患者さんが求めていないにも関わらず高い薬や必要のない処置をして代金を請求する。
これを世間では「ヤブ医者」と呼ぶんじゃない?
目指せ営業界のブラックジャック!
【第227回】天は自ら助くる者を助く
ベンチマーク代表射場(いば)です。
Heaven helps those who help themselves
天は自ら助くる者を助く
天は他人に頼らず自分で努力するものを助けて幸福を与えるという意味です。
弊社のクライアント様に関わらず、成功している人、成果を出している人は
間違いなく「自分が主となって」頑張っています。
人任せにせず、自分の目標を自分で設定し、自分で頑張る。
ただ、戦略ややり方が分からない時にその道に精通している人に頼る。
私自身もそうです。
誰かに自分の人生の責任を委ねることはありません。
何故なら「ダセィ」からです。
出来なかったのは誰々が悪い!誰々がやってくれなかった!
こんなん言っている人が超絶ダセィと思ってしまうのです。
努力してる姿って神様にもだけど、なにより自分が自分のことを
もっと好きになるためには必要じゃない?
【第226回】量質転化の法則
ベンチマーク代表射場(いば)です。
成果の出ない営業マンの理由の一つとして、圧倒的な
「経験不足」があります。
そこで大切なことは「量」をこなすこと。
頭でっかちになってたくさん仮説を立ててみても実際行動に移して
立証していかなければ絵に描いた餅状態です。
量質転化の法則とは、ある一定量を積み重ねることで、
質的な変化を起こす現象を指しています。
ものごとの質を変えたかったら、 量をこなすことが大事、という意味です。
たくさんの経験を積むと、それだけたくさんの状況を知り慣れることが出来ます。
そうすると、どんな状況でもとっさに一番良い選択を選べるようになるのです。
先入観や失敗したらどうしようという恐怖をちょっと頭の片隅に置いておいて
まずは量をこなす。
それだけで未来の自分は随分楽に営業を出来るようになります。
あーだこーだ考えて足踏みしてても、靴のかかとはすり減っていくんだぜ?
【第225回】評論家より絶賛家
ベンチマーク代表射場(いば)です。
季節外れではありますが、
年末に国民を楽しませてくれる「M-1グランプリ」。
若手の登竜門となり、決勝に出ることによってチャンスを掴ませる非常に
良い番組です。
ただ、あの番組の影響でお笑いを純粋に楽しむのではなく、
どこか「評論家としてお笑いを見る」という癖が付いてしまった方は
いらっしゃるのではないでしょうか?
国民全員評論家。これって誰も得しないことですよね。
経営者や部下がいる方は「評論家」になりがちです。
私も経営者の方とお話しさせて頂いている際に
「うちの部下が…」「スタッフが…」と言う相談を受けることが多々あります。
ただ、そんな際にチクリと一言
「みんなあなたみたいに完璧な人じゃないですもんね!」
そう言うと、ちょっと賢い人はすぐ己の行いを振り返り改めます。
アホアホな人は「そう言ってもらえて嬉しいなぁ」と
アホアホパワーを全開にしてくれるので、今後お付き合いするべきかどうかの
基準としては非常に分かりやすいです。
ただ、本当に有難いことに私が今お付き合いさせて頂いているクライアント様は
「評論家」ではなく「絶賛家」が非常に多いです。
上から目線ではなく、その人、物事の「良いところを見つけて、認めて、相手に伝える」非常に
素敵な人たちばかりです。
評論家より絶賛家、そっちのほうが素敵じゃない?