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【第219回】ロバと老夫婦
ベンチマーク代表射場(いば)です。
おじいちゃんがロバに乗って、自分の足で歩いているおばあちゃんと並走していると
「おばあちゃんがかわいそうだ」と文句を言う人がいる。
「そうか」と言っておじいちゃんがロバから降りて、おばあちゃんをロバに乗せて
歩いていると「けしからん女だ」と怒る人がいる。
2人で乗っても「ロバがかわいそうだ」となる。
2人でロバに乗らず歩いていると「ロバの使い方も知らないのか」と言われる。
結局文句を言う人はどんな状況でも文句を言いたいんです。
だからこそ他者評価に目を向け縮こまるのではなく、
自分の信じた道を進んでいけばいいんです。
あなたの人生、あなたが主役、あなたのことは、あなたが一番愛して
認めてあげてもいいんじゃない?
【第218回】遊びに来てねと言われても…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
有難いことにサラリーマン時代にお世話になった方が未だに私のことを
覚えていて下さり、連絡を頂きます。
中には弊社の事業内容を全くお伝えしていない状況にも関わらず
「何やってるかわかんないけど契約しよう!」と、涙が出るほど嬉しいお言葉を下さる方も
多々いらっしゃって、本当に今回の人生は恵まれているなぁと喜びを噛みしめている中で、
たまに「近くにきたら遊びに来てよ」とおっしゃって下さる方がいらっしゃいます。
先方に悪気も無く、むしろ好意でおっしゃって下さっていることは分かるのですが、
その言葉を言われた際に、いつもお伝えさせて頂いていることがあります。
「遊びに来てよと言って頂いて本当に嬉しいです。ただ、大変申し訳ないんですが
今の私の時間、あなたに会いに車を走らせるためのガソリン代は、起業してよちよち歩きの
私を応援し、信じて託して下さったクライアント様から頂いているものなので、私はその人たちに
恩返ししないといけないんです。だから遊ぶ時間があればその人たちに時間も経費も全て費やしたいんです」
と、お伝えさせて頂きます。
優れた経営者はそもそも時間、経費がいかに大切か分かっているので「遊びにきてよ」とは
言いません。大人の世界での「一緒に遊ぶ」ということは「ビジネスで携わる」ということを
分かっているからです。
ただ、このことが分からない状態で経営をしていらっしゃる方も多々いらっしゃいます。
だから少々棘が立つのかもしれないですが、こういったことをしっかりお伝えしておかないと
「あいつは冷たくなった」「あいつは変わった」と思われ相手を不快にさせてしまうのと、
それ以上に私以外の人に「あの人は分かってない」とその人が思われないようにお伝えさせて
頂いています。
それが私に対し好意を持って下さる方に出来る恩返しの一つじゃない?
【第217回】真似ることも大切
ベンチマーク代表射場です。
営業でなかなか成果が出ていない人は「ダメなやり方をずっと続けている」傾向があります。
ただ、それを続けてしまうと、売れない→焦る→余計売り込む→余計売れないといった悪循環が
発生してしまいます。
成果の出ない時は普段よりも視野が狭くなるもの。
ただ、そんな時だからこそ深呼吸して周りを見渡してみてください。
あなたの近くに必ず「成果を出している人」がいるはずです。
その人のことをしっかり見て下さい。
一説によると、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だとか。
上手な人の真似から始まり、しっかり身に付け活かしていくことが「学ぶこと」かもしれません。
じゃあ真似るためには何をしないといけないの?
それは相手に興味を持ち、冷静な状態で分析し、素直に受け入れるのです。
今成果が出ていないのであれば、ちょっと落ち着いてモノの見方を変えてみてもいいんじゃない?
【第216回】正しいやり方、間違ったやり方、俺のやり方
ベンチマーク代表射場(いば)です。
みなさん「カジノ」という映画は見たことはありますでしょうか?
劇中でロバート・デニーロが語る言葉で、最近ではホストのローランドさんも
活用している言葉です。
「やり方は3つある。正しいやり方、間違ったやり方、俺のやり方だ。」
シビレますねぇ。
私も起業当時にたくさんの人からアドヴァイスを頂きました。
ほとんどの方は「お前なら上手くやるだろぅ」となんとも
嬉しい言葉をかけて頂いたのですが、一部の方から
「会社をするからには大きくしろ」
「社員を何人も雇え」
「年商〇億は目指せ」
「こうやれ、あーやれ」と言って頂いたのですが、不思議なことにそうやって人にあーしろこーしろと言う人になればなるほど
対して成果も出していない人が多かったような気がします。
当然そのような方との関係は独立してからご遠慮させて頂いているわけですが、
そもそも私の事業はあまり人がやっていないビジネスモデルなので
他者からのアドヴァイスが参考にならないのです。
だからこそ自分のやり方を磨くしかありません。
ただ、自分のやり方を磨いているときは楽しくてしょうがないのです。
成功も失敗もそれは自分で選んだ道なので後悔することはありません。
だからこそ、みなさんもしっかり基本を身に付け、早く自分らしい「俺のやり方」を
マスター出来れば人生はより充実したものになるんじゃない?
【第215回】自分のやってあげたいことと、相手がやって欲しいことは違う
ベンチマーク代表射場(いば)です。
人生はどこまで行っても自己満足です。
お金を稼ぎたい、誰かよりも裕福な暮らしをしたい、
誰かのお役に立ちたい、社会に貢献したいというのも結局のところ自己満足かもしれません。
ただ、我々商売人はどこまでいっても「相手の欲求を満たすこと」がお役立ちです。
だからこそ、相手の望んでいることをしっかり聞く。
ただ、それだけではただの御用聞きなので、本当に相手のやって欲しいことを
知るためには相手をとことん知って、相手も分かっていない気付いていない潜在的な
望みをしっかり見極め、しっかり話合い確認し提供していくことが、
相手のお役に立つという事なのだと思います。
自分のやってあげたい事を一方的に押し付けて相手が喜ばないとヘソを曲げる。
こんなの相手からしても大きなお世話ですし甚だ迷惑極まりないのです。
だからこそ、相手を憑依させるくらいまで心のチューニングを併せていく。
そう考えれば、そもそも営業という仕事は数をさばくものではないのかもしれません。
一人一人に着実にコミットしていったほうが、あなたにとっても相手にとっても良い事なんじゃない?