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【第249回】会社や社長の悪口を言うくらいなら…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
お盆休み明けで頭がボーっとしているのは私だけでしょうか?
もしかしたらお盆中自分の今後の「進路」について考えた方もいらっしゃるかもしれません。
中には家族や友達と久しぶりに絡み、仕事の悩みや愚痴を聞いてもらった人もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
私自身有難いことに、前職の会社は「会社大好き、社長大好き、上司大好き、仕事大好き」
だったので、本当に楽しくお仕事をさせて頂いていました。
そんな私を見て、取引先の方から「射場くんは珍しいねぇ」と言って下さる機会が多々ありました。
何が珍しいのかお尋ねすると「うちにくる営業はみんな会社の愚痴、上司の愚痴、社長の愚痴を言って帰るよ」
とおっしゃっていました。
最初聞いたときはポカーンでした。
「何故お客様に自身の所属している会社の悪口を言うの?」
「何故お客様に自身がお世話になっている上司の悪口を言うの?」
「何故会社員にも関わらず、その会社を創ってくれて運営してくれている社長の悪口を言うの?」
「そもそも何故悪口を言うの?アホなの?アホなんだね。」
という結果に落ち着いた訳ですが、私は環境に恵まれていたことと、もう一つ大切にしていることがありました。
それは「嫌いな人や物事からお金や物を貰わない」ということです。
嫌いな人に尻尾を振って食わしてもらう、これ以上に屈辱的なことがありますでしょうか?
スーパー屈辱、ハイパーダサいことだと思っています。
「そうは言ってもさぁ…」じゃないんです。
あなたが「嫌い」と思っている人に尻尾を振って「物乞い」している姿を親はどう見ますか?
あなたが「嫌い」と思っている人から心を痛め施しを受けて、そうまでしている姿をあなたを
大切に想ってくれている人が見たらどんな気持ちになりますか?
もしあなたが心底「会社、社長が本当に嫌い」と思うのであれば、そんな会社秒で辞めちゃえばいいんです。
そして取引先でも「こいつ本当に無理だわぁ」と思う取引先であれば、ガッツリ取引停止にしてしまえばいいんです。
会社は五万とあります、取引先は無限にあります。
必要なのは誇りと希望と努力、そして愛情のみです。
嫌いな奴に媚びうるなんてロックじゃなくない?
どうせならロックしようぜ!
【第248回】相手の名前は憶えていますか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
あなたは相手の名前をしっかり憶えていますか?
よく営業で「相手の名前を覚えるのが苦手」と言う人がいます。
これは営業をしていく上で非常に致命的です。
なぜなら営業はどこまでいっても「お客様の問題解決」が仕事。
その為には「お客様を知る」ということが必要不可欠です。
だからこそ、お客様の名前は本当に大切にしていかなければいけません。
相手の名前を覚えるコツですが、「初めましてで自己紹介ないし名刺交換した後、
とにかく意識して相手の名前を連呼しまくる」これに尽きます。
名前を覚えないということは「相手に興味を持てていない」ということです。
これから助ける相手の名前も知らないのに何のお役に立つことが出来るのか?
せっかく意味あって出会えたご縁なんだから、限られた人生、限られた出逢い、
限られた機会、そう思って、一人一人大切にしていく為にまずは「名前を覚える」を
呼吸レベルで身に付けていく必要があるんじゃない?
【第247回】悩むな考えろ
ベンチマーク代表射場(いば)です。
仕事がらたくさんの方から「悩み相談」を受ける機会がたくさんあります。
内容としては「仕事のこと」「人付き合いのこと」「家族のこと」などなど、
数え上げればキリがないのですが、こうやって誰かの相談の窓口として
ご贔屓にして頂けていることはとても有難いことです。
ただ、悩みを抱える方に「うんうん」とただ聞いているだけでもいいのですが、
私は自他共に認める超絶おせっかいなので
「どうなったらいいと思います?」とお伺いさせて頂きます。
すると相手は「?」と言った顔になります。
そうなんです。「悩み」とは「脳が一つのことに執着し、依存している状態」なのです。
「一つのことに執着・依存している」から「周りの物事が見えない状態」なのです。
だからこそ、「どうなりたいか」という「目標設定を明確にする」必要があります。
目標が明確になれば、あとは解決策を用意し実行していくだけ。
必要なことは「悩むこと」ではなく「考えること」。
これが分かっていると、「悩み」と出会えた時に「考える機会」も一緒に手を繋いで
やってきてくれるので、更にパワーアップ出来ちゃうんじゃない?
【第246回】感謝力が下がると…
ベンチマーク代表射場(いば)です。
よく色々な自己啓発本で「感謝をする」という言葉が出てきます。
「感謝の必要性」を紹介している本は多々あるものの、正直私は最初理解出来ずにいました。
そもそも「感謝」とは「しなければいけない」と意識するものではなく、心から湧き上がるもの
だと思っていたので、どうもしっくり腹に落ちなかったのです。
どこかテクニックで感謝をしているように受け取ってしまっていたのです。
ただ、最近思ったのが「感謝力」は必要だなと思いました。
「感謝力」??
人間不思議なもので最初困っている時に助けてもらったときは当然ながら
感謝するのですが、助けてもらえるのが当たり前になると感謝しなくなるんです。
「有難いこと」」に慣れてしまっているんでしょうね。
「有難い」とは読んで字のごとく「有り難い」=「本来なら有り得ない」状況です。
ただ当の本人は「有難い」状況が「普通」になってしまっても、相手は違います。
当然「あいつ昔は感謝していたのに、最近変わったなぁ」と心のどこかで思ってしまう、これも人間です。
ただ、普段であれば気を遣っているので相手のちょっとした変化に気付き訂正出来るのですが、
感謝力が下がるとその相手の変化も感じられなくなってしまうので、人も離れ、お金も離れ、様々なチャンスも
離れてしまということを考えると、常に自分が今生きていられるのは「有り難いこと」として
注意していないと、真綿で自分の首を絞めることに繋がっていきます。
家族、友達、お客様、会社、同僚、取引先、どれ一つをとってもかけがえのない感謝の対象なのです。
「感謝力」が下がるということは「感度が下がる」ということです。
感度が下がれば当然何をするにしても良い結果を出すのが困難になってきます。
感謝出来ていること自体が感謝。
感謝して損なことなんて一つもないんじゃない?
【第245回】あなたは今誰かの夢を叶えているのかもしれません
ベンチマーク代表射場(いば)です。
先日お会いさせて頂いた方は、素敵な女性で70歳を過ぎて資格を取り、
自宅の一角に事務所を構え起業された方でした。
結婚後専業主婦をやられ、お子さんも自立され、
可愛いお孫さんまでいらっしゃり、順風満帆の人生に見えるその方が、
何故今起業されたのか純粋に興味が湧き
「なぜ起業されたんですか?」とお尋ねしたところ
「死ぬまでに社長になってみるのが夢だったの」と、とても素敵な笑顔で答えて下さいました。
その方は続けて
「あなたは良いわねぇ、私の半分くらいの年で起業して、羨ましいわぁ」と
仰って頂いたときにハッとしました。
私は昔から起業したかった訳ではありません。
むしろサラリーマン時代からやっていることもそこまで変わらず、
企業に組しているか、個人でやっているかの違いくらいに思っていました。
でも、私が今やっていることは、彼女からしたら「ずっと想い続けていた夢」だったのです。
そう考えたら、たくさんの事を気付かせてくれました。
「今自分が五体満足で生きていられることは誰かの夢なのかもしれない」
「今車に乗って移動しているのは、どこかの誰かの夢なのかもしれない」
「今この仕事が出来て生計を立てられているのは、誰かの目指した夢なのかもしれない」
そう思うと、「自分の夢も誰かが叶えてくれている」という事に気付くと共に、
「自分自身も誰かの夢を叶えられているのだから、その人ががっかりしないようにしっかりしよう」と
心が引き締まる思いになりました。
きっとあなたも「誰かの夢」を叶えているんだと思います。
お互い、出来ればその「誰か」をがっかりさせないためにも
ずっとヒーローでいられるようにカッコつけていたくない?