BENchmarkブログ
【第428回】長期休暇明けの仕事したくない病対策
明日からお盆休みという方もいらっしゃるのではないでしょうか?まとまった休みにしっかりリフレッシュして英気を養っていただければと思うのですが、長期休暇あるあるですが、「休み明け働きたくない症候群」を発生する人はとても多いのではないのでしょうか?連休明けに会社に来なくなる、連休明けめちゃくちゃ元気がないという人はあなたの周りにもいらっしゃるかもしれません。
私も基本ポンコツですので、「仕事が嫌だ」という訳ではなく「休みが楽すぎる」と理由から働きたくない症候群に陥るときがサラリーマン時代から多々ありました。人はついつい楽な方へ楽な方へ逃げたいもの。
そんな「働きたくない症候群」の対策があります。
それは休み明けに「好きなことをする」「好きな人と会う」ということです。
なので私は連休明けとにかく好きな担当先にお盆前にアポをとっていました。そうするとあら不思議「休み早く終われ!」と思うのです。これが連休明けモチベーションを上げるとても良い対策です。
だから今年もお盆明けの週は「好きな人会う約束」を何件かさせていただきました。お盆はゆっくり休んで、しっかり勉強して、お盆明けに好きな人にインプットした知識をアウトプットし成功に繋げていただく。ワクワクが止まりません。
「連休中にこんなにパワーアップしたの?」と言って頂けるよう、もう勉強するコンテンツは用意してあります。へっへっへ、楽しくなってきやがったぜ…。
【第427回】執着を捨てると
人間不思議なもので「大切なものが自分を苦しめること」が多々あります。
何かを買ったらそれを守らないといけない、お金を稼いだらそれを守らないといけない、手に入れた地位や名声を決して離さないよう執着する。これほど滑稽なものはありません。
新卒で入社した会社はアパートを販売する会社でした。顧客のほとんどは「地主」です。先祖代々守ってきた土地を自分も守らないといけない、先祖が残した資産を自分の代で使い切ってしまってはいけない。ただ莫大な相続税はかかる。だからこそ相続対策として1億以上の借金をし節税対策+先祖からの土地を守る。そういった理由で土地活用をする人がほとんどでした。
ただ、ご先祖様はなぜ土地や資産を残したのでしょう?それは後の代に「幸せになってもらう」からではないでしょうか?自分の作った資産がその先の祖先を苦しめるのであれば、成仏したくてもしきれません。
仮に私の作った資産でかわいい子供たちや孫たちが苦しんでいたり頭を悩ましていたら、草葉の陰から「さっさと処分しろ!楽になれ!!!」と言っていることでしょう。
人間生まれてきたときは裸一貫で何も持っていません。そして死ぬときも何ももっていけないのです。
以前読んだ論文で、アメリカの資産家は、生前沢山働いて貯金していたにも関わらず、その貯金の80%以上を使い切らず亡くなっていくという記事を目にしました。もうナンセンス!!
人生は「貯金をするため」に与えられているのではないのです。「幸せになるため」に与えられているのです。
預金残高が増えれば、資産が増えれば「安心」や「自信」が手に入るかもしれません。でも、愛する人との時間、心が躍る体験は貯金通帳を見ているだけでは体験できないのです。
死後の世界があるのだとしたら、持っていけるものは「心」のみです。死後の世界が無くても、死ぬときパンツ一枚でもはいていたら勝ち組なのです。
だって生まれたときは何も持っていなかったのですから。
もうすぐお盆。ご先祖様が「良い人生送ってるね」と言える生き方してますか?
【第426回】始めるときは終わりも見据えて
何かを始める際、「終わり」を考えて始める人はなかなかいらっしゃらないかと思います。特に商売に関しては「継続」を目標とする為、「終わり」を考えること自体が弱気だと思う方もいらっしゃるかと思います。
ただ、始まりがあれば必然的に終わりがあります。だからこそ、始める際は終わりを見据えないといけません。
ちなみに私には二人の子供がいますが、株式会社BENchmarkは私の代で終わらせます。たまにクライアント様から「子供に継がせるの?」と聞かれますが、答えは「NO」です。理由としては、もし子供が「継ぎたい」と思ってくれるのであれば、だからこそ「起業の流れ」を知ってもらいたいので株式会社BENchmarkではなく自身で起業して欲しいと思うからです。また、日々たくさんのクライアント様と携わる中で思うことは「創業者」と「二代目、三代目」は意識が違うということです。これは「覚悟が違う」「意識の高さが違う」ということではなく「執着心が違う」というところです。
創業者は私も含め意外と「別に潰れたらその時」と考えている方が意外に多いことに比べ、代替わりの方の多くは「自分の代で潰す訳にはいかない」と非常にプレッシャーを抱えながら会社を経営している姿を見ると、どうしても「苦しそう」と思ってしまいます。そのプレッシャーがパワーに変わっていることもあるのですが、代替わりの経営者は気楽ではないのです。
だからこそ、私もこどもたちに対して「重荷」になりたくないのです。彼らには彼らの人生を歩んで欲しい。苦しみを味わい、辛い想いもしてもらい、だからこそその先にある希望や幸せに出会って欲しいと思っています。だからこそ「0ベース」で物事を始めて欲しいのです。
だからこそ、よくも悪くも「何も残したくない」のです。お金や不動産やとにもかくにも私がつくったものが「足枷」にならないように「0ベース」にしたいのです。
これって実はとても難しいことなんです。
人は生まれて生きている中で大なり小なり人様に迷惑をかけながら生きています。だからこそ、死ぬときは大切な家族だからこそ何も残さない。負担を掛けないように終わりも見据えて物事を進めていくのです。
縄文時代から継続している企業はないでしょう?世界で一番最古の株式会社を知っていますか?ほら知らないでしょう?世界はどんどん新陳代謝しているのです。
ずっと継続していく必要もないのです。そう考えると、ちょっと心が楽になりませんか?
【第425回】どうやって売るかよりも、どれだけ商品のことを好きになれるか
営業ほど簡単な仕事はありません。
心理学の本や営業スキルを上げるための勉強に精を出す方も多くいらっしゃいますが、営業は本当に簡単なんです。
何故なら「商品やサービスをとことん好きになればいい」だけだからです。
とことん商品を好きになる、自分の子供のように、自分の親友のようにとことん愛する。そうすることによって、おのずと商品説明をせずとも「好き」が伝わるのです。会社員の場合は自分が所属する会社もとことん好きになれればより一層お客様に魅力が伝わります。
「うちの会社は最低」「この商品は自分なら絶対買わない」と思うのであれば、すぐさま転職をおすすめします。何故ならそんなことを想いながら会社PRや商品PRをしてしまうと、会社も商品も可哀想ですし、何よりお客様に失礼だからです。
大切なことは「どう売るか」よりも「どこまで好きになれるか」です。
物事の「良いところを見つける」。これが大人ってやつじゃない?
【第424回】大人に参加賞はないんだぜ?
先日クライアント様とお話ししている中で、いつの世にもどこの会社にもどんな人にも大なり小なりある「私だって頑張ってます論」が勃発しているという話になりました。
お話しをお伺いするにあたり、その子は入社2~3年目のスタッフさんとのこと。かわいいですねぇ。世の中を分かっちゃいない。でもそんな時期あるある。
そのスタッフさんとお話しさせていただき、お伝えさせていただいことは「確かに頑張っている、すごい、でも頑張るのは当たり前、だって仕事なんだから」ということと、「成果を出すから評価が上がる、大人には参加賞はないんだぜ?」ということをお伝えさせていただきました。
少し前に全国チェーンの大手ファミリーレストランが「1分単位で時給を出す」ということが取り上げられていました。確かに時間は貴重で尊いものです。しっかり対価を払うのは大切なことですが、この「時給」と言う考えが非常に危険です。
大の大人でもたまに「私の仕事を時給換算したら¥300だった~」と仰る方がいらっしゃるのですが、その考え方自体がそもそも危険なわけです。そこにいるだけでお金を貰える人なんてそもそもいないのですから。お金が発生するのは「そこにいるから」ではなく「成果を出したから」なんです。
成果を出さずにお金をもらう人のことを人は「給料泥棒」と言います。「泥棒」なんです。
仕事だから頑張るのは当たり前、頑張って人様のお役に貢献するからこそ対価としてお金が発生する、それが成果。
参加したからという理由だけで褒めてもらえるのは、厳しいですが子供だけです。
大人に参加賞はないんだぜ?
