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【第814回】アナと雪の女王「ありのままで」にブチ切れる美輪様
先日YouTubeかインスタグラム(どっちか覚えていませんが)で美輪明宏さんの昔のラジオかなんかで、ちょうどDisneyの「アナと雪の女王」が人気だったころなのでしょうか、その話題になり美輪明宏さんが「ありのまま」と言う言葉に対して「なんと恥知らずで傲慢か!」とブチ切れていたことが流石美輪様と思わせていただきました。今の時代「個が大切」という風潮が強く、「ありのまま」というのはまさに「個の尊重」ではあるのですが、美輪様いわく「わたしのありのままを受け入れて」はなんとも自分勝手で傲慢なことかというような内容をお話しされていました。人間関係を上手く進めるには「お互いを尊重する」ことが必須です。「わたしはこんな人だから(あなたが合わせて)」は言われてみればワガママですね。わたしも思ったことはガンガンお伝えさせていただきますが、それはあくまで「関係が出来ている相手」だからこそ。そしてお伝えす際にも「相手に敬意を持って」ということを大切にしています。思ったことを思ったまま言うと相手も嫌な思いをされるし、逆もしかりで自分もキズつきます。お互い相手を思い遣ってこそ。Disneyもそれも踏まえた上で「自分を大切にしていこう」というメッセージなのかと思いますが、みんな都合のいいところだけ都合の良いように受け取り自己を主張するのでタチが悪い。今の時代の「〇〇ハラスメント」は「受け手が自分の権利だけを主張することが強くなりすぎている」といっても過言ではありません。さすが我らの美輪様。新しい目線で気付きを与えてくれます。「互いを尊敬して愛情を持って接する」ことが最低限のマナーじゃない?
【第810回】難しいことは楽しいこと
今の時代「正しいか間違っているかは別として」答えは簡単に手に入る時代です。その一番大きな理由はスマホの普及でしょう。分からないことがあるとすぐ「調べられる」。ただ、その代償として「考える力」「悩む機会」「知恵を出すチャンス」がことごとく失われています。ただそのことに気付いている人はなかなかいません。わたしは仕事柄「人がやらないこと」を見つけ、考える機会が多いのですがこれがとても楽しいのです。どんどんパワーアップできる、どんどん頭が柔らかくなっている、どんどん成長に繋がっているのが自分でもわかるので非常に楽しいのです。難しいことは「楽しいこと」なのです。答えを見ながらテストを受けているとなんの意味もないのです。それはただの「作業」です。フランスの思想家パスカルは「人間は考える葦である」といっているのです。葦という、植物の中でも特別にか弱く細い存在を人間に例えた上で、自然の中の人間という一個の存在のはかなさと、思索する偉大さを対比しているとも捉えることができます。この名言を発するにあたりパスカルもかなり考えたのでしょう。考え付いた瞬間「ドヤっ!」と思ったのでしょう。楽しかったのでしょうね、うまいこと言った!と思ったのでしょうね。これがチャットGPTを使っていたら生み出されていなかったかもしれません、生み出されたとしてもここまで大切に使われていなかったかもしれません、現代の時代に残っていなかったかもしれません。AIでちゃちゃっとできたものに今後どれだけの価値が付くのかは分かりませんが、とにかく難しいことは楽しいことなのです。もし、今困難な状況に陥っていて状況を打破するのに苦戦していらっしゃる方がいらっしゃれば、「ちょっと楽しい状況かも?」と視点を変えて取り組んでみたら状況が一変するんじゃない?
【第806回】ブログに新しいカテゴリーを増やしました
元々このブログは起業したての頃、講師として携わらせていただいたセミナーで受講者の方がメモを取るのに一生懸命で話に集中出来ていない様子を見て「これじゃあ伝えたいことが伝わらない」という理由から「ブログに書いておきますのでメモを取らず話に集中してください」という理由で始めさせていただのですが、その後営業ノウハウや経営ノウハウ、わたし自身の考え方など好き勝手書かせていただき、当初はわたしのことを知っている人、クライアント様や親、協力してくださっている方を中心に閲覧していただいていたのですが、最近ではありがたいことに毎日1,000以上の方が見てくださっているブログになりました。はじめた4年前にはまさかここまで続くとは、まさかここまでの人に見てもらえるとは思っていなかったのですが、この度ブログの「カテゴリー」を増やすことにしました。それは「こどもたちに伝えておきたいこと」です。完全なるわたしの二人のこどもに向けた内容です。40歳になり、日本人男性の平均寿命の約半分。ただ健康寿命を考えるとあと30年もったら御の字なのかもしれません。これから益々こどもたちも「自分の時間」「自分の人生」にウェイトが傾く中で、自分と過ごす時間がどんどん少なくなるんだろうな?と思い何かこどもたちに「お金ではないお守り」を残せないかな?と思いカテゴリーに追加することにしました。正直このブログをこどもたちが見ることがなくても自分なりに愛情を注ぎたいなと思い勝手にやっている次第でございます。普段営業のことや経営のヒントに繋がるかもと思ってこのブログをご覧いただいているみなさまにおかれましては、お目汚しをご容赦ください。
【第804回】宿題売るアホ、宿題買うアホ
いよいよ夏休みももう終わり。そんな中、テレビの夕方のニュースで夏休みの宿題が出来ていない子や親に向けてフリマサイトで「宿題を販売している」とのこと。中には実際に自分のこどもも手伝わせ「実際に小学校3年生のこどもが書いた習字の宿題です」と販売している人もいるのだとか。本当に「アホ」です。「ドアホ」です。そもそも宿題はなぜやるのか?そこを全く分かっていません。学力向上だけではなく、宿題をやることによって培われる「限られた期日に物事をやる力」や「嫌なこともやる力」「ときには怒られながら叱られながらやる恐怖や屈辱、そして思い出」などなど、ここでは書ききれないほど身に付くことがあるのです。大人たちはそこを踏まえた上で宿題をこどもたちにやらすのです。もし「宿題売ろうかな!へっへっへ!」とこどもが言っていたら親として、大人として「それは良くないことだよ。」と言ってあげないといけないにも関わらず親が率先してやらしている。この親の子が不憫でしかたがありません。そして宿題を買うアホ。自由研究や書いている字で本人じゃないことくらい見ている側はすぐわかります。そしてそんなことをしてしまうと「信頼ガタ落ち」です。一度の「楽」を求めて周りから「あいつ宿題買うイタイ奴」「あいつは嘘をつく嘘つき」「あいつは自分で努力できないアホちゃん」と軽くアホの3冠王獲得です。最近あまりにも世界が慌ただし過ぎて、「時間がかかること」「手間がかかること」が軽く考えられがちです。中には「チャットGPTで1時間かかることが5分で出来ました♪」とドヤ顔で言っちゃう寒い大人もいます。無駄に長々と努力しろとはいいませんが、大人であればコツコツやることのカッコ良さ、諦めずに粘ってやって成果が出たときの達成感、頑張って頑張って、それでも思った成果が出なくて苦しくて辛くても「次頑張ろう!」と自分を鼓舞して次に立ち向かう勇気を子供たちに見せつけてやるのが大人じゃないのか?「楽」を選ぶと本当の意味での「楽しいが逃げていく」ことを教えてやるのが大人じゃないのか?こんな子育てを大人全体がやっていたら、将来自分たちを苦しめるモンスターばかりつくることになるし、子どもの未来を大人が潰すことをなぜ分からないのか?それだけ「教育」は大切なことなのです。わたしの父は教師でした。高校生のころ、「お父さんはなんで先生を選んだの?」という会話の中から父が教員採用試験で面接官に伝えた言葉が「勉強を教える先生ではなく、勉強で教える先生になりたいです」と言ったとのことでした。我が親ながらめちゃくちゃかっこいいじゃないですか。めちゃくちゃしびれるじゃないですか。わたしが面接官だとその場で採用です。教育とは教師だけがすることではありません。自分の子どもにはもちろんですが、自分の子じゃなくても「挨拶ちゃんとするよ~」とか「悪いことしちゃアカンやろがぃ!」と教育するのが大人です。そうすることによって自分自身も「大人」にさせてもらうのです。宿題を売るアホと、宿題を買うアホが今一度自分のやっていることに疑問を持ちますように。
こどもたちへ
夏休み一生懸命出された宿題を期限内に自分の力でやっている君たち二人を本当に尊敬します。お母さんのプレッシャーのお陰もありますが、やったのは君たち自身です。にも関わらず隙あらば「かき氷食べにいこうぜ~!」「一緒にゲームしようぜ~!」と誘惑する父を許してください。ただ、サボりすぎるのも良くないけど詰め込み過ぎて追い込まれるのも良くないので何事もメリ&ハリよ!
【第803回】クレームが言いやすい時代
先日とあるクライアント様から口コミサイトに「悪い口コミ」を書かれたという相談を受けました。今の時代本当にクレームが言いやすい時代になっています。だってスマホやパソコンから「自分の言いたいことを自分の言いたいタイミングで自分のすきなように発信できてしまう」からです。わたしが小学生のこと、TVでおふざけが過ぎた内容の番組があって、次の日学校で友人たちのとの番組の話になったとき「うちの母ちゃん早速テレビ局にクレーム入れてた」と言った子に対して、「お前の母ちゃんヤバいな!」「お前の母ちゃん怖くね!?」「お前可哀そうだな」となっていたのですが、今隣にいてもスマホで何をやっているか分からないからこそそうはならないのですが、本来「クレーマー=ヤバいやつ」というこをみんな忘れがち+見えなくなりがちになっています。クレームを入れる際は「本人に直接クレームではなく相談と言う形でお伝えする」口コミサイトに投稿したい場合は、「自分の親や家族、親友や自分に良くしてくれている人にその姿を見られて恥ずかしくないか」を意識しないと、あなたも立派な「ヤバい人」になっちゃうんじゃいない?