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【第681回】大人になりきれていない
実は今年11月12月がえげつなく忙しくて、休みがないのは慣れっこだったのですが泊まり込みの出張やら顧問外の方からのお仕事が急遽入ってきたりとバタバタが止まりませんでした。そうなると肉体と精神がリンクしているのか、疲れが溜まりすぎて精神的にも余裕がなくなってきたからか、朝早くから夜遅くまでバタバタ働いている自分に酔いしれてか家族に対し「こんなに働いているのに全然労ってくれねぇなぁ」や「こっちはこんなに疲れ切っているのにゴロゴロのほほんとしてるなぁ」と、人間の小ささが出たとき思ったことは父のこと。そう言えばお父さんが家で仕事の愚痴を言っているところってなかったな、お父さんが疲れたって言っていることなかったな、お父さんが恩着せがましく「俺はこんだけやってんだぞ!」と言っているところ見たことなかったな、ということでした。子供を授かって自分も親になった今だからこそ分かる「親も一人の人間」ということ。仕事に行きたくない日もあっただろう、人間関係に頭を悩ませたこともあっただろう、理不尽なことに怒りを覚えたこともあっただろう、弱音を吐いて誰かに甘えたかったこともあっただろう、でもしなかったお父さん。にも関わらずゴロゴロして、ときには生意気に噛みついて、なぜもっと「ありがとう」を言えなかったのだろう、なぜもっと「本当に尊敬している」と言えなかったのだろう、なぜ悪いところに目を向けて怒っていただんだろうとどんどん自分が恥ずかしくなってきたのと同時に、今の家族にかまって欲しい症候群の自分がとても愚かに思えました。幸い私の父はまだ存命中なので、今年の年末年始はしっかり感謝と愛情を伝えたいと思います。こうして生きているうちに感謝を伝えられることが本当に有難いですね。世の頑張るお父さん、お母さん。今年も一年本当にお疲れ様でした。
【第679回】クリスマスで想うこと
私には中学1年生と小学5年生の息子がいます。毎年12月になるとこどもたちにそれとなく探りを入れてプレゼントを用意し、プレゼントを隠し、夜中にアラームを鳴らして子供たちを起こさないようにプレゼントを枕元に置き、翌朝子供たちが喜んでいるかソワソワしながら朝起きて「サンタさん来てくれて良かったなぁ!」と三文芝居をするというのが有難いことにここ何年か続いていますが、毎年思うことは「両親のこと」です。お父さんは仕事で忙しいのによくやってくれていたな、お母さんは自分のために何か買う訳でもないのに子供たちが喜ぶようにツリーを飾って、ケーキや美味しいご飯を作ってくれて良い思い出を残してくれたな。自分は親として果たしてどれだけのことを子供たちにしてあげられているんだろう。私は相当せっかちなのですぐ怒ってしまったり、後から考えると「別にそこまで言わなくても良かったのにな」と細かいことを言ってしまったりと、その度に妻がフォローしてくれているので本当に助かっているのですが、そう考えると両親のほうがよっぽど「良い親をしてくれていたな」と思います。僕のために諦めた夢もあったんじゃないだろうか、僕のために我慢してくれたこともあったんじゃないだろうか、僕のために強がりを言っていたときもあったんじゃないだろうか、親になって年を重ねれば重ねるほど両親に対しての感謝と尊敬が増しています。クリスマスは私にとって子供たちのことと、両親のことを考えさせてくれる日です。今年は長男が中学生になったということもあり枕元にプレゼントはやめて直接手渡ししようかなと思っています。ソワソワしながら枕元にプレゼントを置かなくなると思うと嬉しいような寂しいような。ただ、こうして「親」というものをやらせていただけているのも感謝しかありません。ただこれも両親からの愛情のお陰でお手本があるからこそ。お父さん、お母さん、あなたたちの息子で良かったです。私が息子で良かったと思ってもらえるように精進して参ります。
【第675回】続けて見ないとわからないことがある
先日ギターが上手なクライアント様とのミーティングの際に今まで独学でやってきたギターのレベルアップを図りたいとマイギターを持参し、あーだこーだ教えていただたのですが、結論としてはギターが上手になりたければ「とにかく弾け」とのことでした。どれだけ教本を呼んでも、YouTubeを見ても弾かなければ上手くならない。続けなければ上手くなれない。ただ、弾き続けると最初難しかったことが難なくこなせるようになる。これって仕事も一緒ですよね。嫌なことがあってすぐ辞めていると何も学べない、何も身に付けられない。ただ、ときにはグッと我慢して続けてみると後になって「あの時は嫌で嫌でしょうがなかった上司が言っていた意味がやっと分かった」「あんなに最初はいろんな人にご迷惑をおかけしていたのに、今では会社の誰よりも上手に出来るようになっている」など「続けたからこそ分かること、続けたからこそ見えるもの」があります。そうなると益々仕事が楽しくなってきます。だからもっと成果が出てくる、そうすると益々楽しくなる。今の時代基本「逃げてもいいよ」という考えが主流になっているように感じますが、逃げていいよと言った人がずっとその言った相手を責任を持って守っていけるのであればいいですが、世の中なかなかそうはいかないもの。時には「逃げてんじゃねぇよ」と言ってあげることも愛情じゃない?
【第673回】どれだけ手放せるか
前回、前々回と夢ノートやらなんやらで「夢を叶える!」「願望を実現する!!」的な感じといきなり相反しますが、結局幸せな人生をおくるためには「どれだけ手放せるか」が重要なのかもしれません。「認められたい」「褒められたい」「人より優位に立ちたい」「尊敬されたい」「羨ましがられたい」「崇められたい」「愛されたい」、そういった感情を手放すことが出来れば、人生はそうとう楽になるんだろうなぁと思います。ただ、これって中々難しいこと。みんな平等に自信がないし、大して知りもしない他人の一面だけを見てを羨ましく思うし。ただ、答えは全て己の中で完結できるのです。他人がどう言おうと、自分が「これでいい」と思えたら、欲を言えば「これがいい」と思えたら、それはとても幸せなことなのです。あなたという人は世界で一人、二人もいないのです。射場由次は世界に一人、二人もいない、ということは世界射場由次ランキングで私は現時点で既に一位なのです。あなたもそう、あなたランキングでぶっちぎり世界一位なのです。そう考えると、ちょっと肩の力が抜けてくんじゃない?
【第671回】夢ノートに書いて叶ったこと
2020年1月に起業した際、私が一番最初にやったことは価格決めやサービス内容を決めたりHPの作成ではなく、「ベンチマークとしての夢」を箇条書きでノートに書くことでした。内容は1年目年商〇〇万達成、2年目セミナー講師としての仕事を年間〇件受ける、3年目東京にて3社顧問契約を結ぶ、行列待ちのコンサルタント会社(普段は自分のことをコンサルとは名乗らないのですが、業種的にはコンサルなので)になるなどなどポジティブなものから、好きな人とだけお付き合いする、嫌いな人とは一切関わらない、お礼はしてもペコペコしない、夜の付き合いをしないなど自分がしたくないことも記載していました。驚くことに全て叶っています。不思議ですね。ただノートに自分のやること、やりたくないことを箇条書きしただけなのに全て叶っています。それも思った以上に早く、思った以上の成果が出ています。我々人類が知っていることはこの宇宙の1%にも満たないということを聞いたことがあります。なぜ叶っているか不思議ですが叶っている現実があります。あなたの夢も恥ずかしがらずノートに書いてこっそりしまっておいてもいいんじゃない?