BENchmarkブログ
【第921回】父親って
本日はわたしの父の誕生日です。ハッピーバースデーダディ。実は本当は3月末に生まれた父、ただ4月生まれの子と比べると1年の差は可哀そうだからと4月1日に誕生日を申請するものの、新しい年度は4月2日からスタートなので結果「ただ誕生日を更に後ろ倒しにされただけ」という祖父の愛あるうっかりエピソードを背負って生きてきた父。4月1日のエイプリルフールに「おれ今日誕生日なんだよね!嘘だけど!」をガチで言える(けど言わない)父。昔はときに疎ましく、毛嫌いしたときもありましたが、年を重ねてそのほとんどが「自分の見方が歪んでいただけ」「自分が未熟だっただけ」ということを知り、後悔と謝罪の念が強くなるのですが、年を重ねるごとに感謝と敬意が増してきます。ただ、先日次男が卒業式で「親への手紙」として妻宛に手紙を書いているのを見て「いやワシのは!?」と思う器の小ささ。ただ自分も何かといえば母宛に手紙やプレゼントをしていました。にも関わらず「ワシのは!?」と言わなかった父。一生懸命頑張ってるのにね、家族の見ていないところで踏ん張っているのにね、でも恩着せがましく「自分がいかに外で頑張っているか」なんて自分じゃなかなか言えないもんね。疲れて休日ゆっくりしていたら「家でダラダラしている」って思われたり父親って時として損な役割かもね。でもそれでも家族のために頑張ってるもんね。お父さん、いつも本当にありがとう。父親だろうが母親だろうが、親でいなかろうが陰ながら誰かのために頑張っているって最高にカッコいいですよね。ということを分かるようになってきた今日このごろです。