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【第790回】健康は大切とは良く言ったもので
実はわたし腰痛持ちで、先月7月月初に腰を痛めてからずっと鈍痛があったのですが中旬に布団から起き上がれず寝返りもできない、歩けないほどに痛めてしまいトホホな毎日を送っておりました。ただ、そんな中でも「毎月最低1ヶ月に1回はミーティングすること」が弊社から各クライアントへ顧問契約を結ぶ際の条件ということもあって、着替えもろくにできない状態でリモートを活用して打合せをさせていただいたのですが、改めて「健康は大切」とは良く言ったものです。わたしの場合、幼いころからバスケットをしていて、その際に背骨と腰を支える骨?が折れてしまっていて、ただ若い時は筋肉がコルセット代わりになり全く気付かず折れたままの状態でいる「腰椎分離症」という症状+「加齢」とのことで、普段は全然問題ないのですが、最近エアコンの冷気によっての冷えからくる筋肉の硬直+運動不足+長時間の座った姿勢(運転)+etc...とたくさんの条件が揃って「朝起きたらベッドから起き上がれない」という状態になってしまいました。本当に上半身と下半身が別物のような、非常に不安定なダルマ落としのようなバランスで苦労したのですが、ただ有難かったのは急遽のリモートにも関わらず快く対応いただけたクライアント様や夏休みも始まったことから妻だけではなく子供たちも全力でサポ―トしてくれたお陰で今はなんとか日常生活を過ごせるようにはなりました。ただ改めて思うのが「迷惑をかけられるより迷惑をかける方がシンドイな」ということ。自分のせいで誰かの貴重な時間や機会を逃してしまうことの恐怖、心配され過ぎることの恥ずかしさ・情けなさ、改めて自分の体調は自分だけに影響を与えるのではなく自分の大切な人までも巻き込むんだなと思いました。わたしも今月で40歳になります。周りの年上の方からは「40歳からは体がガラっと変わるよ~」と言われています。しっかり自制し、自分自身にも家族やクライアント様にも迷惑をかけないよう注意していきます。あなたは意識して体調管理していますか?
【第787回】失うことを恐れない
とある動画で、お金を持ち物が増えてくると今度はそのお金や物、時には今の地位などを守ろうと失うことを恐れ必死になり、高い塀を作り家から出なくなり、いつの間に自分で監獄を作り自由を失うという皮肉も込めた話を聞いたときに思ったことが、人は失うことの恐怖に大なり小なり支配されているんだなと思いました。なぜいきなりこんな話をするかと言うと、先日妻と結婚式を挙げた日を迎えました。今から16年前のことです。16年前から今の家にあるのは結婚の際購入したテレビと冷蔵庫くらいではないでしょうか?たった15年の間に子供が二人増え、家を持ち、家具やらなんやらに囲まれて過ごしているのですが、「16年前はこれが全部なかったんだよな」と思うと何とも不思議な気持ちになりました。今お付き合いしている人も、基本16年前は出会っていない人ばかりです。この全てを失うと思うと、正直怖い気持ちになりました。ただ、それと同時に(子供たちや人様とのご縁は別ですが)、無くしてもまた作ればいいわな、と思う自分がいました。いざそうなってしまうとその時の自分がどうなるかは分かりませんが、失うことを恐れないというのはなんとも贅沢なことです。「また作ればいいじゃん」、そう思えると、もっとのびのび人生を楽しめるんじゃない?
【第777回】運の良さは=感度の高さ
「運が良い人」「運が悪い人」という言葉がありますが、生まれながらの環境等によって違いはあるものの、個人的には「運」は感じ方と思っています。「スピード違反で警察に捕まった!罰金払わないといけない!最悪!!」と思う人もいれば「やべぇ、スピード出し過ぎた!大きな事故に遭う前に捕まって良かった!ラッキー」と思う人。「かなり大変な仕事を任せられた、もうゲンナリ…」と思う人もいれば「これはやりがいのある仕事だぞ!やり終えたらきっと成長できる!最高!!」と思う人もいる。わたしは仕事柄「それはいけないですよ」「それをやっていたら成果に繋がりませんよ」などなど、時には「耳障りが悪いこと」を言わないといけない立場なのですが、弊社クライアント様の有難いことは「言ってくれてありがとう」と仰っていただく方ばかりです。大袈裟ではなく、今お付き合いさせていただいている顧問先で「うるせぇ!」「大きなお世話だ!!」と言う人は一人もいません。本当に一人もいらっしゃらないのです。中には「射場さんにそこまで言わせてごめんね」や「言うのは本当にキツかったと思うけどよく言ってくれたね」と仰っていただく方もいらっしゃります。みなさん私より一回り以上年上の方ばかりです。こんな若輩者の言うことに真剣に耳を傾けてくださり、真摯に携わってくださる方ばかりです。本当に「カッコいい大人」の人たちとお付き合いできて幸せ者です。話がズレてしまいましたが自分の身に起こることをしっかり受け止め、いかに次に活かせる材料としてプラスに受け止められるかが「運が良い人生」に繋がっていく大切な過程なんじゃない?
【第775回】お金の使い方
決算の打合せの際に顧問税理士から「人にもよるけど、射場さんはお金がたくさんあるんだから使えるときに使っときなよ~、年取ってくると使いたくても使うときがないよ~、ちょっと良いベッドで寝るくらいだよ~。」と言ってもらい「なるほどな」と思いました。弊社の顧問税理士さんはわたしの「大好きな人」の一人で、いつも新鮮な考え方や面白い切り口の考えをお持ちなのでいつもどれだけ話しても飽きないのです。そしてわたしと同じ年。最&高です。確かにお金は使うためにあるもの、残してもろくなことになりません。特にわたしの場合二人のかわいい息子たちがいるのですが、かわいい子だからこそお金は残したくないな、と思います。残すべきは「お金の稼ぎ方」「お金に支配されず仲良く付き合う付き合い方」といった「知的財産」です。良かれと思ってお金を残したらそれが原因で仲が悪くなる、努力しなくなるとなったら死んでも死に切れません。むしろ「お金残してごめんよ~」です。死ぬ人は良くも悪くも何も残していかない方がいいのです。話は戻り、ではわたしは何のためにお金を貯めているのか?もちろん自身の今の生活、老後の生活、そしてクライアント様に万が一何かあった場合などのための貯蓄ではあるものの、それでも残ったらどうするのか?それこそ自身がこれからの世を任せたいと思える企業や組織なんかに寄付したり、いつもお参りさせていただいている氏神様の神社に寄付するんじゃない?
【第770回】血・地・知
ふと思い出した大学のときの話。英語の教科を担う教授がいきなり「人生に影響を与える3つの「ち」について話したい」と言い出しました。「なんの話をするんだ?」と不思議そうな顔をする学生、ポカ~ンと聞いている学生、寝ている学生、そして私は父親ゆずりなのか、ロマンやカッコいい系の話が大好きなので「なんだなんだ?」と興味津々で耳を傾けていたのですが、その教授が言うには人生に影響を与えるのは「血」「地」「知」とのこと。「血」は親や家族、ご先祖様との関係、「地」は住む場所、自分がいる場所、「知」は知識とのこと。もし人生を変えたいのであればこの3つの「ち」を変えることによって劇的に人生は変わるよとのことでした。家族関係が苦しいのであれば家族というものに執着することはないよ、今いる場所が苦しいんであれば場所を変えちゃってもいいんだよ、もし物事がうまくいっていないのであれば「知識」を蓄えることによって打破できるよ。教授が何気なく言ったこの3つの「ち」の話は今でも心に残っていて、年を重ねれば重ねるほど「確かに」と思えるお話です。あなたの学生時代には、心に残った言葉を授けてくれた先生はいらっしゃいましたか?