最新ブログ
【第636回】早すぎるぜ
2023年9月も本日で終わり。早い、早過ぎる。今年もあと3ヶ月。とか言いながらあっという間に「2023年もあっという間でした」という感じになるんでしょう。これほど早く感じるのは単純に年のせいなのか?毎日を慌ただしく生きているお陰なのか?私が今39歳。3年前起業当初は「仮に60歳まで働くとしたらあと24年もあるのかぁ」と思っていましたが、なんやかんやでこの仕事を今の水準でやれるのは大体53歳くらいまでかな、と考えているのでそうするとあと14年。短すぎる!あと14回しかベンチマークとしての秋はないのかと思うと、どれくらいのことができるのでしょう?どれくらいのことを残せるのでしょう?もしくはどれくらい残さずいけるのでしょう?時間の速さに改めて自分の残りの人生を考えさせられますね。私が55歳くらいの時に、とあるクライアント様がオーストラリアに支店を出す計画をしているので、その時は共同経営をするか取締役として任命いただいているのでその進路に進むのか?それとも妻と話していた55歳から毎年転職して色んな仕事を体験するを実行するのか?なんやかんやで気合と根性で体力面をカバーし今の仕事を今以上にしているのか?可能性が無限過ぎて生きていて楽し過ぎますね。何が楽しいかというと「選べる環境にある」ということが楽しくてしょうがないです。私が選択するだけでありとあらゆる道が開けるというのはとても贅沢な人生です。とりあえず明日は最寄のスーパーで卵が安く売っているらしいので買ってきます。これも立派な選択じゃない?みなさん9月もお疲れ様でした。良い10月を!
【第628回】お裾分けが出来るかどうか
昔に比べ今でこそその風習は少なくなってきましたが、8月はお中元を送ったりもらう季節ということもあり、わたしがミーティングでクライアント様をお伺いさせていただく際に、約8割のクライアント様から「これお中元にもらったもので悪いけど射場さんにもお裾分け」と言って自身がもらったお中元を分けてくださるクライアント様ばかりで、改めて「だからこの人たちは商売に困らないんだなぁ」と気付かせていただきました。本来人間は狩猟により食料を確保していた生物です。「明日は飯にありつけるのか?」「この獲物はいつまで採れつづけるんだろうか?」そういった不安を払拭するために農作を覚え、ただそれでも世の権力者は食料を大量に自分の手元に集め安心したいといった「保管したがる本能」があるのです。にも関わらず、人に与えることが出来る人というのは生物の本能を越えた存在です。お中元のお裾分けで何を大袈裟な、と言われるかもしれませんが、それだけ「モノを与える」ということは非常に高貴なことなのです。本能のままに自身の私腹を肥やしてきた権力者がどうなったか?国民に首を切られるのです。幸せはシェアするから長続きするもの。あなたも何かお裾分けしてみるのはいかがでしょう?
【第623回】人の役に立ちなさい
わたしは教師の父と専業主婦の母のもとに生まれ育てられたこともあり、小さいとき母に「人の役に立たなくてもいいから人に迷惑をかけないように生きていきなさい」と何度か言われたことがあります。「人の役にたつ」というのは、聞く人からすれば献身的、貢献、といったイメージがあるのかもしれませんが、商売をやっているわたしは自分の子供たちに「人の役に立ちなさい」という教育をしています。正確には「人の役に立つと、人から必要とされ愛され大切にしてもらえるので、結果あなたの人生がとても豊かになるので人の役に立つことによって自分の人生を豊かにしなさい」という教えです。ここまで嚙み砕かないと「人の役に立ちなさい」は「人のために生きなさい」というところで終わってしまうので勘違いが発生してしまいます。「自分の人生のために人の役に立つ」。わたし自身クライアント様に「役に立たないものは即リストラ、その中には当然わたしも入れてくださいね」とお伝えしています。基本コンサルタント会社は加盟金や契約期間途中の解約に関して違約金をお客様に求める会社がほとんどですが、株式会社BENchmarkの場合は一切それを求めていません。「成果が出ず役に立たなければ好きな時に辞めてね」というスタンスです。違約金という名目でお客様からお金をお預りすると、目先の利益だけを考えると楽かもしれませんが、それは相手を楽にする行為ではなく自分を楽にする行為です。これは人様のお役に立っていませんよね?有難いことに起業してもう少しで約4年。顧問契約を結んでくださっているクライアント様たちは卒業どころか有効期限の無い永久顧問契約をご所望されるクライアント様も全体の8割以上になっています。だからこそ、現在新規顧問の受付が2年先というこのご時世でとても有難い環境でお仕事をさせていただいております。ただ、永久顧問契約はとても嬉しいことで誇らしいことなのですが、弊社はこれをお受けしていません。なぜならこれも「クライアント様が解約しづらくなるから」です。起業する際決めたことは「人の役に立つことだけしよう」ということ。それで自身の生計が建てられないのであれば、それは役に立てていなかったというだけのこと。自分自身緊張感を持って仕事に携わるために決めたことですが、実はこの取り決めが今の株式会社BENchmarkを救ってくれています。自身の利益ではなく、純粋に「人の役に立つ」ことだけ考えて生きていけるって結構幸せじゃない?
【第621回】最期の仕事はなんだろう
生きとし生けるものすべてに最期があって、その最期はいつになるか誰もわからなくて、もしかしたらその最期は50年後かもしれないし、10年後かもしれないし、明日、ひょっとしたら1時間後かもしれないし、そうなったときふと思ったことは「自分の最期の仕事はなんだろう?」という疑問でした。誰と会うのが最期だろう、どんな提案をするのが最期だろう、どんな場所でミーティングするのが最期だろう、そう考えると大袈裟かもしれませんがこの一瞬一瞬がとても愛おしく思えてきました。本日ミーティングさせていただいたクライアント様、明日ミーティングさせていただくクライアント様、どのタイミングで最期になっても幸せな気持ちで終わるんだろうなぁと思える環境にあるのはとても幸せなことです。まだまだ行きたいところもある、体験したいこともある、でももし次が最期の瞬間でも「まぁいいか」と思えるのは冷めているだけなのか、執着がないからなのか。いずれにせよ気持ちは軽く生きていられることは私にとっては合っていて、今の人生がとても幸せです。明日死ぬと思って毎日を全力で生きていくというのは大変ですが、明日終わっても後悔がないように生きていくと考えると何を選ぶかと言うことが明確になっていくかもしれません。あなたは充実した毎日を過ごせていますか?
【第618回】思い遣りをトレーニングする
人間の身体的能力に差はそこまでなく、結果に差が付くのは「意識の差」が大きく影響を与えます。「思い遣り」もそうです。100%良い人もいなければ、100%悪い人もいなくて、その時の感情や体調、場面によってバランスが変わってくるものかと思いますが、「優しさ」や「悪意の調整」にもトレーニングが必要かと思っています。特に営業マンをはじめとした「コミュニケーションが必要な職業」に関しては、ここを意識しないといけません。普段から人様に親切にしよう、親切な人間でありたいと意識するのとしないのとでは、日々の立ち振る舞いが全く違ってきます。「あ~こんなとこにゴミが落ちてるなぁ、誰かが見たら嫌な気持ちになるだろうなぁ、よし片付けておこう」「同僚忙しそうだなぁ。よっしゃ、「何かお手伝い出来ますか?」の一言を言ってみよう」などなど、これらの思い遣りの積み重ねが人格を形成し自身を取り巻く環境を穏やかで健やかな毎日にしてくれるのだと思います。ちなみに私はどうかって?今朝も麦茶を一口分だけ残して補充していない我が子にブチ切れるというなんとも器の小さいことでプンスカしておりました。まだまだ修行中じゃない?