BENchmarkブログ
【第391回】手抜きではなく手間を抜く
仕事は決して手を抜いてはいけません。何故なら仕事ですからね。
誰かのお役に立ちに貢献し、その対価としてお金が発生するので、お役に立ち貢献するためには全力で取り組まないとお金を払って下さる方に失礼にあたりますし、そもそも手を抜いてお金をもらうことを覚えてしまうとロクなことになりません。
ただ、仕事も人生も「長距離走」です。
ずっと全力疾走だと、それこそ息が続かずバテテしまいます。
だからこそ、手を抜くのではなく「手間を抜く」のです。
手間の抜き方は全力で取り組むからこそ見いだせるもの。
全力で取り組む、時間と労力の限界にぶち当たる、改善策を考える、実行して立証する。
これこそがイノベーション(革新)です。
現に私も起業当時はクライアント様との打合せ内容を「顧客カード」を作って打合せが終わるたびに記載していましたが、クライアント様数が増えれば増えるほど作成する手間、管理する手間が膨大になり、クライアント様数25社位を超えたときに限界になりました。
そこで現在は、クライアント様との商談時に打合せした内容のメモをメールに直打ちし、商談後すぐに議事録としてクライアント様にメールで送りお互い管理し合うようになりました。これだけでも顧客管理表を作る、フォルダを開いて更新していく、フォルダを開いて見直す等の手間が削減でき、よりスピーディーに、より簡潔になり現在40社以上ものクライアント様との打合せ管理が楽に出来ています。
これこそが手抜きではなく手間を抜く。
こうした成長も楽しみの一つじゃない?
【第388回】世間話ばかりする営業は害
サラリーマン時代に、違う会社の人と同行営業をしていたり、現在でも、クライアント様と打合せしている時に営業に来られた人がその会社のスタッフさんを尋ねて来られた際のトークを横で聞いていたりするのですが、たまに「世間話だけしに来る営業マン」がいます。
正直この人たちは「害」でしかありません。理由としては「時間泥棒」だからなのはもちろんのこと、「お金泥棒」でもあるからです。
相手の貴重な時間を奪う、その時間があればお金を生み出せていたかもしれない可能性を奪う、世間話をしている間にも発生している給料や、世間話をするだけに来ている交通費やらかかっている経費を無駄遣いしている。こうしたコスト意識が欠落しているからこそ「世間話」が出来るんだろうなと思ってしまいます。
ただ、この手のやっかいなところはそれで「働いた気になっている」ことです。
相手の時間を1秒でも頂く際は、少しでも相手の利益になること、会社の利益になることを考え行動しないと迷惑でしかありません。だってこれはビジネスなんですから。
そこらへんが分かって行動している人が当たり前のように成果を出す人じゃない?
【第386回】最近気づいた共通点
エスコートランナーとして中小企業を中心に現在40社以上のクライアント様と顧問契約を結ばさせて頂いているベンチマークですが、最近気付いたことがあります。それは成果が出ているクライアント様になればなるほど「喜んでお金を支払っている」ということです。
ベンチマークのコンセプトとして「パートよりも低額の定額制」を導入しているのですが、たまに「営業フォローと営業研修と写真撮影とかもろもろお願い」と言われると月の請求額が1社から¥20万~¥30万程になる場合があります。その際に、弊社コンセプトとズレているのでこちらが勝手に「値引き」をして必要最低限の費用を請求させて頂くのですが、その際にほとんどのクライアント様から「お叱り」を受けます。
どういったお叱りかと言うと「こっちは払いたいんだから値引きしないでくれ」というあり得ないお叱りです。
「仕事としてお願いいているんだからしっかり利益を取ってくれ」「応援しているからこそ仕事を振っているんだから正規の金額で請求書を送り直してくれ」「これからも優先的にフォローして欲しいからしっかり払えるときに払わしてくれ」と、商売をやっていてこんなに嬉しい言葉をかけて頂いてもいいのかな?と思うほど有難いお言葉と共にクライアント様の9割といって良いほどみなさんベンチマークにお金を預けて下さっています。
「値引きしてくれて有難う!ラッキー!!」と言う人もいらっしゃいますが、本来はこれが普通です。私もそう思って欲しいから値引きしているんですから。
ただ、気付いたことは不思議なもので「喜んでお金を払って下さる人」になればなるほど成功している期間も長ければ成功している規模も大きいのです。
このような人は、きっと私だけではなく携わる方みんなにこのように携わっているんだろうなと思います。だから「良い人」が寄ってくる。だから「良い人が頑張ってくれる」という好循環になるのだなと学ばせて頂きました。
私自身仕入れや支払といったものがほとんどと言って良いほど無い業種にはなるのですが、誰かに報酬を支払う際は感謝と敬意を持って支払っていきたいとクライアント様のお陰で成長に繋げて頂いています。
ベンチマーククライアント様は「究極の人たらし」の方ばかりです。一緒にいると楽しくて、嬉しくて、温かくて、幸せな気持ちにさせて下さる天才ばかりです。
こんな人たちと一緒にお仕事をさせて頂けるって本当に幸せなことじゃない?
【第385回】商売は小さく始めて大きくしていけばいい
起業される方や新たな事業を計画していらっしゃる方がベンチマークには定期的に相談に来られます。
その際に生意気ながらお伝えさせて頂いていることは、経営には足し算、引き算、掛け算、割り算だけあれば何とかなっていくものですが、大切なことは「ゼロになってもマイナスにならないこと」です。
「売上が少ないこと」は実はそこまで大変ではなく、「売上が少ないのに出ていくお金が多いこと」が大変なのです。
「売上が毎月¥1,000万あるけれど固定費やらもろもろの経費が毎月¥900万もある」という会社より「売上が毎月¥300万あって経費が¥50万しかかからない」という会社の方が圧倒的に優良経営です。
経営に大切なことは「どれだけ利益を残せるか」です。売上をどれだけ上げようが「利益が残せなければ」優秀とは言えません。
一番きついのは「売上も無いのに出ていくお金が多すぎて動けば動くほどマイナスが増えていく」という状況です。
当たり前のことですが、まずは出ていくお金を減らすことが一番手っ取り早く利益を残せる方法じゃない?
【第383回】ルールにのっとってやるから楽しい
ゲームでもスポーツでもなんでも「ルール」があります。
もちろんビジネスにもルールがあります。法令順守はもちろん、納税の義務や社会に貢献していくこともルールの一つです。
弊社は起業してから国や地方自治体からの助成金、補助金等は一切活用しておりません。使えるものもあるのですが、敢えて使わないようにしています。
理由としては「金銭的に困っていないから」です。
いろんな考えがあるとは思うのですが、補助金・助成金は「困っている人が使う為のもの」だと思っています。
「もらえるからもらっておこう」「もらわないと損している」と言う気持ちになるのも分からんでもないのですが、そうしてしまうと本当に困っている人に行き渡らなくなり、補助金・助成金の本来の存在意義とは違ってきます。
私からしたらこれも「ルール違反」になります。
なんでもルールを守って、その中で成果が出るから楽しいんです。
ルールにのっとって、ルールを乗っ取って成果を出していくことがカッコイイ生き様じゃない?
