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2021-02-28 18:18:00

【第164回】競争よりも協力

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

世の中には「欲求」が強い人が沢山います。

 

もっとお金が欲しい、もっといい生活をしたい、もっと有名になりたい等々、特に経営者の中には、私のように昔から「経営者になる!」と1mmも思っていなかった奴に比べるとその欲求は非常に強いです。

 

欲求は人を動かす原動力になるので、それ自体は悪いものではありません。

ただ、ある程度その欲求を満たすと、今度は今手に持っているものを

守りたくなるのが人の性。

 

そうすると、誰かから何かを奪うことはあっても、与えることをしなくなる人が

結構います。

それどころか、勝手に自分より高い位置にいる人を見つけて競争しようとします。

 

ただ、ビジネスでも人生でもそうですが、幸せな人は幸せを周りの人に「シェア」します。

だからこそ、競争よりも協力が必要になってくるのです。

 

幸せはシェアすればするほど長続きします。

 

あなたは誰に何をシェアしますか?

2021-02-26 18:18:00

【第163回】人の為に勉強しよう

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

先日セミナーの講師をさせて頂いた先で、質疑応答の際に

「射場さんはどんな本を読まれますか?」と質問頂き

何冊か本をご紹介させて頂きました。

ただ、続いて出た質問が

「何故その本を選んだのですか?」というものでした。

 

この質問は非常に有難い質問で、改めて自分の行動モチベーションの原点を

分析する機会を与えて頂きました。

 

そうすると分かったのが、私が本を読んでいる動機としては

「クライアント様のお役に立つ為」ということが判明しました。

 

「あの人こんなことに悩んでいたからこの本をプレゼントしたら喜んでくれるかも?

でも的外れな本だったら申し訳ないので先に自分でも読んでおこう」や、

「この本の内容はあの人にお話ししたらきっと心が楽になるだろうな」とか、

「この本に載っている内容は、きっとあの会社の今後の戦略に役立つぞ!」などが

私が本を読むきっかけです。

 

上記からも分かるように、人は自分のためにはなかなか勉強出来ないものの、

誰かのためであれば、結構喜んで勉強出来るという事です。

また、最初から相手に「伝える前提」で勉強しているので、理解力も向上し

助けたい人がたくさんいる場合は、その分「沢山勉強する機会がある」ということです。

 

その結果として、知識量が非常に増え益々パワーアップ出来るという事です。

 

なので、今の私があるのは私に「この人を応援したい!」と思わせて頂けている

クライアント様のお陰なのです。

クライアント様に与えて頂いた成長の機会、それによって培った知識はしっかりクライアント様にお返ししていく。

 

だからこそ、もっと知識を蓄え人様のお役に立てる人財になり

「あいつ育てたん、ワシやで?」とクライアント様が自慢して

吹聴して頂ける人物になるのが、最高の恩返しじゃない?

2021-02-16 18:18:00

【第158回】会社の歯車になれていますか?

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

突然ですが、皆様会社の歯車になれていますか?

「歯車!?ダセィ!!俺は会社の歯車なんかになりたくないぜ!」

 

そう思われる方もいらっしゃるかと思います。

ただね、そういった人こそ、そもそも「歯車になれていない」ということを分かっていないのです。

 

例えば時計。一つの歯車が無かったり壊れてしまうと、たちまち機能しませんよね?

会社の歯車と言うのは、「その人が抜けた途端に会社が回らなくなるほど貴重な人材」ということです。

 

逆を言えば大抵の方は、キツイ言い方ですが「いなくなっても会社は回っていく存在」なのです。

 

今後益々経営難の会社が出てきます。

そんな中で、「必要な時に」「必要なだけ」「適正なコストで」「求められた成果を出す」

という弊社のような存在も出てきている中で、雇用は益々シビアになり、能力のない正社員、

成果を出さない正社員はどんどん切り捨てられていく社会になっていくことが容易に考えられます。

 

だからこそ、サラリーマンのみなさん。

今一度ご自身のポジションを確認してみてください。

歯車になれているのか?歯車になるためにはどうすればいいのか?

 

サラリーマンではない、私を含めた経営者のみなさん。

我々は社会の歯車になれているのか?

 

自問自答しながら、より成長し貢献して参りましょう!

2021-02-14 18:18:00

【第157回】節税しない

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

弊社も確定申告を問題なく提出するにあたり顧問税理士と数字の最終確認を行いました。

支えて下さる皆様のお陰で、思っていた以上でも以下でもなく、

「思った通り」の非常に良い結果となりました。

 

2020年に起業した兼ね合いがあってか、ここ最近これから起業される方、

起業されて間もない方から何度か頂いた質問ですが

 

「節税の仕方を教えて下さい」ということを尋ねられました。

 

私の答えとしては

「弊社は納税する為に事業をしているので、意図した節税はしないです」

ということをお伝えさせて頂いています。

 

何故私が意図的な節税をしないか、それは納税するためなんです。

納税するとどうなるかって?

 

街が綺麗になります。インフラが整い生活環境がより便利なものになります。

困っている人を助けることが出来ます。生活保護を受ける必要がある方、

コロナウィルスによって経営が大変な事業者、そのスタッフ、これからの

未来を担う子供たちにも貢献出来ます。

 

納税というのは、いわば国が率先してやってくれる「募金」なんです。

とある話では、海外の富裕層は所得の10%以上を募金します。

幸せはシェアするからこそ長続きするもの。

 

でも日本において、まだまだ募金はハードルが高いものです。

どこに募金をすればいいの?どうやって募金をすればいいの?

だからこその税金なんです。

 

今自分が普通に生活が出来て、生きていられるのはたまたま運が良かったから。

だからこそ、困っている人がいれば助ける。

逆に自身が困った際は、遠慮せず助けて頂く。

だからこその納税なのだと、事業をしていくと日を追うごとに強く思うようになりました。

 

幸い弊社顧問税理士さんも非常に優秀+私の意図を組んで下さる心から信頼出来る方なので

私はクライアント様からお預かりしたお金をしっかり納税するというサイクルが非常に上手く回っています。

 

自分だけのことではなく、自分が知らない人にまで手を差し伸べることが出来るのであれば、

それは立派な大人ってことじゃない?

 

 

 

 

 

2021-02-12 18:18:00

【第156回】大金を請求する先は…

ベンチマーク代表射場(いば)です。

 

先日クライアント様とお話しさせて頂いた際、過去に経営コンサルタントに

年間400万~500万程のお金を支払っていたとお伺いさせて頂き、

改めて経営コンサルタントの恐ろしさと、それ以上にそんなものに頼ってしまう人が

まだまだいらっしゃることに恐怖心を抱きました。

 

1社から例えばコンサルティング料で¥300万以上お金をお預かりするということは

せいぜい毎月サポート出来る件数は20件にも満たない件数になります。

 

ここから考えられることは、そのコンサルタントは自分自身が「集客に困っているので一件あたりの費用が高い」

「顧客の離脱率が高い」「ネタが少ないのですぐ飽きられてしまうので取れるうちに取っておこうと考えがち」

ということが用意に理解出来ます。

 

ちょっと勘の良い方ならお判りになると思います。

 

上記内容をかなり柔らかく噛み砕いた上で、先程のクライアント様にお尋ねしました。

「売れていない人から教えてもらったやり方で売れましたか?」

 

答えは当然「NO」です。

自信があるコンサルタントは

「顧客が離れない(価値を知っているので手放さない)」「ネタが尽きない」

「しっかり実績を出す」ため、そもそも短期的に稼がなくても、

「継続こそが一番利益が残る」ということと、「継続こそが一番自分にも顧客にも価値がある」と

分かっているので、コンサルタント料はそこまで高くないのです。

 

付加価値を付けて高くサービスを提供する方法もあるとは思いますが、

その人の単位はあくまで「円」なんでしょう。

 

何人のお役に立つのか、どれだけ今現在、そして過去の人たちに貢献・還元出来るのかを

考えると、おのずと動き方は変わってくるものです。

 

ただ、人の価値観はそれぞれなのですが、あなたは付き合う人は「円」の人?

「人」の人?