BENchmarkブログ
【第201回】新規開拓をやらないのは致命的
ベンチマーク代表射場(いば)です。
私は常日頃クライアント様やベンチマーク塾生に対し
「お客様は¥1でもお金を預けて下さった方のみで、新規はお客様ではない」と
お伝えしております。
ただ、営業マンたるもの「新規開拓が出来ない」「新規開拓をやらない」のは
致命的です。
どんな業界でも1年に20%~30%の顧客の流出は発生します。
だからこそ、理想的なのは80%既存顧客で20%新規顧客という比率で売上を作っていくことです。
ただ、これはベテラン社員に多い傾向ですが、既存顧客が多い故に
新規開拓をやらなくなってきます。
新規開拓をやらなくなるから当然新しい情報が入ってこず、顧客ともなぁなぁになってしまい
お客様からも新鮮味を感じられなくなり離脱されていきます。
そこでやっと新規開拓をやらざるを得ない状況に追い込まれるのですが、
いかんせん錆び付いた営業スキルで新規が出来るわけもなく、断られ続けます。
そうすると、なまじプライドは高いので断られることに傷付き新規開拓が
怖くて出来なくなります。
こうなると負のスパイラル。
なかなか脱出することが出来ません。
こうなると残酷なもので、成果は出さない、ただ社歴とプライドが高いから口は出す、
でも周りの人は気付いているけれど、誰も叱ってくれない、最終的には
「会社から必要のない人」と認定され居場所を失います。
年をとってからの苦労は本当に大変だと思います。
だからこそ、そうならないように常に新規開拓が出来る心づもりを
しておかないといけません。
いつやるの?いまじゃない?
【第200回】存在意義はあるか?
ベンチマーク代表射場(いば)です。
突然ですが、あなたはご自身の仕事の「存在意義」は理解されていますか?
自分の仕事が自分以外の人や社会、次の世代にとってどんな「貢献をしているか」を
理解されているのとそうでないとでは、やりがいも、やり方も、成果も全く違ってきます。
ご自身の仕事を通じての「目標」ではなく「存在意義」です。
例えば営業で言うと「月¥〇〇万売上を上げる!」ことは目標。
ではなくて、「自分がこれを世に広めることによって、こんな貢献が社会に出来る」と
いうのが「存在意義」です。
当然目標を持って仕事に取り組むことは大切ですが、これだけでは目標必達した途端に
燃え尽き症候群に陥ってしまいます。
ただ、存在意義をしっかり理解して仕事に取り組んでいる人は最強です。
どんな競合がきてもぶっちぎりで負けることはありません。
なんのために生きているか?これは生きとし生けるものの最終テーマであって答えを出すのは難しいですが、
あなたの会社はなんのために?あなたの仕事は誰のために?社会人としてのあなたはどんな貢献をするか?
それをまずは腹に落とし込んで仕事に取り組んでみると、見えてくる世界目指す世界が変わってくるんじゃない?
【第198回】2つのくさ刈り運動
ベンチマーク代表射場(いば)です。
今の現状を変えたいと望むならば、当然今まで通りのやり方から
大なり小なり変えていかなくてはいけません。
それはあなた自身なのか、部下なのか、そもそも組織ごとなのか
状況やおかれている環境は違うものの、一貫してやらなければいけないことがあります。
それは「二つのくさ刈り運動」
「面倒くさい」
「アホくさい」
この二つを徹底的に刈り取らなければいけません。
この「くさ」を残した状態でいると、必ず新しい取り組みが始められないのはもちろんのこと、
例え始めたとしても、長続きはしません。
だからこそ、私自身も初めてお付き合いが開始するクライアント様とは
まず「くさ刈り運動」をしていくのですが、大変有難いことに
弊社クライアント様に関しては、そもそも「くさ刈り運動」をする必要がない
会社が非常に多く、とてもスムーズにお仕事をさせて頂いております。
コロナウイルスによって、今後益々「人財になる人」のみが重宝される時代。
刈られる前に、あなた自身が変わる必要があるんじゃない?
【第197回】慣れていないだけ
ベンチマーク代表射場(いば)です。
「人前で話すのが苦手」
「文章を書くのに時間がかかる」
「新しいことを始めようにも時間がない」
上記のような言い訳は全て「慣れていないだけ」です。
人前で話すことが苦手な人は、圧倒的に人前で話す機会が少ない。
文章を書くのに時間がかかる人は、圧倒的に文章を書く機会が少ない。
新しいことを始めようにも時間がないという人は、慣れる前に物事を辞めてしまう。
それだけのことなんです。
なんだかんだ一番最強なのは「コツコツ努力する才能」を開花させている人です。
他の誰かは出来ているのに、あなただけ出来ないことなんてないんじゃない?
【第196回】日報の書き方
ベンチマーク代表射場(いば)です。
最近「日報シリーズ」が続いておりますが、それは
それだけ日報が大切だからです。
会社として日報が無い会社は会社ではありません。
何故なら各担当者の頭の中にのみ顧客とのやり取りや日々の業務の情報があるだけでは、
仮にその担当者がなんらかの理由でいなくなった際に、会社に情報が全く残らないからです。
特にお客様との窓口になる担当こそ、日報は必要です。
お客様は担当者のものではなく、会社のものなのです。
ただ、ここで日報の書き方ですが、多くの会社では
「今日~をしました。」のような日記型の日報を取り入れていますが、
この時点で日報の意味を分かっていません。
日報は「振り返り」「改善し」「もっと能力を伸ばす為」にやるものなのです。
だからこそ、日報は
「今日何をしたか」「明日以降どう改善していくか」や、商談の場合なら
「今日、いつ、誰と、どんな商談をし、どんな成果が出たか」と「次回このお客様に対し、どうすればもっとお役に立てるか」
の2本柱型、いわゆる「結果と課題型」に切り替えると、より一層日報によって能力・成果が向上します。
さらに良いのは「結果と課題」に付け加え、「上司や他者からのアドヴァイス」の項目を入れた3本柱型を
取り入れることが出来れば、社員全員が顧客情報や各担当者の動きが把握出来、失敗・成功事例も共有出来るので
最強の日報となります。
取り入れてみてもいいんじゃない?