最新ブログ
【第553回】圧がかかってから頑張ってると…
仕事でいろんな人と携わっているとそれぞれタイプが分かれていてとても面白いですね。自分から積極的に物事に取り組んでいく人、受け身で物事に取り組んでいく人、そもそもどうすればサボれるかを必死に考えて「それむしろ普通に働いていた方が楽なんじゃない?」と思わせる人。ただ、結構寒いのが「圧がかかってから頑張る人」。上司や取引先からプレッシャーをかけられてから必死になってむしろ成果を上げちゃう人。これは上司の立場からすると「こいつは追い込めば必死こく」とみなされどんどんパワハラ対象になっていきます。結果自分で自分を追い込んでしまいます。私は仕事に対しては自他ともに認める超絶厳しい人なので、当然ベンチマーク塾の塾生に対してもかなり厳しめに接しています。先日もとある塾生に「最低ここまでできないと強制卒業」と伝えたところ、そこから頑張ってある程度の成果を出してくれたのですが、そこで私からギャン詰めされるわけです。「やれるなら最初からやれよ!」と。「最初から本気出して必死にやれよ!」と。仕事とは面白いもので、本気でやっている人はたとえ成果が出ようが出まいがどんどんチャンスに恵まれます。私が望むのはベンチマーク塾を卒業しても社会に必要とされる人材になってもらうこと。弊社は私の代で何があろうと強制終了させるし、そもそも私の計画ではある目標を達成した時点で即廃業する計画なので、一生面倒見られないので、早い段階で一人前になってもらって卒業してもらう。それが私の「教える側としての責任」だと思っています。物事は着実に「終わり」に向けて進んでいるもの。「やれと言われてから動く子供のような状態」のままにさせておくわけにはいかないのです。ゆっくりしている時間なんてないんだぜ?
【第548回】2040年担い手不足1,100万人
とある人材紹介会社の試算で、2040年は全国で約1,100万人の人材不足に陥るとのこと。特に東京以外の地方では不足率20%以上で、介護サービス、商品販売員、配送ドライバーの人員不足が顕著になるとのことです。ただ、ここ最近の世界のリストラの流れを見ていきましょう。今までは景気が悪くなったから人員を削減するというのがリストラの主な理由なのですが、今は経営的には絶好調にも関わらず人員をリストラする動きが見受けられます。それこそAIの導入などで効率化が成功したことによって「無理・無駄」を削減するための「無駄」が「人」になっていることによるリストラです。人材紹介会社は「これから人手不足になりますよ!だからこそ今のうちに人員を補充しておきましょうね!!もちろん当社から!!!」という営業活動も兼ねての試算なのでしょう。今から15年以上も先の話。商品販売員はいらなくなるでしょうね。既に無人販売の店舗がどんどん増えています。配送ドライバーは?これも車の自動運転が発達したりドローンによる配送のインフラが整えば問題ありません。介護サービスももしかしたら私には知識はないのですが、飛躍的な進化を遂げる可能性もあります。そうなると益々「人がいらなくなる」のです。ではどんな仕事が今後残っていくのでしょう?私個人的にはかなり抽象的になりますが「人間らしい温かいサービスを提供できる人、会社」だと思います。時代がどんどん発展し進化していくからこそアナログが求められて愛されていくこともあるんじゃない?
【第545回】勉強中毒
勉強熱心な人は素晴らしいです。自ら学びの場に足を運び、自身を成長させようとする姿勢には頭が下がります。ただ、何事も「中毒」になってはいけません。勉強は楽しいものです。特に大人になってからの勉強は「やらされている」のではなく、自分で選んでやっているのでより楽しいでしょう。頑張っている自分のことも好きになるし、昨日まで知らなかったこと、できなかったことが出来てくるのもこれまた自身の成長に触れることができるので楽しいものです。ただ、勉強のゴールは自分や「人の役に立つため」です。これをわすれがちになり、毎月研修やセミナーに足しげく通う、とにもかくにも自己啓発本を読み漁る、それで仕事をした「つもり」になって本業の方は何も手を付けていない。これは「勉強と言う名の現実逃避」なのです。やることが決まっていたら人間は安心するもの。ただ、だからこそ本業や現実から目を背けず「成果を出すにはどうすればいいか?」を真剣に考えて着実に実行していく。そこから学ぶことも立派な勉強です。座学だけが勉強じゃないんだぜ?
【第544回】自社の商品やサービスを身内に本気で勧められるか
営業をするにおいて、一番大切なことは「自社の商品やサービスを自分自身がとことん愛しているか」です。その見極めポイントの一つが「身内に心からオススメできるか」です。私は顧問契約を結ぶ会社のスタッフに良く聞くことがあります。「親御さんやお友達に自社の商品を勧められますか?」と。そこで「もちろん!喜んで!!」と言える営業マンが以外に少ない。むしろ「うちの商品は高いので競合他社の商品を勧めます」や「そもそも必要ないと思っています」と仰る方が結構な数いらっしゃいます。当然そういった会社は売上に困っているか離職率が高い。何故なら心に迷いを持って営業しているからです。嫌いなものを自分の心を殺してまで売りつける必要はありません。ただ、自社の商品やサービスに興味を持ってあげることは必要です。欲を言えば、会社が起業したストーリー、その商品、サービスを手掛けることになったいきさつ、創業者やそこで働く人たちも知った上で「心から好き!」と言えるほどになれば、勝手に物は売れます。もし今現在、自社が取り扱う商品やサービスを身内にオススメできない人がやることは2点。まずは「好きになる努力をしてみる」そしてもう一つが「それでも好きになれなければ潔く売るのを辞めるか転職する」です。人生は有限。きっとあなたが「好き」と思えるものがこの世にはたくさんあります。一番最悪なのは「自分だったらどれだけ安くてもこれはいらない」という商品やサービスを人様に勧めること。これこそ詐欺です。自信を持って自分が信じる商品やサービスを提供していきましょう!ちなみに私はどうかって?_仮に弊社と同じサービスを同じ金額で提供している会社があれば是非教えてください!秒で業務委託契約を結ばせていただきます!
【第541回】4割でGO!
早く成果を出すために大切なことは「早くやること」です。早く物事に取り組むことによって、早く失敗が出来る、すると早く改善策を打てる、そうなるとおのずと早く成功出来るのです。ただ、これは真面目な人に多い傾向なのですが、「100%出来てからトライする」というのは、実はとても危険です。なぜならとにかく時間がかかる、100%の状態まで持って行って成果が出なかった場合、体力的にも精神的にもダメージをくらい、新たに挑戦する気力も削がれる。そうなると益々一歩が出なくなる。やらなくなると、当然成果は出ないですよね。物事ってとってもシンプル。だからこそ40%くらいできたタイミングでまずはトライ。そこから傾向と対策を練る。更に改善して40%くらいでトライ…。この繰り返しで大丈夫なのです。生きとし生けるすべてのものは自分の寿命を知らないですよね?あとどれくらい生きられる?あとどれくらい今の状態でいられる?もしかしたら明日天変地異が起きて今の生活がままならない可能性も0ではありません。そこまでいくと大袈裟かもしれませんが、温めて温めて世に出せなかった、というよりはとにかくあなたのアイデア、技術、頑張りを「世に出す」ことを最優先にしたら、きっと結果が変わってくるんじゃない?