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【第656回】本当に必要な忙しさか?
様々な経営者とお付き合いさせていただいている中で、皆様とても忙しそうにされています。ただ、同じように忙しくしていても成果はその人によって全く違ってきます。その違いはなんでしょう?かく言う私も超絶忙しいです。一日3~4社のクライアント様とミーティングし、ミーティングしている時間以外も電話やメールの対応、ミーティングの準備等に時間を費やしているので基本は「仕事に直結することだけやっている」というような毎日です。軽く見積もっても人の3倍は働いています。だからこそ所得も通常のサラリーマンの平均年収の3倍以上を維持できていると思っているのですが、忙しいけれど成果に繋がらない人は「仕事に直結しないことに時間を費やしている、それも膨大に」ということが多々あります。「東京にセミナーを聞きに行く」「異業種交流会の役員をやっているから…」「趣味でやっているバンドの練習で…」などなど、本人は一生懸命やっているのですが、周りの人から見たら「それって仕事じゃなくない?」ということに時間を膨大に使っていることが多いのです。サラリーマンでもそうです。特に成果が上がらない営業マンになればなるほど「社内会議の資料作成に時間を使ってしまいました」「営業ツール作成に時間を使っていました」など、本来「お客様に折衝する時間を最大限にしないといけない人」がそれ以外に時間を費やしてしまっている。これでは成果が上がるわけありませんよね?大きな成果を求めるときは「かけた時間=成果」となるほど世の中は単純ではないかもしれませんが、10時間お客様との打合せに時間を使った人と、30分お客様との打合せに時間を使った人とでは会う人の数も、積み上げられる関係性も全く違ってきます。1日24時間は誰しも平等。今のあなたの時間配分、仕事のために使っていますか?それとも仕事っぽいことに使っていますか?