最新ブログ
【第563回】人の評価は秒で変わる
以前紹介をきっかけにご縁をいただいたとあるクライアント様で、最初の2~3ヶ月中々集客に苦戦したクライアント様だったのですが、その時は「射場さんに言われた通りやってるんだけどなぁ」と仰っていたのですが、4、5ヶ月目から集客が絶好調で「やっぱり射場さんのお陰だなぁ」と調子の良いことを言われる方と携わって思ったのは「人の評価は秒で変わるもの」と言うことでした。そもそもこのクライアント様にお伝えしたのは「射場さんに言われた通りやってるんだけどなぁと言っている時点で他責にしていて寒い、尚且つ自分で考えていない、それに加えてあなた全然こっちの言ってることやり切ってねぇよ」と結構強めにお伝えさせていただきました。こちとら成功している実績と根拠を基に提案しているので、そのままやれば成果が出るに決まっているのです。なぜ成果が出ない人がいるのか?それは「全部やっていないから」なのです。じゃあ成果が出たら射場がすごいのか?そうではないのです。それは「実際にそれをやりきったクライアント様がすごい」のです。どこまでが自分の成果と線引きするのは難しいこと。超絶売れている会社は、それだけ「買ってくださるお客様がいてくれてこそ」の成果です。人の評価は曖昧だし、秒で変わります。だからこそ、しっかり自分自身が「心底良い仕事した!」と思える仕事だけしていたら勝手に成果は付いてくるんじゃない?
【第561回】「まだまだです」が一人前
私は18歳~22歳までファミレスでバイトをしていました。その時に出会った「茂さん」。当時で50代で一説によると大手自動車メーカーの偉いさんという得体の知れないおっちゃんだったのですが、とても可愛がってくださり、私が20歳で成人したときにはネクタイをプレゼントしてくれたり、進路が決まってバイトを辞める際には自ら率先してお別れ会の幹事をしてくださったり、とてもお世話になった方なのですが、その茂さんがバイトに入って間もない私に「おぅ!仕事覚えたか!?」と声をかけてくださり、私は「いや、自分まだまだです」と返すと、「もぅお前は一人前だ!!」と仰ってくださいました。私が「??」という顔をしていると、「大体仕事が出来ない奴に限って「完璧です!」や「もう大丈夫です!」というけれど、本当に仕事ができる奴は「まだまだです」と言うもんだ。だからお前は一人前だ!」と仰ってくださいました。当時は「何を言っているんだこのおっちゃんは」と思っていたのですが、今でこそ分かります。弊社クライアント様でも成果が出ているクライアント様になればなるほど「射場氏の言うことがまだまだ全然できてない」と仰るに対し、なかなか成果の出ていないクライアント様に限って「やることは全部やってるんだけどなぁ」と仰います。生意気ながら私からしたら成果の出ているクライアント様になればなるほどこちらの提案以上のことをやってくださっているし、成果の出ていないクライアント様になればなるほど全然やれていない。中々深いですよね。茂さん。22歳から全くお会いせずにもう16年が経ちました。ただ、あの時茂さんに言っていただいた言葉が今でも私の胸には残っていますよ。たくさんのクライアント様に支えられて、今では「行列待ちの会社」となった私でも、私は「まだまだまだまだ」と思っています。あの時茂さんに教えていただいた言葉は今でも私の知識になっています。当時エゲツナイ量の飲酒をしていらしたのでまだ生きていらっしゃるかは分かりませんが、死んだらお酒を持ってお礼にお伺いしますね。「まだまだ」だからもっと「学べる」、「まだまだ」だから「もっと成長したいと思える」。株式会社BENchmark代表取締役の射場は「まだまだ×1000」です。伸びしろしかねぇじゃねぇか!最強じゃない?
【第554回】詐欺多すぎ
2023年になって、止まらない値上げの影響で消費者マインドがすっかり下がってしまい、一般消費者をターゲットにしている企業はかなり影響を受けています。そんな中、株式会社BENchmarkにはお陰様で毎月10~15社ほどから「顧問契約のお問合せ」を頂いております。景気が低迷すれば低迷するほど私のような職種は忙しくなるのでしょうが、話をお伺いしていると、みなさん結構な割合で「詐欺」に合っています。それはホームページ作成業者、フランチャイズ本部、コンサルタントです。全てのホームページ作成業者、フランチャイズ本部、コンサルタントが詐欺と言うわけではないのですが、基本「あちらから営業してくる先はだいたい詐欺」と思ってもいいくらいかもしれません。集客できるホームページを作れる!という業者は、そもそも自社の集客を自社で作成したHPで行うはずです。本当に儲かるフランチャイズは、わざわざ加盟店を募集しなくても自分たちで事業拡大できるはずです。本当に成功に導くコンサルタントは口コミや紹介、優れた戦略戦術で自身の経営に困ることはあり得ません。にも関わらず営業してくる先は、わざわざ営業してくる時点でアウトなのです。株式会社BENchmarkは起業してから今まで一度も「新規開拓」として「飛び込み営業」や「DM]「テレアポ」をしたことがありません。弊社はクライアント様に広告宣伝費をかけずに紹介受注を獲得する方法をご提案しています。そんな提案をしている当の本人がガンガン新規開拓しているなんてあり得ないことでしょ?経営に困っている経営コンサルタント速攻で廃業しろよ、自社集客出来ていない集客提案を商いとしているすべての会社は事業の見直しをしろよなのです。今現状弊社にお問合せされる方のほとんどが、なけなしのお金を上記業者に絞りとられ、そのまま逃げられています。なけなしのお金を絞り取られているからこそ、次の手を打てずに弊社に助けを求めてきてくれています。ただ、大変情けないのが弊社も対応できる人の数に限界があります。また、私のビジネスモデルとしてスタッフを増やしたからと言って同じ品質のサービスを提供できるわけではないので、待っていただく状態が続いています。現状経営に困っている経営者のみなさん、シンドイときこそ焦らず慌てず冷静に物事に向き合っていきましょう。詐欺業者のみなさん。単発で儲けることだけを考えるのではなく、本気で人様に貢献できることを探してみましょう。本当に人様や社会に貢献できれば、最終的にはそれが一番儲かります。それっぽい大義名分を掲げて自分をごまかして存在意義を掲げるのではなく、「自分は本当に人様のお役立ちに貢献している!」と自信を持って胸を張って生きていく人生を選んでいきましょうよ。今回の人生は今回限り。美しい人生にしていこうじゃない?
【第553回】圧がかかってから頑張ってると…
仕事でいろんな人と携わっているとそれぞれタイプが分かれていてとても面白いですね。自分から積極的に物事に取り組んでいく人、受け身で物事に取り組んでいく人、そもそもどうすればサボれるかを必死に考えて「それむしろ普通に働いていた方が楽なんじゃない?」と思わせる人。ただ、結構寒いのが「圧がかかってから頑張る人」。上司や取引先からプレッシャーをかけられてから必死になってむしろ成果を上げちゃう人。これは上司の立場からすると「こいつは追い込めば必死こく」とみなされどんどんパワハラ対象になっていきます。結果自分で自分を追い込んでしまいます。私は仕事に対しては自他ともに認める超絶厳しい人なので、当然ベンチマーク塾の塾生に対してもかなり厳しめに接しています。先日もとある塾生に「最低ここまでできないと強制卒業」と伝えたところ、そこから頑張ってある程度の成果を出してくれたのですが、そこで私からギャン詰めされるわけです。「やれるなら最初からやれよ!」と。「最初から本気出して必死にやれよ!」と。仕事とは面白いもので、本気でやっている人はたとえ成果が出ようが出まいがどんどんチャンスに恵まれます。私が望むのはベンチマーク塾を卒業しても社会に必要とされる人材になってもらうこと。弊社は私の代で何があろうと強制終了させるし、そもそも私の計画ではある目標を達成した時点で即廃業する計画なので、一生面倒見られないので、早い段階で一人前になってもらって卒業してもらう。それが私の「教える側としての責任」だと思っています。物事は着実に「終わり」に向けて進んでいるもの。「やれと言われてから動く子供のような状態」のままにさせておくわけにはいかないのです。ゆっくりしている時間なんてないんだぜ?
【第548回】2040年担い手不足1,100万人
とある人材紹介会社の試算で、2040年は全国で約1,100万人の人材不足に陥るとのこと。特に東京以外の地方では不足率20%以上で、介護サービス、商品販売員、配送ドライバーの人員不足が顕著になるとのことです。ただ、ここ最近の世界のリストラの流れを見ていきましょう。今までは景気が悪くなったから人員を削減するというのがリストラの主な理由なのですが、今は経営的には絶好調にも関わらず人員をリストラする動きが見受けられます。それこそAIの導入などで効率化が成功したことによって「無理・無駄」を削減するための「無駄」が「人」になっていることによるリストラです。人材紹介会社は「これから人手不足になりますよ!だからこそ今のうちに人員を補充しておきましょうね!!もちろん当社から!!!」という営業活動も兼ねての試算なのでしょう。今から15年以上も先の話。商品販売員はいらなくなるでしょうね。既に無人販売の店舗がどんどん増えています。配送ドライバーは?これも車の自動運転が発達したりドローンによる配送のインフラが整えば問題ありません。介護サービスももしかしたら私には知識はないのですが、飛躍的な進化を遂げる可能性もあります。そうなると益々「人がいらなくなる」のです。ではどんな仕事が今後残っていくのでしょう?私個人的にはかなり抽象的になりますが「人間らしい温かいサービスを提供できる人、会社」だと思います。時代がどんどん発展し進化していくからこそアナログが求められて愛されていくこともあるんじゃない?