BENchmarkブログ

2025-10-02 18:18:00

【第1004回】人生の事業計画書はできているのか?

経営をしている人であれば「事業計画書」を作成し、銀行との商談の際今後のことを相手に伝えることはもちろん、自分自身の「指針」としていわば「経営の地図」として必要になるかと思うのですが、「人生の事業計画書」をしっかり作成している人は意外と少ないもの。「ライフプラン」といったりもします。弊社であれば今お付き合いさせていただいているクライアント様はわたしよりも一回り年上の方が多いので、当然その方たちが「卒業」するタイミングでわたしはまだ50代前半。株式会社BENchmarkは決して大きくすることはなくわたしの代で廃業すると決めているので、顧問先を無理に増やさず最悪50代で顧問先がすべてなくなったと仮定して今現在の制度でいくと年金受給を受けられる年までやく10年。この「10年間+老後¥2000万」の費用さえあれば食うには困らないのです。50代となるとこどもたちももう自立しているので妻と二人だけであれば益々お金を遣いません。となると、わたしがあと10年ちょっとで貯めておかないといけない額が明確になります。現金資産でざっと¥7000万くらいでしょうか?とすると、あと何年にどれだけの額を稼ぎ、その内どれだけ貯金に回せばいいのか?資産運用をどうすればいいのかが見えてきます。ただ、これはわたしの顧問先が0になってわたしが一切働かないという「最低の状態」での仮定です。当然バイトなりなんなり働いているとここまでのお金は必要なくなってきます。とすると、今必要なこと、将来必要なことが明確になります。これが人生での事業計画書。√(ルート)も使わなければπ(パイ)も使わない。足し算引き算、掛け算たまに割り算を使うくらいです。「人生を逆算して考える」。これこそが「思った通りの人生を歩むための基本」なんじゃない?ただ、人生には「上り坂」「下り坂」そして「まさか」があるので完璧に思ったようになるかどうかはお愉しみに。

2025-09-30 18:18:00

【第1003回】ROCKたれ

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小学校高学年の時にラジオでRock 'n' rollと出会い、中学時代に本格的に目覚め、高校時代は実際バンドも組み、自分の根本には「ROCK」が宿っていると勝手に思っているのですが、ROCKとは反発や反抗だけではなく、だらしなくて、クズで、適当で、自由で、でも一瞬がカッコよくて、その一瞬のカッコよさに命を懸けて、嫌いな奴には中指を立てて、長いものに巻かれたり権力に屈するのではなく、人の目を気にせず自分の「美学」を貫き通す。これこそRock 'n' roll。人間なんて所詮クズ。ROCKに行こうぜ?

2025-09-28 18:18:00

【第1002回】あと10年なら何をする?

もしあなたの寿命が「見える化」したとしたら、あなたはご自身の寿命があと「10年」であれば何をしますか?「あそこに旅行に行って、あれを食べて…」となる人もいれば「いつも通りの生活をする」という人もいれば、もうヤケになって「な~んもしない!」と言って更に寿命を縮めようとする人もいるかもしれません。ただ多くの人は「嫌なことや我慢をしなくなる」のではないでしょうか?弊社クライアント様の経営者も50代や60代の方もいらっしゃいます。そんな方たちが「社員の〇〇に頭を悩ませてる」や「業者の★★とそりが合わない」と言った瞬間わたしは「社長のビジネスマンとしての寿命ってあと何年?」と失礼ながらお伺いします。そう、あと働ける時間が限られていると知ると「嫌なこと」「苦しいこと」に時間を使っている場合ではないことに気付かれるのです。若いとき散々苦労されてきたのであれば、せめて最後「楽」ではなく「楽しく」働ければどれだけ人生は豊かになるか。「好きな人と、好きな時間の使い方をして、好きな商品を、好きなお客様に提供する」。これだけなのです。超シンプルなのです。「簡単に言うな」と思われるかもしれません。ただ、難しくしているのは実はあなたじゃない?

2025-09-26 18:18:00

【第1001回】土産話をいっぱい持っていく

わたしの前職は輸入商社でした。通常輸入商社は数多くの商品を扱い手を変え品を変えお客様にアプローチしていくのですが、わたしがいた会社は商品が3つしかないというかなり尖った経営をしていました。また「新商品」がなかなか出ないブランドを扱っていたので「商品説明」だけをしているとあっという間にネタがなくなります。だからよく後輩や部下から「お客様と話すネタがない」という相談を受けました。実際にわたしも入社当初は同じ悩みを抱えていました。先輩に相談すると「ネタなんてそこらじゅうにある。普段からアンテナを立てろ」と言われ、とにかく「お客様のお役に立つ情報を収集する癖」が身に付きました。法人営業は同じお客様に何度もお話をしに行く必要があります。「前もその話聞いたんだけど」とお客様に思われないよう、常に新しい話を取り入れていました。その積み重ねが今になります。弊社では毎月最低1回必ずミーティングするという条件で顧問契約を結ばせていただいております。これは実際自分の首を絞める行為なのですが、でもやります。そして毎月必ず最新のフレッシュな情報をクライアント様にお届けしています。創業時から弊社とお付き合いしていただいているクライアント様はもうすぐ6年のお付き合いになります。6年間、毎月常に新しい情報、新しい発想、新しい取り組みを提案している企業ってなかなかいないと思います。過去に先輩が教えてくださった「常にアンテナを立てろ」という言葉が今の株式会社BENchmarkをつくってくださっています。久しぶりに先輩にお礼も兼ねて呑みに行きたいなぁ。

2025-09-24 18:18:00

【第1000回】とにもかくにも「守破離」

芸道や武道の修行の過程で日本古来の概念で成長の3つの段階を表す言葉として「守破離」という言葉があります。「守」は師の教えや基本を忠実に守り、「破」はそれらを応用・発展させ、最終的には「離」で師の型から離れて独自の新しものを確立していくという流れなのですが、成果が出ない人は徹底して「守」ができません。「こうやるんだよ」と伝えてもいきなりオリジナル性を出そうとしてきます。そもそも成果が出ないから人に頼っているのにも関わらず、それでもまだ「我」を貫いてしまう。これは一言で言うと「素直さ」がないのです。前職時代、一番最初に上司からはとにかく「素直さが大切」ということを教えていただきました。「素直さ」がないとどうなるか?まずは物事が身につかない、そして素直さがなければ「物事を教えてもらえなくなる」ということです。「守」ができていない人で大成する人をわたしは見たことがありません。松下幸之助さんも、稲盛和夫さんも、芸術の世界ではゴッホもピカソも「守」で基本を身に着けたからこそ最終的な「離」に辿り着いています。今成果が出ていないのであれば再度「守破離」の「守」ができているのか確認してみてもいいのでは?

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