BENchmarkブログ
【第882回】奴隷じゃないぜ?
「ホスピタリティ」を大切にする企業が増えています。「おもてなしの心」「相手への気遣い」など、ファンをつくるために必要な要素ではあるのですが、過度なホスピタリティは自身の身を滅ぼすことになります。「お客様!!」とやりすぎることは「自分を犠牲にすること」が多々あります。個人的にはそれはあまり良くない傾向だと思っています。だって「奴隷」じゃないもの。本当のホスピタリティは「どや!」と気合いを入れてやるようなものではなく、さりげなく相手のことを気遣う「粋」な立ち振る舞いのことなのです。ときには相手に「それ良くないよ?」や「すげぇ失礼だよ?」と本気で相手のことを思って伝えることも立派な「ホスピタリティ」だと思います。ビジネスはあくまで「対等」なのです。間違ったホスピタリティはお客様をクレーマーにしてしまう危険な行為です。人を喜ばせることに一生懸命になることはとても素敵なことですが、長期的に見て喜んでいただけることなのか、表面的に「よいしょ」しているだけなのか?しっかり見極めて立ち振る舞ったほうがいいんじゃない?
【第881回】自分の無限の可能性を諦めることほど残念なことはない
あなたは自身の「可能性」をどこまで信じていますか?「自分は頭が悪いから」「育った環境が悪かったから」「お金が無いから」「自分はもう年だから」と、出来ない言い訳、やれない言い訳であれば人は1万個以上思いつくもの。ただ、人の持つ可能性は本当に無限です。その人が本気で「受け入れる覚悟」さえ決めれば物事は必ずその方向に進んでいきます。にも関わらず、自分自身が「自分の可能性」を否定してしまうと必ずそうなってしまいます。他の誰かがあなたのことを否定しようが、あなた自身が「うるせぇ、絶対叶えるんじゃい!」「絶対上手くいくんじゃい!」と思う限りは必ず叶うもの。もし自分のことを諦めるのであれば、それを決して人には言わないこと。だって言われた方は「萎える」から。「どうせ本人が諦めてるんだから手の施しようがない」「どうせ動かないんだから放っておこう」と、本来助けてくれる人が離れていきます。「そんなことないよ、大丈夫だよ!」という言葉が欲しいがために「自分なんてダメだ」なんて言っている奴は「本当に迷惑で恥ずかしいダメな奴」です。自分の心としっかり会話して「本当はこれがしたいんだ」「本当はこうやって生きていきたいんだ」と思えばきっとその方向に導かれていきます。何歳になっても、どんな環境でも「自分の持つ無限の可能性に心をときめかせていく」ことだけは忘れちゃダメなんじゃない?
【第880回】言われないだけでバレている
どれだけ「自分は誠実です!」や「真面目です!」や「お客様のためです!!」と口では言っていても、本心で言っているかどうかは人からしたら簡単にバレているもの。わたしが大切にしている言葉の一つが「人は自分より頭が良いと思ってお付き合いする」です。取り繕ったり、上手に見せていても人はアホではないので「はいはい、また言ってる」や「いちいちツッコむの面倒だなぁ」とちゃんと気付いてくれているのです。ただ「絶対言わないけど」という前提です。だって言ってもいちいち争うのが面倒だから。ただ、間違いなく100%バレています。だってわたしもわかりますもん。「あっ、この人いま誤魔化したな」「あ、この人ウソついてるな」「あっ、この人知ったかぶってるな」などアホなわたしでも丸わかりです。例えば「時間やお金にルーズな人」は論外ですが「日報をちゃんと提出できない人」や「ブログをずっとサボっちゃってる人」のような「自分に甘い人」も、どれだけ「一生懸命頑張ってます!」と言っても「ウソじゃん!」と思ってしまいます。だって自分に甘いところを露呈しちゃってるから。「良い人」とお付き合いするためには自分も「良い人」である必要があります。「仕事に対して真摯に取り組む人」とお付き合いしたいのであれば自分自身も「仕事に真摯に仕事に携わること」が必須です。「努力せず楽して稼ぎたいなぁ」と思う人にはちゃんと「努力できない楽が好きな人」が集まってきます。「仕事が出来て、優しくて、立派な人と一緒に仕事をして豊かな人生を歩みたいなぁ」と思うのであれば、がむしゃらに頑張るしかないんじゃない?少なくともわたしは「楽をする人」「手を抜く人」は秒で見抜きます。よっぽど愛情がある人でなければ本人には言わないけど…。
【第879回】思っている以上に思った以上のことが叶うよ
わたしが大学を卒業して一番最初に入社した不動産会社は、新入社員にまず一番最初にやらせたことは「10年夢ノート」。2008年わたしは〇〇になります、2009年わたしは〇〇になりますと、完了形で達成したこと前提で目標を書いていくのですが、昨年末大掃除の際にその夢ノートが出てきて見ていると全て叶っていました。前職の輸入商社時代にも夢ノートは書いていて、これも見返すと90%は叶っていました。夢ノートの面白いところは、叶わなかった夢は利子がついて叶うということ。例えば、わたしの前職で営業統括をされた先輩がその役職になった際の年齢が37歳だったということもあり、わたしはちょっと背伸びして「35歳で営業統括になる」と書いていたのですが、結果は東海エリアの長にとどまっていたのですが36歳の時に起業しました。営業統括どころではなく社長になったのです。2024年に一部のクライアント様と夢ノートを書き合って年明けにその結果を確認したところ、ほぼほぼみなさん年商、貯金額、やりたかったことが叶っていました。わたしは100%叶っていました。そして驚くことが、2026年にやりたいことがあって、ただまったくツテもアテもなかったのですが、「今年の11月までにその道に精通していて手助けしてくれる超絶良い人と出会うことができた」と書いたところ、わたし自身は全く動いていなかったにも関わらず年始8日目で求めている人が見つかりご縁を繋いでいただくことになりました。怖や怖やです。このように、この世界は自分が思っている以上に思った以上のことが叶うのです。逆を言えばネガティブなことばかり考えているとネガティブなことが次々に起こるもの。不安をグッと抑え、自身の持つ無限の可能性に心をときめかせてワクワクしていくと、きっと思っているより断然早くその夢が叶うものです。一生に1回しかない2025年。あなたは今年どんな夢を叶えますか?
【第878回】その戦略に「温かさ」はあるのか?
株式会社BENchmarkがクライアント様と日々マーケティング戦略を考えるときに大切にしていることは「温かさはあるのか」です。自社の利益ばっかり考えてない?相手のこと人としてではなく「お金」として見ていない?ちゃんと相手の役に立つことになるのかどうか?そして何より温かさはあるのか?自分が同じことをされた際に気持ちが温かくなることなのか?自分の家族や大切な人が同じことをやられた際に「良かったねぇ」と心から言えるのか?因果応報ではないのですが、自身がやったことはなんだかんだ巡り巡って自分か、自分の大切な人に返ってくるもの。例え返ってこなかったとしても、自分という人生を一冊の本にした際に「〇〇さんはお金のことばかり考えてました」や「〇〇くんは自分のことばかり考えていました」ではあまりにも恥ずかしい。「戦略」という言葉を使うから打算的に捉えられるかもしれませんが、「出会う人に幸せになってもらうための準備」と考えると、ちょっと気合入るんじゃない?