BENchmarkブログ

2025-03-18 18:18:00

【第904回】油断したら見る夢

大学卒業後に入社した不動産会社。毎日のように100件飛込みをして、事務所に帰ってきたらテレアポをして、時には一日中事務所から出ずに終日ずっと受話器を握ってアポイントが取れるまで電話をしつづけて、簡単にアポイントが取れないからこそそんな日が毎日続いて、事務所内は怒号が飛び交い「今月契約取れなかったらどうすんだよ!?おぉん!?」とまさにテレビで見て「こんな世界がホントにあんのか~?」という世界が本当にあって、朝7時に出勤し夜日が変わってやっと事務所を出られる。入社前から「厳しい会社」とは知った上で入社したので「最低でも3年はやり切ろう」という変な意地もあってどんどん疲弊していく。自分で死ぬ勇気もないので「あ~車突っ込んでこないかなぁ」と本気で思っていたあの3年間はわたしにとって一番キツイときでした。お陰様で転職して営業の面白さを知り、人の役に立つことがビジネスに繋がることを知って起業し、有難いことにご飯が食べられる状況になって、でも忙しさから時には「あ~、休みたい」「あ~、サボりたい」と思ったときに必ずと言っていいほど不動産会社時代の夢を見て飛び起きます。退職して20年ほど経つというのに未だに夢でみます。そしてその度に「あ~、油断できねぇ。死んでもあの時に戻りたくねぇ。油断したらあの時に逆戻りだ。」と汗をかきながら今のわたしにとっての「戒め」になっています。今年に入ってから日々のお仕事に加えてイレギュラーな仕事も増え、肉体的にも精神的にも「ちょっと無理した状況」が続いているが故に「あ~、楽したい」と思った瞬間に案の定見る夢。キツイ状況なのは自分が望んだこと、キツイ状況なのは自分がまだ未熟だからこそ、油断しないからこそこの状況が続いているかと思うと、あの頃の経験に感謝しかありません。塞翁が馬って言うじゃない?振り返ってみると今のキツイ状況もきっと未来「貴重な経験」になるもんじゃない?

2025-03-16 18:18:00

【第903回】失注する恐怖をどう克服するか

営業マン、経営者にとって恐怖の一つである「失注」。見込んでいた売上が無くなるのは恐怖でしかないでしょう。サラリーマンなら上司から叱られるくらいですが、個人事業主や弊社のような一人社長だと失注=生活できないという恐怖もあるので、その恐ろしさはひとしおです。社員をたくさん抱えている経営者も「集客減」「受注減」は怖くて眠れなくなるほどだと思います。不思議なことにそんなときになればなるほど「お付き合いしてはいけないお客様」に出会います。普段だったら絶対お付き合いしないけれど、「売上がないから」「将来が不安だから」と心のブレーキ音を感じつつ頭で考えて話を進めてしまう。こうなると後々必ずと言っていいほどハマります。度を越えたクレーマーであったり、思わぬトラブルに合ってむしろ利益が減ったりとロクなことがありません。だからこそ、常に「失注も含めた上での経営計画」を練らなくてはいけません。じゃあどうしたらそんな精神的にも経済的にも余裕がある状態で事業を進めていけるの?となるのですが、答えは一つ。「常にがむしゃらにもがく」です。安心するな、油断するな、自分はまだまだ、もっと人や社会に貢献できるはずだ、もっと頑張れるはずだ、不安を考える暇がなくなるほどがむしゃらに考え、動けばすべての恐怖から解放されます。あなたが抱える不安、不満、恐怖諸々は動くことによってすべて払拭されるんじゃない?

 

2025-03-14 18:18:00

【第902回】何をもって失敗とするのか?

こういった仕事をしていると、「成功したい」と思う人からお声がかかるのですが、そういった人ほど「失敗したくない」という気持ちも強いもの。ただ、いつもそこでお伺いさせていただくことは「何をもって失敗するのか?」ということです。「仕事が失注した」となっても「また新しい仕事を作ればいい」だけのこと。「人が辞めてしまった」となると新しく人を雇うか、そもそも人を入れなくても良いビジネス形態を考えればいいだけのこと。「資産が減った」と言っても生まれたときはそもそも何も持っていなかったのだからそこまで焦る必要はありません。「最悪死んじゃった!」と言ってもそれはあくまで今世のことで、もしあの世があるのであれば死はあの世に行くステップの一つに過ぎないのでそんなにビビることはありません。一番の失敗は「リスクを恐れて何もしなかったこと」「いつかはやる」と言っていて最後まで理由を付けてやらなかったことの方が失敗なのかな?と思います。失敗は成功の基ではなないですが、大抵の失敗は成功に繋がるためのステップに過ぎないのです。何をもって失敗とするのか?を考えて明確にしていけばいくほど、この世にビビることなんてないと分かるんじゃない?

2025-03-12 18:18:00

【第901回】セミナーご参加いただき有難うございました

本日大阪にて株式会社家守り様主催セミナーで講師をさせていただきました。遠くからお越しいただいた方もいらっしゃって、ご参加いただいたことに心から感謝しております。また、今回も一緒に登壇させていただいたアーキデイトデザイン有限会社の出口社長の講演も心に響くとても素敵なお話しでした。また、株式会社家守り様のスタッフのみなさんにおかれましても会場段取りからお客様の声掛け、当日のサポート何から何まで完璧以上で、こちらが学ばせていただくことが多く、もしかしたらセミナー参加者の方よりもわたしが一番学ぶ機会になったかもしれません。ただ、一つ言えることは「誰か一人でも足りなかったらこの機会はなかった」ということです。奇跡的な偶然が重なって今日という日になっていることに、一人感慨深い気持ちになっております。「自分以外の人は全て神様」と思って、しっかり学び、成長に繫げ「あいつ育てたんワシやで」と周りの人がこぞって自慢していただけるような人材・会社になっていこう改めて思いました。みなさま本当に有難うございました。

2025-03-10 18:18:00

【第900回】孤独は人を聡明にする

株式会社BENchmarkクライアント様の共通点の一つとして「つるまない」ということがあります。経営者同士の付き合いや組合等に一切参加しない。「薄っぺらい仲間」をつくらず、家族や自分自身と向き合う時間を大切にしている人が多いような気がします。良いのか悪いのか分かりませんが、わたしもつるみません。呑みにも行かないし、自分と対話する時間を毎日必ず設けるようにしています。わたしの場合移動中や寝る前がそうです。このブログも自分との対話の一つです。人間誰しもそんなに差はないので、寂しさや不安を抱くもの。ただ、それを紛らわせようと人と会って時間を潰したり、忙しいふりをして目の前の問題から目を背けたくなるもの。ただ、目先の心地良さに目を奪われるのではなくそんなときだからこそ己と向き合い物事と向き合っていく。そうするとどんどん聡明になり、より未来の自分を助けられるようになります。弊社クライアント様に関わらず、世の成果を出している人は経営者、営業マン限らず「孤独に耐えられる人」というのが長く成果を出し続けていらっしゃるかと思います。あなたは孤独を愉しめていますか?

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...