BENchmarkブログ

2025-04-23 18:18:00

【第922回】向き不向きはある

「頑張ればなんとかなる!」「やってできないことはない!」とはいうものの、やはり向き・不向きはあります。営業はコミュニケーションを扱う最上級の仕事。だからこそ「人に興味が無い」「人のことを思えない」という人であればなかなか成果も出ないので継続することが困難かもしれません。ただ、将来の夢に「営業マン」という人はなかなかいらっしゃらないかと思います。かく言うわたしも「特別やりたい仕事もない」「特別な特技や資格もない」「同じ作業を永遠にするのは難しい」からこそ「営業でもやっておきますか」というノリで営業を始めた口です。「営業」と一口に言っても、「自分に合う営業」「自分には合わない営業」というものがあります。だからこそ表面的なものを見て「自分に向いている」「自分には向いていない」と思うのではなく「どうやったら自分に合った仕事にできるのか?」と少し見方を変えて取り組んでみてもいいかもしれません。ちなみにわたしは「自分のための営業」は合わなかったですが「人のために尽くす営業」は天職だと思えるほどしっくりきました。今の仕事が「自分に合っているのかな?」と思うのであれば転職も良いですが「手法」から変えてみるのも有りじゃない?

2025-04-21 18:18:00

【第921回】所詮は人間のやること

「トランプショック」によって世界的に株価が下落していて、これからどうなるか分からない状況に「悲壮感」や「不安」「不満」が蔓延していますが、所詮は「人が作ったルール」です。円が1ドル¥100になろうが¥200になろうが日は暮れて夜はくるし、国会で新たなルールがシレっとできていて国会議員贔屓の国になっても花は咲いています。ETCに不具合があっても太陽は一つなのです。人間は不思議なもので、自分たちで勝手にルールを作って自分たちで勝手に苦しんでヒマつぶしに一生懸命です。「自分にとっての本当の幸せとはなにか?」を考えて必要なものとそうでないものを見極める良い機会かもしれません。TVやラジオ、スマホを見るといつも誰かが不幸になっていて、誰かが怒っていますが、「自分の人生の中に入れるべき情報なのか?」を考えると目に入れるもの、耳にするものも選んでいかないといけないかもしれませんね。必要以上に不安にならず、無駄に焦らず「自分の人生」を愉しんでいきたいですね。大の大人が新入社員や子供たちの前で「大変だ、大変だ~」と言っていると益々不安の連鎖が加速していくのでしかり情報を見極めて大人としての立ち振る舞いをしていきたいですね。

2025-04-19 18:18:00

【第920回】楽しいことも何より、苦しいことも何より、人生を愉しんで

こどもたちへ

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お兄ちゃんは中学3年生、弟は中学一年生。お互い新しいクラスに慣れましたか?「仲の良い子と同じクラスになれた!ラッキー!」だったらいいね。「うげぇ~、よりにもよってあんな奴と一緒のクラス!?」であってもいいのよ。人生は不思議なもので、「楽しい」と感じることが後々自分の身を滅ぼしたり、「苦しい」と思うことが後々の自分を助けてくれる経験となったり、「塞翁が馬」という言葉があるくらい最後の最後まで分からないのが人生だと思います。ただお父さんが好きな言葉で「愉しむ」という言葉があります。「楽しむ」ではなく「愉しむ」。英語ではどちらも「joy」だけどそんなに浅くない言葉です。「楽しむ」と「愉しむ」の違いは興味があれば一度自分で調べてみてください。君たちには人生をとことん愉しんでほしいと思っています。それほどこの世界は面白いです。分かった気になるには早すぎて、生きているうちに理解出来ることなんてこれっぽっちもありません。太陽の塔で有名な岡本太郎の言葉にも「勝って結構。負けて結構。」という言葉があります。この言葉の意味が分かれば、それは「ちょっと大人になった」ということです。たくさん遊んでください。たくさん学んでください。一生懸命恋愛してください。絶望的に失恋してください。必死に人に尽くしてください。ときには人を裏切ったり裏切られてください。きっとすべてが君たちという人間の「厚み」になってくれます。そしてその「厚み」は君たちの人生を豊かにする「肥やし」となります。時代によって常識も移ろいゆくこの世界。ただ一言確実に言えることはお父さんとお母さんは君たちのことを心底愛しています。この想いが微力ながら君たちの心のお守りになればいいなと思っています。そしていつかは君たちも「無償の愛情」を注げる人に出会えればと思います。人生をとことん愉しんでください。

2025-04-17 18:18:00

【第919回】誰よりも頑張るのが社長

手前味噌ながらわたしは「働いている人」です。一緒に働いてくれるスタッフは数人いるものの、間違いなくわたしが一番働いています。それもぶっちぎりで。スタッフが遊んでいるときも働いているし、スタッフが寝ているときも働いているし、呑みにも行かず、ずっと電話をしていたり、ずっとパソコンをパタパタしています。だって社長だもの。それだけ必死にやってなんとか納税し、会社を存続させ家族を守り、お客様を守っているのですから。完全なる自由ではあるものの、完全なる自己責任なのです。だからこそぬるいこと、甘いことを言っている社長には「じゃあ辞めちゃえばいいじゃないですか」とお伝えさせていただきます。やれ「景気が悪いから」、やれ「スタッフが成果が出せないから」と言っている社長がいると、「そんなこと言っている時間があればちょっとでも動けよ」と言ってしまいます。だって社長なんだもん。言い訳しても誰も助けてくれません。文句を言っていると益々応援してくれる人が減っていきます。誰よりも頑張るのが社長なのです。その頑張りが楽しい、カッコいいと思える人が奇跡を手繰り寄せるのです。「不足を言うな、足りないのは己の知恵と行動力だ。」という言葉を胸に刻んでなんとか今日も生きております。最期死ぬとき「やりきった!もうお腹いっぱい!」って言って死んでいきたいじゃん?

2025-04-15 18:18:00

【第918回】その経営に配慮はあるのか?

少し前、多くのメディアで新卒入社の「初任給」の話題が上がっていました。初任給¥30万を超える企業も出ている中、そんな報道を見て「頭がいいアホ経営者が増えているんだなぁ」という想いが強くなります。人を集めるために高い初任給や待遇の良い福利厚生を用意する。でもね、その高い初任給や手厚い福利厚生が出来るのは誰のお陰なのか?間違いなく先輩社員のお陰なのです。にも関わらずひどい会社であれば新卒の方が既存社員よりも給料が高いとのこと。人を馬鹿にし過ぎています。わたしが既存社員であれば秒で辞めます。だって「屈辱」だから。当然新入社員はいきなり仕事で成果を出すことができません。だからこそ先輩社員からの「指導」が必要です。自分より仕事ができないのに、自分より給料が高い人に人は気持ちよく愛情を持って指導できるのでしょうか?日本はまだまだ「年上を敬え」という文化が根強い国。日本を代表するような大手企業が「ちょっと考えたら分かる人としてやってはいけないこと」を平然と、むしろドヤ顔でやっている姿を見てとても寂しい気持ちになります。働いている人が自信と誇りを持って働ける企業なのか?会社を守っていきたい!と働いている人が思える会社なのか?その経営に愛情はあるのか?人を「駒」としか見ていなくてマネーゲームを楽しんでいるような経営者のもとで仕事をするなんてクソくらえです。世の汗水流して頑張ってきてくれたすべての中高年のみなさん。大人の力を見せつけてやりませんか?

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