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【第801回】東京おかわりセミナーin名古屋
今年の6月クライアント様からの依頼で東京にてセミナー講師をさせていただきました。有難いことにそのセミナーが好評で、今回同じ内容にて名古屋でセミナーをさせていただくことになりました。9月25日名古屋近くでセミナーをさせていただきます。そのクライアント様から大阪、福岡でもセミナーを開催してほしいという要望をいただいております。愛知・岐阜・三重・静岡の方は是非お気軽にお越しください。ただ、実はこのセミナー、弊社クライアント様には積極的にはお声掛けさせていただいておりません。なぜなら弊社クライアント様にはいつもお伝えしている内容もしくは普段お伝えさせていただいている内容の70%~80%くらいのことしかお伝え出来ないからです。そして中には今回のセミナーの内容を「必要としない人」もいらっしゃいます。前回の東京セミナーの際にも「セミナー講師するなら誘ってよ」と仰っていただいた方もいらっしゃいましたが、お声掛けしないのは「あなたには必要ない内容だから」です。今回は特に弊社がメインとして活動している東海エリアでのセミナーです。もし「誘ってもらっていない」と思われる方がいらっしゃるようであれば、それは「お誘いしない理由」があります。もちろんポジティブな理由です。時間はお金より大切です。いつも聞いている話を場所を変えて聞く必要はないのです。そして弊社クライアント様であれば、必要であれば何十回、何百回と同じ話をマンツーマンでさせていただきます。「お客様の役に立つことをお客様のためだけにやっていく」これが弊社の企業理念の一つなのでお誘いしなかったからといって変な風に捉えないでいただけましたら幸いです。
【第800回】必要な物事を「数値化」していく
突然ですがあなたは年間どれくらいの所得が必要ですか?「とにかく常に新しいモノに囲まれていないと精神的健康が維持できない」と言う人は年収¥1,000万でも足りないかもしれませんね。「基本家にいて好きな漫画を見ているのが一番幸せ」と言う人は¥400万くらの年収で十分かもしれませんね。仮に使わないのであれば道具もお金も「なくてもいい」のです。年収400万で十分幸せに生きられる人に年収¥3,000万は必要ないのです。だって¥3,000万分働かなくてはいけないのですから。逆に年収¥1,000万必要な人が年間¥400万分しか働いていないと破産します。わたしはよく「お金の燃費が良い人」「お金の燃費が悪い人」と言うのですが、お付き合いが始まったばかりのクライアント様と最初のミーティングで方向性の確認をする際に「年商、年収はいくら必要ですか?」とお尋ねします。そしてその後に「本当にその金額で良いのですか?」とお伺いします。するとみなさん「…。」となります。そう、みなさん「なんとなくの数字」「なんとなくの幸せ論」「なんとなくのこうあるべき」に振り回されているのです。改めて「今の自分」に対しての必要なモノ、コトを洗い出し、それに必要なお金と時間を明確にして人生計画を立ててみてもいいんじゃない?
【第799回】本業が上手くいっていないときに新しい事業をするのは危険
景気が悪くなってくると業種を問わずたくさんの企業が「新しい事業」に手を出しがちです。ただ、これが本当に危険。特に「新たに銀行から借り入れをして起死回生を狙う」ということが本当に危険です。新たに取り組む事業が「挑戦」であればいいいのですが今上手くいっていかないからこその「逃げ」であれば即中断した方がいいと思います。そもそも事業を起こすということには相当な覚悟と労力が必要になります。商圏エリアをどこに設定するのか?その中でシェアをどれくらい獲得し、売上として年間いくら見込めるのか?エリアにおける競合はどのくらいいて、勝てる見込みはあるのか?どのようにライバルと差を付けるのか?これらを明確にし、具体的なスケジュールを立てて実行していく。これくらい新規事業をするには覚悟と労力が必要になるのです。中途半端な覚悟であれば、本業の業績がより悪化する可能性もあります。だからこそ、新事業をする前に「本当に本業で成果を出せないのか?」「上手く行っていたときと今の違いはなにか?」「どうすれば上手くいくのか?」を見つめ直し腰を据えて一つ一つ丁寧に取り組んでいくことを最優先にしたほうが成果は出やすいんじゃない?
【第798回】本当に忙しい?
先日クライアント様とミーティングしている中で、前回のミーティングで決めたことがほとんどやれていない状態に対し、そのクライアント様が「忙しくて…」という言葉を発したことによってわたしのスイッチが入ってしまい「じゃあ先月は意味なくスマホ触っていた時間も無かったんですね?」「YouTube一回も見なかったんですね?」「お酒吞む暇もなく朝から晩まで働いたんですね?」「一瞬たりともエロいサイトも見なかったんですね?」とまくし立てたところ「すみませんサボっていただけでした」という追い込みをかけてしまったものの、「本当に忙しい状態」とは中々ないものだと思います。みんな忙しいとは言うもののお昼はしっかり一時間休憩し、無駄話やスマホをホゲ~っと見て意味のない時間を過ごし、なんだかんだ夜はしっかり寝る。朝から晩まで仕事に没頭する、没頭できる人はそもそも「苦しい状況」に陥らないのです。現にそのクライアント様にその日のわたしの動きをご案内させていただきました。朝6時に起きてメールの対応3件、各クライアント様のホームページのアクセス解析約30社分対応、8:30~10:30までクライアント様とリモートにてミーティング、11:00~12:30まで次のクライアント様とミーティング、13:30~15:30までまた次のクライアント様とミーティング、16:00~18:00までまた次のクライアント様とミーティング、18:30~19:30までその日最後のクライアント様とミーティング、間の時間は各ミーティングの議事録を作成+各クライアント様にお送りする。その後食事を済ませお風呂に入り、家族と話して疲れ切って倒れ込むように21:00過ぎには就寝。この日は移動もなく一日ミーティングを詰め込んでいたのですが、だいたいこのくらいの仕事量です。だからわたしは毎日寝るのが早いのです。ただ、世の中にはわたしよりも体力があって情熱に溢れ仕事をしていらっしゃる方もたくさんいます。ほら、こんなことを知ったらなかなか「忙しくて…」とは言いづらいんじゃない?
【第797回】南海トラフがきっかけで
「南海トラフ地震は必ずくる」という言葉を何年も前から何回も聞いていて、「来るんだろうなぁ」と分かっているものの先日の「巨大地震注意」が政府から発信されてそこで初めて「自分ごと」として考えた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?我が家でもそうで、改めて「ベッドの下に靴を置いておこう」「地震が発生した際はどうすればいいか?」ということや「もしお父さんに何かあったらこんな保険に入っていて、貯金はこれくらいあって、頼れる人はこの人がいて…」ということを話し合う機会になりました。妻とも話あって「もし有事が起きる前にやっておけばよかったと思いそうなことはあるか?」という話になり、お互いが「なんもない」という何とも欲の無い会話の中で、自分たちがいかに日々恵まれた環境にあるのかも実感させていただきました。その中でも妻や子供たちに感謝の言葉と、どれだけ愛しているか、どれだけ愛していきたいかも伝える機会になり、これはこれで贅沢だなと思いました。人間いつ死ぬか分かりません。今日事故で死ぬかもしれないし、突発的な病気で死ぬかもしれない、事件に巻き込まれて死ぬかもしれない、「一日一日を大切に生きる」ということの大切さはみんな分かっているつもりでも、「自分だけは大丈夫」という根拠のない自信にどうしても「丁寧さ」が薄くなりがちです。「これが最期」と思っていろんなことに携わっていくと、心の位置が変わってくるものです。いつか来る「死」に対して、少しでもみなさんが「後悔ない人生」を送れますように。