BENchmarkブログ

2025-05-11 18:18:00

【第931回】ときには与えないことも与えること

すべてにおいて「これあげる」「これもやってあげる」としていたら、相手は成長の機会を失い結果不幸になってしまうケースもあります。大切な相手だから「与えない」「与え過ぎない」ということも大切かと思います。わたしも起業したてのときはクライアント様から「これ教えて」「これが分からない」というお声がけをいただいた際に「ほぃさっさー!」と対応していたのですが、あるとき「あれ?これこの人もう何回も同じ話し聞いてきてない?成長できてないじゃん!その理由は俺じゃん!?」と想い、心を鬼にして「メモりや」「ちゃんと覚えや」「次は教えません」とお伝えさせていただいたところ、やはりしっかり身に付くのです。だからこそ最近は相手にもよりますが、すぐさま手を差し伸べるのではなく「ググりや」「一回自分で調べた上でどうしても分からない場合に頼りや」とお伝えしております。これがわたしなりの「愛情」です。仕事がら、お客様にずっと頼っていただいたほうが売上も安定するし、わたし自身も「頼られている」と安心に繋がるのですが、弊社の基本理念は「お客様のお役立ちに尽くす」です。それも「長期的に見て」です。今現在顧問をさせていただき、わたしがすぐ「答え」を与えない方、これがわたしなりの「愛情」と「信頼」です。まだわたしがすぐ答えを与える方、どんどん塩対応になっていきますのでご了承ください。その時は「この人なら大丈夫、きっとやれる」と思っているときです。そこを踏まえた上で「甘々モード」をご要望いただく方、とりあえず往復ビンタさせていただきます。そしてこうお伝えさせていただきます。「目を覚ませ!お前の可能性は無限だ!」あなたの可能性は無限です。顧問だからこそ、とことん成長の伸びしろを信じております。これが本当の「相手を思い遣る気持ち」ってやつじゃない?