BENchmarkブログ
【第1019回】おすすめの転職ルート①
「新卒で入社した会社に生涯勤める」、今の時代こういった方は非常に少ないのかと思います。同じ会社に生涯お勤めされる方としては「自営業」で親御さんの仕事を継がれる方が多いのではないでしょうか?先祖代々の仕事を継いでいく、これはとても素晴らしいことなのですが同時に怖いことにもなります。なぜなら「世間を知らずに商売をしてしまう恐れ」があるからです。特に「家族経営」においてはなんとなく続けてきてそれがその会社の「独自ルール」になっているケースも多々あります。ただ、世の中は「様々な企業に勤めている人」が大多数。そうなると、世間と自社のギャップを知っておかないと苦労してしまいます。「なんで自社の商品やサービスが刺さらないのか」「なぜお客様に選んでもらえないのか」そういった問題の根本は「社会とのズレ」であることが大いにあります。だからこそ、弊社クライアント様がご子息の進路について相談を受けた際はわたしはとある「ルート」をご提案させていただきます。「これが正しい」というわけではないのですが、参考にしていただけましたら幸いです。次回に続く流れです。
【第1018回】礼儀作法を身に付けるために必要なことは教育
「礼儀作法を身に付けている!」と自信を持って言える大人が何人いることでしょう?わたしもビジネスマナー講師等させていただく身分ではありますが未だに自分はまだまだだと思っています。ただ、「夜分恐れ入ります」やら、「訪問時に手土産を持参する」や、「上着は入室する前に脱いで小脇に抱える」や、「上座下座」なんてものは社会人になる際、もしくはなってから上司や先輩社員に「教わって身に付いたもの」がほとんどです。新卒で入社した不動産会社は地主さんや資産家を相手にすることもあり美しい立ち振る舞いや言葉遣いを学びました。輸入商社時代は上司と先輩に本当に恵まれて、特に直属の上司はスーツの着こなしから立ち振る舞いまで未だに憧れる存在で、先輩もカッコよく優しく温かい先輩で、法人営業としてこれまた経営者を相手にする機会が多い中食事の際の立ち振る舞いやお礼状などビジネスのいろはを教えていただきました。本当にお恥ずかしいのですがわたしは全くといっていいほど礼儀作法が出来ていなかったので教える側は本当に苦労されたと思います。にも関わらず愛情を持って「教育してくださったから」こそ、今こうしてやれているのだと思います。だから未だにお客様や他者から評価をいただけると「自分の実力」というよりは「お世話になった方々、お世話になっている方々」の顔を想い浮かべ感謝の気持ちしかありません。だからこそ部下がいる方、後輩がいる方には是非「教育の場」を与えてあげてほしいと思います。できれば「成長の機会」と考えご自身で学んで教えてあげてほしいのですが、「この機会に自分も勉強したいなぁ」と思われる際には是非株式会社BENchmarkという会社が三重にあり、結構良い感じのビジネスマナー研修や新入社員研修、営業研修をやってくれるとのもっぱらの噂ですので、是非お気軽にお問合せください。ただ、有難いことに2026年も3月末までは研修講師・セミナー講師の依頼は埋まっているとのことですので2026年4月以降でご検討いただけましたら幸いです!
【第1017回】1年後、5年後、10年後を考えるのも大切だけど
よく「短期・中期・長期で計画を立てよう」と学校や自己啓発本、わたし自身もクライアント様にお伝えし1年後、5年後、10年後の計画を一緒に立てていくのですが、個人的には1年前、5年前、10年前に戻って今を見ることもたまにはいいのかな?と最近思うようになりました。2024年のわたしはまさか今年関東での仕事がここまで増えると思っていなかったし、2025年まさかここまで自社主催でイベントを開催するとは思っていなかったし、プライベートではまさか受験生の長男に「息抜きにライブでも行ってみたら?」と言ったら人生初ライブのチケットを東京で取得し東京での仕事がてら送迎するこになるとは思ってもみませんでした。5年前の2020年は個人事業主としてベンチマークを立上げ「不安と期待」どころか「不安と不安」しかない中で開業の手続きや税のこと、経営のことをより知る機会となりました。10年前の2015年は前職の輸入商社で勤めていてマイホームを建てて3年目?まさか自分が将来独立するとは夢にも思っていませんでした。更に10年前の2005年、大学生で先輩たちがリクルートスーツを着て就職活動している姿を見て、将来自分は何者になるのか漠然とした不安と、学生時代も実家に住んでいたことから「社会に出たくねぇ~、実家にいて~」とよくお風呂でもんもんとしていました。妻とも喧嘩して別れたりくっついたりおままごとのような恋愛をしていて「この子と結婚するんだろうな」と思ってはいたもののまさかここまで一緒に人生を歩んでくれるとは、ここまで好きなようにやらせてくれるとは、ここまで信じて託してくれるとは思っていませんでした。そう考えると「どんどん良くなっているぞ!」と思えて優越感に浸れるので過去にすがるのはサムいですが、たまには振り返って「よくここまで来たな」と感傷に浸るのも贅沢な時間です。1年前、5年間、10年前のあなたが今のあなたを見たらなんて思う?少しでも「今の自分いいじゃん」「今の自分頑張ってんじゃん!」と思えたらとても素敵じゃない?
【第1016回】数すらまともに数えられず…
なんやかんやで5年+200日継続しているこのブログ。日々クライアント様に「いつまでにこれをやろう」と提案させていただいている立場だからこそ、自分は「言われなくても自分を律してやれる姿勢を貫こう」と人様が見ていなくても自分が見ていると内容や誤字脱字、クオリティにこだわらず2日に1回の更新を心掛け今に至るのですが、お陰様で毎回ブログを投稿するたびに3000人ほどの方にご覧いただいているのですが、先日とある方に「射場さん、ブログの第〇〇回の数が違ってるよ」とご指摘を受け「おぉ~ん!?」と思ってみてみると第990回の次が第901回とどういった計算をしたらそうなるのか分からない謎の方程式で間違っており、「なんでわざわざ第〇〇回ってしちゃったのよ~」と過去の自分を呪い、一記事ずつポチポチと数字を打ち直し「こんなの誰が見てんのよ~」と思いながら修正していたのですが、なんやかんやで1000回以上のブログを書くなんて!この「ブログを書く」という行為はわたしの生活の中の大切に時間になっていて、自分を振り返る時間、考えをまとめる時間、そして生み出す時間、残す時間と一種の祈りと言いますが、それに似た時間となっています。数もまともに数えられないおポンコツにも関わらずこの「スーパー自己満足」にお付き合いいただいているみなさま、本当に有難うございます。これからもちょくちょくやらかしていくかと思いますが、初孫のはじめての寝返りを見守るかの如く温かい目で見守っていただけましたら幸いです。
【第1015回】ゴールは人それぞれ
先日クライアント様からとあるサービスをご紹介いただき、そのサービスを扱う営業担当者もご紹介いただきリモートでお話しさせていただくことになりました。わたしとしては信頼するクライアント様からのオススメ+紹介だったので多少費用が高くても手間がかかっても受けてみようと思っていたのですが、開口一番その営業担当者は「射場さんは何のために生きていますか?」と問われたので「??」となり、「え!?宗教的な意味で?人生論?禅問答?」と訳がわからなくなり「生まれてきたから生きてるだけですぅ」と答えると「経営者としてのゴールは何ですか?」と問われたので「あ~、そっち系ですね、ゴールは廃業です!」と答えると「廃業!?そんな考えでどうするんですか!?大切な社員を守ろうという気はないんですか!?」と少しムッとされながら言われたので「弊社は基本社員がいないし、雇用しても期間限定と決めて雇用するので社員を守るも何もないんですよ~。」と告げると「では会社規模はどれだけ大きくしたいんですか!?年商はどこまで増やしたいんですか!?」と続けざまに問われたので「夢は廃業だからそれこそ規模を大きくすると廃業できないじゃないですか、年商も今で十分すぎるほどあるのでむしろ減らしていく方向で考えています。」とお互い「合わんなぁ」という状態が10分ほど続きました。ただ、このヒアリングを受けておそらく多くの経営者が「年商を増やさないと、会社を大きくしないと、目標を持たないと」という「であるべきの呪い」にかけられているんだろうなぁということと、やはり自分は「変わり者」なんだなぁと思いました。ただ、「良かった、変わり者で」とも思えました。変わっているからこそ差別化が出来る、変わっているからこそ人に必要とされる、変わっているということはそれだけで最高の強みなのです。翌日ご紹介いただいたクライアント様に「せっかくご紹介いただいたにも関わらずすみません~」とお詫びしたところ「いやいや、それは相手のヒアリングがポンコツでしょ?射場さんのことわかっていないし、わかろうとしてないね」と仰っていただき「抱かれてもいい」と不覚にも思わされました。ゴールは人によって様々。だからこそ自分の望むゴールに相手を誘導するのではなく、相手の望むゴールを叶えるために自分がどうやって携われるのかを考えたほうがお互いHappyじゃない?
