BENchmarkブログ
【第946回】あーだこーだ言う時間があれば
「頭が良い人よりバカの方が成功しやすい」という言葉があります。若干言葉は汚いですが、一理あるかと思います。「頭が良い」というよりは「考え過ぎてしまう人」はどうしても動作が遅くなります。例えば営業一つするにしても「相手がこう言ってきたらこう返そう」「きっとこうなるからそのときこうしよう!」など、妄想の相手や起こるかどうかも分からないことに一生懸命時間を使ってから実際動く、準備は悪いことではないのですが、よく言われる「準備8割」とは「正しい準備を行うこと」なのです。極端な例ですがわたしが「もしドラゴンが出てきた際に戦う必要があるから剣と盾を準備しよう、鎧なんかも必要かも。でも剣を振るうために筋トレもやっておくか、筋肉が付くまで半年はかかるかも…」と本気で言っていたら、きっと周りの人はドン引きするかと思います。「怖い怖い怖い、ドラゴン?えっ!?大人なのに!?ちょっと大きめの病院行きなはれ」です。大袈裟かもしれませんが、「会ってもない相手のことを考える」というのは「実在しないドラゴンのことを考えている」ことと同じことなのです。逆に「バカ」というよりは「まず動いてみましょう!」という人は、考え過ぎてしまう人が考えている間にどんどん経験を蓄えていきます。実戦に勝る修行はなし。数多くの経験の中でどんどん知識と技術を習得していきます。だから成功しやすいのです。ただ、失敗を失敗と気付かず、もしくは失敗を気にせず何度も同じことを繰り返すのは「バカ」ですが、それでも考え過ぎて結局何も動かなかった人よりは断然成果は出るかと思います。要は「あーだこーだ言う時間があるなら動こうぜ?」なんです。ビビってんじゃねぇよ。Move!Move!!Move!!!
【第945回】健康寿命
今年41歳になるわたし。わたしの健康寿命はマックスでもあと30年くらいでしょうか?自分の意思で考えて、誰の力も借りずに行きたいところに行けて、やりたいことができるのはせいぜいあと何年だろう?と考えるとやりたいこと、やるべきこと、やらないでいいこと、やってはいけないことが明確になる気がします。23歳という若さで車にはねられた猫を助けようとして自分がはねられて死んでしまった友人は将来何がしたかったんだろう?親御さんから代替わりして「これから頑張るぞ!」と意気込んでいたにも関わらず30代半ばで事故で亡くなってしまったあの人は今あの世でどうしているだろう?自分の店を持ちたいとキラキラと目を輝かせて、でも癌でお亡くなりになる2週間ほど前に会いたいと言ってくれて「射場さんはきっとこれからご自身が思っている以上にたくさんの人を救いますよ!」と最後まで背中を押してくれたあの人は今のわたしを見てなんて言ってくれるだろう?生まれたら年を重ねて爺さんになって死ぬんだろうなぁという小さい頃の方程式が、年を重ねるごとに「自分もいつまで生きられるか」を考えるようになりました。自分もそうだし、相手もいつまで生きてくれるかは誰にも分かりません。先日叔父の三回忌でした。癌で亡くなる最後の最後まで頭はキレキレで、残された叔母のことなどを全て託して亡くなって、「自分も死ぬときはこうやって死にたいな」と最期にお手本を残してくれました。あの世があるかどうかは分かりませんが、もしあの世があるのであれば先に逝かれた大好きな人たちと再会して「見てた?頑張ってたでしょ?でもそれはあなたのお陰ですよ」と胸を張って言えるよう、精一杯もがいている今日この頃です。このブログは有難いことに一日3000人から5000人の方に見ていただいています。中にはわたしが会ったことがない方もいらっしゃるかと思います。もしあの世があったあかつきには、「お前のブログここがいまいち」や「お前のブログのここは良かった」と言っていただけましたら幸いです。それまでお互い人生にベストを尽くしましょうね!
【第944回】スピリチュアルとかではなくて
「思考は実現化する」「引き寄せの法則」などなど、営業や経営をしている人であれば一度は聞いたことがあるかと思うこの言葉。中には「スピリチュアルっぽくてちょっと苦手」という方もいらっしゃるかと思いますが、これはスピリチュアルでもなんでもなくて当たり前のことなのです。仮に「仕事が大好き!」という人と「仕事なんかしたくねぇっすわ」と言っている人がいたとして、どちらに仕事を任せたい?大切な人をお客様として紹介したい?と聞かれるとその答えは明確かと思います。人の悪口・陰口ばかり言っている人と、人を応援していこう、人のために頑張ろうと頑張っている人どちらを応援したい?と聞かれるとその答えも明確。少しでも楽して稼いでやろうとしている人と、損得考えている時点で損じゃい!全力を尽くすんじゃい!と言っている人どちらに手を差し伸べたい?と聞かれると…。人は頑張る人を応援したい、キラキラしている人を応援したい、優しい人、丁寧な人と一緒にいたいと思うもの。戦略・戦術などはあくまでオプションです。弊社クライアント様でストック型経営で一番長くお客様に待っていただけている企業は5年先まで受注が埋まっています。その人は自分の仕事が大好き、お客様はもちろん、協力業者もとても大切にしていて人の悪口なんて一切いわず人の良いところを見つける天才です。普段贅沢もせず誰よりも人の為に働いていらっしゃいます。そりゃあ成功するっしょ?スピリチュアルでもなんでもなくない?
【第943回】そこに携わる人が全員本気になってやっとスタート
サラリーマン時代も含め、今まで携わってきた企業数でいくと1000社以上になる中で、ここまでの企業と携わると「パターン」が見えてきます。成果を出す企業、衰退していく企業、そして「奇跡を起こす企業」。今まで様々な「倒産しかけている企業」と携わってきました。株式会社BENchmarkのクライアント様は今でこそ全国紙に取材されたり、いたるところでセミナー講師をされたりと活躍されている方が多い中、実はそのほとんどが「倒産寸前だった企業」ばかりです。センスはあるのになかなか世に出ない、真面目に頑張っているのに中々成果に繋がらない、色々な理由があるにしても、みなさん本当に苦労していらっしゃいました。中には自殺を考える方も少なくはありません。ただ、そんな追い込まれた状況の中で「諦めるか!」「必ず成果を出してやる!」「死ぬならやり切ってから死のう」と覚悟を決めて本気になった会社には必ずと言っていいほど「奇跡」が起きます。「思ってもいないタイミングでお客様と出会える」「まさかのところから問合せが入る」「ターニングポイントになるような出会いと巡り合う」などなど、今まで起きたこともないような奇跡に出会えるのです。ただ、奇跡が起きる条件としてはその企業の社長だけではなく携わる全員が「本気になる」ということ。スタッフはもちろん、取引業者などみんなの心が一つになったタイミングで奇跡が起きるのです。まるで覚悟を決めるのを待ってくれていたかのように。もし現状思うような成果が出ていないのであれば、新商品の開発やホームページのリニューアルの前に「覚悟を決める」ということをした方が成果が出るんじゃない?
【第942回】付き合う人を選びまくる
先日名刺を追加発注する際に、起業してからなんやかんや5年で2000枚名刺を誰かと交換していると考えると、1年平均400枚、どんだけ新しい人と会ってるんだ?と改めて驚きました。わたしの場合、基本新規開拓は一切しないので新たなご縁といえば「紹介」か「セミナー講師」で出会う方になるのですが、それにしてもとても多くの方に出会わせていただいているなと思いました。ただ、その中でもわたしが携わらせていただいている方は200人ほどです。サラリーマン時代から有難いことに「お客様」に恵まれてきました。ただ、起業してから更にお付き合いさせていただく方には恵まれています。だからこそより大切にしている「付き合う人を選ぶ」ということ。わたしが築く人間関係はわたしだけの問題ではないのです。わたしの大切なクライアント様、仲間、家族にも影響を及ぼす、それ以上に「社会」に影響を及ぼすことを考えると「心から信頼し、信頼してくれる人や企業」のみとお付き合いをさせていただいております。これは起業時に掲げた理念の一つ「良い人とのみ時間を共有する」ということを今でも大切にしています。人を傷つける人、自分のことしか考えていない人、一生懸命頑張らない人とはお付き合いをしないのです。だって時間は限られているから。面白いのが、そうして付き合う人を選べば選ぶほど物事は順調に進んでいきます。弊社はもちろん、弊社クライアント様で成果を出している会社の共通点の一つは「必要以上に群れない」ということ。大切な人に大切な時間と想いをフル活用していくことが豊かな人生に繋がるんじゃない?