BENchmarkブログ

2025-08-05 18:18:00

【第975回】小さな約束も必ず守る

相手との信頼完成を築くために大切なことは「約束を守ること」だと思います。時間、お金だけではなく言ったことを必ずやるということも大切です。例えば「また連絡しますね」と言ったら「連絡しないといけない」のです。「メールしますね」と言ったら「必ずメールをする」のです。「美味しいお酒があるから今度あげるよ」と言ったら「必ずプレゼントする」のです。「えっ!?それって社交辞令じゃないの?」と思うかもしれませんが、「言ったからにはやる」のです。それが信頼に繋がるし、そもそもやれないことは言ってはいけないのです。信頼が崩れるのは一瞬ですが、積み上げるのは一生です。相手の嫌がることをやらないということも、円滑な人間関係には必要不可欠です。約束に大きいも小さいもないんだぜ?

2025-08-03 18:18:00

【第974回】安易な値下げは命取り

顧客から「値下げ」を要求されて値下げする。これは経営的にも営業的にも致命傷になり兼ねない危険なことです。なぜなら、相手から「こいつは言ったら値下げする」と思われるとその後どんどん値下げを要求されるようになる、そして商売をしている上でその話が出回ってしまったら他の顧客まで「あそこでは安くしたらしいじゃん、じゃあうちも」となり兼ねないのです。そして値下げをして買ってもらうと当然利益も残らなくなるのでいざというとき自身も会社も大切な顧客も守ることができなくなってしまいます。そして、個人的に一番怖いのは「安売りする営業マンは誇りを失う」ということ。誇りを失った営業マンは最終的には「物乞い営業」になってしまい会社や商品の価値も下げてしまいます。なので株式会社BENchmarkで「値下げ」を顧客が要望してきたら、基本お断り+顧問契約を解除します。だって一方的な値下げを要求する人はビジネスももちろんですが相手の気持ちや立場を配慮できないという点で人間的センスが欠落しているので、こちらがどれだけ集客のお手伝いをしても受注が獲得できないからです。ただ、商売において「価格交渉」は大切なこと。値下げはダメなのに価格交渉は大切?一見矛盾に感じるかもしれませんが、上手に経営をしている人は「相手にメリットを持たせた上で価格交渉をする」のです。「大量に買うから安くして」「10年絶対続けるから安くして」「今回は言い値で買うから、次回困ったときは1回だけ安くして」などなど。営業マンもそこら辺を見極めて値下げに応じるかどうかを考えなければいけません。それが営業の愉しみの一つでもあります。まぁ、そもそも大した関係も出来ていないのに「安くして」と言ってくる行儀の悪い人には「じゃあ他で買ってください」と言って付き合わないほうがそもそも良くない?

2025-08-01 18:18:00

【第973回】正しくありたいor正しいと思う

「正しさ」というのはとても曖昧で、10年前までは正しかったことが今の時代は完全にアウトだったりすることはよくあることです。ただ、「正しくあろう」という意識や姿勢は大切で、常に「正しくあろう」と思う人の立ち振る舞いはやはり見ていて美しさすら感じることがあるのですが、厄介なのは「自分が正しい」と思っている人の立ち振る舞いです。いかんせん自分が正しいと思い込んでいるから「周りに目を向ける意識」が欠落している、それも悪意がないのでタチが悪いのです。また、「自分が正しい!」と思い込んでいる人は他の人から見ても「あ~、この人は自分が正しいと思ってるなぁ」と思わせるので「どうせ言っても分からないだろうし、言ったところで面倒そうだから言わずにスルー」となってしまうので、益々悪い状況で孤立してしまいます。あなたは「自分が正しい」と思っていますか?自分が正しいかどうかは分からないけれど「正しくありたい」と思っていますか?前者であればアイタタタ、後者であれば伸びしろ無限大じゃない?

2025-07-30 18:18:00

【第972回】大企業はお断りさせていただいております

最近有難いことに「〇〇さんからお伺いして」や「株式会社★★の〇〇社長からのご紹介で」と「ご紹介」でお声がけいただく機会がどんどん増えております。弊社のように三重県の田舎で規模も決して大きくない企業にそれこそ関東から関西、中四国まで広いエリアからたくさんの企業様からお声がけいただいているのですが、生意気なことばかり言って大変恐縮なのですが「規模の大きい会社」いわゆる「大企業」からのお声がけは全てお断りさせていただいております。先日も売上で言うと約100億を超える企業の役員の方からお声がけいただいたのですが、即お断りです。理由としては「楽しくない」からです。ある程度大きな企業はある程度の「仕組」が出来上がっています。わたしが入らなくてもなんとかなっていくのでしょう。お断りした際に弊社が設定する顧問料の何倍もの金額を提示いただくときもあるのですが、益々お断りです。それだけお預りすると、どうしても他のクライアント様とのサービスに「差」を付けてしまうことになります。わたしが好んで顧問契約を結ぶのは地域密着の企業で現状困っている企業。なおかつガムシャラにもがいていらっしゃるようであれば尚良し!本気・必死・ガムシャラにわたしは弱いことと、そういった企業が時にはマイナスからプラスに転換されるときがなんともたまらない満足感、達成感を得られるのです。そもそも事業を大きくすることを良く思っていないので、上手くいっている企業は「そのまま頑張ってください!苦しくなったらお声がけください!」とお伝えさせていただいております。例えが悪いかもしれませんが、ペットショップに行っていきなり大きくなった犬から飼う人はいないでしょう?保護犬等は別ですが、基本子犬から飼いたいもの。そこから育てていく過程でお互い絆が出来て家族になれる。だからこそ顧問契約においては大企業はお断りさせていただいているのですが、社内研修等は喜んで尻尾を振って行きますのでその際はお声がけください!強めにお願いします。

2025-07-28 18:18:00

【第971回】数値化できない豊かさがある

世の中は「数字」に溢れています。わたしも「数字の奴隷」と言っても過言ではないほど、「時間」「データ」「売上」などなどすべてにおいて「数値化」して数字と大の仲良しなのですが、世の中は「数値化できない豊かさ」があります。家族とお互いの一日のことを振り返って話す時間の満たされた想い、希望に胸を躍らせ自身の持つ無限の可能性にワクワクしている気持ち、心地よい風に吹かれて時間も気にせず何も考えずに散歩するときの贅沢感。経営や営業といった「数字を扱う仕事」をしていると、ついつい物事を数値化するのが癖になってしまいますが、「幸せ」は数値化できないことがあることを分かっておかないとハマってしまいます。「こんなに稼いでいるのに家族は自分のことを大切にしてくれない!」→「それって仕事に夢中になりすぎてあなたが家族を大切にする時間が減っているのでは?」や「売り上げは前年に比べて2倍になったけれど家族の時間は前年の半分になってしまった」など、成果を出している人あるあるかと思います。我々は「良い数字」を出すために生まれてきたのではなく「幸せになるために生まれてきた」のだと思います。数字はあくまで物事を図る指標なだけで「すべて」ではないのです。ときには数字を横に置いておいて、Don't think,feelじゃない?

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...