BENchmarkブログ
【第1022回】おすすめの転職ルート④ 好きな仕事を選ぼう
大手で「仕事や社会の基本」を身に着け、零細企業で「経験と技術」を身に着けるとこれからは「ご褒美タイム」です。そのまま会社に残るもよし、興味のある会社に転職するもよし、なんなら「独立」するもよし。ご実家の事業を将来的に継ぐのであればこのルートが最高です。「可愛い子には旅をさせよ」という言葉があるように、若い時の苦労や苦しみが将来の自分を助ける究極の材料になります。逆に若いときにしっかり苦労をさせないと、大人になってから相当苦労します。年をとって「好き」が選べるのは若いとき「嫌い」をいっぱい体験してきたからこそ。わたしも二人の子の父です。わたしの方が長生きして、わたしの方がずっと元気で、わたしがずっと子供たちを養える経済力と健康を持続できるのであれば話は変わるかもしれませんが、どうしてもそうはなりません。であれば親として彼らに授けられるのは「どこにいても、どんなときでも幸せに生きられる術」を授けることだと思います。言葉のまま「授ける」場合もあれば、自分の背中を見て学んでもらうこともあるかと思います。もしそこで学べなかったらそこまで、ただ「苦しいことも楽しくなるよ」「できないことはできるようになるよ」「人生そう悪いもんじゃないよ」「結局自分のご機嫌を自分でとれる人が最強だよ」ということを感じてもらえるように歯を食いしばって精いっぱい背伸びをして頑張っております。あなたは自分の大切な子や、年下の子にどんなアドバイスをしますか?
【第1021回】おすすめの転職ルート③ 小さい会社に入ろう
大きめの会社に入れたのであれば、今の時代考えは古いのかもしれませんがやはり「最低3年」は勤めることをおすすめしています。1年目は右も左もわからずとにかく精いっぱい、2年目は後輩ができて少し背伸びして精一杯、3年目でようやく「仕事の流れがつかめる」からです。逆を言えば「新卒から3年は働かないと仕事の流れをつかめない」のです。大手で仕事の「基本」を学んで次に狙うのは「小さい会社」です。ここで学ぶことは「お金のリアル」です。大手では最悪成果が出なくても「毎月の給料」が保証されているので「危機感」は身に付きません。ただ、零細企業はそうはいきません。一人一人が「稼ぎ頭」にならなければ途端に経営を悪化させてしまいます。「お金を稼ぐということ」を零細企業では学び、そして「スピード感」を楽しめることが醍醐味ではないでしょうか?大手であれば新入社員は「歯車の一つにもなれない存在」です。言葉がきついようですが「いてもいなくてもそこまで影響を与えない存在」です。だからこそ責任のある仕事や決裁権を与えられるわけもなく、「もっとこうした方がいいのに」と思っていても会社を変えることはほぼ不可能ですが、零細企業は違います。社員の数が少ない分、自分の声が反映されやすくスピーディーに会社が変わっていく、変えていけるというのはとてもやりがいのあることです。ただ、それはあくまで「結果を出してから」。結果も出さずに「あーだこーだ」言っている奴は完全に痛いやつです。そうならないようにまずは大手でしっかり基本を身に着ける必要があります。
【第1020回】おすすめの転職ルート② 大きい会社に入ろう
前職でリクルーター(人材採用)として転職者に携わっていた経験から、弊社では「どのような面接をすればいいか?」「どんな人を採用すればいいか?」という質問だけではなく「大切な我が子にどんな進路を提案すればいいのか?」というご相談も多くいただきます。わたしがおすすめしているのは一択。「まずは大きい会社に入社しよう」ということです。ここで言う大きい会社とは東証一部上場企業だけではなく社員数300人以上の地域の「少し大きめ」の中小企業でも大丈夫です。なぜかというと、大手は「ビジネスマナー」や「ビジネスルール」が身に付きます。挨拶の仕方からメールの書き方、社内の申請業務や上司とのやりとり、そして何より大きい会社は定期的に「新入社員」を入れてくれるので2年目から「先輩」としてマネージメントやコーチングも早い段階で体験することができます。「教わる大変さ」と「教える大変さ」を入社2年目、3年目で知ることは地域密着企業や零細企業ではなかなか経験できません。また、大きい会社はある程度「評価制度」というものがしっかりしています。「どうすれば社会人として評価されるのか」「どういった立ち振る舞いが企業として求められるのか」を知って動くのと知らずに動くのとでは成長スピードも違ってきます。「でも、そもそも大きい会社は入社するのが難しいんじゃ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。大きい会社ほど人材を常に募集しているので入社ハードルは下がります。もし内定を取れないのであれば完全なる「準備不足」「練習不足」です。わたしは今まで20人以上面接の相談を受けアドバイスさせていただきました、結果希望企業への内定率は今のところ100%です。テストでも仕事でも面接でも「傾向と対策」をしっかりしておけば「良い結果」が出るのです。専門職でもない限り学歴や資格は関係ありません。
【第1019回】おすすめの転職ルート①
「新卒で入社した会社に生涯勤める」、今の時代こういった方は非常に少ないのかと思います。同じ会社に生涯お勤めされる方としては「自営業」で親御さんの仕事を継がれる方が多いのではないでしょうか?先祖代々の仕事を継いでいく、これはとても素晴らしいことなのですが同時に怖いことにもなります。なぜなら「世間を知らずに商売をしてしまう恐れ」があるからです。特に「家族経営」においてはなんとなく続けてきてそれがその会社の「独自ルール」になっているケースも多々あります。ただ、世の中は「様々な企業に勤めている人」が大多数。そうなると、世間と自社のギャップを知っておかないと苦労してしまいます。「なんで自社の商品やサービスが刺さらないのか」「なぜお客様に選んでもらえないのか」そういった問題の根本は「社会とのズレ」であることが大いにあります。だからこそ、弊社クライアント様がご子息の進路について相談を受けた際はわたしはとある「ルート」をご提案させていただきます。「これが正しい」というわけではないのですが、参考にしていただけましたら幸いです。次回に続く流れです。
【第1018回】礼儀作法を身に付けるために必要なことは教育
「礼儀作法を身に付けている!」と自信を持って言える大人が何人いることでしょう?わたしもビジネスマナー講師等させていただく身分ではありますが未だに自分はまだまだだと思っています。ただ、「夜分恐れ入ります」やら、「訪問時に手土産を持参する」や、「上着は入室する前に脱いで小脇に抱える」や、「上座下座」なんてものは社会人になる際、もしくはなってから上司や先輩社員に「教わって身に付いたもの」がほとんどです。新卒で入社した不動産会社は地主さんや資産家を相手にすることもあり美しい立ち振る舞いや言葉遣いを学びました。輸入商社時代は上司と先輩に本当に恵まれて、特に直属の上司はスーツの着こなしから立ち振る舞いまで未だに憧れる存在で、先輩もカッコよく優しく温かい先輩で、法人営業としてこれまた経営者を相手にする機会が多い中食事の際の立ち振る舞いやお礼状などビジネスのいろはを教えていただきました。本当にお恥ずかしいのですがわたしは全くといっていいほど礼儀作法が出来ていなかったので教える側は本当に苦労されたと思います。にも関わらず愛情を持って「教育してくださったから」こそ、今こうしてやれているのだと思います。だから未だにお客様や他者から評価をいただけると「自分の実力」というよりは「お世話になった方々、お世話になっている方々」の顔を想い浮かべ感謝の気持ちしかありません。だからこそ部下がいる方、後輩がいる方には是非「教育の場」を与えてあげてほしいと思います。できれば「成長の機会」と考えご自身で学んで教えてあげてほしいのですが、「この機会に自分も勉強したいなぁ」と思われる際には是非株式会社BENchmarkという会社が三重にあり、結構良い感じのビジネスマナー研修や新入社員研修、営業研修をやってくれるとのもっぱらの噂ですので、是非お気軽にお問合せください。ただ、有難いことに2026年も3月末までは研修講師・セミナー講師の依頼は埋まっているとのことですので2026年4月以降でご検討いただけましたら幸いです!
