BENchmarkブログ
【第927回】カッコいい大人のことはちゃんと真似る
世はG.Wですね、今年は飛び石連休なので「今日から本格的なG.W」という方もいらっしゃるかと思います。ご実家に帰られる方もいらっしゃるでしょう。ふるさとの友人とお酒を酌み交わす方もいらっしゃるでしょう。実は先日、普段夜呑みに行かないわたしですが、クライアント様と夕食をご一緒する機会がありました。クライアント様の「タコスが食べたいなぁ」というなかなか珍しいチョイスにわたしの自宅から近い近鉄四日市駅周辺で検索したところ、まさかのメキシカンバルがあってそこに行くことに。マスターがお一人で対応していらっしゃったので、「よければマスターも一杯やってください」とお伝えしご馳走したところ、ご一緒させていただいた方は「かっこいぃ~!なにそれ!大人って感じ!」と言ってくださったのですが、実は弊社クライアント様でわたしの二回り年上の方がいらっしゃるのですが、和歌山県にて商売をやっていらっしゃって、いつも和歌山にお伺いさせていただく際はホテルを取ってくださり、美味しい食事まで段取りしてくださるのですが、その方が「マスターも一杯どうぞ」と言ってらっしゃるのを見て「かっこいぃ~!なにそれ!大人って感じ!」と思ったので思いっきりパクらせていただきました。カッコいい大人の立ち振る舞いはパクるのです!褒められて嬉しくなり、翌日その方に「社長を真似て「マスターも一杯どうぞ」と言ったらめっちゃ褒められました~」とお礼をお伝えさせていただいたところ「射場ちゃん、お酒の飲み方、お酒の進め方を自然にできるような方がカッコいいですよ。またご一緒してくださいね」とのお言葉を頂戴しました。わたしのドヤ顔が目に浮かんだのでしょう。この方の呑みに行かせていただくのは「お酒を呑みに行く」というよりは「立ち振る舞いを勉強させていただく」という方が的確かと思いますが、とにかく楽しいのです。カッコ良い大人は本当にカッコいいのです。男女問わず、いつまでもカッコ付けて生きている人は素敵ですね。もしこの連休呑みに行く機会があれば「マスターも一杯どうぞ」とサラッと言ってみてください。ご自身の株がグンと上がりますよ。ただ、くれぐれもわたしのようにドヤ顔で言わないようにご注意ください。それでは良い連休を!
【第926回】謝罪は信頼度を上げ、感謝は愛情を増す
なんだかんだ言って日本は平和で豊かな国で、大多数の人が義務教育を経て世に出ているのにも関わらず「道徳」を忘れてしまう人が多々います。わたしも完璧かと問われると怪しい状況ですので、出来る限り意識はしていますが「ありがとうございます」と「ごめんなさい」は必須かと思います。なかなかこれが言えない人が多い。言えない人が多いからわざわざ義務教育に組み込まれているのか?と思うほどです。逆にこの二つの言葉をちゃんと身に付けている人でそこまで困っている人をあまり見ません。1秒でも遅刻しようものなら「ごめんなさい」とちゃんと謝る。移動中であれば時には車を停めて、電車の中であれば電話ではなくメールやLINEを活用して「大変申し訳ありません、1分ほど遅れそうです。ごめんなさい」としっかり伝える。そうすると、その行為が相手の自分に対しての信頼度を上げてくれます。また、人間は根本的に「誰かを喜ばせたい」「誰かの役に立ちたい」という想いがあります。だからこそ何かをしてもらったら「ごめんなさい」ではなく「ありがとうございます」なのです。優しくて気を遣う方に多いのですが、あまり「ごめんなさい」を連呼してしまうと相手からしたら「謝らせてしまっている」という気持ちになり罪悪感を抱かせます。助けてもらう、良くしてもらう、気にかけていただいたときは素直に「ありがとうございます」なのです。そうすると相手からの愛情が更に増します。仕事といっても所詮は生活の延長線上にあるもの。プライベートでも仕事でも「ありがとうございます」と「ごめんなさい」があれば円滑な人間関係が築けます。ただ要注意なのが「ありがとう」「ごめん」という良い方です。たまに小さい子の親御さんで「ありがとうは?」とこどもに言わす親がいますが「相手にお礼を伝えるとき、ましてや自分より目上の方にお礼を伝えるときはありがとうございますは?」が正しいのではないでしょうか?「礼節をしっかり身に付けたものは無敵なり」じゃない?
【第925回】無事今期も終わりました
株式会社BENchmarkは4月が決算です。12月や3月決算月が多い中でなぜ中途半端な4月かというと弊社顧問税理士が12月3月は忙しいからという理由で「じゃあ4月」となっての4月決算です。今から約2ヶ月かけて決算書を作成していくのですが、弊社に関しては仕入れがほとんどない分毎月出ていくお金と入ってくるお金が非常に分かりやすいので2ヶ月かけずとも既に大方の数字は出ているのですが、本当に有難いことに今期も無事終えることができました。顧問税理士とも話していたのですが、2020年に起業してから毎年前年の20%~50%ほど増益増収です。銀行借入は¥0。着実に現金資産も増えています。これはクライアント様が継続的なお付き合いをしてくださっているお陰です。今期も前年に比べると売上でいくと26%ほどupしているのですが、嬉しかったことは売上upよりも「経費の額」です。なんと昨年とほぼ同額でした。今期は東京やらセミナーの際の旅費交通費がかなり増えた中での経費が去年と一緒。実質使うお金が更に減っています。相変わらず呑みに行かないし、無駄遣いしない結果更に経費を抑えることができました。顧問料はクライアント様からの「預かり金」と考え、大切に丁寧にお金をつかっている結果が数値化されてとても嬉しかったです。数値的には超絶好調ですが、毎年4月末になると「今期も無事に終わった」と一安心です。いつまでもこの姿勢は変えずにいきたいと思っています。来期は早速6月に東京にて大きめのセミナーで講演させていただきます。7月、8月と続きなんやかんやで12月までセミナー講師のお仕事をいただいております。また来期から新たに顧問契約を結ばせていただく先も4社ほどあります。どの方もなんやかんやで1年以上待っていただいた方たちです。しっかり期待にお応えできるよう尽力して参ります。ただ、今の状態があるのは既存のクライアント様たちのお陰です。顧客ファースト、それも自分がよちよち歩きの際に手を差し伸べてくださったクライアント様最優先のスタンスは変えずに、お客様のお役立ちに尽くして参ります。改めまして、みなさま今期も本当に有難うございました。来期も何卒よろしくお願いいたします。
【第924回】お客様にマウント取るな
小中学生の社会で習う「士農工商」。武士が一番位が高く、その下に農民、職人、商人と続き「商人」が一番「下」と位置づけられています。営業に誇りを持っている人からすれば屈辱かもしれませんが、商人たるもの「下から下から」というのはわたしが営業の先輩から教えていただいたことです。「商人はお客様より上に立つべからず、お客様を下から持ち上げて持ち上げて気持ちよく買っていただく」「商人は「先生」ではないのでお客様から自分が知っている情報を教えられても「それ知ってます!」というのではなく「ほぇ~勉強になります~」と言った方が愛嬌があって可愛がってもらえる」などなど、「商人としてのいろは」を教えていただきました。年齢によって営業手法は少しづつ変えていく必要はありますが何年、何十年、何百年経っても人の本質は変わりません。わたしも消費者になるときは「気持ちよく買いたい」と思いますもん。「売ってあげてもいいですよ?」なんて言う人から買いたくないですもんね。わたしの知っているスーパー営業マンはお客様の性別、年齢関わらず常に丁寧で紳士的で謙虚で気持ちよく買わせてくれて、相手も自分も幸せな気持ちで商売をする天才でした。営業マンたるもの下から、下から。ちゃんとお客様を崇め奉っていますか?
【第923回】嫌われることするから嫌われるんよ
わたしが人間関係で大切にしていることは「相手の喜ぶことをする」のも大切ですが、それ以上に「相手が嫌がることをしない」ということに注意しています。ただ、営業という仕事において「人に嫌われることをする営業マン」がたくさんいます。例えば電話一つにおいても突然電話をかけてきて、相手の状況も確認せず自分の話したいことを勝手に話し出す営業マン、会って関係も出来ていないのに所得や資産を聞いてくる営業マン、相手のペースに配慮せずに自分のことだけ考えて自分のペースでのみ物事を勧めてくる営業マン。これをプライベートの際に置き換えると、いきなり知らない人から電話がかかってきて「友達になりましょうよ!」と言われても怖いですよね?いきなり所得や資産を聞かれると警戒しますよね?いきなり自分のペースを押し付けて物事を強引に進めていく人とは距離をおきますよね?嫌われる営業マンは「相手が嫌がることを平気でしてる」それも「それが営業だと思っている」からこそやっていても面白くない、成果もでない、どんどん辛くなって心が折れるのです。仕事は人様や社会のお役に立ってこそ報酬としてお金をお預りできるのです。一度「売ること」を捨てて、「人の役に立つことに徹する」もしそれが難しいようであれば「人の嫌がることをしない」を意識してみると成果が違ってくるんじゃない?