BENchmarkブログ
【第973回】正しくありたいor正しいと思う
「正しさ」というのはとても曖昧で、10年前までは正しかったことが今の時代は完全にアウトだったりすることはよくあることです。ただ、「正しくあろう」という意識や姿勢は大切で、常に「正しくあろう」と思う人の立ち振る舞いはやはり見ていて美しさすら感じることがあるのですが、厄介なのは「自分が正しい」と思っている人の立ち振る舞いです。いかんせん自分が正しいと思い込んでいるから「周りに目を向ける意識」が欠落している、それも悪意がないのでタチが悪いのです。また、「自分が正しい!」と思い込んでいる人は他の人から見ても「あ~、この人は自分が正しいと思ってるなぁ」と思わせるので「どうせ言っても分からないだろうし、言ったところで面倒そうだから言わずにスルー」となってしまうので、益々悪い状況で孤立してしまいます。あなたは「自分が正しい」と思っていますか?自分が正しいかどうかは分からないけれど「正しくありたい」と思っていますか?前者であればアイタタタ、後者であれば伸びしろ無限大じゃない?
【第972回】大企業はお断りさせていただいております
最近有難いことに「〇〇さんからお伺いして」や「株式会社★★の〇〇社長からのご紹介で」と「ご紹介」でお声がけいただく機会がどんどん増えております。弊社のように三重県の田舎で規模も決して大きくない企業にそれこそ関東から関西、中四国まで広いエリアからたくさんの企業様からお声がけいただいているのですが、生意気なことばかり言って大変恐縮なのですが「規模の大きい会社」いわゆる「大企業」からのお声がけは全てお断りさせていただいております。先日も売上で言うと約100億を超える企業の役員の方からお声がけいただいたのですが、即お断りです。理由としては「楽しくない」からです。ある程度大きな企業はある程度の「仕組」が出来上がっています。わたしが入らなくてもなんとかなっていくのでしょう。お断りした際に弊社が設定する顧問料の何倍もの金額を提示いただくときもあるのですが、益々お断りです。それだけお預りすると、どうしても他のクライアント様とのサービスに「差」を付けてしまうことになります。わたしが好んで顧問契約を結ぶのは地域密着の企業で現状困っている企業。なおかつガムシャラにもがいていらっしゃるようであれば尚良し!本気・必死・ガムシャラにわたしは弱いことと、そういった企業が時にはマイナスからプラスに転換されるときがなんともたまらない満足感、達成感を得られるのです。そもそも事業を大きくすることを良く思っていないので、上手くいっている企業は「そのまま頑張ってください!苦しくなったらお声がけください!」とお伝えさせていただいております。例えが悪いかもしれませんが、ペットショップに行っていきなり大きくなった犬から飼う人はいないでしょう?保護犬等は別ですが、基本子犬から飼いたいもの。そこから育てていく過程でお互い絆が出来て家族になれる。だからこそ顧問契約においては大企業はお断りさせていただいているのですが、社内研修等は喜んで尻尾を振って行きますのでその際はお声がけください!強めにお願いします。
【第971回】数値化できない豊かさがある
世の中は「数字」に溢れています。わたしも「数字の奴隷」と言っても過言ではないほど、「時間」「データ」「売上」などなどすべてにおいて「数値化」して数字と大の仲良しなのですが、世の中は「数値化できない豊かさ」があります。家族とお互いの一日のことを振り返って話す時間の満たされた想い、希望に胸を躍らせ自身の持つ無限の可能性にワクワクしている気持ち、心地よい風に吹かれて時間も気にせず何も考えずに散歩するときの贅沢感。経営や営業といった「数字を扱う仕事」をしていると、ついつい物事を数値化するのが癖になってしまいますが、「幸せ」は数値化できないことがあることを分かっておかないとハマってしまいます。「こんなに稼いでいるのに家族は自分のことを大切にしてくれない!」→「それって仕事に夢中になりすぎてあなたが家族を大切にする時間が減っているのでは?」や「売り上げは前年に比べて2倍になったけれど家族の時間は前年の半分になってしまった」など、成果を出している人あるあるかと思います。我々は「良い数字」を出すために生まれてきたのではなく「幸せになるために生まれてきた」のだと思います。数字はあくまで物事を図る指標なだけで「すべて」ではないのです。ときには数字を横に置いておいて、Don't think,feelじゃない?
【第970回】わたしが一番学ばせていただきました
昨日神奈川県に研修講師としてお伺いさせていただきました。今回もわたしがいつもお世話になっている会社のわたしの大好きな営業スタッフの方からのご紹介で、主に大工さんたちに向けてビジネスマナー研修を中心とした「働き方」のお話しをさせていただきました。
普段は研修を受けたことがないという皆さんに対して、10:00~15:00までのロングラン研修になったのですが、誰一人として居眠りされることなく、それどころか真剣に話を聞いてくださる姿勢に純粋さ素直さがこちらに伝わり、逆にこちらの方が勉強になりました。また、お昼ご飯も参加者のみなさんと机を囲んでご一緒させていただいたのですが、「仲間と共に働く」ということが大好きだったわたしからしたら、ふと昔を思い出し大袈裟ではなく涙が出そうになるくらい嬉しい幸せな時間でした。また、わたしをこんな素敵な会社さんにご紹介いただいた営業スタッフの方も朝新横浜駅まで迎えにきてくださり、慣れない地でわたしに不便がないよう終始スマートにエスコートいただき、帰りもご自身の帰り道とは真逆にも関わらず新横浜駅までお見送りいただきました。しかもホームまで。その思い遣り、おもてなしの姿勢に頭が下がります。学ばせていただく相手に年齢や経歴は関係ないですね。またもやたくさん学ばせていただきました。もし横浜周辺でご自宅の新築やリフォームを計画される方は、是非わたしにお声がけください。とても素敵な方たちが働く工務店さんを紹介させていただきます。
【第969回】何事も順序が大切
物事には何事も順序が大切です。一時わたし「なんでも片栗粉入れたらトロミついて美味しい」ということにハマっておりました。インスタントラーメンに若干トロミ加える。うどんの出汁にもトロミ加える。野菜炒めなんてトロミを加えると野菜から出る水分が抑えられて超絶美味しくなるのですが、水溶き片栗粉は「最後」に入れます。これを最初に入れていても美味しくならないし、味付け前の途中に入れても美味しくならない。同じ材料を使っても工程が違うだけで全く別の料理になってしまいます。人間関係でも仕事でも同じで何でも「順序」があります。人に喜んでいただくからお金をお預りする、信頼関係が築けているからアドバイスになる、自分から人を好きになるから人に好かれる。何事も順序が大切です。あなたの順序は今のやり方で合っていますか?
