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【第795回】これ以上の幸せはあるのだろうか?
先日家で事務処理+各クライアント様の資料を作成していて、思った以上に早く目途が付いたタイミングで長男が中学校の部活から帰ってきて、夏休みで家にいる次男と妻と「お昼を食べに行こう」となり近くのランチをやっている焼肉屋さんに行き、その後「銭湯行きたくない?」となり家から一番近いスーパー銭湯に行き、お昼からお風呂に浸かっているといきなり大雨に打たれて、全裸でlike a ショーシャンクの空を楽しみ、次男が「毎日大雨だったらこれをシャワーにしたらいいんじゃない!?」とホームをレスした人でも言わないようなギリギリの発言をかまし、お風呂から出ても備え付けの漫画コーナーでゴロゴロしながら漫画を読んでいるとき「これ以上の幸せがあるのだろうか」と一人ジーンとしていました。学生の頃、友人が「らーめんの海苔より旨いものってこの世にないよな~!」と言っているのを聞いて、「こいつ何言ってるんだろう?」と思っていたのですが、幸せに大きいも小さいもないんですね。わたしが家族4人で「最高に幸せ」と感じるために使った費用はランチ代+銭湯代しめて¥5,200(税込)。久しぶりに贅沢をさせていただきました。有難うございます。
【第794回】予測に「期待」は入れない
経営者や営業マンであれば常に「見込み」を立てた上で経営なり、営業をしていかなくてはいけません。「売上〇〇万に対して、今月■■社が〇万、〇〇社が〇万、★★社が〇万の売上見込みがあって…」とノルマや計画に対して数字の予測見込みを立てていき対策や戦略を練るのですが、その際に気を付けないといけないことは「予測に期待を入れない」ということです。「正直今月は売上が厳しいなぁ、ただ資料請求があったからそのお客様で〇万見込んでおこう!」や「新規開拓で今月あそこの会社に飛込み営業をかけるから、そこで売上〇万くらい目指すとするか!」という根拠もない「期待」を予測に入れてしまうと「数字に対しての執着」がなくなってしまいます。そうなるとどうなるか?「必死に悩んで知恵を出す能力」が失われます。画期的な戦略は追い込まれて追い込まれて、それでもなんとかならないかと必死で考えた上でしかでないものです。そしてそれを「成長」と言います。売上に困っているという状況はそれだけ成長できる機会であることを念頭に置いておかなければいけません。逃げたくなる気持ちも分かります、目をそらしたい気持ちも分かります。ただ「期待」という「逃げ」に走ってはいけないのです。あなたの苦難はあなたを選んで目の前に現れてくれたものです。人生あと何回本気で悩める?苦しい状況をしっかり未来の自分の肥やしにしてやればいいじゃない?
【第793回】40代をどう生きるか?
私事ではありますが、明日8月9日40歳になります。20代前半のころ、カート・コバーン、ジミ・ヘンドリックス、尾崎豊などの「偉大なミュージシャンは27歳に死ぬ」ということを知り、「自分も27歳で死ぬんだろうなぁ」と大して音楽もやっていないにも関わらず心のどこかで本気で思っていた自分がもう40歳です。立派な中年です。子供のころは「40歳」と聞くとお腹が出て恰幅の良いオールバックのおっちゃんをイメージしていたのですが、20代30代のころと比べると些か太ったもののまさか自分が40歳になるころに10代のころ買ったnirvanaのバンドTシャツをいまだに着てスキニーパンツを履いているとは思ってもみませんでした。20代は本当にガムシャラに仕事を覚え、30代でテクニックを覚え営業としての道が確立出来て、その知識やスキルを活用して起業して今に至るのですが、わたしの思う「40代」は「人(特に若い人)のフォローをしていく立ち位置」なのかな?と思います。わたしは上司や先輩にとても恵まれていて、わたしの周りにいた「40代」の上司や先輩は「後輩の踏み台になってあげる、それもコソッと」という何とも粋な方ばかりでした。そんな上司や先輩に育ててもらった自分だからこそ、このバトンを次の代に渡せるよう「粋な大人」を目指していこうと思っています。いつまでも「ワーイ!唐揚げ大好き~!!!」とはしゃいでいる場合はないのです。土瓶蒸しなんかをちびちび嗜み「…うむ」とか独特の間で言っちゃって「これは美味しいから君も食べてみなさい」とか言って魚辺になんか書いてあってなんて読むか分からないものをサラッと頼むようなジェントルマンな大人になりたい。ただ、基本夜呑みに行きたくないのでせいぜい「カップヌードルって2分半でもうまいよ?」とか言ってドヤ顔する自分から卒業したい!というようなことを「50代をどう生きるか?」と言うときに同じようなことを考えているのでしょうね。とにかく40代でも「世の為、人様の為、自分自身のお役に立つ人材でありたい」という基本スタンスは変えずに、限られたこの命をとことん全力で愉しみたいと思っております。
【第792回】準備で飽きたらあきまへん
先日とある方からのご紹介で、経営に苦戦していらっしゃる会社と新たに顧問契約を結んだのですが、まずはご希望の成果を出すためには新しくホームページを作成することと、SNSを活用する必要がありました。今の時代はとても有難い時代で、専門的な知識をそこまで要さなくてもホームページがほぼほぼ無料で作成できることと、SNSに関しても基本は無料で運営できるのですが、どちらも「下準備」が必要です。ホームページを新しく作ったからといってすぐ成果が出るのであれば誰も苦労しません。なんだかんだで最短で3ヶ月ほどで準備を整えて「いざ発進!!」となったところで、まさかのその会社さんのスタッフが「飽きている」のです。ただこれはあるあるです。2:6:2の法則があって、非常に優秀な2割、普通の6割、ドポンコツな2割。面白いもので組織だけではなく最後まで諦めない人は2割、5~10回くらいは頑張るけど途中で諦める人は6割、1回で諦める人もしくは1回にも満たずに諦める人が2割います。ダイエットでもそうです。スポーツウェアを買って、靴も買って、ダイエット器具まで揃えて肝心のダイエットをせずに購入したものを眠らせる。現にわたしもそのタイプですのでよくわかります。ただビジネスでもなんでも「準備をしたものが勝つ」と言いますか、「準備をしていないものは勝てない」と言っても過言ではありません。今の努力は未来の自分へのプレゼントなのです。過去頑張ったことは今の自分への希望なのです。しっかり情熱を燃やして、希望を抱いて頑張ったのだからこそ、しっかり報われるように行動していく。これこそが成果に繋がるんじゃない?
【第791回】相談するのが上手な人、下手な人
こんな仕事をやっているからこそ、毎日のようにたくさんの方から様々なことを相談していただく機会が多いのですが、そんな中でビジネスにおいて相談するのが上手な人と下手な人がいます。上手な人は「事前」に相談されます。例えば「来週お客様との成約してくれるかどうかの大切な打合せがあって、良い成果を出すためにどうすればいいか?」という相談をされる方は上手くいきます。だって大の大人二人分の脳みそを使った上で戦略を立て商談に臨むのですから、しかもその内一人の脳みそは客観的に第三者としてある一定の距離を持って物事を見ることができる立場の人なので、そりゃあ良い案が出るものです。わたしも相談する場合は圧倒的に「事前」です。相談が下手な人は「この前の商談で失敗しちゃって、どうしたらよかったですか?」と「事後」に相談してくれます。これだと中々成果には結び付きません。だってチャンスは何度もないのですから。限られたチャンスを確実にモノにするためにはとにかく「事前の準備」が必要なのです。テスト前に勉強するのと、テスト後に間違えたところを一生懸命勉強し直すのと、通知表はどちらが良い点を取れるのでしょう?あなたが相談しているタイミングは「事前」?「事後」?