BENchmarkブログ

2024-12-24 18:18:00

【第862回】大人を演じられているか?

今日はクリスマスイブですね。みなさんはどんなクリスマスを過ごされますか?我が家では「サンタはどうやら小学生までらしいぞ!?」とこどもたちには伝えていて、今年小学6年生の次男には最後のクリスマスプレゼントになります。※中学生からは現金支給です。正直12歳のころの自分と今の自分は何が変わったのか自分自身ではわかりません。正直わたしもいまだに「サンタさん来ないかなぁ」と思うときもあります。いまだに面白いことは面白いし、キズつくときにはちゃんとキズつくし、些細なことで「おぉん!?」となる短気な性格は変わりません。ただ「大人を演じよう」と思っています。大人としての立ち振る舞いを心掛けよう、大人として年下の子たちのお手本になる言動をしていこう、大人としてこどもたちに「憧れ」や「希望」を与えられるよう背伸びしようと思っています。大人はフライドチキンの食べやすいところをこどもに譲ってあげるもんなんだぜ?よいクリスマスをお過ごしください。

2024-12-22 18:18:00

【第861回】ファンになってもらうためのレシピ

2024年は全国で倒産件数が1万件を超えるほどで非常に苦戦をした企業が多かったのかと思います。幸い弊社クライアント様は4割超絶絶好調、5割好調、1割死にそうなところを脱却するために全力で奮闘中という状況です。なぜ同じ国、同じ県、同じエリア、同じ業種にも関わらず絶好調な会社と絶不調な会社があるのでしょうか?それは一言で言うと「ファンがいてくれているかどうか」かと思います。「人手不足」は「一緒に働きたいと思ってくれるファンがいない」ということ、「売上不足」は「自社や自社のサービス、商品のファンがいない」ということ。ブランドが確立している大企業は別かもしれませんが中小企業に必要な「ファンになってもらうためのレシピ」としては「がむしゃら」「必死」「人の役に立とうとしている」そして隠し味は「ちょっと困っている」ということではないでしょうか?この「困っている」というのは「助けを必要としている」ということです。困っていない人には助けは必要としていません。だからこそ誰も助けてくれません。どんなに絶好調でも「ちょっとした隙」が必要かもしれません。あなたは今どれだけのファンに支えられていますか?

2024-12-20 18:18:00

【第860回】業務報告はコミュニケーションではない

先日いつも大変お世話になっている方からのご要望でとある会のセミナー講師をさせていただき、ずうずうしく懇親会にも参加させていただきたくさんの経営者の方とお話しさせていただく中で、「スタッフとのコミュニケーションの取り方」の話題になり、みなさん「うちは毎週必ずミーティングをやって仕事の進捗確認はしている」とお話しされる方がいらっしゃったのですが、実はそれって上司や経営者はコミュニケーションを取っているつもりでも、スタッフからしたら「業務報告」なんです。コミュニケーションというのは「相手を知る」「相手とチューニングを合わせる」ということなんです。「最近食べたこの鍋の素がめっちゃ美味しくてさ」「一番最初に勝ったCDって何?今日それ流しながら仕事しよっか」「最近あった嬉しかったことは?」などなど、仕事以外のことがコミュニケーションなのです。弊社もクライアント様との毎月のミーティングの中で仕事のことは6割、コミュニケーション4割、日によってはコミュニケーション5割ほどのときもありますが、その話の中から新しいアイデアが生まれてくることは多々あるので「無駄話」を大切にしています。年末も近くなり、忘年会を企画される方もいらっしゃるかと思います。せっかくの機会ですのでしっかりコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?

2024-12-18 18:18:00

【第859回】目的地にいる人には手も足も出ない

先日顧問税理士と定例ミーティングをしている中で、「これからどこに向かっていきたいですか?」と聞かれわたしのアンサーは「最後0で終わらせるための準備を今からしていきたい」とお伝えしたところ非常に困った顔をされていたのでお尋ねしたところ、仕事上税理士・会計士は顧客の望む未来のためにお金の動きを分析し、納税スケジュールも踏まえその会社に合ったお金の使い方をコンサルしていくとのことだったのですが、弊社に関しては「売上も伸ばす気が無い」「企業として誰かに継承する気もない」「お金もしっかり残っていてこのままいけば税金はたくさん払うことはあっても払えないということはない」「そもそも節税をしたがらない、納税したがる」「欲しいものもない」というところで「正直なにをコンサルして良いか分からない」とのことでした。着実に顧問数も増えていて有難いことに定着していただいていて、ただいかんせんほとんどお金を遣わないので溜まっていく一方で、かといって事業を大きくもしないとなるとわたしも逆の立場だったら「このまま継続できるよう健康に気を付けてください!以上!!」となりますもんね。そこで弊社顧問税理士がボソッと言ってくれたのは「目的地にいる人には手も足も出せない」と言っていただき、改めて「そうか。今の自分は困らずにいられているんだ。」と確認できました。ただ、これも顧問契約を結んで顧問料を預けてくださっているクライアント様のお陰、いつも応援してくださる人たちのお陰、散財せず質素倹約を維持してくれている妻のお陰、小さいころしっかりお金の大切さ、お金に対する向き合い方を教えてくれた両親のお陰、様々な人たちのお陰で今の自分や株式会社BENchmarkが成り立っているので感謝しかありません。弊社も来年で早いもので5周年。6期目がスタートします。しっかり継続的に人様のお役立ちに貢献し、還元できるよう引き続き気を引き締めて一つ一つのことを丁寧に携わらせていただきます。

2024-12-16 18:18:00

【第858回】情報は作られるもの

先日長男が三者懇談のため早く帰ってきたこともあり、お昼を外食しようということになり四日市駅周辺をテクテク歩いていると、カメラマンとマイクを持って取材をしているテレビクルーが声をかけてきました。「夕方のニュースで活用するのですが、今年ももう終わりになりますが三重県に対して言いたいことはありますか?」と聞かれたので「三重県最高です!」と答えると「でも税金や物価も上がって大変じゃないですか?お子さんの給食費も無償化されたほうがいいとは思いませんか?」と聞かれ横にいた妻が「でもお弁当作るよりも給食費の方が安いので助かります!」と伝えると「高校無償化にしてほしくないですか!?」などなど、やたらと「不満を持っている人」「もっと県や国に対して文句を言ってほしい」という感じで取材されあまりに面倒になってきたので「まぁそうですねぇ…」と伝えたところ案の定テレビではそこだけ切り取られて取材を受けている人みんなが国や県に不満を持っていて怒りを抱えているように動画を編集されていました。改めて、メディアが流す情報は「真実」ではなく「めでメディアが流したい情報」を流しているんだなぁと勉強になりました。YouTubeでもそうですよね。みんな根拠のないことを好き勝手言っていますが「公開している」というだけで不思議なことに人は安心して信じてしまうもの。やはり正しい情報を受け取るためには日ごろから色々な角度から物事を見る力を養う必要があります。正しい情報を選べるようたくさんの体験や知識、そして何より常に一歩引いた視点も必要じゃない?