BENchmarkブログ

2025-10-22 18:18:00

【第1014回】遣うから稼がないといけない

「お金がない、お金がない」という人は「所得が少ない」という人もいらっしゃるかと思いますが、「お金を遣っているからお金がない」という人も結構な数でいらっしゃるかと思います。結構な頻度で外食しちゃう、結構な額を旅行に使っちゃう、何かとつけて自分へのご褒美を与えちゃう、服や車に消費しちゃう等々、お金を遣うからお金が無くなるのです。最近では「物価高特集」でTVで流れていたもので「物価が高くって半額のお肉しか買えない~」と言っていた人が手にしていたものは1パック¥3000の高級肉。半額でも¥1500です。最初から100g¥98の肉を買っておけば¥500もかからないのに。前述したものはよく「無駄遣い」に分類されるかと思いますが、経営でも「成果が出る根拠もないのに多額の広告費用をかけていまう」「いきなり一等地に立派な事務所を構えてしまう」「必要もないのにスタッフを雇用してしまう」などなど、こういったものも資金を削ってしまう行為になってしまいます。お金を遣うから稼がないといけない、お金を遣わないとお金が残る。たったこれだけのシンプルなこと。今現状「たくさん稼がないと!」と焦って苦しい状況にあるのであれば、まずは「稼ぐ方法」より「出ていくお金を減らす方法」を考えて取り組んだほうが近道じゃない?

2025-10-20 18:18:00

【第1013回】「至急お願いします」が続く人

今お付き合いしている人で「至急お願いします!」とお願いしてくる人はほぼ?というか頭に浮かぶ人はいないのですが、クライアント様先で「大至急連絡ください!」や「至急ご対応ください」という要望を取引先やお客様からいただいている姿を見た場合お伝えしていることは「もしこちらが約束した納期を忘れたり、待たせてしまっているのであれば大至急対応しないといけないけど、いつもいつも「大至急」と急かしてくる人はその人が仕事の進め方が下手なだけだから「毎度巻き込むんじゃねぇ」と伝えてもいいんじゃない?」ということをお伝えさせていただいております。考えてみてください。仕事は「準備8割」です。なぜ準備をしっかりしておくかというと「慌てないため」「丁寧な仕事をするため」です。いつも慌てている人は完全に準備不足もしくは仕事の進め方が圧倒的に下手なのです。にも関わらず人を巻き込んでいるのであればそれはもう「テロ」です。わたしも顧問先の社長ではいないのですが、スタッフの方でメールで済む内容であったり、仕事と全然関係ないどうでも良い話しのために電話してくる人に関しては何度目かの連絡の際に「迷惑です~」とお伝えしております。時間は有限、時は金なり、自分はもちろん、人の時間はお金よりも貴重です。お金は稼げば何とかなりますが時間は戻ってこないのです。もし現状「至急お願いします」と相手にお願いする頻度が高いようであればちょっとご自身の働き方を疑ったほうが良いかもしれません。でないと、出来る人からどんどん相手にされなくなるんじゃない?

2025-10-18 18:18:00

【第1012回】連絡が遅いのは致命的

電話やらメールやらLINEやら、たくさんの連絡手段があって大変ですね。これからもたくさんの連絡ツールが増えれば増えるほど忙しさは増し心はすり減っていくのかもしれませんが、昔から「ビジネスマンたるもの返信はスピーディに」と指導をされた方も多々いらっしゃるかと思います。ビジネスにおいて「連絡が遅い」ということはそれだけで致命的になります。連絡が遅いと相手から「信用できない」「舐められてる」「話が進められない」とネガティブな印象しか与えません。「5分以内に返信してくれ!」とか言う人がいたら「ヤバい奴」認定をし相手にすることはないのですが、それでも24時間以内の返信は徹底された方が良いかと思います。あくまでビジネスにおいてですよ。プライベートはそこまでちゃきちゃきしなくても良いと思うのですが、ビジネスにおいては最低でも「24時間ルール」を課しておいた方が物事がスムーズに進むんじゃない?

2025-10-16 18:18:00

【第1011回】現金資産をいかに増やすか

ご自身が経営する会社、もしくは所属している会社の「自己資本比率」はどれくらいかご存知ですか?一言に資本といっても、その内訳はたくさんあります。銀行からの借入(他人資本)も「資本」になるし、現金(自己資本)も当然「資本」になります。ここで大切なことは「自己資本比率」です。通常自己資本比率が20%の会社は優良とされています。そして40%以上であれば超優良で相当なことが起こっても「潰れない企業」とされます。サラリーマン時代、担当先のとある社長が「お金の色を見る」ということをお話ししてくださいました。当時は「色?なんじゃそりゃ??」となっていたのですが、数字と睨めっこして自分で事業をしていると「お金の色」が見えてきます。ただ、この「色」が分かるようになるためにはとにかく数字に触れる機会を増やさなければいけません。健康診断でもなんでも「数値化」するからこそ見えてくるものはあります。あなたは自社の「数字」をちゃんと把握されていますか?

2025-10-14 18:18:00

【第1010回】失敗は「点」でしかない

例えばパソコンで描かれた「絵」は一つ一つの「点」の集合体でしかありません。テレビでもそうですね。一つ一つの点が集合し線になり、画像を作っています。人生も同じようなもので「成功だけの人生」が無いように「失敗だけの人生」もありません。ときには「暗い点」でも、それは絵に影を付けて立体的になり厚みになります。様々な色の点が合わさるからこそ美しい絵になるのです。わたしが学生時代から大好きな俳優の一人、「ジョニー・デップ」の言葉でこんな言葉があります。「ただ悪い一日なだけさ、悪い人生ってわけじゃないよ。」人生とは本当に最後の最後まで分からないもの。短期的に見れば「成功」と思っていたものが後々自分を苦しめるものになることもあるし、逆もしかりで「失敗」と思っていたものが将来「大成に繋がる種」になることは良くあること。失敗は「点」でしかない、そう考えると「失敗した日」も大したことない気がしてこない?

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