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【第547回】社長を「罰ゲーム」にしない
最近「管理職になりたくない若者」が増えているらしいですね。分からんでもないですね。私もサラリーマン時代役職は上がっても給料はそこまで上がらない、にも関わらず仕事量や責任は増える状態にモヤモヤしていたのが正直な気持ちです。管理職の最高峰「社長」。これも「楽しんでやっている人」と「苦しんでやっている人」に分かれるものですが、多くの人の場合は「苦しんでやっている」のではないでしょうか?毎日毎日資金繰りに追われお客様はもちろん、取引先とのお付き合い、それに加えてスタッフの悩みや愚痴を聞き、そんな中でもモチベーションを上げてもらい中には「こいつは本当に嫌いだなぁ」という相手にもお金を支払う。私からしたら「罰ゲーム」です。特にスタッフに頭を悩ませている経営者は不憫でしょうがありません。大の大人にお金も時間も使って教育をする、にも関わらず相手からの感謝もなければむしろ「もっと給料を上げてくれ」と言われる、ひどい社員になると「辞める」や「競合他社に行く」などといって脅しにも近い交渉をしてくる人もいるとのこと。会社のお金をくすねて横領まがいの行動をしていても給料や休みは保証しないといけない。こんな組織を管理し運営していく。これは完全に罰ゲーム以外の何物でもないですよね。社長は「罰ゲーム」ではないのです。本当に楽しいものなのです。だからこそ、苦しい状況でずっと我慢している経営者の方、苦しんでいる状況に慣れてはいけないのです。私はどうかって?もちろん超絶楽しんでいます。取引先はもちろんスタッフも含め誰とお付き合いするか、どんな仕事を受けるか、どこまでの所得を得るか、どこにお金を使うか、いつ休むか、どこに行くか、いつ廃業するか、すべてを完全に自分で決めれています。これほど自由なことはありません。社長最高!ビバ経営者!!自分で色々決められる権限があるのにそれを行使しないのは猫に小判じゃない?
【第546回】真剣にはなっても深刻にはならない
物事に着手するにはとにかく「真剣」に向き合わなければいけません。仕事なら仕事に真剣に、遊びなら遊びに真剣に携わらないといけません。特に仕事の場合は「お金が絡む」ので、より真剣に取り組まないと「お金を払ってくれている人」に失礼にあたるので本気で真剣にやらないといけません。ただ、ここで忘れてはいけないことは「真剣になっても深刻にはなってはいけない」ということです。なかなか成果が出ない状況が続いているからといって深刻になる。もぅダメなんじゃないか、これ以上やっても無理なんじゃないか、そもそも自分には不得手だったんじゃないか、そもそも自分には能力がないんじゃないか、こうなってしまって良いことは一つもありません。そうではなく、すぐマインドを切り替えて「次はどんな手を使えば良くなるのか?」「上手くいっている人や会社はどんなことをやっているのか?」「誰も手を付けていない方法はないのか?」を探していくと必ず成果が出ます。そうなると、先述したネガティブなマインドは一切なくなり、むしろどんどんポジティブなマインドになりアイデアも溢れてきます。真剣になっても深刻にはならない。深刻になるまで追い詰められたということは、それほど真剣に物事に向き合っているからこそですが、だからこそ深刻にならない。これだけ気を付けて物事に取り組んでいけばいいんじゃない?
【第545回】勉強中毒
勉強熱心な人は素晴らしいです。自ら学びの場に足を運び、自身を成長させようとする姿勢には頭が下がります。ただ、何事も「中毒」になってはいけません。勉強は楽しいものです。特に大人になってからの勉強は「やらされている」のではなく、自分で選んでやっているのでより楽しいでしょう。頑張っている自分のことも好きになるし、昨日まで知らなかったこと、できなかったことが出来てくるのもこれまた自身の成長に触れることができるので楽しいものです。ただ、勉強のゴールは自分や「人の役に立つため」です。これをわすれがちになり、毎月研修やセミナーに足しげく通う、とにもかくにも自己啓発本を読み漁る、それで仕事をした「つもり」になって本業の方は何も手を付けていない。これは「勉強と言う名の現実逃避」なのです。やることが決まっていたら人間は安心するもの。ただ、だからこそ本業や現実から目を背けず「成果を出すにはどうすればいいか?」を真剣に考えて着実に実行していく。そこから学ぶことも立派な勉強です。座学だけが勉強じゃないんだぜ?
【第544回】自社の商品やサービスを身内に本気で勧められるか
営業をするにおいて、一番大切なことは「自社の商品やサービスを自分自身がとことん愛しているか」です。その見極めポイントの一つが「身内に心からオススメできるか」です。私は顧問契約を結ぶ会社のスタッフに良く聞くことがあります。「親御さんやお友達に自社の商品を勧められますか?」と。そこで「もちろん!喜んで!!」と言える営業マンが以外に少ない。むしろ「うちの商品は高いので競合他社の商品を勧めます」や「そもそも必要ないと思っています」と仰る方が結構な数いらっしゃいます。当然そういった会社は売上に困っているか離職率が高い。何故なら心に迷いを持って営業しているからです。嫌いなものを自分の心を殺してまで売りつける必要はありません。ただ、自社の商品やサービスに興味を持ってあげることは必要です。欲を言えば、会社が起業したストーリー、その商品、サービスを手掛けることになったいきさつ、創業者やそこで働く人たちも知った上で「心から好き!」と言えるほどになれば、勝手に物は売れます。もし今現在、自社が取り扱う商品やサービスを身内にオススメできない人がやることは2点。まずは「好きになる努力をしてみる」そしてもう一つが「それでも好きになれなければ潔く売るのを辞めるか転職する」です。人生は有限。きっとあなたが「好き」と思えるものがこの世にはたくさんあります。一番最悪なのは「自分だったらどれだけ安くてもこれはいらない」という商品やサービスを人様に勧めること。これこそ詐欺です。自信を持って自分が信じる商品やサービスを提供していきましょう!ちなみに私はどうかって?_仮に弊社と同じサービスを同じ金額で提供している会社があれば是非教えてください!秒で業務委託契約を結ばせていただきます!
【第543回】早いもので4月
あっという間にもう4月。株式会社BENchmarkは法人成りして初めての決算です。弊社は4月決算なのです。4月決算の理由としては、3月を決算とする企業が非常に多く、3月決算だと顧問税理士さんが忙し過ぎるだろうとのことで「4月にしますか?5月でもいいですよ、むむ、4月でいいんですね?じゃあそれでいきましょう」というノリです。どこまで「企業の伴走者・エスコートランナー」と言っても弊社の業種としては「コンサルタント」です。一説によると通常の経営コンサルタントの顧問期間は半年~2年程とのこと。顧問期間の短さの理由としては主に二点。「もうマスターしたから自社でやります」という卒業バージョンと「大して成果に繋がらなかったから辞めます」というリストラです。私も起業当初「1社における顧問期間は長くて2年くらい」と思っていたのでそこを踏まえて新規の顧問依頼を受ける際は「半年後からやりましょう」や中には「1年後だといけると思います!」とお伝えし顧問契約を待っていただいていたのですが、これは本当に有難いことなのですが卒業されるクライアント様、リストラされるクライアント様がいないので、どんどん顧問数が増え続けるという状況になっております。現状弊社の顧問先は46社。4月から新たに3社。待っていただいている方が18社。起業当初20社限定としていたものが、なかなかの顧問数になってきました。顧問数を増やした理由も売上の為ではなく、「本当に良い人なのに本当に困っていらっしゃったから」です。「良い顔していたら自分を追い込むことになった」典型的な例です。もちろんクライアント様の3割はもう安定経営の波に乗ることができました。5割のクライアント様も良い感じのところまできています。なぜ卒業されないのか、なぜリストラされないのか、それは弊社のことをコンサルタントと思っていないからだととあるクライアント様に言っていただけました。「コンサルではなく伴走者だから、パートナーだから、苦しいとき一緒に頑張ってくれたから楽しいときに一緒に楽しみたいから」こんな幸せな言葉をいただくことができて、改めて今の仕事をしていて良かったと思っています。4月からはこれまた不思議なご縁で東京でのお仕事が増えます。それも3件。全て違う人からのご紹介なのですがたまたま同じタイミングで内容は全部バラバラ。正直時間的余裕は全くなくパンパンなのですが、今までも「もうこれ以上無理だろう」と思っても「頑張ってやってみるか」でなんとかやってこれたどころかどんどん自身の成長にも繋がってきたので今回も何とかなるのでしょう!頼まれごとは試されごととはよく言ったものです。4月から長男も中学一年生になります。次男も友達もできて益々私と一緒に遊んでくれる機会が少なくなってきたからこそ「時間が出来たからって怠けるなよ」という天からのお達しかもしれません。ただ、どれだけ忙しくてもクライアント様ファーストを徹底していき、クライアント様との仕事を通じて社会に貢献していきます。もちろん愛する妻には最上級の感謝と敬意と愛情を忘れることなく。