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【第663回】緊張も楽しむ
「なんか楽しいことないかなぁ~」と思っていても中々楽しいことは起こらないもの。ただ楽しいことを起こすことは簡単です。「自分で楽しさを見出す」だけです。実は先日も約100人を前にセミナー講師をさせていただきました。サラリーマン時代から数え、セミナー講師の機会はなんだかんだで100回以上与えてもらっているのですが、いつも緊張しています。セミナーを受けられた方から「緊張しないのですか?」と言われますが、「ガンガン緊張していますよ」といつもお応えさせていただいています。その度にいつも「嘘だぁ!」と言われますが、しっかり緊張しています。私にとっては何回もやっているセミナーですが、聞く人からしたらはじめてのセミナー内容。そう考えると益々緊張してしまいます。ただ、なぜ人から見て緊張していないように見えるかというと、それはおそらく「緊張を愉しんでいるから」です。365日毎日緊張するわけではありません。年何回かの1回の貴重な緊張の機会なのです。これを愉しまず何を愉しめというのか。ピンチのときもそうです。人生で何回かある貴重なピンチ。後から振り返るときっと笑い話になるピンチの機会。これも愉しむしかありません。希少な機会は貴重な機会なのです。貴重な機会はしっかり楽しまなければいけません。遊園地のジェットコースターに乗って「ジェットコースターが壊れたらどうしよう」「上手く乗れなかったらどうしよう」なんて考えていると、あっという間に楽しい時間が終わってしまいます。緊張を愉しむ、「うぁ~、オレ緊張しちゃってんじゃん!真面目か!!」「ちゃんと気を抜かず緊張出来て偉いなぁ、ナイス自分!」「緊張しているにも関わらず自信満々な自分を演出できてバレてない!ナイス名演技!!」などなど、愉しむところ満載です。そう考えると、人生そんなにビビることってないんじゃない?