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2023-07-18 18:18:00

【第599回】移動時間にご用心

運送ドライバーなどは別ですが、営業に関して「移動時間」は無理・無駄の何物でもありません。この「移動時間」の厄介なところは「移動=疲れる=働いた気になる」というところです。営業の評価基準はどこまで行っても数字です。ただ、人間疲れると何かをやった気になってしまいます。いかに営業マンと言えど所詮は人間。だからこそ非効率な移動をすればするほど体は疲れるものの成果が出ない、それだけに限らず移動の経費も無駄に使ってしまうので、どんどんマイナスが大きくなって追い詰められてしまいます。今は有難いことにリモートで打合せも出来る時代。だからこそ移動時間の無理・無駄を洗い出して少しでもお客様と会う回数、携わる人数にこだわって仕事していった方がいいんじゃない?

2023-07-16 18:18:00

【第598回】努力したものが全て報われるとは限らないが…

ボクシング漫画の代表格「はじめの一歩」。その中で主人公を支える鴨川ジムの会長・鴨川源二の名言で「努力したものが全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!」という言葉があります。なぜいきなりこんな言葉を紹介しているかって?そりゃあ最近「はじめの一歩」を大人買いして一気に読んでるから感化されてるからに決まってるんじゃない?

2023-07-14 18:18:00

【第597回】コツコツ筋トレ

正直2023年は1月から値上げや実質的な増税の影響で市場としてはかなり冷え込んだスタートを切り、業種によっては1月よりも更に業績が厳しくなっている会社も少なくないかと思います。弊社クライアント様も集客の面で行くと悪くはなかったのですがと特別良くもなくといった感じでした。ただ、みなさんストック型経営を取り入れてくださっているのもあって、若干市場の動きが悪くても特に影響を受けずに商売できていたのですが、ここにきて集客に苦戦されていた会社さんが徐々に目に見える成果が出てきました。来場者にお話しを聞くと「半年前に見つけてずっと気になっていた」と仰るわけです。そう、「一本釣り」が難しくなってきているということと、逆を言えばコツコツ筋トレに励んでいたところは成果に繋がっているということです。ピャっとやってピャっと成果が出るのはファンタジーの世界です。やはりコツコツ地道な努力を継続することによって認知に繋がり、成果に繋がる。当たりまえのことですが、なかなかこれが出来ない人、出来ない会社が多い中で、希望を持ってコツコツ一緒に伴走させていただいているクライアント様たちの姿を通じて「コツコツやることの大切さ」を改めて実感させていただいている今日この頃。あなたは諦めず腐らず成果に向かって継続的に頑張れていますか?

2023-07-12 18:18:00

【第596回】「紹介して」と言うから…

最近景気が悪いせいか、前職で携わらせていただいた方から、それもそこまで仲が良かったわけではない方から連絡をいただき「射場さん久しぶり!突然なんだけど仕事紹介してくれない!?」と言われ「大変ですね、また良い話があれば…」と電話を切らせていただいたのですが、心の中では「紹介しねぇよ!」と思ってしまうのが人の性。意地悪でもなんでもなくて、久しぶりに連絡をよこしてくるのであればもっと言うことあるんじゃない?という思いと、この人を大切なクライアント様に紹介するときっと迷惑をかけるので怖くて紹介出来ないというのが本音のところです。おそらく見境なくガツガツいくんだろうなぁ、自分の利益だけで相手のことを思わないんだろうなぁというのが「紹介して」という言葉に詰まっています。先日もとある方から「私は年収〇〇万いきたいので射場さん助けてください!紹介してください!」と言われたのですが「へへぇ大変ですねぇ」と言ってはぐらかしたのですが、この人に対しても「なんでお前を楽にするためにこっちが頑張らばあかんねん」なのです。仮にこれが「自分の知識と技術を駆使して生きてるうちに1000人の役に立ちたいと思っています。なので私でお役に立てそうな人がいらっしゃればご紹介ください!」であれば、こちらも「良いですね!紹介させてください!!」となるのですが、自身の利益のため、それも本当に必要かどうかも分からない野望の為に人を利用しようとしても見透かされて紹介してくれないどころか「次連絡が来たら無視しよ」というふうになってしまうので注意が必要です。人の役に立とうとするから人に助けられる。これって商売の基本じゃない?

2023-07-10 18:18:00

【第595回】パクられたら勝ち

先日とあるクライアント様が「〇〇って会社、うちのやり方をめっちゃパクってくるんだよね!」とプンスカしていらっしゃる姿を見て私がお伝えさせていただいたのは「やったね!」です。相手がキョトンとされていたのですが、なぜ私がそうお伝えさせていただいたかと言うと、パクる人はその相手に「魅力があるからパクる」のです。成果が出ていそう、オシャレ、カッコいい、センスが良い、色んな理由はあるのですがパクる理由はポジティブです。「あんな会社になりたくない」と思うところのノウハウをパクる人なんていませんよね?パクられることは光栄なことなのです。私も相当色んな会社にチェックしてもらえているので相当パクられます。ただその時は純粋に嬉しいです。むしろ「これに気付くとはなかなかやるな」と「これをパクるとは、この人分かってるな」と、若干悦に浸っていてパクってくださる人に親近感すら感じます。パクられて怒るのは「新しいものをつくる自信がないから」。ただそれだけなんです。新しいものをどんどん作っていたら、むしろ「それパクるの!?それもう遅いよ!パクるならこっちよ!」とさえ思えてきます。自分のノウハウやアイデアを全然知らない人が「これだ!!」と言ってパクってくる。これってなかなか光栄なことじゃない?