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【第564回】勝ち馬に乗らせてやればいい
弊社クライアント様で今現在最長で「お客様に待っていただいている期間」は5年です。5年先まで仕事が埋まっています。ただ、このクライアント様もお付き合いさせていただいたのは約3年前。その際は、仕事量も決して少ない訳ではなかったのですが、中小企業としてボチボチといった感じでした。当然取引業者からは「射場さんあそこと付き合ってんの?あそこ全然仕事ないでしょ」と陰で言われていたのですが、こともあろうにその業者の同じ担当者さん、5年先まで仕事が埋まっている状態を知って「俺があそこを育てた!」と吹聴している始末。当然このクライアント様もバカではないので、「あの人には何もしてもらってないのになぁ」と仰っていたのですが、私のアンサーとしては「勝ち馬にはみんな乗りたがるものなので、乗らせてやればいいじゃないですか、「そう!あなたのお陰!!あなた最高!!!」と言ってやればいいじゃないですか」とお伝えさせていただきました。そう、誰しも勝ち馬には乗りたいもの。そこで「いや、お前何もしてねぇし」と言って相手に恥をかかせて敵にする必要もないのです。事業をしていて上手くいくと、「お前誰だ!?」と言う人も「あぁあの人ね、俺も昔から知ってるよ」というよくわからん人も出てくることもありますが、気持ちよく言わせておけばいいのです。「乗っかりたい」と思ってもらえるのもなかなか光栄なことじゃない?
【第563回】人の評価は秒で変わる
以前紹介をきっかけにご縁をいただいたとあるクライアント様で、最初の2~3ヶ月中々集客に苦戦したクライアント様だったのですが、その時は「射場さんに言われた通りやってるんだけどなぁ」と仰っていたのですが、4、5ヶ月目から集客が絶好調で「やっぱり射場さんのお陰だなぁ」と調子の良いことを言われる方と携わって思ったのは「人の評価は秒で変わるもの」と言うことでした。そもそもこのクライアント様にお伝えしたのは「射場さんに言われた通りやってるんだけどなぁと言っている時点で他責にしていて寒い、尚且つ自分で考えていない、それに加えてあなた全然こっちの言ってることやり切ってねぇよ」と結構強めにお伝えさせていただきました。こちとら成功している実績と根拠を基に提案しているので、そのままやれば成果が出るに決まっているのです。なぜ成果が出ない人がいるのか?それは「全部やっていないから」なのです。じゃあ成果が出たら射場がすごいのか?そうではないのです。それは「実際にそれをやりきったクライアント様がすごい」のです。どこまでが自分の成果と線引きするのは難しいこと。超絶売れている会社は、それだけ「買ってくださるお客様がいてくれてこそ」の成果です。人の評価は曖昧だし、秒で変わります。だからこそ、しっかり自分自身が「心底良い仕事した!」と思える仕事だけしていたら勝手に成果は付いてくるんじゃない?
【第562回】新しくて分からないことは楽しい
先月、クライアント様からのご紹介にも関わらず「半年待ってください」とお願いした方が半年待ってくださり新たに顧問契約が始まりました。このクライアント様はとても紳士的な方でで、とても温かく、奥様にもお会いさせていただいたのですがご夫婦共にとても素敵な方で、初めて全社ミーティングにも参加させていただいたのですが、スタッフの方も皆様素敵で。ただ問題があるとすれば今まで私が携わったこともない業界で、会議に参加させていただいたものの、専門用語が「宇宙後」で頭の中には「???」が続いていました。新卒時代不動産会社に入社し、その後輸入商社に入社した際に上司とお客様の打合せに同席させていただいた際に感じた「???」と同じ心境でした。ただ、当時も今も変わらなかったことは「面白~!!!」でした。「今まで知らないことが知れる」「今まで携わらなかったことと携われる」。40歳手前、生意気に人様に色々アデヴァイスする立場になっても「新しいことを知れる楽しみ」「新しいことに挑戦できる喜び」、これを体験できることはとても幸せなことです。前世の私、もしくは射場家のご先祖様は相当徳を積んでいたのでしょう。サンキュー前世の自分、あざすです!ご先祖様!!!新しくて分からないことは「自分が成長できるチャンス」なのです。今世死ぬとき、私の魂はどれだけパワーアップできているのでしょう。これこそ親に生んでもらって育ててもらった甲斐があるってもんです。まだまだ自分の伸びしろがあると分かれることは本当に有難いこと。何があっても、このクライアント様の成功に尽力し、新たなステージに向かい、新たな人のお役立ちに貢献できればと本気で思っています。ヘタすると今世中に南半球の人全員救えるんじゃない?そんな人財になってみせます。改めまして射場です。
【第561回】「まだまだです」が一人前
私は18歳~22歳までファミレスでバイトをしていました。その時に出会った「茂さん」。当時で50代で一説によると大手自動車メーカーの偉いさんという得体の知れないおっちゃんだったのですが、とても可愛がってくださり、私が20歳で成人したときにはネクタイをプレゼントしてくれたり、進路が決まってバイトを辞める際には自ら率先してお別れ会の幹事をしてくださったり、とてもお世話になった方なのですが、その茂さんがバイトに入って間もない私に「おぅ!仕事覚えたか!?」と声をかけてくださり、私は「いや、自分まだまだです」と返すと、「もぅお前は一人前だ!!」と仰ってくださいました。私が「??」という顔をしていると、「大体仕事が出来ない奴に限って「完璧です!」や「もう大丈夫です!」というけれど、本当に仕事ができる奴は「まだまだです」と言うもんだ。だからお前は一人前だ!」と仰ってくださいました。当時は「何を言っているんだこのおっちゃんは」と思っていたのですが、今でこそ分かります。弊社クライアント様でも成果が出ているクライアント様になればなるほど「射場氏の言うことがまだまだ全然できてない」と仰るに対し、なかなか成果の出ていないクライアント様に限って「やることは全部やってるんだけどなぁ」と仰います。生意気ながら私からしたら成果の出ているクライアント様になればなるほどこちらの提案以上のことをやってくださっているし、成果の出ていないクライアント様になればなるほど全然やれていない。中々深いですよね。茂さん。22歳から全くお会いせずにもう16年が経ちました。ただ、あの時茂さんに言っていただいた言葉が今でも私の胸には残っていますよ。たくさんのクライアント様に支えられて、今では「行列待ちの会社」となった私でも、私は「まだまだまだまだ」と思っています。あの時茂さんに教えていただいた言葉は今でも私の知識になっています。当時エゲツナイ量の飲酒をしていらしたのでまだ生きていらっしゃるかは分かりませんが、死んだらお酒を持ってお礼にお伺いしますね。「まだまだ」だからもっと「学べる」、「まだまだ」だから「もっと成長したいと思える」。株式会社BENchmark代表取締役の射場は「まだまだ×1000」です。伸びしろしかねぇじゃねぇか!最強じゃない?
【第560回】嫌いな人TOP3
いきなり汚い言葉ですが、あなたの「こいつだけは許せん!!」「こいつだけは早くくたばってほしい!」というワースト1位は誰ですか?ふむふむ、大変ですね、そりゃあ腹も立つし怒りも込み上げてきますよね?ではワースト2位は誰ですか?ワースト3位は?お気づきですか?当時ワースト1位で嫌いだった人が今現在はワースト2位になっていることを。小さいころに本当に苦手だった相手や、若かりし頃にどうしても許せなかった相手がランク外になっていることを。嫌いな人や、嫌なこともそうですが、今現在本気で頭を悩ます相手も何年かしたら「通り過ぎた人」になり、追い詰められた状況も「過去の事」になるのです。間違いなく。当事者だとなかなか視野も狭まり、感情的になっているからこそ怒りや恨み、憎しみに執着してしまうかもしれませんが、すべてはいつか「過去のこと」「過去にいた人」になるのです。と考えると、ちょっと楽になりませんか?あんなに嫌なことがあったのに、今は思い出さずにいるじゃないか、あんなに嫌いでどうしようもない人だったのに、今は顔すら薄っすらとしか思い出せないじゃないか、何より嫌な物事、嫌な人に負けずに今現在生きているじゃないか。それだけであなたは素晴らしいのです。もし、追い詰められていたり、追い詰められている人が周りにいたら、この考えを教えてあげてください。人生やっぱり諸行無常じゃない?