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【第662回】嫌われるビジネスマン
先日とあるクライアント様とお話ししていた際ですが、「最近とある営業マンにとても嫌な思いをさせられた」とのことでした。詳細をお伺いしたところ、3~4ヶ月ぶりにアポを取って訪問してきたらしいのですが、その際「売上が大変だから買って欲しい」と提案されたとのこと。常日頃交流があり、持ちつ持たれつの関係で「実は今月ちょっとピンチなので、来月納入分を今月納入させていただけませんか?」ということであれば100歩譲って相談に乗れるかもしれませんが、久しぶりに来ていきなり「助けてくれ」はとても失礼ですよね。ただ、そんなことをやってしまうポンコツ営業マンだからこそ自分がどれだけ失礼なことをやっているのか分かっていないので、益々お客様から嫌われどんどん売上も下がっていくという悪循環に陥ってしまいます。要は自分が困ったときだけ助けを求めてくる人は超絶ウザいということです。私も前職建築材料の輸入販売をしている会社に勤めていた兼ね合いから住宅会社はもちろん、材料を扱う販売代理店や職人とも付き合いがあったのですが、久しぶりに電話がかかってきた職人から「最近仕事がないから紹介してくれ」と言われたときは「大変だね、ガンバ」で電話を切らせていただきました。これこそ「困ったときだけ連絡してきてんじゃねぇよ」です。こういうことをしてしまう人だからこそ、ファンが出来るどころか嫌われて仕事に困るのです。普段から周りの人を大切にしている人であれば、そもそも周りが助けてくれるので「困る状況に陥ること」がそもそもないのです。会社から「これをやれ」と言われてやっているかどうかは関係なく、今現在あなたがやっていることは人から嫌われることではありませんか?